kiyokiyo world Ⅱ -9ページ目

kiyokiyo world Ⅱ

昔の功夫映画ばかりです。

1976年の香港映画です。武術指導は韓英傑先生と黃國柱さん。

 

上官靈鳳さんが前皇帝の墓の前で修行をしていると、物音が。譚道良さんがいました。彼女は隠れて、彼をおびき出し、問い詰めます。キックしてくるので、譚道良さんは彼女を押します。

 

ムカッとしますが、譚道良さんが彼女の腕前を評価してくれたので、機嫌を直します。

 

皇帝になろうとしている龍飛さんを倒そうという話で盛り上がっていると、話を聞きつけた兵士たちがやってきます。前皇帝に敬意を表してはならないと言い、捕まえられそうになります。が、2人は強いので、簡単に彼らを倒してしまいます。

 

彼女は譚道良さんを国のために一緒に活動しないかと誘いますが、彼には母1人子1人。なので、母のところに帰るように言います。

 

「齊王府」。龍飛さんの側近に川原さん。気になる敵はいるものの、ほぼ龍飛さんは全てを手に入れていました。喜んでいると、先ほどの戦いでけがを負った柯受良さんがやってきます。龍飛さんはキレます。

 

街は兵士たちが暴れ、めちゃくちゃです。女の子さえも殺そうとする兵士を上官靈鳳さんは剣とキックでやっつけます。

 

山の中では李強さんが鞭を振り回していました。龍飛さんの側近が彼の腕前を見込んで、やってきます。李強さんは龍飛さんの下で働くことになったようです。

 

上官靈鳳さんは譚道良さんに会いに行きます。彼女の方が強い設定のようで、譚道良さんのキックは殆ど見られませんでした。

 

次に側近は釣り竿の扱いが上手い老人を訪ねます。

 

夜、前皇帝の墓に様子を見に来た柯受良さんたちは様々な物音にビビります。石像が動くことにびっくり。みんな、逃げますガーン

 

馬に乗った馬場さんと李強さん。首都に向かっているようです。

 

譚道良さんは街の人たちの悲鳴を聞きます。立派なファイターとなって、龍飛さんを倒してやりたいと母に話をしていると、老人がやってきて、すぐに逃げるよう急かされます。

 

実は彼は将軍 關洪の息子でした。母は秘密にしていたのです。で、更にびっくりなのが墓の横にいた石像が父親だというのです。石像なのに・・・。

 

柯受良さんたちの話を聞いて、怒りながらやってきた川原さん。石像を確かめていきます。やっぱり動き出す石像。ドリフかっ!

 

兵士たちを無理やり引っ張って、墓の前にやってきます。怖がる兵士を殺し、前に進むように命じます。石像は動き、兵士をぶん投げます。それでも進むよう川原さんは命じます。

 

石像は蹴ったり、叩いたり、倒れたりして、攻撃してきます。

 

川原さんは自分の武器を使って、石像を攻撃しますが、びくともしません。

 

滑らかに動き出したり、石像に戻ったり。めちゃ怖いです。そんなカオスな状態の中、譚道良さんがやってきて、石像をガン見します。追ってきた母を川原さんは捕まえます。

 

どかないと母を殺すと言われたので、どける譚道良さんと石像。川原さんは母を人質にして、墓の中に入ろうとします。門の中には上官靈鳳さんたちが待機しており、川原さんたちの侵入を止めます。

 

川原さんの攻撃であっさり1人倒されます。上官靈鳳さんと父と仲間は逃げ、川原さんは母を連れて彼らを追います。

 

譚道良さんは追いますが、川原さんの攻撃でバランスを崩し、空の井戸に落ちてしまいます。やけくそになって壁を叩いていると煉瓦が崩れます。奥へ進むと、不思議な地下室にたどり着きます。

 

そして、石像の父 關洪さんが登場します。10年間、放っておいてすまないと謝罪。「お前には魔法の力と功夫があるから、修行を積めば、きっと活躍できる。」と励まし、魔法の腕輪を渡します。

 

仲間に会わせると言われ、他の石像と会います。武德山さんがいました。譚道良さんは母が心配だと話をすると、先ほどの老人が急に登場して、自分が母を助けたから、修行に集中しなさいと言ってくれます。

 

釣り竿名人になぜか馬場さんが戦いを申し込みます。名人は馬場さんの手下とかっこよく戦います。今度は李強さんと戦っています。釣り竿名人が負けたので、馬場さんは李強さんと戦います。側近は彼らの戦いを嬉しそうに見ています。李強さんが勝ち、満足そうにしていると、龍飛さんが登場。

 

李強さんは龍飛さんの手下を倒すことはできましたが、龍飛さんには全く敵いませんでした。

 

上官靈鳳さんと仲間は何か仕掛けをしているようです。「齊王府」の前を通り、わざと姿を見せます。

 

龍飛さんは早く譚道良さんと上官靈鳳さんを始末するように命じます。

 

上官靈鳳さんの隠れ家に父の仲間が訪ねてきます。

 

譚道良さんは修行をして、どんどんパワーアップ!母の悲鳴が聞こえてきます。本当は母はまだ捕まっていたようです。助けに行こうとすると、石像にまだ実力不足だと止められます。

 

それでも行こうとすると、トラップだらけだけどいいのかと警告されます。母を助けたい一心で彼は「少林寺十八銅人」みたいなトラップに挑戦します。まず、父の仲間である石像をクリアすることから。高いジャンプで彼を飛び越して、階段を上がっていきます。

 

次は骸骨を壊していきます。ここからかっこいいキックが炸裂していきます。剣山の壁を避けて、次のステージへ。父の仲間3体を倒します。今度は父の仲間がいっぱい。これもキックで倒します。

 

次は坂道のようなところへ。石柱が転がってきます。クリアして、階段に向かうと關洪さんが。譚道良さんを襲います。墓からどうにかして、脱出しますが、門のところに全員がいました。

 

また襲われるのかと思いましたが、よく脱出できたと褒めてくれます。老人が現れて、すぐに戦いに行かなくてはならないと急かします。瞬間移動で上官靈鳳さんたちが戦っている場所に連れていかれ、がんばるよう言われます。

 

譚道良さんはキックで兵士たちを蹴散らします。

 

母を思うと、落ち着いてなんかいられない彼は上官靈鳳さんと共に2人だけで救出に向かいます。

 

2人でかなりいい戦いをしますが、仲間に呼ばれ、戻ることにします。この際、仲間が捕らえられ、自分たちの情報が洩れてしまいます。

 

上官靈鳳さんの父は作戦を立てていました。そして、龍飛さんも。

 

上官靈鳳さんは食事に出かけます。入った店に李強さんがいました。釣り竿名人も入店します。彼女の食事を邪魔するという姑息な真似をします。箸を奪ったり、料理を奪ったり。彼女以外の客は敵でした。葉飛揚さん、発見。

 

上官靈鳳さん1人で李強さんを倒し、釣り名人を倒します。

 

店から脱出すると、一般人の服を着た川原さんと柯受良さんたちに襲われます。苦戦していると、譚道良さんが助けてくれます。彼らを倒したかったのですが、父が呼んでいるということだったので戻ります。

 

馬で移動中、隠れていた兵士たちに矢で狙われます。上官靈鳳さんが父と移動していると、李敏郎さんがやってきます。彼を倒して、崖を登っていると、笑い声が。龍飛さんが母を見せて、脅しをかけてきます。

 

上官靈鳳さん親子は予定を変更して、母を救おうとします。龍飛さんは巨大な弓で彼らを襲ってきます。上官靈鳳さんの剣が弓で飛んでしまい、母の肩に刺さります。

 

母は自分のことより、龍飛さんを倒すことを優先するように言います。譚道良さんが腕輪同士をぶつけると、いきなり灰色になります。石像になったってこと?そして、空を飛んで、いきなり龍飛さんの側にやってきます。キックを連発して彼を崖から落として、終了!

 

母は石像の前に行き、「息子は立派なリーダーになりました。私はもう悔いがありません。」と言って、息絶えます。譚道良さんは石像に向かって、母の命を助けてほしいと言います。

 

上官靈鳳さんは「あなたの母はこれで幸せなのかもしれない。この悲しみを乗り越えるのよ。」と励まします。

 

夕日に向かって佇む譚道良さんの姿で終わりです。

 

金龍さんもいたようですが、探せませんでした。

 

設定がすごい。父が石像って・・・。そして、譚道良さんも一時的に石像になるなんて・・・。

 

この映画の石像は銅人より人間っぽさがあるのが特徴かな。「少林寺木人巷」的な感じも受けました。

 

キャストは地味ですが、上官靈鳳さんのメイクは派手(いいえ、ちょうどいい濃さです驚き)だし、設定もユニークなので、もっと評価されてもいいのではないかと思います。

 

意外と面白かったです。

 

1979年の香港映画。出演作が少ない袁兄弟の1人 袁龍駒さんが割と出ている作品です。

 

OPは「将軍令」がかかる中、袁小田さん、楊盼盼さんが演武を披露。最後に袁龍駒さんが加わります。袁小田さん、いつもよりも髪がカールしていてかわいい。

 

袁小田さん監督の下、弟子の楊盼盼さんと息子の袁龍駒さんが修行。卵を吊るした暗室で動き回ります。卵を潰して汚れた手を袁龍駒さんの服になすり付けて、修行を再開する楊盼盼さん。気の強そうな雰囲気。

 

賑わっている街にある賭博場。賭けに失敗した楊盼盼さんの父が張華さんからお金を借ります。

 

山怪さんが賭博場を発見。賭け事が大好きなので嬉しそうに入っていきます。しかし、うまく行かず、お金を失ってしまいます。インチキだと怒り出し、暴れると、飛び出します。張華さんは山怪さんを追いかけるように手下たちに命じます。

 

屋台をやっている袁龍駒さんは山怪さん、手下たちとぶつかり、お盆に乗せた食べ物を落としそうになります。

 

手下たちは袁龍駒さんとぶつかったことで、追いかけるのが遅れ、山怪さんを見失います。

 

手下たちは戻って、袁龍駒さんに八つ当たりをします。袁龍駒さんは近くにあった棒で彼らと戦おうとします。そこに卡薩伐さんが登場。トラブルを止めてくれます。

 

お金を失った山怪さんは汚い靴を質屋に出します。質屋は山怪さんの希望するお金は出せないと断ります。経営者の卡薩伐さんが帰って来て、山怪さんに無理と言います。

 

山怪さんはお金が欲しくてたまらないので、バトルになります。膠着状態が続きます。師匠の袁小田さんが出てきて、止めに入ります。袁小田さんは丁寧に対応しますが、山怪さんが態度を変えないので、攻撃をします。袁小田さんの強さにビビった山怪さんは悪態をつきながら、立ち去ります。

 

袁小田さんは山怪さんの拳から、ある人物を思い出します。それは任世官さんでした。10年ほど前、卡薩伐さんの伯父が任世官さんと戦ったとき、任世官さんは飛蝗拳(!?)なるものを使っていたそうです。袁小田さんは伯父に加勢しました。(螳螂拳だよね。)う~ん、嫌なことが起きそう。

 

山怪さんは倉庫へ行き、兄弟子の任世官さんと会います。山怪さんがお金を失ったことに腹を立てた任世官さんは彼にいろんなことを聞き出します。袁小田さんの話に興味をもちます。彼もあの戦いを覚えていました。

 

袁小田さんたちにやられたことを根にもっていた任世官さんは復讐を考えます。

 

山怪さんに誘われて、任世官さんが行った飲食店では楊盼盼さんが華麗な皿回しを披露していました。張華さんも袁小田さんも卡薩伐さんも観ていました。張華さんは彼女を気に入っており、誘いますが、楊盼盼さんは冷たく断ります。

 

袁小田さんが酔い潰れたので、卡薩伐さんが連れて帰ります。

 

楊盼盼さんがまた技を披露していると、今度はお金持ちの石天さんが来店。彼に気に入られます。石天さんは彼女に近付こうとして、嫌われます。

 

