100枚ポーカーの勝率を高める方法 その2 | Hidy der Grosseのブログ

100枚ポーカーの勝率を高める方法 その2

その1( http://ameblo.jp/konrad-nachtigall/entry-11048338393.html )に書いた方法は、1回こっきりしか使えない。出端で相手の意表をついて初戦を白星で飾り、後は心理戦に持ち込むしか手がない。というかというと、そういうわけではない。

「はじめに10組を作り、勝負が始まったら、あとは、すでに用意してある10セットを出す順番を決められるだけ」なのか、それとも「10回の勝負毎に、そのつどカード選択をするのか」については、現時点では分からない。

後者だとすると、リフルシャッフルの規則性を逆手にとって相手を嵌めるという方法がある。


☆ 123 → 1・23 → 213 → 2・13 → 123

☆ 12345 → 12・345 → 31425 → 31・425 → 43215 → 43・215 → 24135 → 24・135 → 12345

☆ 1234567 → 123・4567 → 4152637 → 415・2637 → 2461357 → 246・1357 → 1234567

☆ 123456789 → 1234・56789 → 516273849 → 5162・73849 → 753186429 → 7531・86429 → 876543219 → 8765・43219 → 483726159 → 4837・26159 → 246813579 → 2468・13579 → 123456789


で、47枚(はじめの52枚 マイナス 1回戦で使った5枚)の場合にはどういうサイクルになるかというと…

私には、そこまで調べる根気はない。が、「パーフェクトにシャッフルすればカードの並びが規則的に変化する」という点に関しては、問題ないはず。


47枚のカードをきっちり23枚と24枚に分け、なおかつ、どちらが1枚多い方なのかを把握し、そのうえ、2山のカードを正確に噛み合わせなければいけないわけで、不器用な私にはとてもじゃないが出来っこないけれど、プロのギャンブラーになら可能だと仮定しよう。

また、零がこの手を用いてZENBAを罠にかけるためには、ZENBAが「シャッフル○回目には、こういうパターンでカードが並ぶ」という決まりを完全に記憶しているということが前提になるが、この100枚ポーカー勝負を申し込んできたのはZENBAの方であるわけで、まあ、その程度の下準備というか事前研究は済ましてあると踏んでよかろう。記憶力ダメダメ人間の私にとっては、これまた、とてもじゃないが覚えられないけれど…。


というわけで、ZENBAが「ククク、シャッフルしたつもりだろうが、私にとっては、お前のカードは裸同然! 圧倒的裸!!」と、いい気になっているところを討ち取るべく、はじめの52枚のカードセットに細工をしておけばよいわけだが、そこはZENBAも鍛えられた博打うちであるからして、「伝説のギャンブラーたる零が、こんな初歩的なミスを犯すはずは…」と読んで裏の裏を掻いてくるだろうから、零は裏の裏の裏を掻いて、カードの並びに何ら手を加えずに勝負に挑めば良い。と思いきや、ZENBAだって「1回戦と同じトリックに引っかかるものか」と裏の裏の裏の裏を掻こうとすると予想されるので、零としては裏の裏の裏の裏の裏を掻いて……

まあ、このあたりに関しては、作者しだいですなあ。