kiyokiyo world Ⅱ -8ページ目

kiyokiyo world Ⅱ

昔の功夫映画ばかりです。

1979年の台湾映画。武術指導は李強さんと關洪さん。

 

古錚さんと史仲田さんが山中で囲碁をしています。モンゴル人が彼らを狙っていることに気づきます。

 

追いかけると、李強さんと複数の手下が登場。2人に粉入りの爆弾を投げつけます。粉まみれになって苦しみます。

 

目が見えなくなった古錚さんを連れ、史仲田さんは逃げます。李強さんが追いかけ、史仲田さんを攻撃します。古錚さんが間に入り、彼を逃がします。

 

しかし、崖に追い詰められた史仲田さん。死力を振り絞って戦いますが、李強さんによって、落とされてしまいます。

 

直後、輿がやってきます。古錚さんと史仲田さんは明の中核となるリーダーでした。彼らを倒して、のし上がろうとしているボスがいるようです。

 

李強さんと史仲田さんに成りすました男性はボスに次の指令を出されます。

 

河原を歩いていた關洪さんは近くにいた西瓜の売人に声をかけられます。断るといきなり西瓜を投げてきますスイカグーパンで破壊。

 

白と黒のファイターは変装を解き、襲ってきます。2人を倒したところで偽史仲田さんがやってきて、更に2人をボコボコにします。關洪さんは史仲田さんの友達でした。偽史仲田さんが彼らを殺したことにショックを受けます。

 

關洪さんが背中を見せた瞬間、偽史仲田さんは攻撃してきます。偽史仲田さんは神劍を手に入れようとしていました。予想外の攻撃になすすべなく。關洪さんは亡くなります。

 

白黒コンビは亡くなったふりをしていただけで復活。偽史仲田さんと笑い合います。

 

王冠雄さんが岩場を移動していました。娘が拉致されそうになっているところに遭遇し、助けます。彼女は父の店で働いていたところ、急に男性に襲われたとのこと。王冠雄さんは娘を家まで送ると約束します。

 

ある飲食店で店主の孫嵐さんが呻き、給仕の龍君兒さんが声をかけています。孫嵐さんは娘の父でした。けがを負い、苦しんでいます。娘がいなくなったことを心配していました。

 

娘を探してこいと言うと、私はただの給仕だもんと割り切った態度のドリス。孫嵐さんが困っていると、王冠雄さんたちが到着。無事に娘と再会できます。孫嵐さんはお礼に王冠雄さんをもてなします。

 

客がやってきます。男性が本物の女性を演じている設定のようです。裏がある感じで、急須を持っているドリスに足を引っかけ、急須が王冠雄さんにぶつかるように仕向けます。王冠雄さんは急須をキャッチ。セーフ!

 

偽女子は王冠雄さんがかっこいいと言って、迫ります。が、いきなり攻撃してきたので、素早く攻撃をします。容赦ない王冠雄さん。

 

彼女を外に蹴っ飛ばすと、外で待っていた仲間2人が攻撃してきます。2人を倒すと、女性はビビって逃げます。

 

王冠雄さんは店を出ようとします。ドリスが功夫を教えてほしいから、同行させてほしいと頼み込んできます。王冠雄さんはきっぱりと断って、いなくなってしまいます。

 

偽女子がこっそりついてきたので、彼女を取り押さえ、自分の命を狙っているのは誰なのか問い詰めます。偽女子は王冠雄さん家族と付き合いのある人物から依頼されたこと、王冠雄さんの父も亡くなったことを話します。王冠雄さんは信じることができません。

 

とある廃屋へ入ると、隠れていた複数の男性に襲われます。彼らを倒し、奥へ進んでいくと、囚われている史仲田さんが。彼が王冠雄さんの父でした。

 

史仲田さんは危険だから去るようにと叫びます。彼に首に短剣を突き付ける男性。王冠雄さんは史仲田さんを助けようとします。危機一髪な場面でしたが謎の女性 谷曼青さんが登場し、彼を助けます。また登場しそうな予感を漂わせていなくなります。

 

この史仲田さんは本物みたいです。王冠雄さんは父から何が起きたかを聞き出します。關洪さんの死の真相を知らない史仲田さんは王冠雄さんに確かめてくるように言います。

 

關洪さんの葬式が行われている屋敷を訪ねます。神劍を欲しがる親戚がやってきて、古錚さんの妻によこせとゴネます。息子の宗華さんが出てきて、彼を追い返します。

 

心配する王冠雄さんにも冷たい態度を取る宗華さん。彼は關洪さんが亡くなった原因が王冠雄さんと史仲田さんにあると疑っていました。証拠をつかんだら、殺すとまで言うので、王冠雄さんは屋敷を後にします。

 

神劍を母から渡された宗華さん。母に關洪さんの仇を必ず討つと誓って、旅出ちます。直後、王冠雄さんに絡んでいた偽女子と仲間がやってきて、母たちを襲います。皆、彼らに殺されてしまいます。

 

