独検対策04
私は怠け者で、しかも飽きっぽい性格なので、本当にやり通せるか、自信はない。ていうか、既に2日に1回更新ペースになってしまっている…。
今日のニュースに入るの前に、まずはお詫びと訂正。
左翼党の党大会についての記事で、「新綱領」とか「綱領改定」と書きましたが、まちがいです。
左翼党は、今回の党大会で結党(1997年)後初めて綱領を制定します。
さて、今日はユーロ危機対策の欧州首脳会談についてです。
http://de.nachrichten.yahoo.com/gipfeltreffen-eurokrise-br%C3%BCssel-064204697.html
ユーロ危機についての首脳会談は、合意への強い圧力を受けている
危機管理に関するドイツへの批判は引き続いている
AFP Gerard Cerlas の署名記事
ドイツ時刻2011年10月23日12:25頃(日本時刻では同日19:25頃)の配信
合意への強い圧力を受けながら、ヨーロッパの国家元首や政府首脳は、数日間のうちに繰り返し、初のユーロ危機サミットに集まってくる。「本日および水曜日の我々の会合は、重要な一歩である。もしかしたら、ユーロ危機を克服するための、最重要な一歩かもしれない」と、欧州理事会議長のヘルマンファン ロンポウ Herman Van Rompoy。別表記:ロンポイ はブリュッセル Bruxelles(fr), Brussel(ndl) で語った。ルクセンブルク Lëtzebuerg レツェブアグ? のジャン‐クロード ユンケル Jean-Claude Juncker は、ドイツの危機管理を改めて批判した。
ファン ロンポウは、ヨーロッパの国家元首や政府首脳に「激しい仕事」を要求した。しかしながら彼はまた、今日と来水曜日とのサミットの後にもなお、ユーロ危機からの脱出路を見つけるためのさらなる歩みが必要である、ということについても、喚起を促した。連邦首相アンゲラメルケル Angela Merkel (キリスト教民主同盟)もまた、会合はユーロ危機から抜け出る第一歩にすぎない、と明言した。彼女はまた、俎上に上っているのは、根本的な準備が必要な複雑な問題であり、それゆえに、決定はようやく水曜日に下されるべきだ、とも述べた。
サミットは、差し当たって全27EU加盟国の参加で、次にユーロ諸国の参加で行われるが、その議題には次のようなことが挙がっている。債務危機の顛末として、ヨーロッパの諸銀行は資本注入によって保護してもらわなくてはいけなくなったわけだが、その銀行がどういう状況なのか。ギリシャのための債権一部放棄 低利への貸し換え。そして、金融テクニック上の「てこのトリック」を用いてユーロ救済基金(EFSF)の資金に実際の額以上の効果を持たせようという、賛否両論のある案である。
最後の、技術的にも政治的にも複雑な問題については、ヨーロッパの財務大臣たちが既に金曜日以来ブリュッセルで検討している。特に大きな障害となっているのは、EFSFにとっての「てこ」をどうするか、という問題である。ドイツ ‐ フランス間の不一致によって議論が長引いている。週末の話し合いの結果、実現可能なモデルは今や2つしか残っていない。しかしながら、連邦議会が前もって関与しておけるように、という意図からドイツが強いているために、決定はようやく水曜日に下されることになっている。
この遅滞によって、他のユーロ諸国からは既にここ数日不満の声が上がっている。「ベルリンの諸機関のテンポは、他国の首都におけるテンポに比べて遅い」と、日曜日の予告報道? Vorabberichtによると、ルクセンブルクのユンケル首相は『シュピーゲル Spiegel』誌に語ったそうである。「連邦議会が前もって細部に及んで全てを決定できるものではない。というのも、最後に至るまで交渉が続けられることが、サミットではしばしばあるからだ」。
ベルギーのイヴ ルテルム 別表記:レテルメ。Yves Leterme 首相は、2回目のサミットを開かなければいけないという事態を「望ましいこと」ではないとした。「明日の朝に市場が開いたとき、我々は、ユーロ圏の信頼を危険にさらさないための十分な前進を遂げていなければならない。このことを看過してはいけない」と、彼は焦りを見せた。オーストリアのヴェルナー ファイマン Werner Faymann 連邦首相は、準備は「上手くいっている」けれども、「次のサミットで我々がそれも考慮に入れて計画を組み立てるのは、おそらくすぐさまやらなくてはいけないだろう」と語った。
