ガクアジサイの花上にカナヘビが体を休めていた。

 

葉っぱに当たりそうになりながら何度も通ったのに

じっとしている。

変温動物なので体温の上昇を待っているのだろう。

 

2024年6月19日 

 

6:05

 

 

姿を見るのはお隣から来る時と帰る時の移動時が多く、

いつも撮るタイミングを失う。

 

背景もよし。もしかして撮ってほしいのかも。

恐るおそるカメラを近づけていくが、

目の真ん前にしても動じなくて、かえって戸惑った。

 

低温で動けなかったのだろうか。

1時間後も同じ場所にいた。

 

(花に見えるのは装飾花。小さく密集しているのが花)

 

7:03

 

幼さが残る。

 

シッポが再生されていた。色が違っているが境目に違和感はない。

体表のごつごつ具合に若年と感じられる。

          

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幼体の早い時期に自切したのだろう。

元どおりとはいかないが、再生シッポにしては良い方だ。

            

昨年5月。 本来の長さ        

 

短いとバランスが悪くちょっとカッコも悪いけど

わが身を守った証拠。母カナヘビは産卵するだけ。

じぶんで殻を破り生まれ、ひとりで生きていく。

 

 

毎年シッポを自切した子を見る。