私が住む枚方市のお隣、高槻市にある
伊勢寺へ。
金剛山象王窟と号する曹洞宗のお寺
山門横の掲示板には
良寛さんのお言葉
ほんのり
紅葉色づく、、境内に
歌碑が。
難波潟
みじかき葦の
ふしの間も
逢はでこの世を
過してよとや
伊勢
百人一首19番、伊勢の歌碑。
父、藤原継蔭が伊勢守の頃に生まれたので伊勢と名付けられたそう。
宇多天皇が皇太子であった頃結ばれ、行明親王を産んだが、不幸にも行明親王は8歳で亡くなられ、傷心の伊勢は和歌や分泌で悲しみをまぎらわせた、とのこと。
宇多天皇崩御のあと伊勢はこの地に移り、宇多天皇の御霊を祀り、この地で生涯を閉じました。
難波潟、、の歌は年下の敦慶親王との恋の歌と云われている。
とのこと。
百人一首の伊勢のこの歌、
百人一首を覚え始めた小学3年の頃、
会いたい人に会えない時間を
難波潟に生えている葦の節の間の長さに例える
この表現方法に子供ながらに驚愕っ!
百人一首や和歌、七五調の世界に魅了される
きっかけとなった1首です。
取札の伊勢の絵が素敵なのもあって
今でも1番好きな歌です
子供の頃、リカちゃん人形やシルバニアファミリーの延長で、百人一首の取札でも人形遊びをしてました(笑)私は伊勢、姉は和泉式部、近所の友達は紫式部、、歌を贈り合うという渋い人形遊びでしたww
以前、高槻市の資料館で
伊勢のお寺が市内にある!と知って
訪れたいと思っていたのでした
お寺自体も
埴輪もおりました(笑)
また違う季節にも訪れてみたい
素敵なお寺でした。
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