こんにちは。
近藤正樹です
さて、これまでわたしがこちらのブログで
かいてきたことをまとめてみますね
【日本人の投資性向のまとめ】
・高利回りの“ジャパンマネー”はもうない
・日本とアメリカでは“資産の預け先”も“資産の増え方”も大きく違う
・お金は預けるものではなく、“増やすもの”
・お金を増やすには「ターゲット設定」「ライフプラン」が必須
これまでの話はYouTube番組今月毎週配信してます
ユーチューブお金の小学校。
https://www.youtube.com/channel/UCAr7VYFdc65IP4xGxJaHV9w?view_as=subscriber
第一回桃太郎動画
https://www.youtube.com/watch?v=W22iTpeFyJo
ぜひご覧くださいませ

さて、これまで銀行への預貯金だけでは、
十分にお金は増えていかないということを
お伝えしました。
しかし、ここで「増えはしないけれど、減らないんだからいいんじゃない?」
と言う方もいらっしゃいますよね。
ただ今、販売されている教育資金の積立のための学資保険や、
年金準備のための個人年金保険をみると
掛け金以上の十分な解約返戻金がもらえるものはほとんどありません。
むしろ元本割れしているものもいくつかあり、
それでも「万が一の際に保険金として子どもに残してあげられる」ということで、
今でも契約する人が多いようです。
しかし、「アメリカの金融教育」でも書きましたが、
「ターゲット(買いたいもの)」の価格は動くのです。
では、ここでいろいろな商品の価格を、10年前と現在とで比べてみましょう。
・スズキ アルトX
93万円(2007年) → 105万円(2017年)
・リンガーハット 長崎ちゃんぽん ※東日本価格
428円(2007年) → 580円(2017年)
・ディズニーランド 大人1日券
5800円(2007年) → 7400円(2017年)
・象印マホービン 炊飯器
3万8000円(2007年) → 14万円(2017年)
※価格はすべて、「日経ヴェリタス 第481号」より引用

たとえば私、近藤家は現在、2人の子どもがいる4人家族です。
10年前に私が「10年後、家族でディズニーランドに行けるように、
へそくりをタンスにしまっておこう。
大人2人と、その頃には子どもが2人くらいはできているだろうから、
小人2人分!」と、当時の価格で家族4人分のチケット代1万9400円
(大人5800円×2人、小人3900円×2人)を貯金したとしましょう。
さあ、10年後! タンスにしまっておいた1万9400円を握りしめ、
家族4人でディズニーランドに行きました。
……しかし、窓口で提示された入場料は2万4400円
(大人7400円×2人、小人4800円×2人)です。
ちょうど大人1人が諦めれば、残りの3人は入れる金額です……。
もしこうなったら、間違いなくわたくし一人が園の外で家族を待つ羽目になるでしょうね(泣)。
たった10年前でもこんなことが起こるのです。
これがもし、子どもの教育資金や老後の蓄えとして、
20年も30年もタンスの中に入れていたとしたら……
子どもを大学に入れることもできず、
老後に買おうと思っていたものが何も買えない……。
そんなことになるかもしれませんね。
皆さんが描いている将来の生活を考える際に
とても大事なことだと思うのですがいかが思われますか?
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近藤正樹プロフィール
IFA
お金の小学校代表
チーム★ライフプラン研究会 認定講師
キッズ・マネー・ステーション 認定講師
昭和50年6月18日生まれ
神奈川県川崎市出身。早稲田大学社会科学部卒業
学生時代に好きだった小劇場のパワーあふれる舞台俳優の影響を
受け20代を舞台俳優の活動に専念する。
多くの金融機関の方が専門知識を難しい言葉で話す姿に違和感を覚え、
舞台俳優・落語で得た知識と経験を元に、誰もが悩むお金と人生の関係を、
だれもが知っている昔話「桃太郎」を使って
人生とお金の関係をわかりやすく紐とくなど、親しみやすいマネーセミナー講師として活動。
近年では親子向けのお金の教育にも力を入れている。
家庭に帰るとスキー指導員の資格も持つ、10歳と3歳の父親。
著書:「お金の小学校」(一間堂)
「誰か教えて!一生にかかるお金の話」(中経出版)
記事掲載:新日本保険新聞・「美的」「DIME」など