フジとツツジが咲き始めた 2025年4月14日(月)

 

 今日は、いい天気です。明日は、母の病院の日なので、午前中は送迎です。さらに、明後日からは、家の改修工事が始まります。工事は10日間ほどかかるようなので、いつものフィールドワークを中心にした生活ができません。今日、しっかり歩いておかないと、明日からしばらくは、長距離のフィールドワークには、出かけられないかもしれません。

 今日は、家から天王寺まで10㎞を歩きました。天王寺駅からの帰りの電車の中で、帰ってから直ぐにすべきことを、メモ帳に書き出しました。最近、すべきことを忘れっぽくなっているので、メモ帳に書き出しておいて、チェックを入れながら一気に進めるようにしました。①歩数計の電池の入れ替え。②リュックに新しいマスクを2枚入れておく。③メダカの水換え、④写真の整理、⑤植物一覧のエクセルの整理、⑥書作品の写真撮り、⑦英語の本読み、⑧書作品用の消しゴム印のデザイン、⑨ヒョウタンの種を買う、⑩手帳を書く、⑪10年日記の整理、などです。書き出しておくと、一気に進みます。時々、しなければいけない事の一覧を書くことで、生活に弾みが出ます。毎日書く必要はありません。

 

探路巳098 家~天王寺駅(10㎞) 家から天王寺までのコースを歩きました。大阪市内は、御堂筋線から西側の、細い道を選んで歩きました。地下鉄沿いの広い道には植物が少ないのですが、道幅が狭く、少しくねくねしていて、それでも途切れなくグングン続くような昔からの道は、植物が多く見られます。

植物は、フジ、アオダモ、ボタン、クンシラン、ライラック、ヒラドツツジ、ドウダンツツジ、ナツグミ、モッコウバラ、セダムパルメリ、ゲッケイジュ、オリーブ、ナヨクサフジ、などの写真を撮りました。

 

 仮想研892 アオダモ アオダモは、これまで見逃していた植物でした。初めてアオダモの花の写真を撮りました。かつて2022年7月に、マンションの前の名札がついたアオダモの木の記録していたのですが、その時は花が咲いていませんでした。今回初めて、花が咲いているアオダモを記録することができたので、ネットで情報を調べてみました。

 「アオダモは、北海道から九州まで日本各地に分布するモクセイ科の落葉樹。山地に自生するアラゲアオダモの一品種で、春先に咲く花、涼しげな枝ぶり、幹に浮かぶ白点に観賞価値があるとして庭のシンボルツリーに使われる。別名はコバノトネリコで、近年人気のあるシマトネリコは本種の近縁種。

 アオダモの開花は4月~5月で、花の色は白又はクリーム色。小さな花が円錐状に集まり、樹冠を覆うように咲く。雌雄異株で、雄株に咲く雄花には2本の雄しべが、雌株に咲く雌花には1本の雌しべと退化した雄しべがある。一見するとモヤシのような花だが、細い花弁が4枚ある。雌花の後にはシマトネリコと同じような豆状の乾いた果実ができ、10月頃になると褐色に熟す。果実の長さは3センチほどで翼があり、これによって母樹から離れた場所に飛んでいく。葉は長さ4~10センチの小葉が奇数枚(3、5,7枚)集まってできている。葉の先端は尖り、縁には細かなギザギザがある。母種であるアラゲアオダモの枝葉や花序には毛があるが、本種は無毛なのが特徴。

  樹皮は白っぽい灰色で、大きな剥離や皺はなく滑らか。成長が遅いため、大木では表面に地衣類が付着して模様のように見えることが多い。アオダモの材にはエスクリンという物質が含まれ、表皮を剥ぐと緑色の木肌が現れる。二年目以降の切り枝を水に浸すと水が淡い青みを帯びることからアオダモと名付けられた。アオダモの材は硬くて粘り気があり、衝撃に強いため、野球のバットやテニスのラケットに使われる。現在ではメープル材が主流であるが、かつてはイチロー選手を始めとしたプロ野球選手の多くがアオダモ製のバットを愛用していた。 」(植木ペディア)

  雨なので毎日の取り組みを進める 2025年4月13日(日)

 

 今日は、一日中雨が降ると天気予報が伝えていました。朝から雨が降っていて、午前中しばらくの間、雨が止んでいました。その間に、母宅の花壇のお世話に行き、ホームセンターに買い物に行きました。午前中のような天気が続くのなら、午後から歩きに出かけようと思っていたのですが、午後からはかなりしっかり雨が降り続きました。今日は出かけるチャンスをすっかり逃してしまいました。