金曜日以降、財政大臣たちの話し合いは、第1段の諸成果を生み出している。ギリシャは80億ユーロ 大雑把に言って1兆円 以上の援助を追加で受けられるということである。加えて、ユーロ諸国は第2段の援助プログラムの枠組みにおいてギリシャにさらに多くの送金をする構えである。しかしながら、諸銀行はギリシャに対して債務のおよそ半分を免除しなくてはいけない。複数の外交筋によると、この最後の点については、話し合いが最後までもつれたとのことである。こうした成り行きに対する金融諸機関の備えとして、金融機関はリスク対策の積立金を2012年半ばまでにおよそ1080億ユーロ 十数兆円 までに積み増さなくてはいけない、ということをEUの財政大臣たちが土曜日に決めた。
訳出は以上。
独検対策03-2
前記事からの続き
下に述べるエルンスト党首の行動などのいくつかのアクションも、やはり効果を挙げていない。彼は党大会に関連して約20名の支持者とともにエアフルトのドイツ銀行*3の前で金融業者の権力に反対するデモンストレーションを行った。「銀行は社会全体の利益を下位に位置づけているに違いない」と彼は呼びかけた。また、連邦議会の最近の会期に政府が左翼党の言うことに耳を傾けていれば、すでに金融セクターの規制ができているはずなのに、とも述べた。
*3ドイツ銀行 Deutsche Bankは民間金融機関。日本の日銀に当たる中央銀行は Deutsche Bundesbank ドイツ連邦銀行。
老マイスター Oskar Lafontaine オスカー ラフォンテーヌの復帰に大きな期待が寄せられている。彼は日曜日に代議員に向かって演説する予定である。がんとの闘病を克服した後、前党首は再び活発に活動する意欲を見せている。Deutschlandfunk ドイツラジオに出演することで、彼は自分の能力の試供品を提供する形となった。「今日の金融界を見ながらシステム転換を要求しない者は、何も分かっていないのだ」、今日の金融界は「たとえ餓死者の発生に至ろうとも、かまわずに何百倍もの失業者を出すように」組み立てられているのだ、と彼は語った。
ラフォンテーヌの対案はこうである。「今とは違う金融界、民主的な金融界を築くことが、我々の義務である。したがって、我々の標語はこうである。賭け事小屋の替わりに貯蓄銀行を」。しかしながら、州立銀行のうちの多くが不用意な資産運用で経営に失敗し、何10億ユーロもの税金で救済してもらわなければいけなくなったわけだが、それらはすべて貯蓄銀行組織の子会社である。
しかし、ラフォンテーヌにとっては、こうした事情はどうでも良いことである。金融界では「恥知らずな経営」が行われているのだという。ラフォンテーヌの見方によれば、「民主主義の大いなる危機」が問題なのである。議会は、なすすべなく金融市場からよろめき逃げているだけで、その手綱を握る構想を持ち合わせていない、とのことである。「左翼党は明言する。我々は自分たちを金融市場の独裁から解き放たなければいけない」。後はこの考えが有権者の心をつかむだけである。
訳出は以上。
独検対策03-1
「11月23日のドイツ語検定に向けて、1日に最低1記事は翻訳しよう」という企画の第3段。
私は怠け者で、しかも飽きっぽい性格なので、本当にやり通せるか、自信はない。というか、昨日すでに更新ストップしているし…。
ドイツの左翼党が新綱領を決める党大会を開いています。商業メディアの中でも特に左翼党とは立ち位置が対極的な新聞の報道を紹介するのも面白かろうと思い、今回は財界寄りの Financial Times Deutschland の記事を翻訳しました。
可能ならばもう一発、保守系紙の Die Welt の記事も投稿したいと考えていますが、さてどうなることやら…。
2011.10.24.追記: お詫びと訂正
「新綱領」とか「綱領改定」とか書きましたが、まちがいです。
左翼党は、今回の党大会で結党(1997年)後初めて綱領を制定します。
追記ここまで。
Financial Times Deutschland
2011年10月21日15:41(ドイツ時刻)配信
エアフルトErfurtにおける党大会
左翼党は貯蓄銀行で世界を改善しようとしている
党は債務・金融危機についての意見を持っている。ただ、その意見が凋落しているだけである。新しい綱領で以って、党はこの状況を変えようとしている。党は強欲な銀行を罵る。そして、舞台裏では前党首のラフォンテーヌLafontaineがウォーミングアップを始めている。