酔った袁小田さんを連れて帰る途中の卡薩伐さん。彼を背負って階段を降りる際、バランスを崩してしまいます。袁小田さんは無事でしたが、卡薩伐さんにもっと下半身強化をするように命じます。

 

竹に椰子の実をつけたものを用意し、椰子の実を蹴っ飛ばしていきます。すごいキック・・・ガーン楊盼盼さんも柔軟性を高めるトレーニングをしています。

 

街に任世官さんと山怪さんがやってきます。任世官さんは例の賭博場に行きます。山怪さんは入りませんでした。

 

任世官さんはいい感じで勝ち続け、お金を着々と増やしていきます。心配&興味がある山怪さんはこっそりやってきます。

 

そこに張華さんがやってきます。山怪さんは困ってしまいます。逃げたことに腹を立てていた張華さんは手下たちと2人を襲います。しかし、任世官さんは強いので張華さんに勝ちます。張華さんは彼の手下になることに。

 

任世官さんは楊盼盼さんのいる飲食店に行き、彼女の舞台を見ます。張華さんは楊盼盼さんの父から結婚の許可を取っていたので、彼氏的な態度で彼女に接します。任世官さんと山怪さんの接待に来るように言ってきたので、楊盼盼さんはきっぱりと断ります。

 

揉めているところに袁小田さん、袁龍駒さん、卡薩伐さんが来店。任世官さんは袁小田さんを発見。顔が険しくなります。挨拶にいきますが、袁小田さんはすっとぼけます。

 

任世官さんは袁小田さんを追い詰めるために持ち主の馮敬文さんを脅して、強引に飲食店を買うことにします。

 

野外の飲食店で1人で食事を楽しんでいた楊盼盼さんは張華さんと遭遇。しつこくされます。なので、優しくするふりをして、お茶をかけたり、箸で指を挟んだりと意地悪をします。我慢していた張華さんも遂にキレ・・・。客が逃げ出すほどの大乱闘に。卡薩伐さんがやってきて、楊盼盼さんの助太刀をします。

 

馮敬文さんは困って、袁小田さんに相談していました。自分の力では何もできないと答えていると、卡薩伐さんと楊盼盼さんが戻ってきます。そこに任世官さんがボコボコにされた張華さんを連れてやってきます。

 

袁小田さんは2人から話を聞きます。気まずそうに話をする2人。原因を作ったのは張華さんですが、これはやり過ぎ。袁小田さんは彼らに謝るように言います。

 

任世官さんは気が収まりません。ちょっと揉めます。袁小田さんは頭に血が上っている卡薩伐さんの腕を捻ります。これを見て、任世官さんは引き下がります。

 

楊盼盼さんは卡薩伐さんを自宅へ連れ帰り、薬を取りに行きます。入れ替わりで袁龍駒さんが彼の面倒を看ます。

 

楊盼盼さんは袁小田さんに怒りをぶつけます。袁小田さんは卡薩伐さんを助けるために仕方がなかったと説明。状況を理解した楊盼盼さんは反省します。袁小田さんは彼女を慰めると、卡薩伐さん用の薬を持たせて、帰します。

 

任世官さんは袁小田さんの家主を脅し、彼を追い出す作戦に出ます。家主は仕方なく、彼に出て行ってもらうことにします。

 

任世官さんは彼が出て行った後、そこを「陳舘」として、住み始めます。

 

古い家を「蘇舘」として、袁小田さんは暮らし始めていました。貧しいながらも楽しく楊盼盼さんと修行。

 

張華さんは楊盼盼さんの父にたくさんの贈り物をし、賭博場での借金もチャラにし、結婚の準備を進めます。

 

楊盼盼さんは贈り物を発見し、激怒します。しかし、父はお金のことしか考えていませんでした。一緒にいた袁龍駒さんが意見をすると、怒って追い出してしまいます。泣き出す楊盼盼さん。

 

楊盼盼さんは袁小田さんのところに行きます。袁小田さんは彼女が無理やり結婚させられると知って、驚きます。

 

張華さんは任世官さんたちに騙されていました。張華さんはそれに気づかず、楊盼盼さんの父が自分を騙そうとしていると誤解。彼を襲おうとします。卡薩伐さんがやってきて、戦いとなります。

 

袁小田さんも楊盼盼さんと袁龍駒さんを連れて、楊盼盼さん宅に向かおうとしていました。こちらには任世官さんと山怪さんが。戦いとなります。

 

袖口にたくさん小銭をつけている任世官さん。これが武器になります。

 

袁小田さんが任世官さんと戦っていると、卡薩伐さんと張華さんが合流。

 

酒が切れて弱くなった袁小田さんの代わりに楊盼盼さんと卡薩伐さんが任世官さんと戦います。袁龍駒さんが酒を探しに行きます。

 

木の上に避難し、弟子たちの戦いを見守る袁小田さん。苦戦する2人を見て、とてもツラそう。

 

街からお酒を運んでいる途中の袁龍駒さん。持っていたお酒がいいお酒だと思い出し、いきなりお酒を飲み出します。おぃ~アセアセそして、千鳥足で戻ってきます。おぃ~アセアセ袁龍駒さんの左の歯が欠けています。撮影中にトラブルがあったのだろうか。元々かな?気になる場面でした。

 

袁小田さんは酒を飲みたかったのですが、空でした。酔った袁龍駒さんは任世官さんと戦い始めます。袁小田さんは意外と彼がいい動きをするので、木の上から指示を出します。

 

途中から劣勢になってきたので、楊盼盼さんが代わります。が、彼女も負けそうになります。で、また袁龍駒さんが登場。任世官さんに腹部を蹴られて、お酒を吐きます。手にかかって、手が泡だらけになる任世官さん。ようやく卡薩伐さんが再登場。任世官さんを攻撃します。

 

3人がかりで任世官さんを責め、やっと勝つことができました。

 

気づくと袁龍駒さんがいません。探してもいません。袁小田さんが木の上から下りてきて、任世官さんの体をどかすと、すぐに下に埋まっていました。

 

動かないので、死んでしまったと誤解する卡薩伐さんと楊盼盼さん。実はただ酔っていただけでした。高級なお酒を飲んだ罰とみんなを心配させた罰として、卡薩伐さんに担がれ、楊盼盼さんにお尻をペンペンされる袁龍駒さん。それを楽しそうに見つめる袁小田さんの笑顔で終わりです。

 

話がかなり適当です。ラストバトル、近くに卡薩伐さんがいるはずなのに、袁龍駒さん&楊盼盼さんが苦戦していてもすぐに助けに入らないのが気になりました。笑

 

ですが、袁小田さんの笑顔で全てがどうでもよくなり、ほのぼのムービーだったな~と自分も笑顔になりました。何気にキャストが豪華なのも話の適当さを誤魔化すのに役立っていると思います。

 

袁龍駒さんは袁和平さんにもノブさんにも袁祥仁さんにも袁日初さんにも似てる・・・!当然、袁小田さんにも似てる。やっぱりみんな袁小田さんの子どもなんだな~としみじみしちゃいました。

 

そして、今回も卡薩伐さんのサラサラヘアに見とれてしまったキラキラほんと羨ましい。

 

1978年の香港映画。武術指導は高飛さん。

 

モンゴルの司令官 羅烈さんが部下を引き連れて、張力さんを追っています。そんな彼を高飛さんが襲います。リストをよこせと迫ります。

 

バトル勃発。高飛さんの動きが好きだ飛び出すハート

 

持っていないと言っても聞き入れてくれず。攻撃されまくる張力さん。張力さんは将軍の李藝民さんがリストを持っていると言って、亡くなります。言わなきゃいいのに・・・。

 

かっこいいOPが終わり、山林を逃げる李藝民さん。追っ手が彼を囲みます。高飛さん、張莽さんも加わります。2人の技に苦労しますが、李藝民さんは隙を見て、逃げます。

 

街では反乱者の情報を提供してくれたら、褒賞金を出すという告示が出されていました。

 

山に遺体が複数あります。貧しい母と娘がやってきて、母は遺体から服を取ります。娘は気が進みませんが、母にやれと言われて、仕方なくやります。彼らは遺体から取った服を川で洗ってきれいにして、それを売って、生計を立てていたのでした。

 

洗濯を終えて、帰宅する途中、木に寄りかかっている李藝民さんを発見します。娘は彼から服を取ろうとしますが、亡くなっていないので、動き出します。びっくりする娘。

 

母は李藝民さんと知り合いでした。戦いに負け、逃げてきたという彼を家に招き入れます。伯父と合流して、再び、戦おうとしていましたが、母に伯父たちが殺されたことを知らされます。身寄りが誰もいなくなってしまいました。がっかり・・・赤ちゃん泣き

 

村人たちは戦争で逃げ、母と娘だけしかいませんでした。行く当てがない親子は諦めて村に残っていたようです。

 

娘は家にある饅頭を彼に全部渡そうとして母に叱られます。李藝民さんがここにいると、両方にとって危険なので、出ていくことにします。

 

李藝民さんを捕まえると高額の褒賞金がもらえるという告示が出ました。1人、逃げ回る李藝民さん。

 

夜、部下たちは女性たちを無理やり連れてきて、ちょっかいをかけています。屋根の上から見ていた李藝民さんは焚火に近付き、短剣を手にします。部下たちは彼に気づき、襲いかかります。逃げたところで羅烈さんと遭遇します。羅烈さんに襲われます。

 

逃げた李藝民さんを再び、高飛さんと張莽さんが追います。彼らが見つけた家は母と娘の家でした。母と娘は李藝民さんを見つけたら、知らせるように脅されます。

 

暇をもて余した高飛さんたちは母と娘の家に押しかけます。娘は高飛さんに襲われ、母は張莽さんに襲われます。李藝民さんが暗闇から出てきて、娘を守ります。見えないけれど、かっこよく戦っているであろう李藝民さんと高飛さん。見えなかったら意味がないよえーん高飛さんは負け、李藝民さんと娘は逃げます。

 

母は張莽さんと仲良くするふりをして、この危機を乗り切っていました。張莽さんとけがをして帰ってきた高飛さんの会話から、娘が李藝民さんに助けられ、どこかに逃げたことを知ります。母は娘を探しに行きます。

 

娘は廃屋で目覚めます。外で李藝民さんが修行していました。娘、彼に助けられて、嬉しそう。李藝民さんは彼女を家まで送ろうとしますが、自分で帰れると言って、1人で帰っていきます。笑顔で見送る李藝民さん。

 

張莽さんは高飛さんを助けなかったことを羅烈さんに叱られていました。秘密のリストを一刻も早くゲットするように命じます。

 

街では褒賞金が2倍になったことで盛り上がっていました。

 

娘は母に李藝民さんに会うためにこそこそ出かけるのを止めるように注意されます。危険だからです。

 

李藝民さんは羅烈さんの本拠地を偵察していました。羅烈さんは高飛さん、張莽さんが同時に襲いかかっても、やっつけることのできる強い人でした。

 

娘が李藝民さんに食料を届けに来ていました。2人は恋仲になっていました。

 

母が服を街に売りに行く途中、羅烈さんの部下を目撃。家に戻ってきます。母は娘の様子からまだ李藝民さんと会っていると察知。再度、説教し、娘を外出禁止にします。

 

それでも早い時間帯にこっそり抜け出し、彼に会いに行きます。李藝民さんもこの状況は危険であることはわかっていたので、羅烈さんたちを倒せる技を早く完成させようとします。廃屋に居ついている猫ちゃんを参考にします。猫拳かしら猫

 

娘は李藝民さんが安全な場所に一緒に逃げて、一緒の暮らそうと言ってくれたことを信じていました。

 

ちょっとカットされたようで、母が病に倒れ、娘が看病しているシーンになります。母は男性で苦労したようで、李藝民さんであっても男は信じるなと娘にしつこく言います。

 

そこに張莽さんがやってきます。娘にも手を出そうとする彼を母はうまくあしらいます。

 