 そこで、今日は、フィールドワークは諦めて、10年日記の整理、英語の本読み、筆ペン・ペン字の練習などに時間をかけることにしました。

 10年日記は、数日分ずつ書くようにしています。週に2回、水と日にまとめて書きます。一回書かないと1週間分がたまってしまい大変です。10年日記は、5行ほどのスペースなので、それほど多い量ではありません。書く内容は、フィールドワークの記録と、仮想研で調べたテーマと、その日のイベント項目などを書くだけで、終わりです。10年日記は、この悠遊探路の目次のような記録です。数年前までの、出かけた場所、自然の様子、生活の出来事を見渡すことができるので、とても便利です。

 英語の本読みは、毎日5ページずつ読むようにしています。しっかり集中して読み進めると、英語を読む力は一気に上がるのだと思うのですが、長く続けることが大切だと考えて、毎日、数ページずつ読むようにしています。これまで、アメリカの小学校の理科教科書の3年から読んできて、今は、アメリカの中学校の理科の教科書のEarth Scienceを読んでいます。日本の理科教科書は、実験や観察の手引き書のような記述になっているのですが、アメリカの理科教科書は、論理的な文章で詳しく解説していくような書式です。そのため、読むことで内容が理解出来るようになっています。もうすぐ、今読んでいる500ページほどのEarth Scienceを読み終えるので、次はLife Scienceの500ページの本を読むことにしようと決めました。また、3ヶ月ほどかけて読みます。

 文字の練習も、毎日1時間ほどするようにしています。今は、筆文字、筆ペン(小筆)、ペン字などを、交互に取り組むようにしています。英語の本読みと同じく、もっと集中して、毎日3~4時間続けると、もう少し上手くなるのだと思うのですが、文字の練習も毎日1時間程度の取り組みです。もし出来ない日があれば、翌日に2時間取り組んで、前日分をカバーするようにします。

 フィールドワークは、毎日出かけるようにしようと考えています。今年は植物に集中して、鳥や虫も記録するようにしています。毎日記録を続けると、次第に、植物の名前や、鳥や虫の名前にも詳しくなっています。フィールドワークは、もう5年ほど続けているので、最初の頃よりも記録の方法も上手になり、見分けられる植物の種類も増えてきています。

 今日は雨で歩きに出なかったので、庭の植物や虫の写真を撮りました。

虫は、ツマグロヒョウモンの幼虫、モンシロチョウの卵、の写真を撮りました。

植物は、シンビジウム、デンドロビウム、ハボタン、キンギョソウ、キャベツの花、アリッサム、ビオラ、サイネリア、ヘンルーダ、ネモフィラ、マリーゴールドの発芽、ビオラの苗、カーネーション、などの写真を撮りました。

 

 仮想研891 毎日の学びを習慣にする 集中した長時間の取り組みでなくても、毎日少しずつ、取り組みを年続けることは、大切だと考えています。自然観察のフィールドワーク、英語の本読み、筆文字練習などに関して、2,3年続けた成果が少しはあるようです。近くの池や古墳の堀で見かける水辺の冬鳥は、ほぼ見分けられるようになりました。樹の名前は、以前は全く分からなかったのですが、最近少し、見分けられる樹が増えてきました。英語の本読みも、少し読める部分が増えてきたように感じます。一方、筆文字練習は、まだまだ思うように成果がないのが、今の所の悩みの種です。

 

  少ししんどいので家でダラダラ生活 2025年4月12日(土)

 

 今日は、とても良い天気なのですが、久しぶりに朝からしんどいので、一日中、家でダラダラ生活をしてしまいました。そのため、毎日出かけていたフィールドワークが途切れてしまいました。前回は、3月15日に途切れていて、その後3月16日から27日間続けて歩いていたのですが、今日久々の休足日となってしまいました。明日は雨なので、本当は今日歩くと良いのですが、どうも朝から眠くて体が動きません。

 今日は1月1日から計算すると102日目です。1~3月は、31+28+31=90日の計算です。元日から4月の今日までの日数は、90日に4月の日を足すと計算できます。102日間の間で、探路巳(フィールドワーク)は昨日までに、97回歩いています。そのため、今日を含めて、歩きに出ていない日は、102日間で、5回でした。昨年の4月12日は、91回歩いているので、昨年よりは調子がよいようです。無理をしてはいけないのですが、短い距離でも、できるだけ毎日歩きに出かけようと思います。

 今日は家でダラダラ生活をしているので、2月からエクセルで管理している、「毎月の植物の記録」の集計をしました。4月は、11日までに276種の植物を記録していました。今月は、お風呂の改修工事が、水曜から10日間ほどかかるので、歩きに出られない日が長くあります。そのため、4月の植物記録の目標は200種としていたのですが、もう既に200種は越えて276種になっていて、300種に迫るところまで到達しています。これまで、2月は255種、3月は339種、の記録をしていて、4月は今後どこまで伸びるのか楽しみです。目標は越えているので、無理をしないで、4月の月末まで頑張ってみようと思います。