左翼党は新たなる出発を模索している。エアフルトでの党大会において、党は長らく議論されてきた綱領について採決する予定である。党首のゲズィーネ ロェッチ Gesine Lötzsch は、資本主義に対して批判的な新綱領案を「支配的なエスタブリッシュメントに対して闘う気の表明」として認識したいと考えている。左翼党は「貨幣ではなくて国民が統治する」世界を望んでいて、「直接民主的であればあるほど良い」「我々のエアフルト綱領がこの国を変えることを、私は確信している」と、ロェッチは語った。
これに関しては、綱領のいくつかの条項に含まれている。党は、銀行・エネルギー財閥やその他の「構造を規定している領域」の国有化を望んでいる。相続遺産や資本所得*1そして財閥の利益に対する課税を、はっきりと強化するべきだとされている。そして、左翼党が政権をとったら、億万長者は年率5%の財産税を払わなければならない。これとは反対に、被庸者は長期的には週30時間労働や法的最低賃金を享受できるとのことである。
*1資本所得:利子・配当・地代など。事業所得とごっちゃにしちゃだめよ。
しかし、資本主義批判によってここのところ左翼党が盛り上がるという事態には、あまりなっていない。むしろ党は、エンドレスな党内のコップの中の争い*2をしている。とりわけ、ロェッチと Klaus Ernst クラウス エルンストの両党首は不遇である。すでに、彼らの解任についてまで議論されている。けれども、これは党大会の議題とはなってない。執行部の選挙は行われない。新綱領が党を一つにまとめるはずだと考えられている。
*2コップの中の争い:原文はGrabenkämpfe 墓穴の中の戦い
そもそも、今は左翼党にとって恵まれた時期であるはずである。債務・銀行危機に直面して、資本主義批判の声を上げることが流行になっている。そして、強欲な銀行や無能な政治家への怒りを声高に表明する動きが、占拠抗議という形で急速に広まっている。だが、こうした傾向を左翼党はこれまでのところ利用できていない。過去の州議会選挙は期待はずれの結果であり、しかも、支持率は引き続き低下の傾向である。
字数オーバーにより、その2に続く。
独検対策02
「11月23日のドイツ語検定に向けて、1日に最低1記事は翻訳しよう」という企画の第2段。
私は怠け者で、しかも飽きっぽい性格なので、本当にやり通せるか、自信はない
本日は短い記事の3本立て。
1 メルケルが文化大臣協議会の会議に参加する
http://de.nachrichten.yahoo.com/merkel-nimmt-sitzung-kultusministerkonferenz-teil-051624120.html
2 家族を介護する時間に関する法律を連邦議会が決定する
3 政府見込みによれば、2012年の成長率はわずか1.0%
http://de.nachrichten.yahoo.com/wirtschaftsminister-r%C3%B6sler-stellt-herbstprognose-051449309.html
1 メルケルが文化大臣協議会の会議に参加する
会合の中心は移民問題
AFP Patrick Kovarik の署名記事
連邦首相アンゲラ メルケル(キリスト教民主同盟)は本日ベルリンで、州の文化大臣協議会(KMK)と一時間強にわたって会談する。メルケルと現在のKMK議長でニーダーザクセン州の文化大臣のBernd Althusmann (キリスト教民主同盟)は、会談後に成果を公表する意向である。会合の中心は移民問題に置かれる予定である。メルケルは会合の前に、ベルリンのヴェッディングWedding区の小学校を訪れる。KMKの会議は金曜日まで続く。
3 家族介護期間に関する法律を連邦議会が決定する
介護と職業とのより良い調和が目指されている
AFP Oliver Berg の署名記事
連邦議会は本日、介護と職業とのより良い調和のための法律について決定を下す。政府の法案は、いわゆる家族介護期間の導入を予定している。これは、被庸者が家族を介護する場合には最長2年間短縮労働時間で働くことができる、というものである。
介護期間が終わって被庸者が再びフルタイムで働き始めても、埋め合わせのために被庸者はカットされた賃金を受け取り続ける。これは、勤務時間と支払われた賃金とがバランスするまで続く。
なお、キリスト教民主同盟・キリスト教社会同盟の共同会派の提案により、ベルリンの連続放火に関連して「時事問題について意見表明する時間 Aktuelle Stunde」が開かれる。連邦議会の開会時刻は09:00である。
3 政府見込みでは、2012年の成長率はわずか1.0%