森の中で偽女子と仲間の陳金海さんを発見した王冠雄さんは彼らと戦います。偽女子は依頼人を死んでも言わないと言うので、王冠雄さんは諦めて、いなくなります。

 

後ろから李強さんがやってきます。情報が洩れると考えた彼は偽女子の口を封じます。

 

「天堂客棧」にいかつい2人がやってきます。(片方は史亭根さん。)店内には李強さん、宗華さんが既におりました。宗華さんが2階に上がります。

 

ドリスがこの客棧で給仕をしていました。仕事をサボり、武術大会の話をしていました。経営者に叱られると、外に出て「この客棧は多くの人が死ぬところだ。」とやってきた客を脅かします。

 

谷曼青さんは妙になれなれしいドリスをビンタし、客棧に入っていきます。王冠雄さんもやってきます。ドリスは再会を喜びます。

 

王冠雄さんが谷曼青さんに話しかけようとすると、彼女は奥へ行ってしまいます。谷曼青さんは自分の父 古錚さんが史仲田さんに殺されたと考えているようです。

 

ドリスは再び弟子入りを志願。王冠雄さんは彼女のがんばりを見て、決めることにします。ドリスは速攻で給仕の仕事を辞めます。

 

夜、ドリスはテーブルの上に寝ていると、李強さんが2階から降りてきます。外出していた王冠雄さんは戻ります。2階ではいかつい2人が宗華さんから神劍を盗もうとしていました。部屋から出てきた2人を呼び止め、王冠雄さんは取り戻そうとします。

 

2階から落ちてきた神劍をキャッチしたドリスはびっくり!王冠雄さんは2人をやっつけて、追い出します。宗華さんに返しますが、そっけない態度で受け取ります。

 

ドリスが神劍を褒めると、宗華さんは彼女に渡します。憧れの剣を手に入れ、大喜びのドリス。

 

客棧を出ようとする王冠雄さんにドリスはついていくことにします。宗華さんは武術大会に出ると言って、1人でさっさといなくなってしまいます。

 

宗華さんが歩いていると、道端で息子の死を嘆き悲しむ夫婦と遭遇します。柱に書かれた名前がなんと自分!自分を狙う刺客だと気づき、夫婦と戦います。夫婦が負け、凹んでいると、夫の父親だという4人組が登場。実父と義父が3人。

 

宗華さんは彼らと戦います。4人をやっつけたところでまた親戚がやってきて、神劍をよこせと迫ってきます。宗華さん、苦戦アセアセ逃げます。親戚は追いますが、途中で王冠雄さんに止められます。

 

王冠雄さんが親戚と戦っていると、史仲田さんが登場して、親戚を投げ飛ばします。2人は神劍を守るために宗華さんを追います。

 

逃げる宗華さんを李強さんが追います。李強さんが宗華さんに近付くと、側に史仲田さんがいました。李強さんは彼が生きていたことに驚きます。

 

弱っている史仲田さんは松葉杖代わりの棒で必死に抵抗します。少しましな宗華さんががんばります。王冠雄さんと史仲田さんが到着します。どっちの史仲田さんが本物なんだろう?

 

王冠雄さんと宗華さんは2人の史仲田さんにびっくりします。王冠雄さんは本当の父しか呼ばない呼び方で自分を呼んでくれた方が父だと気づき、隣にいるのが偽史仲田さんだと気づきます。

 

王冠雄さんによって、変装がバレた偽史仲田さんは逃げ出しますが、隠れていた谷曼青さんによって、倒されます。

 

宗華さんも谷曼青さんも王冠雄さんと史仲田さんを疑ったことを謝罪します。敵はモンゴルに力を貸している明の人たち。彼らを倒さなくては。

 

真面目な話をしているときに呑気なドリスがやってきます。

 

宗華さんはけがを負っていたので、本物の神劍を王冠雄さんに渡し、武術大会に出るよう頼みます。ドリスはもらったのは偽物の剣。怒って、弟子入りを止めます。

 

武術大会が始まろうとしていました。よくわからないけれど、神劍を巡る戦いをするようです。(宗華さんが持っていたら、ダメなの?)蛇拳、虎拳、鳥拳、醉拳、病拳などなど。

 

病拳で勝ち抜いた男性に神劍を渡す主催者。試合を見ていた親戚は病拳の使い手に戦いを申し込みます。

 

参加しないはずだった宗華さんが舟に乗ってやってきます。大会に出した神劍は偽物で、本物はこれですと主催者に渡します。そして、宗華さんは親戚と戦います。親戚を追い詰めます。彼が命乞いをしてきたので、とどめを刺すのを止めたのですが、その優しさに付けこみ、宗華さんの腹部を攻撃してきます。

 

危険を感じた王冠雄さんが親戚を倒します。致命傷を負った宗華さんは主催者に王冠雄さんこそ、神劍の所有者にふさわしいから、渡してほしいと頼んで亡くなります。

 

が、主催者は自分の物にしてしまいます。王冠雄さんは気にせず、宗華さんを姫抱っこして、その場を後にします。

 

主催者は神劍を持って、李強さんと会います。李強さんは神劍を受け取ると、態度を豹変させ、主催者を殺します。

 

史仲田さんは神劍の話を王冠雄さんにします。明の宮廷に潜んでいる反乱者を見つけなければ、この戦いはずっと続きます。王冠雄さんは自分がそれをすると言いますが、史仲田さんは自分が責任をもってやり遂げたいと言います。

 

2人で山中を歩いていると、椅子が運び込まれ、李強さんたちがやってきます。

 

李強さんが2人を倒す気満々で近づいていくと、後ろから止める声が聞こえてきます。あれ?ドリスが椅子に座った!ドリスがラスボスだったのか!!