 今日は、冬越しをしていたキアゲハが、飼育ケースの中で蛹から羽化をしていました。無事に、きれいに羽を伸ばすことができていました。午後から放蝶しました。他には、ツマグロヒョウモンの蛹、庭のスミレにはツマグロヒョウモンの幼虫、キャベツの葉には少し前に産んでいたモンシロチョウの卵があります。今年も、いろいろなチョウを、育ててみたいなと思っています。

虫は、キアゲハの写真を撮りました。

 

 仮想研890 キアゲハ 今年も、チョウの飼育が始まりそうです。キャベツを一株植えていて、今、花が咲き始めています。今日羽化したキアゲハについて、ネットで情報を調べみました。

 「体のつくり・・成虫は、全体が黄色と黒で、青やオレンジ色の模様がある。春に見られる成虫よりも、夏に見られる成虫のほうが大きい。アゲハとキアゲハの成虫はよく似ている。アゲハは前羽のつけ根が縞模様になっているが、キアゲハは黒くなっている。卵は、うすい黄色で、大きさが 1 mmぐらいの丸い玉のような形をしている。幼虫は、3齢幼虫までは鳥の糞のような黒っぽいまだら模様で、4 齢幼虫は白地に黄色と黒の模様のある姿になり、終齢幼虫は黄緑色と黒の縞模様になる。蛹は、3 cm ぐらいで、蛹になる場所や季節によって、緑色になったり、茶色になったりする。

 育ちやくらし・・卵はニンジンやセロリなどに産みつけられて、卵から孵った幼虫は、それらの葉を食べる。1 齢幼虫は 4 回皮をぬいで終齢幼虫になったあと、蛹になり、成虫になる。秋に卵から孵った幼虫は、多くが蛹の姿で冬を越して、春に成虫になる。成虫が見られるのは 3 ~ 10 月ごろ。平地から高地までの明るい草原でよく見られ、花の蜜を吸う。幼虫は、身を守るためにオレンジ色のくさい角を出すことがある。」(教育出版)

 

  研究論文の書式を意識しながら 2025年4月11日(金)

 

 今日は、昼過ぎから雨が降るようなので、電車沿いから離れた場所でのフィールドワークは難しそうです。昨日の悠遊探路では、身近な植物園、自然公園など10箇所ほどを書き出していたのですが、もう少し近くで、植物が観察できる行き先を考えてみました。そうすると、なんばパークスの屋上庭園にも、植物が多く植えられていて、植物名が詳しく書かれてあることを思い出しました。そこで今日は、天王寺駅からなんばパークスへと歩き、屋上庭園で植物の写真を撮ることにしました。この屋上庭園は、世界各地からの植物が、手入れの行き届いた環境の中で育てられています。おかげで、今日のフィールドワークでも、新たな植物を、いくつも記録することができました。ちなみに、今日は昼頃、短い時間だったのですが、雷がなり強い雨が降りました。しばらくの間、雨宿りをしました。

 

探路巳097 天王寺~なんばパークス 今日はまず、堺北図書館で本を借りました。その後、天王寺駅から、天王寺公園を通り、一心寺、安居神社でお参りをして、天王寺七坂である、逢坂、天神坂、清水坂、愛染坂、口縄坂など見ながら下寺町を北へと歩きました。その後、日本橋界隈の真ん中を突き切り、なんばパークスへと行きました。

本は堺北図書館で、次の3冊を借りました。

①藤芳文他『学びの技』玉川大学出版2014

②チェーザレ・ザヴァッティーニ『ぼくのことをたくさん話そう』光文社文庫2024

③中川汀雨『書道奥の細道』金園社1986

植物の草本は、アカカタバミ、イヌホオズキ、オニタビラコ、シラン、ツタバウンラン、ナガミヒナゲシ、ハルノノゲシ、ヒメジョオン、ネメシア、ユーフォルビア、リューカデンドロン、の写真を撮りました。

 植物の木本は、ウンナンオウバイ、インドボダイジュ、カラタチ、トキワマンサク、ニシキギ、キダチアロエ、キミノセンリョウ、カラタネオガタマ、ゴクラクチョウカ、カメリアエリナ、カロライナジャスミン、グレビレア、グレビレアジュビリー、ビバーナム、コロキアコトネアスター、バンクシア、テロペア、フォザギラマヨル、ブラシノキ、シコンノボタン、シデコブシ、シジミバナ、シモクレン、ヒイラギナンテン、ホルトノキ、ヤツデ、ヤマブキ、の写真を撮りました。

鳥は、カルガモ、コサギ、の写真です。

 

 仮想研889 悠遊探路も論理的に書かなければ  今日は、日々書いているA4一枚の悠遊探路を、どのように書けば、伝わり易く端的にまとめることができるかについて、考えることにしました。