しかしながら、2011年の経済は2.9%の伸び
AFP Jens Büttner の署名記事
連邦政府は来年の成長率を1.0%と見積もっている。これは、連邦経済大臣フィリップ レースラー(自由民主党)がベルリンで秋期予測を発表した際に語ったことである。この予測によると、国内総生産(GDP)の今年度の伸びはもう少し力強い2.9%である。
これによって政府は、今年度の成長率を2.6%と想定していた春期予測を上方修正したことになる。反対に来年に関しては、1.8%の成長を政府が予期していた半年前に比べて、今やかなり暗い見通しとなった。
訳出は以上。
独検対策01
「11月23日のドイツ語検定に向けて、1日に最低1記事は翻訳しよう」という企画の第1段。
私は怠け者で、しかも飽きっぽい性格なので、本当にやり通せるか、自信はない。
もっと説明すれば、食べ物の浪費は食い止められるはずである
品質保持説明書きの新しい方法が考慮されている
AFP Oliver Berg による署名記事
政府は、最低品質保持期日についての誤解による食品浪費を避けるための手助けしたい、と考えている。連邦消費者省の報道官はベルリンで、製造者・流通業者・消費者に「説明の必要」がある、と語った。しかしながら、最低品質保持期日の廃止ないしは改名の計画は一切ないとのことである。
写真下にかいてある説明
最低品質保持期日に関する誤解は・・・である。
写真の内容 Bei +8℃ mindestens haltbar bis 15.10.11 8℃のもとで、少なくとも2011年10月15日までは持つ。
この報道官は、食品の情報についての命令はEUレベルで統一的に定められている、と強調した。ちなみに、当該の規則は長年の交渉の末に最近ようやく改訂されたばかりである、とも語った。この理由から彼は、政府が新しい表示の導入を考慮しているという「Saarbrücker Zeitung ザールブリュッケン新聞」の報道を、公式に否定した。
(別記事への誘導)こちらもお読みください カプチーノカルテルは900万ユーロの罰金を払わなくてはいけない
http://de.finance.yahoo.com/nachrichten/Cappuccino-Kartell-muss-neun-afp-187772101.html?x=0
同様に、連邦議会内のCDU・CSU(キリスト教民主同盟・キリスト教社会同盟)の会派のある報道官は、最低品質保持期日を別の何かに置き換える計画はない、と強調した。単に、“最低品質保持期日に達したということは、食品がダメになったということを自動的に意味するわけではない”ということを、どうやったらより良く周知できるか熟慮されているだけだ、ということである。それゆえに、水曜日には、この問題を管轄する連邦議会の食料委員会でこの問題について話し合われるはずとのことである。
ドイツでは、まだ摂取可能であるにもかかわらずゴミ箱行きになってしまうという食べ物の浪費に関する最新の報道が、注目を浴びた。この問題が本当のところどれほど大きいかに関して、連邦消費者省では目下調査中である。第一弾の調査結果は2012年初頭に上程される予定である。
最低品質保持期日に関する誤解は、食品が不必要にゴミ箱に捨てられてしまう原因となっている可能性がある。この表示が知らせているのは、“適正に貯蔵された製品が、保証された特質(硬さ・柔らかさや外観など)を保てるのはいつまでか”ということである。けれども、多くの買い手は、期日に達した食品はダメになる、と信じているように見受けられる。「それは誤った解釈だ」と消費者省の報道官は説明した。そうなった食べ物も、まったくもって、まだ数日は食べることができる、とのことである。
FDP(自由民主党)連邦議会内会派の食料・農業関係の報道官 Christel Happach-Kasan は、次のように説明した。「私たちは人々に、この期日までには品質が保証されているのであって、それを過ぎても、自分で確かめたうえで摂取することができるかもしれない、ということを知らせなければならない」。また、「第2段階」としては、品質保持期日を改名して「Gesicherte Qualität bis ... (確かな品質は…まで)」とすることも、検討されうるということである。これは、「Best before ...」(…までに消費するのが最善)という説明書きが一般的であるイギリスの実践例に相応するものである。
訳出は以上。
100枚ポーカーの勝率を高める方法 その2
