子どもHAPPY化計画 佐藤です。
冬眠から目覚めてから早2か月近く、なんと、もう「こどもの日」です。
この間に、ずっと使用してきたブログデザインがなくなってしまいましたので、これを機にシンプルなデザインに変更しました。新しいデザインもよろしくお願いします。
さて、今日は「こどもの日」です。当然のことながら祝日で、「こどもの日」と「こども」を平仮名で書きます。
この「こども」という表記ですが、「こども」、「子ども」、「子供」という表記がありますね。
平成25年6月に制定された「子どもの貧困対策の推進に関する法律(子ども貧困対策法)」(平成26年1月施行)は、「子ども」と書きますが、同法の制定を受け平成26年8月に閣議決定された「子供の貧困対策に関する大綱」は「子供」と書きます。
とっても紛らわしいんですが、子どもの貧困対策法が制定された平成25年6月以降、文部科学省が公文書等で使用する表記を「子供」と統一したことから、大綱では「子供」という表記になったようです。
文部科学省は、「子供」という表記に差別表現はないとして「子供」と統一したようでうすが、「こども」の表記については、
「子ども」という表記は柔かい印象があるが「交ぜ書き」だから熟語として正しくない
とか
「子供」という熟語自体が「供え物」というイメージを与えるからよろしくない
とか、まあ、諸説あるようです。
詳しくは→J-CAST
気になったので、「交ぜ書き」について調べてみたところ、文化庁が、「補てん」、「ばん回」、「伴りょ」のように,漢語の一部を仮名書きにする「交ぜ書き」は、読みにくかったり、意味を把握しにくかったりするなどの問題があるので、同音の漢字に置き換える、全体を仮名書きにする、別の語に言い換えるよう、注意を促してました。
詳しくは→文化庁
そもそも、 「子供」の表記は1973年の内閣訓令で漢字表記とされているそうです。な~んだ。
ただ、「こどもの日」は「こども」と平仮名で表記します。
でもって、「子どもHAPPY化計画」は、これまで通り「子どもHAPPY化計画」と表記します。ただし、ブログ中は、出典がある場合は出典先の表記に従います。
おまけですが、「子ども」の「子」という漢字は、もともとは小さい子どもを描いた象形文字ですが、分解すると、「一」と「了」になるので、始まりから終わり、つまり物事のすべてを表している字だという説もあるようです。筆順は「了」のあとに「一」なのlで、終わりがあって始まるということになるでしょうか。
なるほどね~。
さて、前置きがあまりに長くなりましたが、本題です。
総務省統計局では、5月5日の「こどもの日」にちなんで、平成27年4月1日現在におけるこどもの数(15歳未満人口)を推計し、公表しまた。なお、総務省は「こども」と表記しています。
詳しくは→総務省
要約は以下のとおり。
こどもの数は1617万人、昭和57年から34年連続の減少で過去最低。男女別では、男子が828万人、女子が788万人で、男子が女子より40万人多いそうです。
また、こどもの割合は12.7%で41年連続の低下、こちらも過去最低です。一方で65歳以上の高齢者は26.4%とこちらは過去最高です。
昨年の同じブログ→こちら
ちなみに、こどもの割合は諸外国と比較しても最低だそうです。参考までに
ドイツ13.1%
イタリア13.4%
韓国14.3%
ロシア 15.9%
中国16.5%
王女誕生に湧くイギリス17.6%
少子化対策先進国といわれるフランス18.6%
アメリカ19.3%
タイ19.7%
日本では、子どもの数が減って少数になるから、保育園が迷惑施設 ってことになるのかなとか思ったりしました。
では、また!