 そこでまず、かつて、こぎつね小学校で理科専科教諭をしているころの、理科学習ノートの書式と、理科レポートの書式を思い出しました。

 日々の理科学習のノートは、「学習の課題、学習のめあて、実験観察方法、結果(表やグラフ)、考察、学習のふりかえり」という項目で書き進めるようにしていました。また、理科レポートは、「研究の課題、方法、結果(表やグラフ)、考察、感想」、という項目で書き進めさせていました。

 今日は、『英語論文執筆の基本』(西山聖久)という本を読みました。そこには、「表題、研究概要、序論、方法、結果、考察」、という項目で論文を書くことが基本だと示されていました。かつての小学校理科の実践と比較してみると、子ども達のノートやレポートには、「研究概要」を書く項目はありませんでした。それに代わるものが、理科ノートでは「ふりかえり」、研究レポートでは「感想」という項目に当たるのではないかと考えました。

 この「研究概要」の項目の書式は、とても大切であると、西山さんの本には書かれていました。「研究概要」には、①動機、②これまでの研究についてと問題点、③新たな視点、④研究方法、⑤結果や考察、などを、端的な文章でまとめるということです。

 理科の学習では、西山さんが書いているような、研究概要を書く習慣は無かったのですが、理科ノートの「学習のふりかえり」や、理科レポートの「感想」の部分には、今日の学習の意義やそこで分かったことなどが、端的に書かれていました。教師は、子ども達のノートでは、この「学習のふりかえり」、理科レポートでは、「感想」の部分をしっかり読んで、評価をしていたことを思い出しました。

 今後、自分が毎日書いている悠遊探路も、論文の書式を意識しながら、特に、「研究概要」の書式を参考にしながら、論理的に書き進めたいと思いました。

 

  今日は長居植物園で植物観察  2025年4月10日(木)

 

 今年一年間は、植物の名前を覚えることに集中し、身近で見られる植物が分かるようになりたいと考えています。昨日は、奈良の万葉植物園に行きました。万葉植物園は、多くの植物のそれぞれに名札が付けられていて、一気に植物観察が進む場所だなと思いました。昨日の9日で、4月1日から再記録を始めた4月の植物の数は、200種を越えました。4月に入ってからは、サクラ並木のある場所によく出かけていて、まだ下記(仮想研888)に書き出したような、日帰りのできる10箇所程の植物園には出かけられていません。今後、これらの植物園にも行くことで、植物記録をさらに進め、植物に詳しくなっていきたいと考えます。今日は、長居植物園に行き、4月の植物記録を増やしたいと思います。

 

 探路巳096 長居植物園 4月の植物観察を増やすために、今日は、長居植物園に行きました。植物の種類を覚えるには、植物園に行くことが大切です。山や海岸沿いの林や森の中で樹の名前を調べることは、素人にはほぼ不可能です。植物園では、多くの植物に名札が付いているので、写真を撮りながら、一つひとつ覚えていくことができます。また、街の中では、新たに建てられたマンション前の植木には、名札が付けられていることがあり、それらの木々の写真も撮るようにして、植物を覚えるようにします。

植物の木本は、カワヅザクラ実、サトザクラ(関山)、サトザクラ(松月)、シャクナゲ(ジョイフルディ)、シャクナゲ(ツクシ)、シャクナゲ(ハッピネス)、シャクナゲ(ミセスフジイ)、シャクナゲ(リーゼント)、シャクナゲ(貴婦人)、シャクナゲ(曙)、シャクナゲ(太陽)、ナシ、ナツグミ、ジューンベリー、ツバキ(沖の石)、ロドレイア、シキミ、イスノキ、カリン、タラヨウ、ハナズオウ、ハナミズキ、トキワガマズミ、ケヤキ、コナラ、アカガシ、カマクラヒバ、ウツギ、トチノキ、メタセコイア、コバノランタナ、ノダフジ、アツバキミガヨラン、クロマツ、トウチク、キンジョウギャクチク、などの写真を撮りました。

 草本は、シロバナタンポポ、ワタゲハナグルマ、ノヂシャ、ムラサキケマン、ムラサキサギゴケ、ヒメツルソバ、トゲミノキツネノボタン、ネモフィラ、ヒメリュウキンカ、チェリーセージ、バコパ、スイタクワイ、スイレン、ツルニチニチソウ(赤紫)、ブロッコリー、ルッコラ、ツクシ、等の写真を撮りました。

鳥は、アオサギ、カワウ、オオバン、コガモ、シジュウカラ、シロハラ、ヒヨドリ、等の写真です。

虫は、セグロアシナガバチ、の写真です。

 

 仮想研888 近辺の植物園・自然公園  4月のフィールドワークでは、奈良の万葉植物園と、長居植物園に行っただけで、まだ身近にあるいろいろな植物園、自然公園には、出かけられていません。