深夜、母は李藝民さんのところへ来て、娘に会わないよう頼みます。李藝民さんは娘と一緒に逃げると断ります。母は娘を連れて行くのなら、羅烈さんにチクると脅します。言い争っていると、張莽さんがやってきます。母を尾行していたようです。

 

李藝民さんは張莽さんをやっつけます。羅烈さんは負けて帰ってきた張莽さんを怒ります。高飛さんは羅烈さんに新しい計画を提案します。

 

李藝民さんに日用品を届けに向かっていた娘は廃屋が羅烈さんの手下に包囲されているのを発見。こっそり戻ります。

 

母と娘の家にも手下が来て、2人は捕まります。李藝民さんをおびき出すため、本拠地で拘束されていました。

 

李藝民さんは親子のためにやってきます。敵の攻撃をかいくぐって、2人を助けます。

 

計画が失敗に終わった羅烈さんは激怒。2人を連れた状態で遠くに逃げることはできないと考え、すぐに追うことにします。

 

李藝民さんは2人を逃がして、1人で戦うつもりでいました。しかし、母は自分が犠牲になって、彼を逃がそうとします。弓矢で包囲されているところに母は出て行って、胸を刺されます。

 

張莽さんは苛立ち、火のついた棒を建物に投げます。母は「娘をお願い。」と言って、亡くなります。李藝民さんたちは逃げます。

 

高飛さんと張莽さんに見つかります。李藝民さんは猫拳で戦います。大急ぎで張莽さんを倒すと、娘を追いかけ回している高飛さんを追います。そして、高飛さんのことも猫拳で倒します。

 

残り4分で羅烈さんとバトルです。かつて戦ったことがあったので、李藝民さんは今度こそは勝つと気合いが入れます。羅烈さんのことも猫拳で倒します。終わり。

 

え?娘はどうなったの?李藝民さん、きっと一緒にどこか安全なところに逃げたと信じます。(私が観たのはカット多めのやつだったのかもしれません。)

 

「猛男痴女」ってタイトルがよくない。誤解されそう。アダルトなシーンはないです。

 

母と娘の衣装が短い&裸足。寒いだろうな~と思ってしまいましたアセアセ韓国で撮影した映画ってなんとなく貧相な感じがする。(そうではない映画、ごめんなさい。)

 

キャストが割といいのですが、出演者が本当に少なくて、びっくりしました。自主制作映画かと思うくらい。羅烈さん、偉い人なのに部下が少な過ぎる。

 

張力さんは冒頭で出番が終わってしまうので、実質、李藝民さん、羅烈さん、高飛さん、張莽さんだけで楽しませてくれる謎の面白映画です。

 

設定に微妙な点はありますが、アクションはよかったので満足。特に高飛さんと張莽さんの重厚なアクションと李藝民さんの軽快な動きがいい感じでした。

 

高飛さんの武術指導であり、高飛さんのアクションが多く見られるという点でよいです。ファンの方にオススメです飛び出すハート

 

1976年の香港映画。羅維さん監督作品。武術指導は韓英傑先生。

 

鹿港という街。成龍さんが韓甦さんをからかって遊んでいると、日本人にぶつかります。彼らは怒り、成龍さんの胸倉をつかみます。話している日本語がかなりおかしい。

 

2人の横柄な態度にムカつき、やっつけるつもりが逆にボコボコにされる成龍さん。2人は彼を殺しそうな勢い。止めに入ったのは韓英傑先生でした。彼らの腕を捻ります。

 

2人は警察に行きたかったと韓英傑先生に話をします。日本語が少しわかる彼は2人を案内することにします。

 

船が到着。下船した人たちは身体検査を受けていました。蔣金さん、苗可秀さんが降りてきます。ここを取り仕切っているのは孫嵐さん。先ほどの2人は孫嵐さんの腹心です。

 

成龍さんと韓甦さんは混雑を利用して、ノラさんの荷物から箱を盗みます。

 

日本軍に対して反抗的な態度を取っていた人がバレ、逮捕されます。悔しそうに韓英傑さんは見ていました。

 

成龍さんたちが盗んだ箱にはヌンチャクが入っていました。

 

成龍さんが史亭根さんに案内され、「大陽門」の魯平さんのところへ行きます。賭博場の人手が足りないので、働かないかと誘われますが、魯平さん&修行が好きではない成龍さんは断ります。

 

魯平さんは彼の態度にキレ、弟子たちに彼を襲わせます。追い詰められた成龍さんは持っていたヌンチャクで抵抗します。が、武術の心得がない彼はヌンチャクの扱いを失敗し、弟子たちにボコボコにされます。

 

ノラさんたちが歩いていると、見覚えのあるヌンチャクが道端に落ちていました。近づいてみると、成龍さんが倒れていました。

 

韓英傑先生が彼の様子を確かめます。韓甦さんは武術界の大御所に呼び出され、ヌンチャクをどこで手に入れたのかを訊かれます。大御所はノラさんの祖父でした。気まずそうな韓甦さんにノラさんは優しく声をかけてくれます。

 

実はヌンチャクは前作「精武門」で李小龍さんが使っていた大切なものでした。素直に話して、偉い人に怒られる韓甦さん。

 

街で厄介者扱いをされている孤児の成龍さん。でも、韓甦さんは彼のよさを理解し、好きでいてくれました。成龍さんの大けがを知り、心配します。

 

飲み屋の陰で韓甦さんが凹んでいると、ホステスの劉明さんが心配そうにやってきて、理由を尋ねます。成龍さんが意識不明だと知り、動揺します。

 

劉明さんは成龍さんの母親でしたが、明らかにせずにいたのです。ホステスが自分の母親だと知ったら、ショックを受けるだろうと考え、ずっと我慢していました。彼が手当てを受けているのを陰から涙を流して見つめ、静かに立ち去ります。

 

陳星さんがお風呂に入っています。侯伯威さんが警護をしています。そこに悪そうな男性3人が襲いかかります。陳星さんは動じることなく、対応します。この計画に絡んでいた侯伯威さんも速攻でやっつけられます。

 

「大和門」で陳星さんの娘が板を蹴り割っていました。板を持つ担当で王圻生さんと載徹さん。陳星さんは自分が「七嵌武舘」の人たちに襲われたことを報告。変な着物姿で乗り込んでいきます。陳震さんがいる~。

 

娘はいきなり荊國忠さん、王永生さん、金龍さんたちをやっつけます。そこに陸一龍さんが帰宅。陳星さんとは敵同士でしたが、縄張り争いはしないと約束していました。

 

陸一龍さんは闇討ちを否定しますが、彼らは話を聞かず。殴ると会合の案内を渡して立ち去ります。

 

1つの門派だけ会合に参加しませんでした。陳星さんは怒ります。

 

ノラさんたちが海を見に行くと、成龍さんがいました。彼に声をかけます。自分の生活に希望を見出していない様子の彼にノラさんは武術を教えますよと言います。成龍さんはノラさんの腕前を信じることができず、そのお誘いを断ります。

 

大御所の誕生会。いろいろな人がやってきます。成龍さんが韓甦さんと共にやってきて、助けてもらったお礼をします。大御所は彼に損な行動を慎むように優しく声をかけてくれます。近くにいた劉明さんはじっと見つめていました。

 

誕生会のために呼んだ京劇の舞台を楽しんでいると、大御所は韓英傑先生に声をかけられます。

 

陳星さんは大御所が会合に出席せず、誕生会にも招待しなかったことに静かにキレていました。京劇に出ている関公より、宮本武蔵の方が強いと言い出し、大御所を怒らせます。

 

陳星さんの手下の1人が変な日本語で関公役の役者に向かって、日本刀を向けます。ドン引きしていると、大御所が舞台に飛び乗って激ギレします。陳星さんはヤバいと思い、退散します。

 

「精武門體育會」を旗揚げした韓英傑先生たち。たくさんの若者が集まりました。修行も熱心に行っています。成龍さんが入口近くで様子を見ています。蔣金さんが声をかけます。ノラさんも誘いますが、自由人な成龍さんは挨拶を済ませると帰ってしまいます。

 

魯平さんが弟子を連れて、やってきます。李龍吟さんを発見。依然の名前から改名したことや旗揚げしたことについて前もって説明がなかったことに文句をつけてきます。魯平さんと韓英傑さんが戦い始めたのを契機に大騒動になります。

 

韓英傑さんは魯平さんを圧倒し、立ち去るように命じます。魯平さんは陳星さんに泣きつきます。魯平さんは話をもりもりに盛って、陳星さんを煽り、戦いに引っ張り出します。

 

事情を知らないノラさんたちは丁寧に説明します。後ろに葉飛揚さん。頭に血が上っている陳星さんは彼らの話を碌に聞かず、韓英傑さんをビンタ。娘は看板を外し、蹴り割ります。

 

そして、陳星さんは割った看板を街中で見せて、自分に逆らう奴は許さないと宣言します。

 

側で食事をしていた成龍さんは彼の態度に反感を覚え、屋台の箸を使って、結束して彼らに対抗しようと近くの人たちに呼びかけます。血文字で上半身に「精武」と書いて、入門を宣言。怒りを抑え、みんなと協力しようとする成龍さんに韓甦さんは成長を感じ、彼のサポートをしようと決心します。

 

直した看板を掲げて、先頭を歩く成龍さん。後ろに続く若者たち。凹んでいたノラさんはやってきた彼らの姿を見て、感動します。成龍さんに李小龍さんのようなオーラを感じ、涙します。

 

成龍さんのヌンチャク修行が難航し、笑いが起きる場面もありつつ、彼は確実に強くなっていきます。

 

成龍さんは最も強い弟子になりました。「迷踪拳」を教えてもらうことになります。

 

直前まで陳星さんたちと宴会をしていた孫嵐さんたちは大御所のところに隠れている反逆者を捕まえに行くことにします。その場にいた劉明さんは大御所の危機を知り、韓甦さんに助けを求めます。大御所=ノラさん。ノラさん=「精武門體育會」。反逆者の検挙は成龍さんにも危険が及ぶことでした。

 

大急ぎで韓甦さんは大御所宅に向かいます。日本軍が動き始めました。

 

ノラさんは反逆者を逃がす道を知らなかったので、韓甦さんが引き受けることにします。

 

反逆者たちは間一髪で逃げます。日本軍はノラさんと韓英傑先生を検挙し、脅します。脅しに屈しない強い2人。

 

様子を上から見ていた陳星さんは孫嵐さんに指示を出し、2人を釈放させます。

 

李龍吟さんが「精武門體育會」の弟子役で再登場。総督府から手紙が届きます。陳星さん主催の会合に出席しないと逮捕するという内容でした。

 

トラブルを最小限にするため、ノラさんと韓英傑先生は選び抜いた弟子を同行して向かいます。選び抜かれた弟子の中に載徹さんと王圻生さんがいました。

 

会合の内容は全ての道場を「大和門」にするというとんでもない内容でした。文句があるなら、門弟と戦えという陳星さん。陸一龍さんは立ち上がります。が、あっさり孫嵐さんの腹心にボコボコにされ、帰ります。階段を降りたところで陸一龍さんと弟子たちは斬り殺されます。

 

この状況に耐え切れなくなって、立ち上がったのは蔣金さん。しかし、腹心たちに思い切り腹を殴られます。ノラさんが助けに入り、ノラさんのために韓英傑先生が止めに入ります。韓英傑先生は腹心たちを倒します。

 

娘が入ってきます。娘のキックが韓英傑先生の顔面を直撃。ダウンします。ようやく成龍さんが立ち上がります。足技メインの娘の脚を攻撃し、パワーダウンを図ります。そして、胸元を何度もキックし、彼女を倒します。

 

陳星さんが「貴様、バキヤロー!」と叫びます。ラストバトル、開始。成龍さんは「迷踪拳」で戦います。

 