 

綺麗に着飾ったドリス。給仕をして、王冠雄さんの弟子入りを志願して、神劍の在りかを探っていたのでした。スパイを使わないで自分でやるなんてすごいね。笑

 

武術大会で鳥拳をやっていた側近が王冠雄さんと戦います。だらしのない戦いぶりにキレたドリスは側近を殺します。

 

史仲田さんは衝撃的な秘密を明かします。本物の神劍は明の宮廷にあると。え?ここまでのがんばりは何だったの?全部、偽物だったって、宗華さん、無駄死にじゃん・・・。

 

強気な態度を崩さないドリス。史仲田さんは松葉杖を王冠雄さんに投げます。すると、そこからトンファーチックな剣が。

 

李強さんと戦います。李強さんを倒すと、速攻でドリスが襲ってきます。蛇拳使い!見かねて史仲田さんも援護するレベルの強さ。

 

谷曼青さん、登場。李強さんと戦います。李強さんが彼女を殺しそうになったところで史仲田さんが止めに入ります。

 

最後は王冠雄さんとドリスだ!王冠雄さんがドリスに殺されそうになったときに史仲田さんが偽神劍でドリスを撃退します。ドリスは刃をつかむと、史仲田さんを刺します。激怒した王冠雄さんはドリスを殴って、倒します。無表情で椅子に座り込むドリス。亡くなったようです。

 

史仲田さんは谷曼青さんに古錚さんの死の真相を話して、力尽きます。王冠雄さんは彼を姫抱っこして、ドリスの横を通って立ち去ります。谷曼青さんは彼についていきます。終わり。

 

オチが意外でびっくりしました。しかし、全体的に唐突過ぎる展開ばかり。あまり話に入り込めませんでした。

 

松葉杖に内蔵されていた刀、かっこよかったな。あれを前面に押し出せばよかったような。

 

でも、ドリスのラストバトルは本当によかったです。王冠雄さんと史仲田さん相手に健闘していました。ドリスファンならば、一見の価値ありですよ~。

 

1979年の香港映画。監督は鮑學禮さんで武術指導は袁祥仁さん。

 

樊梅生さんが飲食店で食事を終えようとしていると、身なりのいい譚道良さんを発見します。店内に王鍾さんが入ってきました。

 

樊梅生さんは去り際、譚道良さんにぶつかっておきながら、逆ギレします。実は譚道良さんからお金を盗んだのでした。しかし、自分の方が盗まれていたのです。悔しがる樊梅生さん。

 

文句を言いに戻ると、譚道良さんは笑顔で彼を迎えます。お金を返しながら、仕事をもちかけます。ムカつきながらも一緒に仕事をすることを了承。出発は明日の朝。


刑務所の役人 盧葦さんが寝ていると、下僕の午馬さんに顔を突かれます。目を開けると、上司の譚道良さんが立っていました。彼は刑務所の独房にいる罪人に会いに来たのでした。

 

鍵を開けされて、速攻で入ると、石がびゅんびゅん飛んできます。蹴り返して、一息。手強い罪人とは姜大衛さんでした。盧葦さんの顔が湿布だらけなのは石が原因だったようです。

 

姜大衛さんは10日後に死刑を控えていました。譚道良さんはある任務を国から言い渡されており、武力の高い姜大衛さんを自分の任務に加えたいと思っていました。

 

譚道良さんは取り引きをもちかけます。しかし、ひねくれ者の姜大衛さんは自由とお金が手に入ると言われても応じません。

 

譚道良さんはねばります。陳碧鳳さんの名前を出すと、態度が急変。自由とお金が得られることを確認すると、牢を飛び出ます。


妹の陳碧鳳さんと再会。姜大衛さんが捕まったことで彼の家は大変な借金を背負うことに。返済するために妹の陳碧鳳さんは年上の商人のところに嫁に行くことになっていました。それが嫌だったので、譚道良さんの秘密の任務に加担することにしたのでした。

 

清はずっと白蓮教とトラブルがありました。そのリーダーが自殺。実は彼の財宝がどこかにあると言うのです。

 

譚道良さんは地図を持っていました。地図に「磨坊」を書かれてあるのを見て、姜大衛さんは陳碧鳳さんを引っ張って帰ろうとします。陳碧鳳さんは商人と結婚するつもりはないので、抵抗します。