 今後、堺市都市緑化センター、大仙公園日本庭園、服部緑地緑化植物園、鶴見緑地咲くやこの花館、大阪府立花の文化園(河内長野)、大阪公立大学附属植物園(私市)、京都府立植物園、などにも行ってみたいなと思います。他にも、万博公園自然文化園、神戸市立森林植物園、六甲高山植物園などもあり、行動的に植物観察を進めるようにしたいです。

 全国のお城を訪れている人は、遠くまで足を伸ばして全国を駆け巡っておられるようです。植物観察も、見習いたいと思います。少し遠くへ出かけることで、これまで知らなかった小さな植物園に出会う可能性もあります。あちこち行動的に出かけて、植物観察出来る場所に出合い、植物に詳しくなっていきたいと思います。

 

  奈良の万葉植物園へ行く 2025年4月9日(水)

 

 今日は、以前の同僚の先生と会う日です。午後2時に近鉄奈良駅前で会う約束をしているので、昼前に奈良へ行き、奈良公園周辺を歩くことにします。

 朝からブログアップをして、昨日の悠遊探路を書いてから、公園の花の世話をしました。今日は、公園のあちこちに、勝手に芽吹いているノースポールの小さな株5個ほどを、プランターの中に植え替えました。春前に、家の庭で苗床を作ってノースポールの種を撒いて育てていたのですが、全く芽が出ませんでした。しかし、自然の中では、プランターの周囲に落ちた種から、芽が出ていました。来年からは、ノースポールの種まきは必要ないなと思いました。

 

 探路巳095 近鉄奈良駅~万葉植物園~二月堂~浮見堂~近鉄奈良駅(6㎞) 今日は、近鉄奈良駅に電車で行きました。25年間ほど、堺市から奈良学園前駅にあるこぎつね附属小学校、幼稚園へ通っていた頃のことを思い出しました。かなり遠いなと、今更感じました。

 近鉄奈良駅を11時に出発し、まずは興福寺の境内を通り、万葉植物園に行きました。万葉植物園は、春日大社の参道沿いにあります。奈良公園を歩いている観光客は、殆どが外国人のようです。幸いにも万葉植物園には、それほど観光客が入っていなかったので、ゆっくり写真を撮ることができました。万葉植物園は、丁寧に植物名を付けているので、植物の名前を覚えるには最高の場所でした。万葉植物園で植物の写真を撮った後、春日大社へと歩いたのですが、あまりに人が多いので、春日大社に行くのは諦めて、若草山、手向山八幡宮、二月堂へと歩きました。二月堂では階段を上がり、舞台から奈良盆地の景色を見ることができました。その後、東大寺南大門、浮見堂、猿沢池を通って、今日の待ち合わせをしている近鉄奈良駅の行基像前に2時に戻りました。6㎞ほどのフィールドワークができました。奈良公園のあちこちでは、シカ達が外国人対応をしてくれていました。シカ達はいろいろな言葉で話しかけられて大変だなと思いました。

植物の草本は、イカリソウ、ショウジョウバカマ、ヒトリシズカ、ウラシマソウ、アミガサユリ、ヤマアイ、シャガ、フキ、レンゲソウ、キランソウ、ムラサキサギゴケ、イタドリ、オオムギ、ダイコン、ムラサキハナナ、などの写真を撮りました。

木本は、ミツマタ、ナラノココノエザクラ、ミツバツツジ、ヤマブキ、レンギョウ、ヤマフジ、ニワウメ、アセビ、アオキ、カヤ、シデ、アカマツ、アリドオシ、イスノキ、スダジイ、イチイガシ、タチバナ、マユミ、ユズリハ、ハマオモト、タニワタリ、ウラジロ、マメヅタ、メダケ、クマザサ、ヤダケ、フトイ、などの写真を撮りました。

虫は、テングチョウ、の写真です。

鳥は、イソヒヨドリ、の写真です。

 

 仮想研887 ショウジョウバカマ 久しぶりにショウジョウバカマの写真を撮ることができました。かつて、山歩きをよくしていた頃は、春の谷沿いの道でよく見かけたのですが、最近そのような山道を歩いていないなと思いました。ネットで情報を調べてみました。

 「ショウジョウバカマは山地の湿った谷沿いの斜面や森林、ときに亜高山帯の万年雪の近くの湿った草原に見られる多年草です。葉は細長くて光沢があり、根元から放射状に広がります。栄養状態のよい株では、葉の先端から新芽を出します。葉の中心には翌年の新芽があります。花は径1cm程度で、花茎の先端に径3~5cmほどの球状にまとまってつきます。花色はふつう赤紫色ですが、地域によってピンクや紫など変化があります。花茎は、開花時には10cm前後ですが、花後急激に伸びて30~50cmに達します。」(趣味の園芸)

 

  朝5時に起きると昼間が長い 2025年4月8日(火)