陳星さんが武器を持って戦い始めたので、王圻生さんは隠し持っていた三節棍を彼に投げ渡します。ここでの陳星さんの武器の扱いが巧み。三節棍は1つ外れ、ヌンチャク状態に。

 

陳星さんは何かを魯平さんに命じます。魯平さんは史亭根さんに囁き、行かせます。

 

成龍さんは陳星さんを圧倒し、「大和」の看板を飛び蹴りして、割ります。陳星さん、必死の形相で襲ってきます。

 

2階から1階へ転げ落ちた成龍さんを陳震さんたちが日本刀で襲います。陳星さんも降りてきて、日本刀で襲ってきます。腹部を切られる成龍さん。陳星さんが今度は優勢です。

 

倒れていた成龍さんは足元に落ちていた日本刀を足で持ち上げ、上から斬りかかってきた陳星さんの腹に刺し、戦いを制します。

 

成龍さんはみんなを励まして、外に出ようとしたところ、史亭根さんが日本軍を連れて到着。陰に隠れて、いきなり発砲します。み~んな、みんな、銃弾を浴びます。日本軍側寄りの魯平さんもお構いなし。成龍さんが撃たれているシーンで終わります。ノラさんも韓英傑先生も亡くなったのかな・・・。

 

「精武門」をこうやって発展させたのか~と驚いてしまいました。さすが羅維監督。しかし、後味が悪いショボーン

 

私が観たのは82分版。40分近くカットされていました。正式なものが観たいです。


葛長生さんだけ見つけられなかったな~。カットされた部分にいたのかも。

 

いろいろと不満が残る映画でした。


1977年の香港映画。サモさん、初監督作品です。

 

かなりキツい映画で、感想を書くのに時間を要しました。「林世榮」でもかなり苦痛だったのに・・・。

 

サモさんが卡薩伐さんと手合わせしている場面から始まります。田俊先輩が彼をいつもサポートしてくれます。

 

サモさんは少林寺にいるにもかかわらず、いたずらしたり、ズルしたり、自由にやっています。が、夜になると考え込みます。

 

サモさんはかつて満州人の楊威さん、袁振洋たちに伯父 郝履仁さんを殺された過去がありました。サモさん自身も殺されそうになったところを陳星さんが救ってくれました。陳星さんに勧められ、少林寺で修業を積むことになったのです。

 

2年間ちょっといました。そろそろ復讐をしたいと考えていました。しかし、木人巷をクリアするほどの腕前はないため、こっそり寺を出ます。すると、高僧たちが彼を待ち構えていました。(張華さん、小侯さん、惠天賜さん。)田俊さんとの手合わせが木人巷代わり。OKをもらい、彼は下山します。田俊さんは彼にお餞別もくれました。

 

さて、盧海鵬さんは染物工場の従業員。妹を満州人グループのボス 馮克安さんに乱暴されてしまいます。手下は石天さん、魯俊谷さん、錢月笙さん、任世官さん、陳會毅さんなど。

 

妻から知らせを受け、衝撃を受ける盧海鵬さん。妹は生きる気力を失い、腹にはさみを刺して自殺してしまいます。すぐにでも復讐に行こうとする盧海鵬さんを妻と母が必死に止めます。

 

今度は子どもたちの遊びに満州人の魯俊谷さんが絡みます。子どもたちの髪を切って、いじめます。サモさんが止めに入ります。任世官さんと錢月笙さんは逃げます。サモさんが魯俊谷さんを懲らしめているのを見ていた盧海鵬さんは魯俊谷さんを刺し殺してしまいます。

 

盧海鵬さんは染物工場に逃亡。ラムさん、火星さん、鍾發さん、小侯さんがいます。馮克安さんが乗り込んできます。従業員全員をチェックしますが、顔がわからないので何もできませんでした。

 

サモさんは陳星さんのいる「西禅寺」を訪ねます。陳星さんは十分に強くなってないのに少林寺を出たサモさんを怒ります。仇を討つにはもっと強くないと・・・。

 

そこに盧海鵬さんがやってきます。満州人に家族を殺された者同士。魯俊谷さんのことで面識があった2人でしたが、陳星さんにバレると大変なことになるので、初めて会ったように振る舞います。

 

陳星さんは染物工場の工場長から従業員に武術を教えてほしいと頼まれていました。その仕事をサモさんに頼みます。

 

3人は犬肉を食べに行きます。そして、「彩紅院」へ。肉を食べちゃう陳星さんですが、遊郭には行きませんでした。サモさんと盧海鵬さんは入ります。午馬さんを案内する馮峰さん。

 

陳星さんは本当は入りたかったので、客が置いていた帽子を被って、遊郭に入っていきます。

 

任世官さんと錢月笙さんもいました。彼らに余計な一言を言ったため、サモさんは馮克安さんに目をつけられます。魯俊谷さんを殺した犯人だと疑われ、みんなにビンタされます。陳星さんはそれを目撃し、心配します。サモさんは股の下をくぐれと言われ、くぐることにします。馮克安さんは様子をじっと見ているだけ。

 

サモさんは屈辱的な行為をしながら、彼らのスボンの紐と小銭を取っていきます。そして、追い出されます。

 

陳星さんはサモさんが素直に股をくぐったことに対して、怒りを覚え、サモさんを叩きます。陳星さんの言葉を守って我慢したけど、我慢しなくていいのならとサモさん。再び遊郭へ。やり返します。その様子を見て慌てる盧海鵬さんを陳星さんはなだめ、2人で様子を見ます。

 

サモさんは彼らをやっつけて、すっきりした顔で出ていきます。手下が全滅したことを知った馮克安さんは街全体にプレッシャーをかけ、手に入れる決心をします。

 

染物工場で武術指導が行われています。張華さんがまたいた~。

 

街の殆どは馮克安さんに従う姿勢を見せていましたが、染物工場は抵抗する姿勢を崩していませんでした。なので、親しい仲の王俠さんと尹發さんを助っ人として呼び、手伝ってもらうことにします。

 

そこにいきなり趙雄さんがやってきます。護衛役で小侯さん。尹發さんは戦おうとしますが、止められます。趙雄さんは馮克安さんの兄でした。偉い立場にいる趙雄さんは余計なことをして、自分の立場を危うくしないようにと馮克安さんに釘を刺します。

 

酔い潰れた盧海鵬さんを連れてサモさんが通りを歩いていると、馮克安さんの屋敷から手下たちが出てくるのを目撃します。陰に隠れ、彼らの様子を見ていました。

 

変装した王俠さんは染物工場に行き、大量の布を注文します。その際、5日以内に納品できなかったら、工場をもらうという誓約書を出してきてます。工場長はそれを受け入れてしまいます。

 

はりきって染物をしようとしますが、街中の全ての染料が何者かによって買い占められ、作ることができません。苦悩する工場長。サモさんは王俠さんの顔を覚えていたので、馮克安さんの策略だと見抜きます。

 

サモさんと従業員たちは「愛新羅府」に行きます。倉庫に行くと、大量の染料が置いてありました。奪ってきて、仕事を始めます。

 

王俠さんは工場を奪う気満々でやってきます。工場長も自信満々な態度で応じます。王俠さんは布が出来上がっているのを見て、悔しがります。彼らは染料が盗まれていたことにようやく気づきます。

 

馮克安さんは様子を探りに行った際、盧海鵬さんの妻に目をつけ、襲います。

 

染物工場では宴会が行われていました。そこに王俠さんたちが乗り込んできます。惠天賜さん、陳龍さんが手下役でいます。大乱闘が繰り広げられます。(宋金來さんもいるらしいけれど、画質があまりよくないので、わかりませんでした。)

 

妻と母は殺され、染物工場も多くの人が殺されます。重傷を負って帰宅した盧海鵬さんは妻と母の遺体を発見します。

 

サモさんと陳星さんによって、助けられますが、がんばる気力を失った盧海鵬さんは力尽きます。ずっと我慢しろと言ってきた結果がこれか・・・。陳星さんは言葉を失います。

 

陳星さんとサモさんはリベンジをしに行きます。宴会をしている馮克安さんたちを襲います。あら、またラムさん、鍾發さんがいるニコニコ火星さんもかな?この辺りの激しい戦闘シーンは彼らなしではできませんもんねアセアセ

 

陳星さんはものすごい迫力で王俠さんを倒し、サモさんは任世官さんと錢月笙さんと戦います。かっこいいシーンでした。

 

陳星さんは尹發さんも倒します。敵を倒して、馮克安さんとラストバトルかと思ったのですが、趙雄さんが護衛を連れて登場。馮克安さんを庇います。とても動きの速い護衛 小侯さんとあと1人に苦労します。

 

陳星さんは小侯さんたちと、サモさんは馮克安さんと戦います。小侯さんに負けない速さで長刀を扱う陳星さん、かっこいい!!

 

側近を倒し終わるとすぐに趙雄さんが。忙しい~。肉体に自信のある陳星さん、上半身裸で戦います。

 

サモさん&陳星さん VS. 馮克安さん&趙雄さんでバトります。陳星さんが脚で彼らの首を押さえ、サモさんは馮克安さんのこめかみを思い切り突きます。陳星さんは趙雄さんの目を潰します。

 

目を潰された趙雄さんがわめているのを尻目に立ち去る2人。終わり。

 

数回観たら、慣れたけど、サモさんの映画は過激なシーンが多めな気がします。過激なシーンが怖過ぎて、肝心のアクションになかなか目が行きませんでした。

 

1人3役を務めた小侯さんの美しいアクション、陳星さんの正義の味方としてバリバリ戦う姿がステキでしたキラキラ

 

1979年の韓国映画。陳少鵬さんが監督と武術指導をしています。


金琪珠さんは7代目の皇帝。暴君らしい。そんな彼を招いて、寺は髪の毛のある72の銅人を集めて、集団演技を見せます。金琪珠さんは大喜び。

 

さて、卡薩伐さん。赤子を背負って、歩いています。

 

街では金琪珠さんについて噂していました。彼に従う72羅漢は強く、チャレンジャーたちは命を落としていました。

 

チャレンジャーの息子は墓前で落ち込んでいます。父が金琪珠さんに殺されたからです。息子は仇を討つことを誓います。

 

卡薩伐さん、赤ちゃんにご飯をあげながら、食事中。近くの席で坊主が酒を飲み、肉を食べていました。彼は立ち去る際、隣の客の鞄から短剣を盗み、手紙を押し込んでいました。

 

客は会計をするときになって、気づいて激怒。卡薩伐さんは気づいていましたが、黙って様子を見ていました。赤子がかわいい・・・。

 

夜、坊主はあるファイターの家に侵入します。寝台の近くに見事な短剣が置いてありました。くしゃみをして気づかれますが、そのまま1本盗みます。

 

ある男性が金琪珠さんから尋問を受けていました。秘薬を使う医師の娘と書物と共に逃亡を図ったようです。娘を差し出せば、命を助けてやると脅します。抵抗する男性は金琪珠さんに殴られ、拘束されます。金琪珠さんは娘を探すように手下に命じます。

 

翌朝、短剣を盗まれた男性は寺を訪問し、坊主に短剣を返すように迫ります。男性はお金を払いますが、坊主はお金をもらうと逃げてしまいます。男性は仲間と彼を追います。網で捕まえた直後、卡薩伐さんがやってきて、坊主と約束があるから、放っておいてくれないかと言います。

 

男性は「うるさい。子守りでもしてろ。」と、卡薩伐さんをバカにします。その言葉に激昂した卡薩伐さんは赤子を抱いたまま、スーパーキックで男性たちを倒します。赤子が壊れる~ガーン

 

気づくと坊主は置き手紙を残して、網から逃げていました。ほっとする卡薩伐さん。

 

金琪珠さんは武林界のトップに立たんとしていました。そのためには秘薬が必要でした。秘薬の冊子が欲しくて、イライラしていると、娘が投げ込まれます。

 

娘が冊子の所在を知らないと言うので、金琪珠さんは医師の弟子たちを殺します。冊子を出さなければ、弟子たちを殺し続けると言うので、娘は冊子を出すことを約束します。

 