 

あまりにも無謀なチャレンジだと主張する姜大衛さんでしたが、陳碧鳳さんは諦めるつもりはないようです。姜大衛さんはついていくことにします。

 

譚道良さん、樊梅生さん、譚道良さんの部下 蔡弘さん、姜大衛さん、陳碧鳳さんで目的地へ向かいます。

 

そこはものすごい警備体制が敷かれていました。財宝を狙う盗賊の頭 陳惠敏さんのところにも情報が入ってきます。

 

茂っている森の中を歩いていると、譚道良さんが罠にかかってしまいます。

 

自由気ままな態度を取り続ける姜大衛さんに苛立ち、蔡弘さんが彼を攻撃します。蔡弘さんよりちょっと強い姜大衛さんですが、陳碧鳳さんにお仕置きされます。

 

微妙なバランスで成り立っている5人の関係。どう変化していくのかな。

 

さて、王鍾さんは1人で山道を移動しています。彼も警備隊に見つかり、攻撃されます。王鍾さんは彫り師で陳惠敏さんの依頼で来たと話をして、道具を見せます。監視を受けながら、中に入っていきます。

 

譚道良さんが受けた傷は深く、移動が大変そう。なので、廃屋で休むことにします。

 

譚道良さんは治療に専念し、後から追いかけることにします。出発する際、姜大衛さんは白い袋をわざと落としていきます。彼らを陳惠敏さんの側近 張一道さんが追いかけています。

 

譚道良さんが休んでいると、怪しい2人がやってきます。実は彼らは譚道良さんの部下でした。王青さんだ~。けがも嘘だったようです。どういうことだ?

 

姜大衛さんは廃屋に戻って、白い小袋を取りに戻ります。譚道良さんは寝たふりをしていました。陳碧鳳さんは姜大衛さんの行動に裏があるのではないかと疑います。

 

王鍾さんは無事に陳惠敏さんと会うことができました。彼は奇妙な地図を見せ、脚に刺青をしてほしいと言います。地図をガン見すると、見過ぎだと言って殴る陳惠敏さん。4日で彫れとな。怖い客だ驚き

 

姜大衛さんたちは金正蘭さんたちと遭遇します。盗賊に襲われたらしく、一緒にいた男性がけがをしていました。助けを求める彼女をシカトし、姜大衛さんは先に進みます。金正蘭さんたちは姜大衛さんたちについていきます。

 

譚道良さんは王青さんたちと崖を登って、ショートカット。険しい道のりです。

 

姜大衛さんたちと金正蘭さんたちは一緒に夜を過ごしていました。男性の調子はあまりよくないようです。

 

深夜、男性の足から包帯がズレていました。彼もけがを負ったふりをしていました。姜大衛さんはそれをちゃんと見ていました。みんな、財宝狙いだな。

 

王鍾さんは素直な彫り師を演じつつ、時々、鋭い眼光で地図を見ていました。彼も財宝狙いだな。

 

姜大衛さんは不意を突いて襲ってきた金正蘭さんたちを木に縛り付けます。男性は陳碧鳳さんに竹槍で刺されます。

 

しかし、蔡弘さんが過剰に金正蘭さんを鞭打つので、姜大衛さんは止めに入ります。

 

金正蘭さんたちは男性が殺されているのを発見し、悲しみます。

 

ごった煮状態の姜大衛さん一行。移動を再開しますが、襲われます。金正蘭さんたちは陳惠敏さん側の人間で、混乱に乗じて逃げます。樊梅生さんが警備の矢に襲われ、亡くなります。

 

姜大衛さん、陳碧鳳さん、蔡弘さんの3人で行動です。陳碧鳳さんはこの件が譚道良さんが言っていた以上に多くの人が財宝を狙っているのではないかと考えるようになっていました。とにかく、行くぞ~。

 

譚道良さんたちは目的地に到着。手下を襲って、奥に入れる合言葉を聞き出します。

 

陳惠敏さんの側近は張一道さんがちょいちょい情報を知らせに来ます。

 

王鍾さんは手下たちに刺青を入れてやっていました。手下たちが帰った後、こっそり「磨坊」を偵察しに行きます。

 

姜大衛さんたちは再び襲われます。途中で槍の扱いが上手い手下が登場。王圻生さんです。健闘虚しく、3人とも捕まってしまいます。

 

譚道良さんたちはドキドキの潜入中。単独で行動していたと思われる侵入者の1人が捕まってしまいます。彼は牌を持っていました。

 

陳惠敏さんは姜大衛さんたちを地下牢に放り込みます。

 

陳惠敏さんは王鍾さんが単独で行動していた男性に反応を示したので、再度、彼に確認します。王鍾さんは自分はただの彫り師だと主張して、身バレを防ごうとします。王鍾さんも政府側の人間のようです。

 

陳惠敏さんは侵入者を殺害し、地図をこっそり持ち帰ろうとした王鍾さんを殴って、地下牢に放り込みます。

 

