教育こそ最優先( Education First) | 子どもHAPPY化計画のブログ

子どもHAPPY化計画のブログ

子どもHAPPYな社会は大人も子どももHAPPYな社会

子どもHAPPY化計画 佐藤です。


すっかりご無沙汰している間に、秋は深まり、東京は木枯らし1号が吹きました。なんと、昨年より15日も早いそうです。


東京に木枯らしが吹いた日、札幌は初雪が降ったそうですが、10日ほど前、私が札幌に行ったときは、紅葉まっさかりでした。少し時間がとれたので、余市と小樽に足を延ばしてきました。


写真は余市のニッカウィスキーの蒸留所です。青い空が高く気持ちの良い日でした。ウィスキーも3杯まで試飲できます。


余市は、ニッカウィスキーの創業者の竹鶴政孝の妻のリタ(ドラマ「マッサン」ではエリー)の出身地でもあるスコットランドの気候によく似ていたそうで、この地でウィスキーを作るため、醸造所を作ったのだそうです。


国際結婚へのハードルの高い時代、海を越え、故郷と決別して、見知らぬ地で新しい事業を興す、逆境もまたエネルギーに変える力が二人にはあったのでしょう。大変なこともたくさんあったに違いないけれど、なんだか、少しうらやましい気もしました。


朝のテレビドラマといえば、マッサンの前は「アンと花子」でした。毎朝見ることはできませんでしたが、時間のあるときは見ていました。


山梨の貧しい家に生まれ、東京の女学校で英語を学び、故郷での教師生活をへて翻訳家の道に進んだヒロイン・花子は、震災や戦争を乗り越え、子どもたちに夢と希望を送り届ていきます(NHKオンラインでの番組紹介から)


アンと花子の主人公である村岡花子は、成績が悪ければ給費が打ち切られてしまう給費生として女学校での教育を受けました。優秀ではあったかもしれませんが、きっと人の何倍もの努力を重ねたことでしょう。


でも、それも、教育があってこそかもしれません。教育という環境になければ、花子も努力ができなかったかもしれない。


教育と言えば、教育の重要性を訴えた少女がいます。今年ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユサフザイさんです。テロに屈しなかった少女です。


彼女は、2013年7月12日に国連本部でスピーチをしています。スピーチの最後はこう締めくくられています。


本とペンを手に取り、全世界の無学、貧困、テロに立ち向かいましょう。それこそ私たちにとって最も強力な武器だからです。

1人の子ども、1人の教師、1冊の本、そして1本のペンが、世界を変えられるのです。

教育以外に解決策はありません。教育こそ最優先です。


この言葉を16歳(テロに遭ったのは15歳)の少女に言わせなければならないことの重みを全世界の大人は感じなければならないし、そして学ばなければなりません。


マララさんのスピーチ全文は→国連広報センター

こちらも→ハフィントンポスト


それでは、ごきげんよう、さようなら。また、次回!!