2人きりになった際、娘は隠し持っていた短剣で金琪珠さんを襲いますが、失敗に終わります。殴られる娘。いきなり先ほどの若者が飛び込んできます。

 

彼は父親の仇を討ちたいので、ものすごい勢いで襲いかかります。娘は林に逃げます。しかし、兵士たちに見つかってしまいます。またまた危機一髪!今度は卡薩伐さんが側におりました。

 

彼を甘く見ていた手下たちはボコボコにされます。卡薩伐さんは娘を見て、衝撃を受けます。亡くなった妻にそっくりだったからです。

 

妻と赤子と逃げ回っていたとき、顔を隠した一味に機密文書を出せと迫られていた卡薩伐さん。全員を倒します。一味のリーダーが覆面を外して、謝罪します。その様子を見ていた妻はなぜか彼に機密文書を投げ渡してしまいます。リーダーは態度を豹変させ、短剣を投げてきます。卡薩伐さんはけがを負い、妻は亡くなりました。

 

娘は赤子がいると知り、何かあれば自分の家に寄ってくださいと言って、帰ります。

 

卡薩伐さんの妻は武術に関する機密文書を守る生活に疲れていました。それもあって、リーダーに機密文書を渡そうとしたようです。卡薩伐さんにとって、武術は自分の全てでした。でも、でも、妻を失うとは・・・。

 

過去を思い出して、凹んでいると、背後に坊主の気配を感じます。

 

坊主は修行のツラさに根を上げ、少林寺を出た偽坊主でした。坊主はいろいろな人から盗んだいろいろな短剣を武器として、活動していました。コレクションを見せてくれます。その中に見覚えのある短剣を見つけます。自分と妻を傷つけたあの短剣。卡薩伐さんは持ち主を聞き出します。

 

そして、リーダーがいる場所を訪れ、手下たちを蹴りまくります。手下たちに気を取られている間にリーダーは逃げ、壁から4本の槍が出てきます。卡薩伐さんに刺さってしまいました。

 

安心したリーダーが出てくると、卡薩伐さんは自分の体から槍を抜き、リーダーぎりぎりのところに刺します。そして、誰が機密文書を持っているのかを訪ねます。

 

リーダーの師匠が持っているとのこと。それを聞いた卡薩伐さんは彼を刺して、立ち去ります。妻の仇は討った。

 

卡薩伐さんは飲食店に入り、ある谷の場所を店主に尋ねます。そんな場所は知らないと言いつつ、金琪珠さんの手下に卡薩伐さんが来たことをこっそり知らせる店主。

 

金琪珠さんの側近はその情報をゲット。卡薩伐さんが店を出ようとしたとき、占い師の高飛さんが通ります。そして、若い占い師も通ります。この占い師が敵だった。襲われます。赤子を落としますが、坊主がキャッチしてセーフ。坊主は逃げます。

 

坊主も手下に絡まれます。どうしようと思ったら、先ほどの息子が手下を追い払ってくれます。坊主はお礼に金琪珠さんの居場所を教えることにします。

 

さて、卡薩伐さんは側近から拷問を受けていました。なぜこの谷に来たのか、理由を言うまで続きます。

 

坊主と若者は卡薩伐さんがいるであろう場所に潜入。側近が酒を飲んでいるときに若者が騒動を起こします。その隙に坊主は卡薩伐さん救出に向かいます。

 

若者は側近から毒針入りの爆弾を投げられ、左胸にけがを負います。高飛さんに助けられます。卡薩伐さんは坊主に助けられます。

 

坊主は側近とニアミスしますが、ぎりぎりで回避します。坊主が見つけた家は娘の家でした。娘は弱っている卡薩伐さんを見つけ、中に入れてあげます。

 

卡薩伐さんも若者も毒針&毒槍で弱っていました。それぞれ、治療を受けます。高飛さんは秘薬を使う医師の友達でした。娘は父から学んだ知識で卡薩伐さんを治療します。

 

金琪珠さんは2人を逃した側近に激怒。

 

若者は高飛さんに感謝して、また仇を討ちに行きます。そして、72羅漢と戦います。しかし、鞭で拘束され、叩かれて、力尽きます。

 

卡薩伐さん、復活~。修行を再開させていました。そして、赤子を娘と坊主に託して、仇を討ちに行きます。

 

道中、シンバルに石を投げている高飛さんと遭遇します。音がうるさい。んで、よくわからないけど、ちょっとしたトラブルになり、バトルします。

 

だけど、高飛さんの強さを知り、彼の名前を聞いて、態度を変えます。自分の師匠が高飛さんと知り合いだったからです。この方に武術を習いたい。修行がまた行われます。

 

娘は金琪珠さんの手下に居場所がバレてしまします。坊主が娘と赤子を必死に守ります。娘は赤子を抱いて逃げます。

 

卡薩伐さんは情報をリークしていた飲食店の店主をボコり、知っていることを言わせます。

 

卡薩伐さんは坊主が倒れ、娘の家が荒れているのを発見。置き手紙を発見します。娘&赤子は捕まっていました。

 

卡薩伐さんは墓場で復讐を誓い、ついてきた坊主を帰します。

 

娘は金琪珠さんの寝室に連れてこられます。秘薬の冊子を出さないと赤子を殺すと脅されます。そして、自分の相手もするようにとも言ってきます。

 

娘は覚悟をして、服を脱ぎます。もはやこれまでかと思ったとき、赤い旗が飛び込んできます。高飛さんかな。

 

卡薩伐さんは金琪珠さんの屋敷に向かう途中、老女が兵士に追われているのを発見し、助けます。が、老女は側近の1人の変装でした。槍を持って攻撃をしてきます。罠に引っ掛かった卡薩伐さんは応戦。ようやく1人を倒します。こっそり見守っていた坊主。

 

移動を続けると、もう1人の側近に襲われます。数珠型の毒針入り爆弾を投げてこようとしたので、頭部を思い切りキックして倒します。

 

寺に行くと72羅漢に囲まれます。1人でがんばりますが、途中、鞭攻撃で苦境に陥ります。坊主が雰囲気を変えてくれたので、またがんばれました。

 

しかし、またヤバい状況に。72羅漢にやられ、瀕死状態の坊主が彼らをよく見ろとアドバイスしてくれます。よく見ると、彼らの体に赤く死穴が表示してあります。おぉ。それを伝えると坊主は亡くなります。卡薩伐さんは死穴を突いて、1人1人を倒していきます。

 

寺の奥に放置された赤子と拘束された娘が。金琪珠さんが椅子に座って、卡薩伐さんを待っています。今度はシンバルを持った72羅漢が襲いかかってきます。音に発狂しそうになり、耳から血が出ます。

 

木の上から高飛さんが降りてきて、助けてくれます。自分の耳栓を渡してくれます。高飛さんは自分を犠牲にして、卡薩伐さんを助けたのでした。

 

金琪珠さんとのラストバトルに入ります。いくらキックしてもびくともしない強靭な肉体の持ち主。攻めあぐねた卡薩伐さんは72羅漢を倒したときの死穴を全て突いてみることにします。効果あり。死穴攻撃にキックを添えて。倒すことができました。

 

娘は寺へ駆けつけていました。彼女から赤子を受け取ります。卡薩伐さんは72羅漢からマスター扱いをされます。しかし、彼は赤子を抱えて、娘と共にその場を後にします。

 

金琪珠さんが座っていた椅子がクローズアップされて終わりです。

 

1979年公開の映画ですが、なんかもっと前の雰囲気がします。昔の韓国映画ってそういう感じなのは私の気のせいでしょうか。

 

秘薬の冊子と武術に関する機密文書は途中からどうでもよくなっていました。若者の部分を削り、卡薩伐さんの復讐だけにすればもっと面白くなったかもしれません。

 

72羅漢、長髪の人も混ざっていて、統一感のなさが気になりました。やはり坊主の方がかっこいいですね。

 

高飛さんはこういうメイク(↓)が似合いますね~。いいわニコニコ

 

1979年の香港映画。羅維監督作品。成龍さんが武術指導。

 

徐蝦さんが「聖劍風雲」に出てきた場所で戦っています。どんどん相手を倒していきます。4人目は王圻生さん。2人、似てるな。この戦いも制します。

 

「唐山武舘」に「武林至尊」と書かれた賞牌が運び込まれます。徐蝦さんは成龍さんの師匠でした。みんな、喜んでいると、任世官さんが田俊さんと韓鷹さんを連れて、「異議あり!」とやってきます。

 

参加していなかったにもかかわらず、先ほどの武術大会で優勝したことに文句をつけてきます。自信があるなら、自分と戦えと煽ってきます。

 

決勝戦以上の激しい戦いが行われます。任世官さんは戦いに勝ち、賞牌を奪い去ります。道場の看板も蹴り割ります。

 

悔しいけれど、今の成龍さんの力では何もできません。徐蝦さんは胸を激しく蹴られた後遺症に苦しみます。娘のノラさんは必死に看病します。長くないと悟った徐蝦さんは妻とノラさん、そして、「唐山武舘」のことを頼んで、力尽きます。

 

「百勝道場」の任世官さんのところにたくさんの客が来たので、娘に妻を呼びに行かせます。娘は激しく泣き出します。

 

みんなが駆けつけます。妻は首を吊っていました。任世官さんは1人で部屋に入り、彼女が握っていた手紙を見ます。

 

妻はかつて徐蝦さんと恋仲でした。任世官さんはその過去が許せず、今回の卑劣な行動に出たのでした。

 

18年前の元カレについてしつこく執着し、殺してしまったことに失望した妻は自殺で彼に抗議をしたのです。もうちょっと自制心をもってほしいと。

 

場面は変わり、丸太置き場で男たちが何かを探していました。荷物を引き上げ、帰っていきます。水中に隠れていた男性はどこかへ向かいました。

 

田俊さんと韓鷹さんが手合わせを行っています。田俊さん、かなりスタントが入ってる。

 

そこに近くの家に浮かんでいた遺体が運び込まれます。丸太置き場にいた男たちが悪さをしているようで、殺しが続いているのでした。隠れていた男性は彼らの犯行だと証言できると任世官さんに言います。

 

なので、田俊さんと韓鷹さんに彼らを連れてくるように命じます。

 

高強さんは男たちのボスでした。男たちはここにはいないと断言して、田俊さんたちを返します。好き放題したい高強さんは地域からの信頼が厚い「百忍道場」を潰したいようです。(妻の死後、任世官さんは道場の名前を変えていました。)

 

さて、成龍さんは奥様とノラさんを連れて、任世官さん探しをしていました。舟から降りて移動をしていると、ノラさんのかわいさに目をつけた若者たちがついてきます。彭剛さん、萬里鵬さん。高強さんの息子が成龍さんが背負っている看板を見たいと言い出し、揉めます。

 

成龍さんの毅然とした態度に恐れをなし、彼らは立ち去ります。奥様に目立つことをしてはいけないと注意をされます。もう少しで徐蝦さんの3回目の命日でした。

 

「冥府寺」に寄り、参拝をしていると、成龍さんの様子がおかしい。ノラさんは彼に尋ねます。成龍さんは自分の命を惜しいとは思っていませんでした。それより、負けたときにノラさん親子がどういうことになるのかを心配していたのでした。

 

成龍さんは気分転換に散歩をしていると、また高強さんの息子たちと遭ってしまいます。仲間になるように絡んできます。嫌なムードになったところで、任世官さんの娘と息子が止めに入ってくれます。

 

高強さんの息子は任世官さんの娘が嫌いなので、怒りの矛先が彼女に向かいます。娘は必死に戦いますが、劣勢になります。なので、成龍さんが戦います。予想以上に強い彼に娘は驚きます。

そこに田俊さんと韓鷹さんがやってきます。高強さんの息子たちは退散。娘は無邪気に成龍さんに挨拶しますが、成龍さんは田俊さんたちの顔を見て、そっけない返事をして、去ります。

 