めげない王鍾さんはろうそくの火で縄を焼き、隠していた吹き矢で警護を倒して、「磨坊」へ向かいます。譚道良さんたちも向かっていました。

 

「磨坊」で蔡弘さんを鞭打ち、情報を聞き出そうとする金正蘭さん。陳惠敏さんが様子を見にやってきます。軽口をたたく姜大衛さんをボコります。

 

陳惠敏さんはたくさんの人物が財宝を狙っているのを感じ、焦っていました。

 

金正蘭さんは陳惠敏さんに姜大衛さんの命は助けてくれるよう頼みます。蔡弘さんがめちゃ鞭打ったときに止めてくれたのをずっと感謝していたのでした。

 

陳碧鳳さんは張一道さんに襲われていました。縄を解いてもらうと、靴に隠していた吹き矢のような道具で彼の胸を刺し、逃げます。

 

一夜明けた「磨坊」付近は手下がかなりやっつけられていました。陳惠敏さんは怒ります。

 

「磨坊」で拘束されていた姜大衛さんを金正蘭さんは助けますが、姜大衛さんはここが気に入ったと言って、動こうとしません。金正蘭さんは困ってしまいます。

 

金正蘭さんたちが去った後、少し離れたところで様子を見ていた譚道良さんが近づいてきて、姜大衛さんと話をします。

 

外で見張りを続けていた王青さんが陳惠敏さんによって倒されます。蔡弘さんと王青さんを痛めつけても譚道良さん情報を言わないので、陳惠敏さんはキレます。王青さんは殺されてしまいます。姜大衛さんはここに財宝があるとわかったので、移動せず。「死ぬ前に財宝を見たい。」と陳惠敏さんに話します。

 

陳惠敏さんは姜大衛さんが財宝の在りかを知っていそうなので、提携を申し出ます。五分五分ならばOKと受け入れます。譚道良さんが財宝の在りかを知っているので、彼から情報を引き出すことが大事です。

 

外で譚道良さんが張一道さんとテコンドー対決。陳碧鳳さんは手下たちと戦っていました。この場面で袁日初さんを発見笑ううさぎ譚道良さんと陳碧鳳さんが協力して、張一道さんを倒します。

 

2人は「磨坊」に入ります。陳碧鳳さんは目を輝かせて、屋根上を見ます。財宝を探そうとする2人を止める姜大衛さん。陳碧鳳さんは姜大衛さんが死んでいると思っていたので、彼が生きていることに憤ります。

 

彼女は明の元大臣と既に結婚をしており、裕福な生活をエンジョイしていました。しかし、清の時代になり、失職。そのために彼女は譚道良さんの計画に加わったのでした。姜大衛さんのことなど、どうでもいいといった様子。

 

瀕死状態の蔡弘さんを殺して、口封じする譚道良さん。鬼~!

 

屋根の上に財宝の奪い合いが始まります。宝箱を見つけたのですが、下に落ちてしまいます。キャッチする譚道良さん。

 

死んでない登場人物がぞろぞろ出てきて、奪い合います。王鍾さん、陳惠敏さん、金正蘭さん、手下などなど・・・。ラグビーみたい。

 

陳惠敏さんは金正蘭さんと一緒に宝箱を持って逃げようとします。姜大衛さんと取り引きをした譚道良さんも陳惠敏さんも彼を襲ってきます。

 

自分以外はみんな、敵。みんなが暴れたので、「磨坊」の臼が動き出します。

 

譚道良さんは陳碧鳳さんを殺します。譚道良さんと王鍾さんは政府関係者でありながら、宝箱を奪い合います。もうめちゃくちゃ。王鍾さんは財宝は国の物だと主張。譚道良さんは自分の物にしようとしているのかな。

 

実は姜大衛さんと王鍾さんこそが仲間で、ちゃんとした志をもった人物だったのです。2人で譚道良さんと陳惠敏さんを逮捕しようとします。

 

金正蘭さんは譚道良さんが蹴った柱に体を挟まれて、亡くなります。

 

王鍾さんは背中にけがを負いながらも、姜大衛さんのサポートに徹します。

 

譚道良さんと王鍾さんは崩れ落ちた梁に潰され、動けなくなります。陳惠敏さんは金正蘭さんを殺されたので、彼の喉元を圧迫して、息の根を止めます。王鍾さんは既に亡くなっていました。

 

いよいよラストバトル。宝箱が臼の柱にぶつかって、開き、大量の真珠が飛び出します。臼の上に落ち、どんどんすり潰されていきます。それを見て、興奮している陳惠敏さん。姜大衛さんは壊れそうな臼の柱を思い切り蹴って、彼の腹部にぶつけます。柱が刺さり、動けなくなる陳惠敏さん。

 

真珠が残り少なくなってきました。2粒の大真珠をゲット。陳惠敏さんが五分五分だろうと言うので、彼に1粒渡します。それを手にすると満足して、力尽きます。

 

