私は、平成20年(2008年)9月11日 に姫路城を訪れました。
イメージ 1 姫路城の公式ホームページによると次のように記されている。
 「5重6階の大天守と3つの小天守が渡櫓(わたりやぐら)でつながり、幾重にも重なる屋根、千鳥破風(はふ)や唐(から)破風が、白漆喰総塗籠造(しろしっくいそうぬりごめつくり)の外装と相まって、華やかな構成美をつくっています。
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 姫路城はその400年の歴史の中で、戦にまみえることなく、近代の戦災に遭うこともなかった、たぐいまれな城です。その結果天守や櫓、門などの保存状態が非常によいうえ、ほかに類例のない遺構も多く、極めて貴重な文化遺産となっています。」
実際訪ねてみると、写真でお分かりのように、その美しさは筆舌に尽くしがたいほど、圧倒的です。
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 水を湛えた内堀も恐らく当時と同じように風情が感じられました。
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 大手門をくぐって城内の三の丸跡から眺めた城もとても美しかった。
 ただ、今回の旅行の目的地は、離島の家島や坊勢島にあり、姫路城はついでに短時間だけの訪問となり、これ以上詳しいことはお伝えできず、残念に思います。再訪する機会があれば、今度はしっかり見聞したい。一度は訪ねてみたい所だと思います。


 最後に、姫路城は姿の美しさと、焼け残ってきた、ということで世界遺産登録になったと思われます。
 ただ、個人的には、規模、豪華さ、史的役割等の総合力からいって、名古屋城や大阪城には及ばない、と私は思ってきました。現実に訪ねてみた結果もやはりその思いは変わりませんでした。

(参考)
世界遺産リストに登録されている物件は、878件(2008年7月現在)で、内、日本は次の14件。
 1:知床 2:白神山地 3:日光の社寺 4:白川郷・五箇山の合掌造り集落
 5:古都京都の文化財 6:古都奈良の文化財 7:法隆寺地域の仏教建造物
 8:紀伊山地の霊場と参詣道 9:姫路城 10:石見銀山遺跡とその文化的景観
11:広島の平和記念碑(原爆ドーム) 12:厳島神社  13:屋久島
14:琉球王国のグスク及び関連遺跡群
 つまり、姫路城は、そのたった14の内の一つとして登録されています。しかも、単独の城そのものが指定されているのですから、出色の存在といっていいでしょう。