田俊さんは任世官さんに成龍さんが来たことを報告します。任世官さんは深く反省していたので、彼が来たときは丁寧にもてなすようにみんなに言います。戸惑う田俊さんたち。

 

高強さんと側近の徐發さんは成龍さんを利用して、任世官さんを倒そうと画策します。

 

成龍さんは任世官さんを殺すことを考えていましたが、奥様とノラさんは「唐山武舘」と徐蝦さんの名誉が回復すればいいと考えていました。

 

3人で「百忍道場」を訪問します。びっくりするほど丁寧な対応、めちゃくちゃ話がすんなり通ることに驚きます。決戦は3日後。任世官さんが要求したことはこれだけでした。

 

田俊さんは任世官さんの考えがわかりませんでした。こっそり屋敷を出ます。任世官さんはそれを見ていました。

 

成龍さんは3日後と言われたことを気にしていました。すると、隣の部屋の奥様が窓辺に置いておいたお茶を飲んで苦しみ出します。成龍さんは誰かがお茶に毒を入れたのではないかと疑います。

 

部屋に1人で戻ると、田俊さんがいました。煽ってくるので、屋外に出て戦います。成龍さんは田俊さんを追い詰めます。悔しそうに立ち去る田俊さん。2人のやり取りを陰で見ていたノラさんは不安そう。

 

帰宅した田俊さんは任世官さんに全てを見抜かれます。田俊さんなりに任世官さんを心配しているようですが、任世官さんが背負っている業についてはわかっていません。

 

「三弾蹴」をマスターし、自分が成龍さんを倒すと田俊さんは言います。任世官さんはそれより高強さんたちの方を何とかしようと言います。

 

3日後、成龍さんたちが訪問すると、任世官さんはおらず。娘が3人を案内します。

 

この日は妻の3回目の命日。位牌の前で任世官さんは確執を清算しようと思っていたのでした。

 

成龍さんは割れた「唐山武舘」の看板を見せて、何とかしろと彼に迫ります。任世官さんは新しい看板と自分の左脚を差し出します。深く深く反省し、自分の蹴りを封じるために切断したのです。自分を殺すんだったら、殺してもいいと言い出します。

 

奥様とノラさんはこれで終わりにしようとしますが、成龍さんは全てを復讐に捧げてきたので、納得できません。

 

そんな折、奥様は奇病にかかってしまいます。医者に高強さんが持っている薬しか効かないだろうと言われます。

 

高強さんは彼に薬を渡し、奥様は元気になったようです。もうちょっとほしいと頼みに来た成龍さんに高強さんはここで療養するように勧めます。成龍さんはその代りに「百忍道場」の人たちをやっつけてほしいと依頼されます。

 

成龍さんはやむなく高強さんの下で働くことに。「百忍道場」側の人たちを殴ったり、蹴ったりします。

 

ある日、娘が待ち構えていて、なぜ高強さんの下で働くことにしたのか訊いてきます。娘は成龍さんの話に納得がいかず、殴ったり、蹴ったりします。成龍さんは無言で立ち去ります。奥様のことは内緒。娘は悲しみます。

 

いきなり韓鷹さんが成龍さんを襲います。娘は戦いを止めます。

 

奥様の病気は治らず、薬の量が増える一方でした。処方は秘密と言われているので、成龍さんはもっと高強さんに尽くさないといけないと感じます。

 

田俊さんは任世官さんに知らせないまま、韓鷹さんを連れて、高強さんの悪事を暴きに行きます。息子が話を聞いていて、尾行します。

 

2人は知らずに高強さんの息子に挑んでいきます。任世官さんの息子が捕まります。

 

田俊さんたちはそのまま彼らを追っていくうちに、「南拳北腿」の場所にたどり着き、息子が成龍さんに抱きかかえられているのを発見します。高強さんの策略で成龍さんは息子を殺したと誤解されます。

 

高強さんの側近に田俊さんたちを殺すよう命じられますが、成龍さんは拒否し、彼らを解放するように言います。田俊さんたちは息子の遺体を抱きかかえて、帰ります。

 

任世官さん側に息子の死は成龍さんのせいと伝わってしまいます。涙する任世官さん。

 

田俊さんたちは高強さんの息子を襲って、密輸実行犯の居場所を聞き出します。そして、「借刀殺人」の場所を襲い、捕まえます。

 

任世官さんは彼を使って、高強さんを追い詰めようとしますが、いつの間にか口封じされていました。高強さんは任世官さんを責めるでしょう。

 

高強さんは密輸実行犯の遺体を引き取ってくることと「百忍道場」を潰してくることを成龍さんに命じます。抵抗する成龍さんでしたが、薬の処方を教えると言われ、引き受けることにします。

 

娘は奥様とノラさんに会いに行きます。険悪なムードの中、娘は成龍さんが高強さんの悪事に加担していることを伝えます。奥様とノラさんはショックを受けます。

 

ノラさんは彼の部屋に行き、非難します。が、奥様のためと知り、衝撃を受けます。孤児だった自分を育ててくれた徐蝦さんと奥様は親同然。だから、必死だったのです。

 

しかし、明日で終わると宣言。成龍さんは何か決心しているようです。

 

「百忍道場」に高強さんがやってきます。成龍さんもいました。任世官さんは弟子たちに気合いを入れます。

 

任世官さんは高強さんの下で働いている成龍さんを非難します。遺体の取引で田俊さんたちと揉め、バトります。任世官さんたちを慮り、手加減をする成龍さん。高強さんは強硬手段に出ます。

 

片足の任世官さんも戦いに加わります。韓鷹さんのサポートを受けながら、攻撃してきます。斬新な演出だな。

 

大騒動に発展!逃げ出した「百忍道場」の弟子たちは刃物を持って外で待っていた高強さんたちの弟子たちに殺されます。

 

田俊さんがいきなり任世官さんを攻撃します。出た!田俊さんあるある。笑

 

実は彼は高強さん側の人間だったのです。息子を殺したのも、密輸実行犯を殺したのも彼だったのです。

 

成龍さんにスイッチが入ります。が、奥様とノラさんが人質になっており、フリーズしてしまいます。

 

奥様の奇病は田俊さんがお茶に毒を入れていたせいでした。(医者もきっとグルだったのですね。)成龍さん、何とかして奥様とノラさんを助けて、高強さんを倒したい。でも・・・ガーン

 

真実を知った奥様は「唐山武舘」の名誉を考えなさい、悪事に手を染めてはいけないと成龍さんに檄を飛ばすと、舌を噛み切って自殺します。

 

ここで成龍さんスイッチ、オ~ン!!田俊さんは任世官さん、韓鷹さん、娘にボコボコにされて、倒されます。

 

徐發さんとのバトル、すごかったですよだれ尖ったトンファーは怖いだろうな。成龍さんは任世官さんの松葉杖で応戦。途中、彭剛さんが徐發さんのスタントをやっているっぽいです。かっこいいラブ

 

すぐに高強さんとのラストバトルに突入。こちらもものすごい速さ。かっこいい。思い切り投げ飛ばされるシーンでは萬里鵬さんが高強さんのスタントをしているように見えました。

 

高強さんが倒され、逃げ出す弟子たち。ノラさんに声をかけられ、正気に戻った成龍さん。倒れている奥様の遺体に近付き、泣き出したところで終わりです。

 

優しくて、真面目なために苦しむ成龍さんの姿がツラかったです。

 

思っていた以上にアクションがすばらしくて感動しました。欲を言えば、もっと成龍さんと任世官さんのやり取りが見たかったし、徐發さんを前半からもっと押し出してほしかったかな~。

 

やっぱり成龍さんはすごいお方だ。韓鷹さん、彭剛さん、徐發さんのかっこよさが光る映画でしたキラキラ

 

1980年の香港映画。監督は吳思遠さん。武術指導は袁和平さん。

 

李小龍さんが截拳道の教本を書き、黃正利さんが木刀を振って、修行しています。障子が勢いで破れています。

 

黃正利さん宅に挑戦者がやってきました。黃正利さんは応じてあげます。一緒にいた李小龍さんは椅子に座って様子を見ています。

 

お茶を飲みながら、相手と戦う黃正利さん。余裕過ぎる・・・。ボコボコにされた彼はビビって逃げます。

 

李小龍さんと黃正利さんは友達でした。李小龍さんは彼に自分が挑戦者と戦った話をします。温室で卡薩伐さんと戦ったという話でした。なかなかすばらしいアクションでした。

 

黃正利さんはチャレンジに応じているものの、この状況に危機感を抱き始めていました。

 

さて、お寺。袁信義さんが喬宏さんの前で技を見せています。元彪さんと袁振洋さんが棍術で戦います。彼らのスピードの遅さを指摘し、スタント喬宏さんが軽快な動きで彼らを圧倒します。

 

そこにやってきたのは李小龍さん。弟がちゃんと修行していないことに怒っていました。喬宏さんは長い目で見てやるように助言します。ここで李小龍さんの子役時代の映像が流れます。

 

弟の部屋を訪ねると、彼は不在でした。勉強してなさそうな机の上。李小龍さんは片付けると、彼に手紙を書き、教本を添えると立ち去ります。

 

李小龍さんは新聞で黃正利さんが謎の死を遂げたことを知り、ショックを受けます。父親の郝履仁さんは彼に自分の代理で葬式に出席し、銀座で黃正利さんの養女を探すように言います。父も黃正利さんの死に何か裏があると感じていました。

 

李小龍さんは来日し、銀座にあるクラブに入っていきます。でも、新宿だ・・・。笑

 

かわいい女性歌手がいました。養女です。彼女の控室に行き、黃正利さんの葬式に出席しなかったことを尋ねます。養女ではありましたが、母親の葬式に出席しなかったことを恨み、縁を切ったというのです。しかしながら、死の直前、彼女は会っており、彼から箱を預かっていました。

 

中にはフィルムが入っているとのこと。箱を手にした瞬間、何者かが彼らを襲います。猛烈な勢いで李小龍さんは倒します。

 

箱を手に店を出て、ある通りに入ると、徐發さん、黃哈さんたちに襲われます。蹴りを入れ、彼らを倒していきます。車に狙われますが、かわして、逃げます。

 

翌日、李小龍さんは友達を伴って、寺に向かいます。大規模な葬儀が行われていました。ロイ・ホラン氏も参列していました。

 

勝手に(!!)寺の奥にこっそり入っていくと、黃正利さんの遺体が横たわっていました。

 

近付こうとすると、李春華さんたちに止められます。最期の挨拶をしたいという要求は却下。彼は仕方なく戻ります。

 

場所を移動し、黃正利さんが葬られるのを見守ります。棺を移動させようとした瞬間、ヘリコプターが近づいてきて、クレーンゲームのように棺を奪っていきます。

 

李小龍さんはクレーンにしがみつきますが、ヘリコプターから短剣が飛んできて、落下。亡くなります。

 

で、ここで実際の李小龍さんの葬式の様子が流れます。


弟の金泰靖さんは父からの手紙で李小龍さんの死に疑問があることを知り、真相を明らかにしようと決心します。

 

日本に到着。空港を出ると車が。黃正利さんの葬儀に李小龍さんと一緒に参列した友達でした。彼の車に乗ると、死因となった短剣と例のフィルムを渡されます。

 

友達は自分の師匠のところへ彼を連れていきます。金泰靖さんは師匠からフィルムの説明を受けます。「死の宮殿」という場所が映し出されます。主はロイ・ホラン氏。黃正利さんと仲良くしています。ロイ・ホラン氏の片腕の側近は怪しい感じ。「死の宮殿」にヒントがあるようです。

 

金泰靖さんは「死の宮殿」に行く決心をします。入ったら、生きて出てこれないという噂。それでも彼の決心は変わりません。

 

アポなしで「死の宮殿」へ行きますが、ロイ・ホラン氏は彼を迎えてくれます。ロイ・ホラン氏は黃正利さんの死に一切関係していないと断言し、宮殿の中を案内してくれます。サファリパークみたい。動物いっぱい!