姜大衛さんは残った1粒をためらうことなく、臼に入れると、「磨坊」を後にします。終わり。

 

騙し合い&どんでん返しの連続に疲れてしまいましたが、終わり方が見事。面白かったです。

 

樊梅生さんは途中から存在感がなくなり、明らかに別人が演じてる場面も。で、すぐにさくっと亡くなりました。スケジュールが合わなくなったのかな。

 

袁祥仁さんが武術指導をするときに袁日初さんもお手伝いしたようで。出演シーンを見つけることができて嬉しかったです。

 

1981年の台湾映画。鮑學禮監督作品。

 

教主は側近の楊雄さんを信頼していました、しかし、楊雄さんは謀反を起こそうと企んでいました。賢い&強い姫は武林大會でしばらく戻ってこない。今がチャンス!

 

部下3人(1人は史亭根さん。)が娼婦と遊んでいると、毒入りのぶどうを食べさせられます。苦しみ出す3人。楊雄さんは解毒剤と偽って、もっと強い毒薬を飲ませます。解毒剤が欲しければ、従うように命じます。彼らは10日しか効かない解毒剤をもらって生き延びる道を選択します。

 

教主の左護法が草原を歩いていると、仮面を被った複数の男性に襲われます。戦っていると楊雄さんが登場。安心しますが、彼は覆面の手下たちに彼の拘束を命じます。抵抗を試みる左護法ですが、楊雄さんに毒薬を飲まされます。彼も解毒剤を手に入れるため、服従を誓います。

 

左護法は右護法の蔡弘さんを騙します。蔡弘さんも楊雄さんに毒薬を飲まされ、服従を迫られます。やむなく受け入れます。

 

楊雄さんは教主を拘束し、宝の地図を渡すよう脅します。ねばる教主。その様子を陰から女性が見ていました。

 

さて、武林大會とは「冰雪情關英雄膽」のあのわちゃわちゃした戦いでした。つまり、姫とは張玲さん。ここからしばらくの間、「冰雪情關英雄膽」のシーンが流れます。

 

權永文さんが大会を行おうとしていると、張一道さんが登場。權永文さんが門派の拳譜を奪ったことに腹を立てていました。激しいキックの応戦が始まります。

 

上にいた狄龍さんは自分の師匠が苦戦しているのを見ていました。水中から謎の白人男性が現れて、張一道さんを追い詰めていくのを見て、張玲さんと下に降りることにします。2人で張一道さんをサポートします。

 

狄龍さんと權永文さんがバトっている間に、張玲さんは自分たちの拳譜を奪った張一道さんを問い詰めます。(張一道さんも悪い奴だったのです。)

 

カオスな状況に狄龍さんの弟子の孤児たちが動き出します。武林大會のスタッフたちを襲います。

 

そして、狄龍さんが命を救ったファイターもやってきます。益々、カオス・・・。

 

弟子たちは白人男性をやっつけます。張玲さんと張一道さんは水上を移動し、崖を登って戦います。張玲さんは張一道さんを殺そうとしますが、狄龍さんが止めに入ります。

 

狄龍さんは彼に育ててもらった恩があるものの、かなり冷たい扱いを受けていました。拳譜がなくなったときに疑われ、殺されそうになりました。張一道さんは水中に逃げます。

 

白人男性が弟子を投げているのを見て、狄龍さんと弟子で対抗。白人男性は負けます。

 

權永文さんは隠していた剣を取り出し、狄龍さんに襲いかかります。狄龍さんは權永文さんをぐるぐる巻きにして倒します。

 

そして、いろいろなことがあり過ぎて精神的におかしくなってしまった張一道さんの娘を助けますが、彼女が正気に戻りつつあるときに弟子たちが急に会場に爆弾を投げ始めます。なんで?会場は壊れていきます。ここで終わり~。

 

ゲルに史亭根さんたちが到着。楊雄さんは張玲さんの動向を知り、戻ってくる前に宝の地図を手に入れたいと焦ります。史亭根さんたちは張玲さんを捕まえる作戦を実行します。

 

張玲さんはゲルへ戻る途中、史亭根さんたちの手下に襲われます。が、彼らをぶちのめし、逃げます。

 

手下たちは追いかけますが、いたのは袁祥仁さん。「女なんて見てないわムカムカ」とキレる袁祥仁さん。

 

意外と強いので史亭根さんたちは手下に逃げるよう命じます。その後、張玲さんが草むらから出てきます。

 

狄龍さんに助けられたファイター 謝華が張玲さんを護衛すると言って聞かず、彼女を追っていました。(狄龍さんに頼まれた設定。)張玲さんは袁祥仁さんにその場を任せて、逃げます。謝華は張玲さんを追います。謝華を演じる俳優が間に合わなかったのか、この辺りはずっと背中だけの出演でした。

 

張玲さんは諦めたようで、彼を伴って馬でゲルに戻ってきます。

 

楊雄さんは教主を脅していました。彼女の戻りの早さにびっくり。急いで彼女を迎えます。

 

