今年になって初めてカナヘビの姿を見たのは
前日までの寒さとはうって変わった暖かな午後。
陽気につられて外に出てくるのは、
人間もカナヘビも変わりはないようだ。
そのなかに、ちょこんとしっぽが再生されたものがいた。
体つきはほぼおとな。
色が違うだけで再生されたものと一体化していた。
死ぬほど怖い思いをしたことだろう。
長いシッポの必要性があるはず。体のバランスも悪くなってごめんね。
3月22日
カナヘビは脊椎動物なのでしっぽも連なって骨がある。
いくつもある骨の切れ目には切りやすいところがあり、
襲われそうになると筋肉を使い、前後にひいて切り離すそうだ。
それを瞬時に成し遂げる。
本能か習性なのかはわからないけれど、
素晴らしい知恵を学んだ先祖に感謝しないとね。
昨年に撮った踏ん張った小さな仲間。
どの子も生まれて日が浅い。
自切面はギュッと縮んだようになっている。
小さいときほど再生するのは早いのかも。
8月30日 8:53
6月17日 7:18
変温動物は体温の上がるを待ってから行動
カナヘビの敵は肉食の動物や鳥だったりする。
小さなものは昆虫の餌食にもなるけれど、