 

丁寧なやり取りの中に殺気が漂う2人。そこに白黃基さんともう1人が対戦を申し込んできます。怒るロイ・ホラン氏。戦いが始まります。

 

速攻で片方を倒し、白黃基さんと。白黃基さんは敵わないと判断するや、隠し持っていた短刀で彼を襲おうとします。金泰靖さんは短刀を蹴り落とし、ロイ・ホラン氏を助けます。白黃基さんは思いっきりロイ・ホラン氏に攻撃され、力尽きます。

 

ロイ・ホラン氏は金泰靖さんを気に入りますが、側近は不愉快そうな表情をしていました。

 

夜、宮殿に侵入しようとした際、赤い仮面を被った男に襲われます。仮面を奪うと、男は逃げ出します。ロイ・ホラン氏に見つかり、金泰靖さんは宮殿の調査を断念します。

 

翌朝、ロイ・ホラン氏を訪ねます。片腕の側近について尋ねると、元は近くの寺の僧だったとのこと。そして、その寺には「死亡の塔」という謎の塔があると教えてくれます。いきなり側近が登場し、話は打ち切りになります。

 

部屋で修行をしていると、酒に酔った白人女性がやってきます。マントを外すと、全裸。女好きな金泰靖さんは引きずられてしまいそうになります。

 

が、李小龍さんとの約束を守らなくちゃと正気に戻ります。女性は指輪に仕込んだ針で彼を殺そうとしていました。女性を突き飛ばすと、今度は窓からライオンの着ぐるみが飛び込んできますしし座(本物のライオンという設定で観た方がいいのかな。)

 

ライオンはしばらく彼を狙いますが、どうにもできないとわかると、女性を刺し、逃げていきます。

 

赤い仮面を着けた男がロイ・ホラン氏の寝室に侵入。寝ている彼の首に縄をかけて吊るし、腹部を刺して殺します。

 

翌朝、宮殿は大騒ぎになります。どう考えても使用人が犯人。そう考えた金泰靖さんは近所の「金井山梵魚寺」に行きます。彼の姿に気づいた使用人は姿を隠し、不意打ち攻撃を仕掛けてきます。

 

片腕かと思われた使用人。実は両腕がありました。が、使用人は両腕を使って戦っても金泰靖さんにボコボコにされ、やっつけられます。

 

奥へ進むと、護衛の張華さんと遭遇。倒します。咖喱さんが壁を操作して、秘密の扉を開けたので、彼を倒してから、中へ入っていきます。地下へ降りるエレベーターに乗ります。

 

機械がある部屋にたどり着きます。キラキラした服を着た袁信義さん、元奎さん、火星さんたちを倒します。

 

奥から楊成五さんが出てきます。激闘の末、彼を倒します。

 

変なところを歩くと電流が流れる恐ろしい通路を通らねばなりません。敵が持っていた武器を使って、天井に縄をかけ、それにしがみついて移動します。

 

移動した先に待っていたのは李海生さんでした。李海生さんとも激しい戦いを繰り広げます。所々、元彪さんと火星さんがスタントをしていました。というか、この場面は殆ど元彪さんのような気がする。李海生さんは金泰靖さんに翻弄され、負けてしまいます。

 

奥に安置されている黃正利さんの棺を開けようとすると、壁が回転し、黃正利さんが出てきます。亡くなってはいなかったのです!麻薬の密売にハマり、お金に憑りつかれた黃正利さん。有名な自分を世間から抹消するために死を偽装したというのが真相でした。

 

直接、李小龍さんを殺してはいないから、関係ないと言い切る冷たい黃正利さん。キレた金泰靖さんは彼に向かっていきます。

 

黃正利さんのキックを避ける元彪さん。金泰靖さんは細くて、スタイルがいいので、スタントの元彪さんとの違いがわかりやすいです。(あ、元彪さんのスタイルが悪いというわけではありませんアセアセ)黃正利さんは木刀を持って襲いかかってきます。

 

意外と強い金泰靖さんにキレた黃正利さんは更に攻勢を強めます。途中で目覚めた李海生さんが金泰靖さんの邪魔をしようとするドキドキな場面もあります。

 

木刀が割れ、真剣が・・・!金泰靖さんは彼が脱いだキラキラローブを使って、翻弄します。いきなり背後から李海生さんが出てきて、金泰靖さんをホールド。黃正利さんはすかさず刺しに行きます。ローブで身を隠す金泰靖さん。

 

ローブがズレると刺されていたのは李海生さんでした。金泰靖さんは真剣が刺さった李海生さんを回転させると、黃正利さんの方に押していき、櫛団子状態にします。

 

黃正利さんは置かれていた棺の近くに倒れ込みます。金泰靖さんは思い切りキックして、彼を棺の中に入れます。

 

黃正利さんの死を確認。そっと棺の蓋を閉じると、先ほど来た道へ向かう姿で終わります。

 

展開、めちゃくちゃ。現実と幻想のミックス。すごいですね・・・バイキンくん

 

ですが、久しぶりに黃正利さんの映画を観ることができて、嬉しかったです。やっぱりあのキックは迫力があるな~。かっこいい照れ

 

皆さんのアクションシーンが素晴らしいので不満はありません。特にラストバトルはいいです。どこで元彪さん&火星さんがスタントをしているのかをチェックする楽しみもあると思います。

 

韓国版は全く内容が違うそうなので、こちらも観てみたいです。

 

1973年の香港映画。邦題は「空手ヘラクレス」。武術指導は成龍さん。

 

暗い道場で陳惠敏さんが激しい練習をしています。灯りを点けたのは師匠の娘 江帆さん。彼女の兄 江島さんは性格が悪く、みんなに嫌われていました。なので、江帆さんは陳慧敏さんのストイックで真面目な姿に好感をもっていました。

 

2人で道場を後にします。が、江島さんたちが通りかかり、見つかってしまいます。夜に2人でいたことにキレる江島さん。彼の弟分は莊威さん。

 

江島さんは陳慧敏さんをいじめます。我慢します。しかし、「犬。」と言われ、激ギレ。勢い余って、江島さんを殺してしまいます。

 

陳惠敏さんはショックのあまり、逃げ出してしまいます。海をさまよい、自分の手を岩で殴り、血だらけにし、「絶対に戦わない。」と呟きます。

 

「利發碼頭」で人夫たちが荷下ろしをしています。陳惠敏さんはリーダーの李天鷹さん&金帝さんに素性を明らかにしないまま、人夫として働き始めます。

 

陳惠敏さんは人の何倍も荷物を運んで、高い賃金をもらいます。意地悪な上司 李文泰さんはお金を投げて渡します。

 

倉庫の陰で貧しい男女2人が荷物から米を抜き取っているところを警備に見つかってしまいます。2人は殴られ、蹴られ。

 

みんなが駆けつけます。警備は手加減なし。警備員の中に元奎さん&成龍さんが。李文泰さんはそのまま暴行を続けるよう言います。彼らは死んでしまうでしょうアセアセ

 

金帝さんは盗んだ分の米代を払うから、止めてほしいと頼みます。が、米は大量にこぼれており、彼の持っているお金では補えない量でした。見かねた陳慧敏さんは自分の給料を出し、2人を救います。

 

しかし、李文泰さんは陳惠敏さんにお金は十分でないからもっと払うように意地悪を言い、警備を彼に差し向けます。経営者 梁天さんが現れ、煽ります。遂に暴行が始まってしまいました。元武さん、袁日初さん、袁振洋さんが出ています。


李天鷹さんは梁天さんに暴行を止めてほしいと頼みます。話し合いはまとまらず、戦いになってしまいます。


中間管理職の黃宗迅さんがやってきて、止めに入ります。黃宗迅さんは梁天さんに頼み、陳惠敏さんへの暴行を止めてもらいます。梁天さんの護衛は元彪さん、徐忠信さん。文句があるなら、出ていけと梁天さんは告げて、帰ってきます。

 

黃宗迅さんは部下に梁天さんはとても危険な男だから、振る舞いに気を付けるように忠告します。陳惠敏さんは手当てをしてもらいますが、ぶっきらぼうな態度で立ち去ります。黃宗迅さんたちは陳惠敏さんが真面目でいい奴だと気づいていました。

 

が、この異常な環境。どうなるのでしょう。

 

陳惠敏さんがボロ部屋で休んでいると、お米2人組が謝りにやってきます。陳惠敏さんは貧しいからって盗みをしてはいけないと諭します。

 

「利發碼頭」に方野さんがやってきます。楊斯さん、元奎さん、張午郎さんが同行していました。

 

方野さんは梁天さんにすごい要求をします。密輸かな。断ろうとすると、元奎さんに大量の金を持ってこさせ、納得するように言われます。断ったら、殺されるな。

 

梁天さんはこれまでと取引先が変わることを黃宗迅さんに知らせます。彼は抵抗を示します。

 

港で李文泰さんと李天鷹さん&金帝さんはトラブルになります。梁天さんはみんなの憩いの場所「利發飯店」をいきなり壊し始めます。

 

梁天さん派と黃宗迅さん派に分かれます。遠くで苦悩する陳惠敏さん。港が機能しなくなり、生活に困窮する人々。

 

黃宗迅さんはこれといった策を思いつくことができず、困り果てていました。李天鷹さんは梁天さんの屋敷を襲う計画を立てます。ビビる金帝さんを置いて、1人で乗り込みます。

 

梁天さんの手下の1人として、錢月笙さん。1人で乗り込むとは無謀過ぎた。李天鷹さんは殺されてしまいます。

 

黃宗迅さんが李天鷹さんの姿が見えないことを心配していると、梁天さんがやってきます。袁信義さんがちらりと映っていました。

 

そして、梁天さんは李天鷹さんの遺体を見せます。陳惠敏さんはショックを受けます。

 

怒った彼は梁天さんを呼び止めます。戦おうと思ったのですが、過去を思い出すと、テンションが下がります。そんな彼を梁天さんは殴ったり、蹴ったりします。

 

自分の気持ちに正直な彼の姿を見て、黃宗迅さんは梁天さんに過去を打ち明け、戦う宣言をします。実は黃宗迅さんは陳惠敏さんと同じような過去があり、暴力を封印していたのでした。

 

激しい戦いが始まります。なんと黃宗迅さんは梁天さんを倒してしまいます。

 

方野さんは事態を知り、役立たずの梁天さんを楊斯さんに殺させます。もう全ては方野さんのもの。

 

方野さんは黃宗迅さんと話し合いをします。が、話し合いは決裂。楊斯さんは彼をボコボコにします。

 

港に助けになる船が到着。お米2人組が黃宗迅さんを探しに行きますが、彼はもう虫の息でした。2人に方野さんがヤバいことを知らせます。

 

助けになると思われた船でしたが、拳銃などは積んでいませんでした。がっかり。ですが、江帆さんがいきなり下船してきました。慌てる陳惠敏さん。彼女はずっと彼を探していたのでした。人夫たちに陳惠敏さんのことを尋ねます。

 

しかし、ここでは一切戦っていなかったので、それが陳惠敏さんであるとは誰も気づきませんでした。

 

割とすぐに江帆さんと遭い、バレてしまいます。人違いだと言い張り、また逃げます。

 

黃宗迅さんのことを知った金帝さんたちは彼の様子を見に行きます。もう生きる力は残っていませんでした。陳惠敏さんは窓の外から彼の最期の言葉を聞いていました。黃宗迅さんは陳惠敏さんが自分たちを救ってくれるだろうと言っていました。

 

みんな、リーダーの死に激しく落ち込みます。特に金帝さんの落ち込みは酷いものでした。陳惠敏さんは遠くから葬式を見守ります。

 

江帆さんは金帝さんたちの活動に加わります。

 

ずっと悩んでいる陳惠敏さんはお米2人組から江帆さんが戦いに参加していると知らされます。それでもウジウジしていると、2人から発破をかけられます。彼はいつ決心するのでしょうか。

 

方野さんもこの件を終わらせたいと思っていました。楊斯さんは方野さんの手下をボコボコにしてパワーアップ上矢印ここで董瑋さんが。控えめな出演でした。

 

彼らは港にいる金帝さんたちのところにやってきます。元彪さん、今度は金帝さん側になっている。そして、袁日初さん、鍾發さんもいる~。方野さん側に梁小熊さんもいるような。

 

楊斯さんに襲いかかる袁振洋さんと袁日初さんと元彪さん。あっさり倒されます。江帆さんも戦おうとしますが、方野さんにバカにされます。

 

大乱闘に発展していきます。難しそうなアクションシーンには袁兄弟、元奎さん、元彪さんが登場。後半、元武さんがかなり大きめに映っていました。吳元俊さんもいる?