楊雄さんは教主が山へ修行に行っていると嘘をつきます。張玲さんは連絡なしでいなくなったことに疑問を抱きます。

 

夜、もてなしでモンゴル相撲を披露。謝華は勝負に誘われます。相撲というより、普通に功夫ですね。張玲さんは謝華のことが心配になりますが、謝華は余裕で勝ちます。

 

面白くない楊雄さんは再び、別な選手に行けと命じます。今度は危ない状態に。張玲さんは中断を命じます。

 

選手が短剣で謝華を殺そうとしたので、蔡弘さんが守ります。張玲さんは短剣をキャッチ。楊雄さんは口封じのために選手をボコって、場を収めます。張玲さんは楊雄さんの態度に異常なものを感じます。

 

狄龍さんは張玲さんを愛していましたが、張一道さんの娘が精神的に不安定な状態で、放置しておくことはできませんでした。なので、謝華を自分の代わりとして送り出したようです。

 

狄龍さんのことを想っていると、楊雄さんが訪ねてきて、謝華の素性を尋ねます。楊雄さんはいいことばかり言いますが、信用できないので、話を打ち切ります。

 

教主は楊雄さんから張玲さんが戻ってきたことを知らされます。楊雄さんは張玲さんと結婚しようと目論んでいました。

 

教主は宝の地図の在りかを言いません。脅されても、焼き鏝を押し付けられても言いません。

 

謝華が寝室で休んでいると、人気を感じます。外へ出て、追いかけると、骸骨姿の敵に襲われます。そして、気を失ってしまいます。

 

謝華は助けられましたが、まだ目覚めていませんでした。張玲さんは彼が外に出ていたことに疑問を抱きます。必死に張玲さんに取り入ろうとする楊雄さん。それを見て、心苦しそうな蔡弘さん。

 

目覚めた謝華は骸骨に襲われたと主張。張玲さんは信じることができません。でも、謝華の言っていることは嘘ではないようだと感じます。

 

衰弱した教主を口が不自由な侍女が助けようとします。楊雄さんがやってきたのを感知した教主は隠れるように言います。

 

宝の地図は自分の祖先が醜い争いを繰り広げる原因だったので、燃やしたと主張。

 

侍女は教主の危険を護衛 盧葦さんに伝えようとしますが、伝わりません。泣いて飛び出していきます。外で遊んでいた「天蠶再變」コンビの李龍吟さんと葛長生さんは盧葦さんに一緒に侍女を探せと言われ、慌てて追いかけます。

 

侍女は史亭根さんたちによって別の護衛が殺されるのを目撃します。捕まえに来た李龍吟さんたちに必死にそれを伝えます。事態を理解できていない彼らは侍女を引っ張って、帰ります。

 

侍女は必死にいろんなことがヤバいと伝えます。最初は真剣に取り合わなかった盧葦さんも少しずつ状況がわかってきます。

 

張玲さんは教主の不在、謝華襲撃に不安を感じていました。楊雄さんは大丈夫ですしか言わない・・・。

 

張玲さんは謝華に帰った方がいいと助言します。素直に受け入れる謝華。

 

狄龍さんのところに戻る途中、襲われ、刺されてしまいます。このシーンも偽謝華でした。顔が映らないようになっていました。瀕死状態の彼を通りかかった袁祥仁さんが発見。偽謝華は張玲さんを守ってほしいと頼んで力尽きます。

 

蔡弘さんは解毒剤が必要な時期に来ていました。やはり公主を裏切ることはできないと思い、左護法たちと対峙することにします。攻撃を避け、盧葦さんたちのところに逃げ込みます。左護衛法たちがやってきて、捜索します。

 

彼らが去った後、壁の後ろに隠れていた蔡弘さんが出てきます。動けない彼を李龍吟さんと葛長生さんがサポートします。張玲さんに危険を知らせなくてはなりません。

 

危機を知らせに来た蔡弘さんをボコる張玲さん。真相を知って、衝撃を受けます。大急ぎで教主のところへ向かいます。

 

衰弱し切った教主と対面する張玲さん。大急ぎで鎖を外します。蔡弘さんも弱っていたはずなのに教主を助けている。笑

 

今度は盧葦さんがボコられていました。李龍吟さんたちの居場所を言うように脅されます。言わない盧葦さん。小屋に火を点けられ、その中に放り込まれます。

 

張玲さんたちは逃げ出しましたが、最終的に楊雄さんたちに囲まれます。宝の地図の在りかを言わない教主に腹を立てた楊雄さんは攻撃を命じます。教主と侍女が重傷を負います。教主は張玲さんにあるゲルの中に宝があると話をすると、力尽きます。

 

崖の上から様子を見ていた袁祥仁さんは助けに入ります。蔡弘さん、毒は回ってないのか。ものすごい活躍ぶり。

 

途中からいきなり主人公レベルな袁祥仁さん。彼は李龍吟さんたちにお金を渡すと、爆弾を買いに行くように言います。

 