 

 今日は、道の駅しらとりへ行く日です。しらとり公園のサクラが満開なので、駐車場が混み合っていないかなと少し心配したのですが、それほど混み合っていませんでした。土日が丁度サクラが見頃だったこと、子ども達の学校が始まったことなどで、家族連れが少なく、それほど混み合っていませんでした。良かったです。しらとり公園のフィールドワークだけでは歩く距離が短いので、夕方もう一度、近くの菅池周辺にも歩きに行きました。

 いつも5時に目覚ましをかけていて、これまで5時30分頃に起きていたのですが、今週から目覚ましが鳴って直ぐに起きるようにしました。そろそろ5時過ぎには空が明るくなり始めているので、起きやすくなってきました。朝5時にサッと起きるためには、10時30分には寝るようにしなければいけません。本当は、夜は10時に寝たいのですが、風呂やキッチン周りの掃除をしていて寝るのが遅くなっています。

 朝5時にサッと起きると、ブログアップと、昨日の悠遊探路を、8時までに書き終えることができます。朝、だらだら寝ていると、これらが9時ごろまでかかってしまいます。これでは、昼間の活動時間が短くなってしまいます。海外では、4月ごろから10月ごろの期間、サマータイムが適応されて、朝1時間早く起きることになります。日本ではサマータイムの制度はないのですが、自分の中で、朝は5時きっかりに起きることにします。今日は、早く起きたお陰で、ブログアップなどがサッと終わり、朝からキッチンハイターを使って、風呂掃除ができました。最近暖かくなってきて、タイル目地のカビが気になりかけてきたので、綺麗にしました。

 

 探路巳094 しらとり公園・菅池周辺 今日は、道の駅しらとりへ野菜を買いに行き、その後しらとり公園のフィールドワークをしました。サクラが散り始めていて、桜吹雪の中を歩くことができました。しらとり公園から帰ってから、昨日から始めたメダカの水換えを仕上げました。夕方もう一度、近くの菅池周辺に、フィールドワークに出かけました。

植物の草本は、ギシギシ、スイバ、タガラシ、トキンソウ、アゼスゲ、ノビル、スカシタゴボウ、トキワハゼ、ヒメヒレアザミ、ツクシ、ヨモギ、スズメノカタビラ、スズメノテッポウ、カラスノエンドウ、コメツブツメクサ、セイヨウタンポポ、ヒメオドリコソウ、ホトケノザ、ムスカリ、シバザクラ、ジャガイモ、イチゴ、ユーフォルビア・キパリッシアス、などの草本の写真を撮りました。

植物の木本は、ローズマリー、セイヨウキヅタ、カキ、モモ、ハーデンベルギア、ヒイラギナンテン、イヌマキ、クスノキ、クヌギ、コナラ、などの写真を撮りました。

鳥は、オオバン、の写真です。

 

 仮想研886 アゼスゲ 初めて写真を撮る植物です。最近植物の記録を丁寧にしていると、このような初めて見かける植物に出会うことになります。ネットで情報を調べると、よく見られる植物だそうです。

 「アゼスゲの名のとおり、比較的環境良好な水田の畦や休耕田、中栄養な溜池畔・湿地に生育する多年草。低湿地の植生を形成する重要種。農耕地周辺の湿った場所に良くみられ、日当たりのよい場所を好む。地中に細長い根茎を横走させて群生し、時に休耕田などを一面に覆うこともある。日陰に群生するものはあまり花茎を付けず、根茎を伸ばして殖える傾向があるようだ。地下には横走する根茎があり、まばらに叢生する。基部の鞘は褐色、または紫褐色の部分があり、その葉身の縁は内曲する。葉幅1.5~4mm。

花茎は20~80cmになり、頂部に3~5個の小穂をつける。花序の頂小穂1~2個は雄性で、側小穂は雌性。雌小穂は長さ1.5~5cm、幅3~4.5mmの円柱形で、ときに先端部に雄小穂がつく。雌鱗片は側面が黒紫色で、中肋は緑色、鈍頭で果胞より短いものから、鋭頭で果胞よりながいものまで変異に富む。」(西宮の湿性・水性植物)

 

 

  サクラ並木の大川沿いを歩く 2025年4月7日(月)

 

 昨年は、サクラの咲く頃、守口で法事があり、淀川沿いや大川沿い近くに行く機会が何度かあったので、その都度その周辺を歩きました。今年もサクラが咲いている大川沿いを歩くことにします。本当は、一本のソメイヨシノが綺麗に花を咲かせているのを見るだけで満足なのですが、取り敢えずニュースで度々取り上げられている大川沿いの花見に行きました。今日は月曜日なのに、多くの人が大川沿いを歩いていました。一昨日や昨日の土日は、とてもすごい人がやってきていたのだろうと思います。露天のお店がずらっと並んでいて、昔からの花見の風情があります。舟に乗って、川からサクラを見ている人達もいます。経済は動いているなと思いました。