その1( http://ameblo.jp/konrad-nachtigall/entry-11048338393.html
)に書いた方法は、1回こっきりしか使えない。出端で相手の意表をついて初戦を白星で飾り、後は心理戦に持ち込むしか手がない。というかというと、そういうわけではない。
「はじめに10組を作り、勝負が始まったら、あとは、すでに用意してある10セットを出す順番を決められるだけ」なのか、それとも「10回の勝負毎に、そのつどカード選択をするのか」については、現時点では分からない。
後者だとすると、リフルシャッフルの規則性を逆手にとって相手を嵌めるという方法がある。
☆ 123 → 1・23 → 213 → 2・13 → 123
☆ 12345 → 12・345 → 31425 → 31・425 → 43215 → 43・215 → 24135 → 24・135 → 12345
☆ 1234567 → 123・4567 → 4152637 → 415・2637 → 2461357 → 246・1357 → 1234567
☆ 123456789 → 1234・56789 → 516273849 → 5162・73849 → 753186429 → 7531・86429 → 876543219 → 8765・43219 → 483726159 → 4837・26159 → 246813579 → 2468・13579 → 123456789
で、47枚(はじめの52枚 マイナス 1回戦で使った5枚)の場合にはどういうサイクルになるかというと…
私には、そこまで調べる根気はない。が、「パーフェクトにシャッフルすればカードの並びが規則的に変化する」という点に関しては、問題ないはず。
47枚のカードをきっちり23枚と24枚に分け、なおかつ、どちらが1枚多い方なのかを把握し、そのうえ、2山のカードを正確に噛み合わせなければいけないわけで、不器用な私にはとてもじゃないが出来っこないけれど、プロのギャンブラーになら可能だと仮定しよう。
また、零がこの手を用いてZENBAを罠にかけるためには、ZENBAが「シャッフル○回目には、こういうパターンでカードが並ぶ」という決まりを完全に記憶しているということが前提になるが、この100枚ポーカー勝負を申し込んできたのはZENBAの方であるわけで、まあ、その程度の下準備というか事前研究は済ましてあると踏んでよかろう。記憶力ダメダメ人間の私にとっては、これまた、とてもじゃないが覚えられないけれど…。
というわけで、ZENBAが「ククク、シャッフルしたつもりだろうが、私にとっては、お前のカードは裸同然! 圧倒的裸!!」と、いい気になっているところを討ち取るべく、はじめの52枚のカードセットに細工をしておけばよいわけだが、そこはZENBAも鍛えられた博打うちであるからして、「伝説のギャンブラーたる零が、こんな初歩的なミスを犯すはずは…」と読んで裏の裏を掻いてくるだろうから、零は裏の裏の裏を掻いて、カードの並びに何ら手を加えずに勝負に挑めば良い。と思いきや、ZENBAだって「1回戦と同じトリックに引っかかるものか」と裏の裏の裏の裏を掻こうとすると予想されるので、零としては裏の裏の裏の裏の裏を掻いて……
まあ、このあたりに関しては、作者しだいですなあ。
100枚ポーカーの勝率を高める方法
100枚ポーカーの勝率を高める方法
前提
ZENBAのフォーカードを零が5~9のストレートフラッシュでつぶす。(2組)
ZENBAのストレートフラッシュを零がロイヤルストレートフラッシュでつぶす。(4組)
零のフォーカード2組とのストレートフラッシュ(5~9)2組は、ZENBAのロイヤルストレートフラッシュに負ける。
6対4で零の勝ち越し。
(次週に特に追加ルールのない場合。かつ、スート(絵柄)による優劣のない場合。)
考察
Liar Gameにも出てきたけれど、開封前のトランプのカードは規則的な並びになっているものである。
仮に、その状態から5枚のカードを抜き取って手を作ろうとすると、こちらをしっかりと観察している相手にとっては、こちらの手が分かってしまう。つまり、こちらの作った役が、ロイヤルストレートフラッシュ/9が最高のストレートフラッシュ/4または3のフォーカード、そのうちのどれなのかがバレてしまう。
(私なんぞは、おそらく自分の手札をそろえるのに精一杯で、対戦相手の観察などする余裕はないだろうけど…。)
作戦
上のような見破られ方を避けるためにはカードをシャッフルすれば良い。が、逆にこの事情を使って相手を嵌めることはできないだろうか?