 

江帆さんは方野さんにかなりやられます。お米2人組が陳惠敏さんを呼びに行きます。

 

金帝さん側は降参します。港付近に住んでいた人たちは出ていくことにします。

 

金帝さんは何もしない陳惠敏さんを罵倒し、唾をかけます。江帆さんは逃げてばかりの彼を詰ります。江島さんを殺したことよりもこの困難に何もしないでいることに対して怒りをぶつけます。

 

立ち去る陳惠敏さん。実は江島さんは亡くなってはいませんでした。江帆さんは当初はそれを知らせようとしていたのですが、ツラいことから逃げまくる彼を見て、変わってほしいため、そのことを告げませんでした。(えっ、告げた方がいいのでは。)

 

すっかり寂れてしまった港。方野さんと楊斯さんがやってきて、佇んでいる陳惠敏さんをいじります。ラストバトルが始まります。が、割とあっさり陳惠敏さんが勝ちます。本当のラストバトルは方野さんと。ちょっとワクワク度が下がりますね。方野さんを倒した直後に金帝さんたちがやってきます。方野さんは逃げます。

 

港は再開。賑わいが戻ってきました。江帆さんは受付として働き、陳惠敏さんは荷下ろしをがんばっています。幸せそうな2人の様子で終わりです。

 

1970年代前半の功夫映画にありがちな展開でした。耐え忍ぶ主人公。耐え忍び過ぎて、ヘタレな感じがしました。そもそも、陳惠敏さんってすぐに暴れそうな感じ。笑

 

つまらないという評価が一般的のようですが、私はいい作品だと思いました。登場人物のキャラがしっかりしているところと情景描写が丁寧に描かれているところが気に入りました。

 

楊斯さんメインのポスターがありますが、彼は脇役です。陳惠敏さんのヘタレっぷりを中心にして観ると、そんなに悪い作品ではないように思います。

 

1974年の香港映画。武術指導が成龍さん。

 

しばらく香港(?)を空から見た風景が映し出されます。あぁ、行ってみたい・・・ラブ

 

港。捜査官が隠れています。これから来る船を待っているようです。ベンツも到着。密輸かな。

 

ベンツから降りてきた人物の護衛役に火星さんがおりました。桟橋で麻薬取引を終えようとしたところを捜査官が押さえます。

 

悪人たちは大暴れ。捜査官2人は健闘しますが、あまりにも相手が多過ぎた。捕まってしまいます。そして、自白剤を打たれた片方は組織の本拠地がバンコクであることを話してしまいます。

 

さて、アメリカ。組織のバンコク支部の職員6人が拉致されたことを知り、困り果てます。責任者はウォレスという人物を派遣することにします。が、彼は大雑把な人物で上層部にウケがよくありませんでした。責任者は彼に来てもらい、みんなに今後の計画を説明しようとしますが、ウォレスは自分の結婚式で欠勤していました。

 

ウォレスは結婚式を挙げる直前に同僚たちに取り押さえられ、バンコクに行くよう命じられます。イタリアに新婚旅行に行く予定だったのに。取り乱す花嫁。結婚はダメになりそうです。

 

しかたなく、ウォレスはバンコクへ向かいます。空港から誰かに尾行されていました。ホテルのロビーで施思さんがわざとぶつかって、手紙を渡してきます。中国語が読める受付に翻訳してもらいます。指定された場所へ来るようにということだったので、向かいます。当時のバンコクの様子がよく伝わってくるいい場面でした。

 

通行人に教えてもらいながら、場所を探します。リゾートホテルで待っていると、新しいメッセージが届けられます。

 

夜、キックボクシングを観戦していると、背後から施思さんに声をかけられます。「すぐに香港へ行って、功夫チャンピオンと連絡を取るように。」とのこと。なので、香港へ向かいます。

 

変わった外交官(?)と面会します。拳銃に勝る秘密の武器を持っているとのことですが、渡せないと断られます。功夫チャンピオンの情報もあまりもっていないようなので、自分で探すことにします。

 

ホテルの受付から近くで功夫大会が行われるので、そこへ行ってみてはどうかと提案されます。ラスト1枚のチケットをゲット。会場へ~。

 

仲間のジェリーとマックスと会います。チャンピオンは羅烈さん。羅烈さんは決勝戦で相手を倒し、優勝します。直後、誰かチャレンジする人はいないかとアナウンサーが言うので、ジェリーたちはウォレスを勝手に羅烈さんの前に送り出します。

 

彼なりにがんばりますが、羅烈さんは遠慮なく彼をボコります。爆笑するジェリーとマックス。が、あまりにも酷いやられっぷりに気まずくなり、2人は会場を後にします。

 

大けがのため、全身包帯で四肢を吊られた状態に。羅烈さんはお詫びと功夫を教えたいという挨拶をして、帰ろうとします。羅烈さんが探していた人物だと知り、引き止めようとしますが、羅烈さんはそのまま帰ってしまいます。

 

申し訳なさそうに見舞いに来たジェリーとマックス。ウォレスを鍼治療に連れて行きます。これでもう大丈夫。治るのが早い。

 

ジェリーたちは羅烈さんのところで修行をしていました。手を鍛え、次は足裏を鍛えるようです。

 

ウォレスが店で女性たちの踊りを見ていると、煙草売りに扮した施思さんがやって、メッセージを伝えます。ウォレスはしつこくついてくる男を殴ります。

 

ジェリーたちは足裏を鍛えて、疲れたので、おしりで移動して、娼婦に会いに行きます。

 

ウォレスはバレバレの変装でりんご売りに成りすまして移動りんご悪の組織の中心人物の1人 佟林さんは彼に目をつけ、尾行します。

 

ウォレスは施思さんに会いに来たのでした。悪の組織は武術に長けており、銃だけでは太刀打ちできないそうです。拉致された6人は台湾にいるそうで、1人は施思さんの兄でした。

 

施思さんのところから出た直後、佟林さん一行に絡まれます。元彪さん、発見!ウォレスをビビらすために丸太を叩き割って見せる佟林さん。

 

佟林さんは手下に好きなようにボコっていいと言い残して、去ります。元武さん、梁小熊さんもいるかな。あまり強くないウォレスはやられてしまいます。心配して様子を見に来た施思さんが手下たちを追い払います。

 

施思さんはジェリーとマックスを探し、ウォレスが危険な立場にあることを知らせます。

 

3人は話し合った結果、協力することにします。ジェリーとマックスは領事館にある大金を盗みたいと言い出します。なんという引き換え条件・・・ガーンウォレスは激怒しますが、彼らの武力はどうしてもほしい。

 

変な外交官に会い、彼らの要求を正直に伝えます。当然、怒る外交官。さて、どうなるか。

 

盗むことに意義があるそうです。ジェリーたち、変な奴。

 

3人とも納得はしませんが、仕事に取り掛かることにします。羅烈さんから功夫を教わります。羅烈さんのところに行くと、ウォレスにしつこく付きまとっていた男性を発見します。実は羅烈さんは刑事で、男性は彼の部下でした。ウォレスを警護していたのでした。

 

ウォレスも修行を始めます。6人が危険な状態になってきたので、外交官に強く迫り、特殊スーツを寄こすように言います。

 

特殊スーツを着たジェリーとマックスに発砲。2人はびっくりしますが、無傷でした。

 

施思さんが羅烈さんの道場に姿を現します。ウォレスは2人が繋がっていたことに驚きます。後ろに吳元俊さんが弟子の1人として立っていました。

 

マックスが施思さんにちょっかいをかけていると、佟林さんが手下を連れてやってきます。

 

格闘の末、佟林さんが羅烈さんが圧倒。怒った佟林さんは剣を持った元彪さんたちに襲わせます。が、それもダメでした。ヒートアップした佟林さんは別な部下に拳銃を撃たせます。左腕を怪我した羅烈さんの胸倉をつかんで唾を吐きかけると、脅迫して、立ち去ります。

 

心配したウォレスは羅烈さんに特殊スーツがあることを紹介します。

 

6人が処刑されそうだという情報を施思さんはもってきます。ウォレスは2人を連れて、台湾に行くことにします。

 

その前にジェリーたちは金庫のお金を盗みたいというので、渋々、外交官と交渉しますが、拒否されます。当たり前ですね。


ここでの会話でウォレスはリンカーン大統領の生年と没年が金庫を開ける暗証番号だと知ります。そして、トイレの場所を聞いて、トイレ内部を調べ始めます。

 

すぐにジェリーたちと会うと、図書館で暗証番号調べをします。

 

外交官は金庫を守るために警備を固めていました。彼はトイレをしながら、バイオリンを弾くという変わった趣味をもっていました。水を流すボタンを押した瞬間、水漏れが発生。

 

スタンバっていたジェリーたちが駆けつけます。修理をしているふりをして、トイレの壁を破り、金庫にたどり着きます。トイレの場所を調べていたのは金庫を破るためだったのです。護衛が外交官に振り回されている間にお金をゲット。ギリギリで逃げます。

 

ウォレスにも分け前があったのですが、彼は断ります。ほんとはほしいけどね。

 

飛行機のパイロットとCAになりすまして、搭乗します。マックスは女装。笑

 

台湾に到着~。羅烈さんと施思さんも合流。車椅子の楊志卿さんは関係者のようで、彼らに助言を与えてくれました。

 

街では悪の組織の手下たちが一般人を殴ったり、屋台の商品を壊したり。調子こいてる手下たちの前に5人が登場。慌てて、手下たちは逃げ出します。

 

佟林さんが多数の手下を従えて、やってきます。刀を持っている元彪さんや元武さんを発見。5人は彼らを倒します。マックスにやられる錢月笙さんを確認。イライラした佟林さんは手下に拳銃を持ってこさせます。

 

そして、佟林さんは羅烈さんと戦います。佟林さんが屋根に上がったので、羅烈さんは追います。建物内部をぶっ壊しながら戦い続ける2人。戦いを中断。手下は5人に向かって、拳銃を発射します。5人はすばやくマスクを被って、防御します。

 

いくら撃ってもびくともしない5人に唖然とする佟林さん。後ろに吳元俊さんがいる~。ヤケになった悪党たちは集団で襲いかかります。施思さんに殴られる陳樓さんを発見。

 

全員を倒し、敵地へ。奥で拘束されている6人を発見します。全員無事でした。

 

ウォレスはジェリーたちが盗んだ金を領事館に返します。外交官はお金が戻ったし、6人が助かったので、罪を問わないことにします。

 

ジェリーたちは台湾に向かう際、空港のロッカーにお金いっぱいのバッグを預けていました。取り出し、ウォレスに別れを告げます。ウォレスはアメリカに帰国予定。ジェリーたちはシンガポールに行くとのこと。ウォレスは外交官からもらった小切手を2人に渡して、去ります。

 

あまりの金額の多さに不信感を抱いた2人はバッグを開けます。盗んだ金がないことに気づき、ウォレスを追いかけますが、ウォレスは機上の人となっておりました~。

 

悔しそうに飛行機を見るジェリーとマックスの姿で終わりです。

 

ほのぼのとした映画でした。施思さん、かわいかった~ニコニコ

 

元彬さん、孟元文さんも出ているそうですが、画像があまりよくないため、確認できませんでした。