埼玉に私市が!!玉敷神社の由来でビックリ! | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

朝ドラ【おちょやん】終わりました~。
最後の方、関東滞在中に脱落してしまったのがもったいなかったな。
初めは、前作【エール】とのギャップで、大阪人からしてもコテコテすぎて、ちょっと胸焼け気味でしたが、慣れてくると方言が気持ちいい人情ドラマでしたね!
それにしても杉咲さん、スゴイわ。
小さい身体なのにパワフルな演技、明るい笑顔。
トータスさんもよかったなぁ。
熊田役の忠志さん、黒子の吉弥さんの陰ながら支える存在もよかった!
皆様、お疲れ様でした!!


朝ドラも終わり

梅雨の気配も近づいてきたりと

季節は進んでいきますが

今日のブログは関東滞在記車ルンルン


少し前に書きました

埼玉県加須市にある藤が見事な玉敷神社。

神社のイチョウパワーに感動しイチョウキラキラ

イチョウの木片入りのお守りを購入神社キラキラ
  
下矢印下矢印下矢印


 




そんな、お守りが並ぶ社務所の隅にキョロキョロ


玉敷神社のご祭神や、
由緒について書かれた紙が!


こういうの、好きラブ


ざっくりまとめると

ご祭神は大己貴命(オオムナチノミコト)

文武天皇の時代703年創建。

天正2年に兵火にあい、この場所へ移設。

江戸時代から伝わる重要無形文化財の神楽が行われている。


とのこと。

そして裏面には




神社の社号の由来が。


まず、玉敷神社という名の神社は

ここにしかないとのことにビックリびっくりハッ


玉敷、、

神社って砂利が敷かれてるし

いかにも神社っぽい名前よね。

玉敷神社ってありそうなのに

そういえば他に見たことないかもキョロキョロ!?


何故、玉敷神社という名前になったのか?


それは、、まさかの

戦国時代の兵火にあった際に

宝物とともに古文書類が焼失し炎

詳しい由来が残っていないってガーン!!


そこで上差しキラキラ

国学者であった先々代の宮司さんが

神社がある加須市騎西の歴史に着目して

独自の説を考え出したそうなんです!

素晴らしいっ爆笑キラキラ



それによると

騎西(キサイ)は昔、私市と書いたそうで


この【私市】とは
皇后のご料地という意味。
天皇が公的な立場に対し、私的な立場の皇后との意味なんだそう。
后(キサキ)市(イチ)→キサイチ→キサイと変化。
またその民を私部(キサベ)という。


この皇后というのが

敏達天皇(渟中倉太珠敷天皇)の皇后にあたるらしく、

皇后のご料地として移り住んだ民の子孫が

約120年後にこの地に神社を創建する際に

由来となった天皇の名の一部をとって

玉(珠)敷神社としたのでは、、。

という説なのです。



す、す、すごいびっくりキラキラ

よく玉敷と名のつく天皇を見つけたな。。

国学者なら簡単なことなのかキョロキョロ

皇后との繋がりを発見したときの感動、

想像しただけで興奮してしまいますラブキラキラ



そしてもうひとつ上差し

私的に興奮したことが爆笑キラキラ!!

まさかここで

【私市】という地名を
目にするとはびっくりキラキラ


というのも

我が町枚方市のお隣、交野市にも

私市、私部という地名があるんです!

交野市の私市はキサイチと読みます。



大阪の難読地名としてたまに出てくる私市。

子供の頃から普通に接していた地名なので


なんで【私】を【キサ】って読むんだ?


とも疑問を持たずに育ったけど

考古学や歴史に興味を持つようになって

その意味を知ってビックリっびっくりハッ!!


交野市の私市も皇后のご料地が由来。

皇后というか
推古天皇のご料地だったと言われています。



まさかの
騎西も私市だったとは!

びっくりびっくりびっくりびっくりびっくり!!
騎西という地名は、東日本大震災のときに福島からの避難者を受け入れたニュースで覚えました。


慣れ親しんだ私市という地名を

埼玉で発見した喜び!この上ないっチューラブラブ

春日部市の歴史資料館で見た鎌倉時代の武士、武蔵七党にも私市党というのがあって、ちょっと気にはなってたんです。


それにしても

私市、、は難しいとして

関西以外の人で

枚方→→ヒラカタ
交野→→カタノ

って読み方の知名度、どれくらいなんだろ。

枚方はわりと知名度ある方だと思ってたら官房長官時代の菅さんに【マイカタ】って誤読されましたし。。交野市の知名度って全国的にどんなかな?


いや、逆にですよ

加須市よ! 
加須っ!


大阪府民からしたら

カゾ
って読めませんからガーン

どう見てもカスカズやんねニヤリアセアセ


東北自動車道の加須インターの看板で

KAZOって初めて見たとき、


カスキョロキョロ?、、っえガーン!?
カ、、ポーン
ォオオオオオオゲッソリ

って運転しながら

プチパニックになりましたからゲッソリもやもやアセアセ


と、地名のことアレコレ考えて

1人ニヤニヤした加須市騎西の

玉敷神社キラキラ

大藤は見事だしふんわり風船ハートふんわり風船ハートふんわり風船ハート

神社のイチョウは素晴らしいしイチョウキラキラ

由来は興味深いし本本本

こんなにも感動と興奮が待っていようとは。

ネットで見つけてたまたま訪れたけど

今回の旅、一番の衝撃だったかもしれない。

ラブキラキラ


、、、で、あとで玉敷神社の敏達天皇と推古天皇の関係を調べたら、敏達天皇の皇后って即位前の推古天皇やないの!ってことは玉敷神社も推古天皇のご料地ってことか!
もう、何がなんやら。。
京都の福知山にも私市という地名があるそうで、そこも敏達天皇が関係あるらしい。
他にも、この時代辺りから皇后の立場も重要視されてきて、女帝が誕生する流れになるとか、調べれば調べるほど興味が出てきてヤバいのでした。



 春日部も同じように安閑天皇の皇后春日山田皇女の部民が地名の由来との説があるそうです下矢印


 交野市で葡萄狩りぶどうキラキラ下矢印


神社神社・由来シリーズ神社
 埼玉県名由来の神社下矢印


 越谷市のとある地名の由来になった神社下矢印


 岩手県名の由来になった神社下矢印