Hidy der Grosseのブログ -32ページ目
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東電社長辞任

いつもながらマスメディアの報道が浅すぎる。

Web上の情報をざっと見たところ、取締役人事について最も詳しく報じているのは、朝日のサイトだったが、( http://www.asahi.com/business/update/0520/TKY201105200291.html )、それでも、人事改革の全体像が見えてこない。

とりあえず分かることは、

・ 社長退陣

・ 会長(当面)続投

・ 常務が新社長に昇格

・ 副社長2名が退任

・ 常務1名が副社長に昇格

以上。


問題は、「外部から人を入れなくていいのか」ということ。

日本郵便にしても、JALにしても、経営の大転換時には、外からトップを迎えている。(両社のトップ人事が正解だったかどうかは、また別の話。)

私は、「新社長を絶対に外部から採用するべきだ」と主張したいわけではない。しかし、記者会見で、記者は、そういう案を検討しなかったのか突っ込まなくてはいけないだろうに。第1報(速報)だからまだその辺りまでは記事にできていないのかもしれないが、それはそれで優先順位の付け方に関してセンスがなさすぎると思う。

あと、事故が収束していないから、経営の継続性という観点から、抜本的な人事改革は難しいという見方もあるだろうが、その点は、会長が職にとどまることで担保できる。


タグ:東京電力

Cernでもヒッグス発見か!?

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朝日で報じられた、第5の力発見か? の続報が出ないので、仕方なく自分で詳しい情報を集めていたら…


こんな記事に出くわした。 http://grenzwissenschaft-aktuell.blogspot.com/2011/04/web-gerucht-um-gottesteilchen-forscher.html (ドイツ語)

フェルミ研究所だけでなく、今度はCernのLHCでもヒッグス粒子の存在を示唆する発見があった、というプレプリントが出回っているそうだ。

で、リンク先 http://www.math.columbia.edu/~woit/wordpress/ を見てみると、確かにそれらしいことが書いてある。


以上2つのサイトを素人なりに解釈すると…

☆ LHCのATLAS観測所で観察された80GeVから150GeVでのγγ共鳴の分布を解析した。

☆ 115GeVで共鳴が見られ、これは、標準理論で予測される Higgs → γγの事象だと考えられる。

☆ しかし、イベントの頻度(発生確率)は、標準理論に基づく予測値の約30倍。

☆ 有意性は σ=4 (99.99%くらい?)。


どうやら、凄いことになってきたようだ。


おまけ(Higgs発見記念動画)

youtube http://www.youtube.com/watch?v=tDxgnxHtHm4

ニコ http://www.nicovideo.jp/watch/sm14247196

フェルミ研テバトロンでの発見についての私のブログ その1その2その3


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