箱式石棺石材の橋と植生観察 | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

先月の関東滞在で訪れた

埼玉県加須市にある玉敷神社神社

 


感動するほどの大イチョウイチョウキラキラ!!



さてさてこの玉敷神社、


春に訪れた後に知ったのが




境内ある小さな祠にかかるこの石の橋。

これなんと

古墳に使われていた
箱式石棺の石材びっくりハッ!!

下から見ると


石を組み合わせる用の溝があるのが分かります!


巨大な石棺材!

もちろん大好きな結晶片岩ラブ


もう一枚

玉敷神社横の公園にも


巨大な石材が埋まってます。

大好きなイチョウ&結晶片岩の石材ラブラブラブ

好きなものだらけ神社です神社


そしてそして境内にこんな看板も。


玉敷神社の社叢林と
植物群落の遷移


玉敷神社の境内では

関東地方の特徴的な植物や

植物群落の成長過程がステージごとに

見学できるんです!

裸地や植林地から自然の状態にしてると、どのように優占種が変化していくかを観察できるそうです。



まずは




①初期および低木層にシラカシが生長している段階

高木層に植林のスギやヒノキががあり、亜高木層に常緑樹、低木層にシラカシが侵入しています。




続いて


②スギ、シラカシ混合林

シラカシの高木がスギより上にあり低木層以下にもシラカシ他常緑樹が極めて多くなっています。
スギはほとんどが亜高木で勢いがない。



シラカシがモリモリしてる!


続いて


③シラカシ林 極相林

裸地から出発して最終的に到達する自然の状態の林。大部分が常緑広葉樹で占められています。




3つのゾーンの違い、分かりましたかキョロキョロアセアセ

いまいち植物に詳しくないので

スマホで植物を検索しながら歩いて回りましたスマホ


地元の小学生が授業で観察にくることもあるそうです。


こんな木も


ムクノキ。

大きくなると木の皮が自然にほろほろと剥けるのでムクノキという名前がついたそうです。


公園部分も含めて広い林があるので

植物を観察しながらの散策にもオススメですウインク


植物もですが、石棺石材や


柱状節理の石を利用したベンチもオススメですラブ

また春に訪れよ〜桜
  




 玉敷神社




藤棚が有名ですラブ


羽生市には古墳石材を利用した板碑があります下矢印