 今日は、メダカの水替えをしました。メダカの水替えは、二日間かけてします。取り置きの水に水槽のメダカを移して、汚れた水槽を洗って水を入れます。夕方、取り置きの水に入れたメダカを水槽に戻します。続いて、もう一つのメダカ水槽の水替えもします。夕方移動させていたメダカたちを、翌日の朝メダカを戻して、2つの水槽が綺麗になります。暖かくなってきて、メダカたちの活動も活発になってきているので、一週間に一度の水替えが必要になってきました。水槽が汚れてしまう前に、水替えだけを短時間にするようにしていきたいです。

 明日は、4月の資源ゴミの回収日です。一ヶ月かけて本棚から取り出しているカゴに一杯分の本を、紙袋に入れて捨てる準備をしました。カゴは空になりました。また、一ヶ月かけて、次に捨てる本を選ぶようにしようと思います。今年は、カゴ一杯ずつの本を毎月捨て続けられるようにします。

 

 探路巳093 淀屋橋~大川沿い~桜ノ宮駅(4.0㎞) 今日は、淀屋橋駅から桜ノ宮駅の間の大川沿いのサクラ並木を見ました。人が多くいる所はあまり好きではないのですが、人混みの間をサッさと歩いて、サクラ並木の様子を見ました。造幣局サクラは、予約をしなければ見ることができません。万博も一緒ですが、予約番号を先に取る必要があります。だんだん生きづらくなってきています。混み合っていると入らない、たまたま空いていると入ってみる、どうしても見たかったら並んでも入る、というような生活がいいなと思います。カモ達の姿が減ってきました。北へと帰り始めているようです。カモ達に入れ替わるように、水面近くをツバメが飛び回っていて、水辺にはカメが並んでいました。

植物は、クルメツツジ、ムラサキカタバミ、デージー、ハボタン、ハナノキ、カツラ、クサツゲ、ロウソクゴゲモドキ、などの写真を撮りました。

鳥は、オオバン、の写真です。

 

 仮想研884 サクラ並木 最近、サクラ並木を、履中天皇陵古墳沿い、大阪城公園、狭山池、大川沿いで見ています。並木ではなくて、数本のサクラが綺麗に咲いている方が、目移りしないでじっくりサクラの花を見ることができます。サクラだけでなく、ネモフィラ、シバザクラ、ヒマワリ、コスモス、コキアなどが、一面に植えられている場所があるのですが、あまり近づかないようにしています。どうして、そんなに同じ植物を多く植えるのでしょう。贅沢な見方なのかなと思います。

 

  サクラが綺麗な狭山池を一周歩く 2025年4月6日(日)

 

 今日は、気温が20℃以上になるようです。やっと、春らしい気温になってきました。フィールドワークには、15~20℃ぐらいが丁度よいのですが、すぐに暑くなってしまいます。

 管理をしている公園の花が綺麗に咲きそろい始めました。サクラソウが一気に伸び、ビオラ、パンジー、ハボタン、キンギョソウ、ネモフィラ、などがプランターで咲いています。自治会の雑草取りの行事が4月27日にあるので、シャリンバイやツツジの周りや、広場の雑草を綺麗に取ってしまわないで、これから伸びてくるものは、適当に残していくようにしようと思います。いつも、10人ほどの人が集まってくれます。

 家のプランターに植えていたキャベツが花を咲かせています。まだ、それほど多くモンシロチョウが飛んでいるわけではないのですが、庭の1株だけのキャベツを見つけて、卵を産みました。また、スミレの株の間で冬越しをしていたツマグロヒョウモンの幼虫が、動き始めています。スズメやヒヨドリが、時々、庭にやってくるので、食べられないか心配です。

 

 探路巳092 狭山池~副池周辺(4.4㎞) 今日は中百舌鳥駅から大阪狭山駅まで電車で行き、狭山池を一周歩きました。さらに、その狭山池から続くように、副池という小さな水辺があるので、その周辺の遊歩道を通り、狭山駅まで歩きました。狭山池は、かつて行基が造ったと言われている日本最古のため池です。一周2850mあります。サクラが植えられていて、多くの人が花見を楽しんでいました。副池は、サクラがないので、静かでした。教育用に、ドングリなど実ができる木がいろいろ植えられていて、綺麗に整備されていました。多くの木には名札が付けられているので、いい感じです。また、来てみたいと思う場所でした。

植物は、ヤマブキ、ユスラウメ、ヒメノウゼンカズラ、スミレ、ヤエムグラ、タチシノブ、タマシダ、ナワシログミ、アカメガシワ、ウツギ、シャシャンボ、スダジイ、マテバシイ、ミズナラ、クヌギ、コナラ、などの写真を撮りました。