例えば…
数字が固まって並んでいるときにも
AAAA22223333…QQQQKKKK … ケースα
スートが固まって並んでいるときにも
ハート:A23…QK、クラブ:A23…QK、ダイヤ:A…K、スペード:A…K … ケースβ
4のフォーカード(残り1枚は2)を作るときには変則的な抜き出し方になる。
ケースαでは、4枚をまとめて抜き、ほんの数枚離れてもう1枚を引く。
ケースβでは、かなりの枚数を隔ててほぼ等間隔に4枚とって、残り1枚は、その4枚のすぐ近くから引く。
相手からはこちらの動きがこう見えるが、この動作はストレート系ではありえない。
ストレートなら…
α→数枚隔ててほぼ等間隔に5枚を引く。
β→まとめて5枚を抜く。
こういう所作に見える。
ここで相手の裏を掻き、本来フォーカードがそろうべき位置にロイヤルストレートフラッシュを仕込んでおけば、9ハイのストレートフラッシュでフォーカードを殺しに来た敵を返り討ちにできる。
もっとも、ZENBAも百戦錬磨の強者だろうから、「零ともあろうものが、不用意に自分の手を晒すはずがあるものか」と裏の裏を掻いてくるだろうから、そこは、裏の裏の裏を掻いて素直に出荷時の並び順のままで戦うというのはどうだろうか?
メックレンブルク‐フォアポンメルン州議会選挙
2011年09月04日投票、メックレンブルク‐フォアポンメルン(Mecklenburg-Vorpommern)州議会選挙結果
出典:州選挙管理人の公式サイト (http://service.mvnet.de/cgi-bin/wahlen/2011_kom_land/wahl2011_anz.pl?L_Proz_Zweit.htm
)
AFP (http://de.nachrichten.yahoo.com/fotos/landtagswahl-mecklenburg-vorpommern-photo-203107983.html
) 州選管のサイトに接続できなくなったので、前回比のデータだけはこちらを参考。
キリスト教民主同盟の候補者の急死にともない09月18日に投票が延期されたRügen Ⅱ選挙区を除く途中集計。
投票率 51.0%
政党 得票率(%)
前回(2006)比(%)
SPD 35.7
(社会民主党) +5.5
CDU 23.1
(キリスト教民主同盟) -5.7
DIE LINKE 18.4
(左翼党) +1.8
BÜNDNIS90/DIE GRÜNEN) 8.4
(同盟90/緑の党 +5.0
NPD 6.0
(ドイツ国民民主党) -1.3
FDP 2.7
(自由民主党) -6.7
Manus Sedecim Punctorum
http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=3941639
カンタータ『Magiagnus Sinici Officiale』 - 第7曲「Manus Sedecim Punctorum」
アンダンテ。ヘ長調。8分の9拍子。
歌詞: Serpens Magna Monochroma, Duae Isoserpentes Terminales et Gemina de Quinque Tertii Coloris, Tres Scalae Elevantes Monochromae, Solum Figurae cum Tegulis de Quinque, Tres Isotriplices, Tres Autotriplices.
Manus Duodecim Punctorum
http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=3941630
カンタータ『Magiagnus Sinici Officiale』、第6曲「Manus Duodecim Punctorum」。
アンダンテ。イ単調。4分の5拍子。
歌詞:Quattuordecim Insulates, Serpens Magna Combinata, Quattuor Altitudines Speriores, Quattuor Altitudines Inferiores, Tres Triplices Ventorum。