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 昨日の午前中、NHK-R1《鉄旅音旅出発進行》を聴いていると、《待ち合わせはJR梅田駅で》という歌が聴こえて来ました。

 

 タイトルコールを耳にした侭、突っ込むことも無くスルーして仕舞ったのですが、曲を聴き乍ら良く良く考えると・・・・・・

 

 確かにJRに梅田駅は在りません叫びビックリマーク

 梅田には駅が沢山在りますし、それぞれ広いので、抑々駅で待合せることは殆ど在りませんでした。例えば、誰かと阪急を利用するときは

 

「紀伊國屋書店のサン・テグジュペリの夜間飛行の前」

 

のように、屡々書名を待合せ場所にしていました。

 

 キタの中心梅田に在る大阪駅のことを鉄旅唱歌ではどう歌っているかと言うと、

 

♪送り迎ふる程もなく

♪茨木吹田打ち過ぎて

♪はや大阪に着きにけり

♪梅田は我を迎えたり

 

と、はっきり《梅田》と歌っています。

 

 Wikipedia《鉄道唱歌》の項目によると、最初に企画した書店が1900年に東海道編の初版を発行しただけで倒産したため、三木楽器創設者の三木佐助が版権を買い取って同じ年に出版したと在ります。一方、Wikipedia《大阪駅》の項目には

 

「大阪駅は1889年(明治22年)の市制施行時でも大阪市に含まれず、1897年(明治30年)まで西成郡曽根崎村に属していた」

 

と記述して在りますから、恐らくは20世紀になってもなかなか大阪駅と呼んで貰えなかったのでしょうね。

 

 わたしは知らなかったのですが、今から30年前にJR湊町駅もJR難波駅に改称していたのですね目ビックリマーク なんばが6つも在るとなると、浦和のようにトンナンシャーペイチュンを頭に付けて欲しくなりますね。

 

 梅田駅と同じく会えなさそうな待ち合せとして、MCの土屋礼央さんは

 

「待ち合せはムサコで・・・」

 

と言っていましたが、多摩代表の土屋さんにとってのムサコは勿論武蔵小金井なのでしょうね。

 

  天候不良のため高校野球が中止になった所為でしょうか、《鉄旅音旅出発進行》は過去の放送を再放送したようで、この日は去年大阪駅に誕生した地下ホームから斉藤雪乃さんがリポートしていました。

 この日の午後、録画して置いたNHK-BS《鉄オタ選手権》を再生してみると、今回は《阪急電鉄の陣 第二戦》。こちらにも斎藤雪乃さんが出ていました。

 寒かった土曜日に続いて、甲子園球場の天候は未だ回復しなかったようで、日曜日も高校野球は中止。日曜日午前10時5分から放送している《子ども科学電話相談》は過去の放送さらのセレクションでした。

 

 子どもはなかなか相槌を打って呉れませんので、子どもの反応が判らない先生方がどんどん難しい言葉を使って仕舞うことが在るので、聴いていてはらはらすることが少なく在りません。子どもたちの質問を聴いていると、土曜日早朝にNHK-Gで放送している《あの人に会いたい》で、伝統料理研究家の奥村彪夫(おくむら・あやお)さん(1937-2023)を振り返っていたことを思い出しました。

 

 奥村先生は近畿大学理工学部を中退し、土井勝先生の土井料理学校に入学。先生を質問攻めにした挙句、直ぐに学校職員として採用され、27年間お勤めになったとか。

 

 奥村先生程ではないにしろ、《おもろい子ども》がいつも言っているのは大方次の3つの質問ではないでしょうか。

 

①何でなんはてなマーク

②ほんまにそうなんはてなマーク

③絶対やなはてなマーク

 

 これに対して、大人・子どもを問わず詰らない奴の典型的な答えはこんな感じ。

 

①世の中そういうもんやてムキービックリマーク

②しつこいムキービックリマーク

③黙っときムキービックリマーク

 

 大阪では友人同士でもこういう言い方でお茶を濁す人に屡々出逢いましたが、こういう答えが返って来ないだけ、東京は他の地域より格段に優れていると思いますし、東京に人材が集中する理由も在ると思います。

 

 問題は、東京が子どもの再生産に相応しいかどうか。環境は素晴らしい。子どもはたくましい。なのに子どもをお迎え出来ない大人が溢れているのが東京の弱点ではないでしょうかはてなマーク