鳥は、ツグミ、カルガモ、ヒドリガモ、などの写真を撮りました。

虫は、モンキチョウ、モンシロチョウ卵(家の庭)、などの写真です。

 

 仮想研884 フィールドワークの回数 去年の4月6日は、探路085でした。今年の4月6日は、探路巳092です。昨年より7日多いペースで、フィールドワークが進んでいます。今年は、4月の中頃に家の改修工事が1週間ほどあるので、遠くへ歩きに出かけられない日が続きます。昨年も7月末から8月上旬にかけて改修工事をしていて、そのころの10年日記を見ると、朝起きてすぐに、近くの池の周りなどを歩いていたので、今年の4月の工事中も早朝に歩くようにしようと思います。

 昨年は、年間300回を目標に歩いていて、12月31日までに317回歩きました。今年も300回を目標に、できるだけ毎日歩き続けようと考えています。昨日も書いたのですが、1~2時間ほどの山歩きができるコースを、いくつか開発しようと思います。長距離の山道を歩くのは自信がありません。分かりやすい道、歩きやすい道で、山歩きできるコースを見つけたいです。今は、車で二上山へ時々行くのですが、南海高野線沿いの、金剛山、岩湧山周辺を歩く道があればいいなと思います。

 

  マリーゴールドとサルビアの種まき 2025年4月5日(土)

 

 今日は、ブログアップと昨日の悠遊探路を仕上げてから、公園協会に送る書類を書き、封書で送る準備をしました。封書の表書きを筆ペンで書いたのですが、一回目は気に入らなくて、もう一枚書きました。最近、筆文字練習をしているのですが、なかなか成果を出すことができません。二回目を書いて、110円分の切手を貼って、午後からポストに投函しました。

 次に、先日買ってきている、サルビアとマリーゴールドの種まきをしました。芽が出てくると、育苗ポットに一株ずつ植え替えて、育てていきます。育苗ポットに種を3粒ずつ撒いて、育ちのよくない2株を抜き、1株を育てるという方法は、気持ち的にできません。いつも、苗床に全体的に撒いて、芽が出てきた順に、育苗ポットに取って個別に育てるようにしています。今花盛りのビオラやパンジーが枯れ始めた頃に、植え替えが出来るように育つと思います。今晩、雨が降るようなので、丁度よい種まきチャンスです。

 

 探路巳091 二上山 今日は久しぶりに二上山へ歩きに行くことにしました。前回は12月18日に登っているので、4ヶ月ぶりとなります。山に来ると、度々登らないといけないなとその時は思うのですが、なかなか続きません。久しぶりに坂道を歩くと、やはり足の筋肉が落ちていることが分かります。スクワットなどを家ではしているのですが、あまり効果はないようです。やはり、1、2週間に一度は、山歩きをすることは大切だなと思います。花も増えてくる時期なので、1~2時間ほどの山歩きのコースを、いくつか開発しようと思います。

鳥は、ヤマガラ、シジュウカラ、ソウシチョウ、シロハラ、ヒヨドリ、などの写真を撮りました。

虫は、ヒオドシチョウ、テングチョウ、アシブトハナアブ、ビロードツリアブ、タケカレハ幼虫、などの写真を撮りました。

植物は、クサイチゴ、タチツボスミレ、ミヤマキケマン、タネツケバナ、オオバノイノモトソウ、シャガ、ニワトコ、シデコブシ、ツバキ、ネズ(ネズミサシ)、ヒサカキ、ヒノキ、などの写真を撮りました。

 

 仮想研883 ヒオドシチョウ ヒオドシチョウは、かつて2021年7月に、槙尾山で一度撮影しているので、今回で2回目撮影のチョウです。今日は二上山雌岳山頂近くで撮影しました。冬越しをしたチョウのようです。羽の周りの黒い帯の部分が傷んでいます。ヒオドシチョウについてネットで情報を調べてみました。

 「鮮やかな褐色に黒い斑点、縁の光沢のある白(青)が美しいタテハチョウ。「ヒオドシ」は戦国時代の武具である「緋縅」に由来している。翅の裏面は樹皮のような色合いをしていてかなり地味である。飛ぶ速度は速く、樹液を吸っている時や地面に止まって休んでいる時などが観察のチャンスだ。低地から山地までの雑木林や公園などに広く生息する。3月ごろから11月ごろにみられる。早春の個体は前年から越冬した個体で、秋には夏に発生した個体がみられる。幼虫は主にエノキを食べる。そのため、エノキのある場所なら市街地内の公園などでも見つけることができる。成虫は樹液や獣糞を好み、花の蜜には寄り付かない。」(目に見えるいきもの図鑑)

 今日、ヒオドシチョウと同時に見かけたテングチョウも、成虫で越冬するチョウのようです。羽が傷んでいました。