戻ってきた2人はゲルに向かって、爆弾を投げ始めます爆弾袁祥仁さんと張玲さんでどんどん敵を倒していきます。

 

袁祥仁さんは楊雄さんを池に殴り飛ばし、上がってきたところをもう1回蹴飛ばして、倒します。

 

李龍吟さんたちは何も知らないので、宝の地図が隠されているゲルも爆破してしまいます。大金塊が溶けていくのを見守るみんな。残念だと思いつつもこれでよかったと思う張玲さん。袁祥仁さんにお礼を言います。

 

袁祥仁さんは謝華から頼まれてきたと話します。それを聞いて、張玲さんは謝華が本当に自分を心配してくれてたんだと感激します。

 

みんなでこの場を立ち去るシーンで終わりです。

 

かなり奇妙なつぎはぎ映画。めちゃくちゃ度がすごい。このポスター、嘘だー。

 

モンゴル相撲であれだけ強かった謝華があっさり殺されるなんて納得いきません。謝華役の俳優さんに何か不都合があったのでしょう。
 

しかし、改めて観ると、「冰雪情關英雄膽」の狄龍さんと權永文さんのバトルはなかなかよいものでした。狄龍さんの動きは力強くて美しい。

 

いろいろありましたが、李龍吟さんと葛長生さんが仲良しコンビなんだなということがわかってよかったです。オールOK!

 

1976年の香港映画。陳少鵬監督作品。

 

黃家達皇帝は自分が即位するために支えてくれた将軍 楊威さんが目障りになっていたので、排除しようとしていました。楊威さんは降格&左遷を命じられます。楊威さんは黃家達さんが横暴なので、それを阻止しようとしていたようです。

 

黃家達さんは8人のお気に入りファイターを呼び出します。メンバーは上官靈鳳さん、古龍さん、龍飛さんなど。彼らは楊威さんの下で活動していました。黃家達さんが楊威さん暗殺を命じたので、ショックを受けます。

 

楊威さんが実は反逆者だったという話を聞いて、疑問を抱く上官靈鳳さん。黃家達さんはこれからは中国全てをまとめ、平和に暮らせるようにするから協力してほしいと言います。8人は疑問を抱きつつも彼の言葉を信じ、仕事に取り掛かります。

 

楊威さんは移動途中、宮廷の護衛たちに追われていることに気づき、隠れます。楊威さんの部下に茅敬順さん。

 

彼らをまいた後、楊威さんは降格&左遷だけで済まないことに気づきます。

 

林の中を移動途中、護衛たちに囲まれます。護衛たちは折り畳み式の血滴子を出し、彼を襲います。楊威さんの間に私服の男性たちが間に入り、彼を逃がします。彼らは左腕に鉄のプロテクターを付けており、血滴子をキャッチすることができました。

 

夜、楊威さんは倉庫のようなところで泊まることにします。余松照さんがいました。大人しそうな老人でしたが、いきなり攻撃してきます。茅敬順さんがやられ、苦境に陥りますが、先ほどの私服ファイターが助けてくれます。高飛さんと馬場さん、他。

 

彼らは余松照さんを倒すと、逃げた楊威さんを追います。彼らは少林寺の僧から遣わされたファイターたちで、楊威さんを守ることを命じられていたのでした。このままではすぐに殺されることでしょう。楊威さんは少林寺に避難することを勧められます。彼らの言葉に心を動かされ、少林寺に行くことにします。

 

飲食店に入りますが、なんか油断できない雰囲気。楊威さんたちは2階の部屋で食事をすることにします。龍方さんが彼らの動きを観察していました。

 

部屋に入った直後、龍飛さんがやってきます。黃家達さんともう1回話すようにと言うので、楊威さんは拒否します。なので、龍飛さんは1階に降りて、大暴れ。龍方さんも加わって、更に大変な騒ぎに。楊威さんは馬で逃げ、龍飛さんと龍方さんたちは追います。

 

龍飛さんは楊威さんに錫杖を投げ、落馬させます。これで彼は終わったと判断した龍飛さんたちは帰ります。実は馬の腹にしがみついており、無事でした。

 

徒歩で移動中、上官靈鳳さんと古龍さんが彼らに接触してきます。真相が理解できない上官靈鳳さんたちは楊威さんたちを襲います。靴の先に仕込んだナイフなどを使って、ファイターたちを全滅させます。楊威さんは1人で少林寺に逃げ込みます。

 

今回の少林寺は「鷹爪鐵布衫」に出てきた場所でした。高僧は上官靈鳳さんたちに帰るように言います。

 

宮廷では黃家達さんが修行に励んでいました。うむ、手強そう。上官靈鳳さんと古龍さんは黃家達さんに面会に行きます。黃家達さんは楊威さんが亡くなったと勘違いしていたので、2人は訂正します。

 

怒った黃家達さんは無理やり兵士たちを少林寺に行かせようとします。あまりにも強引なやり方に2人はびっくりし、止めに入ります。とりあえず、また少林寺に向かうことにします。

 

少林寺では彼らが再訪するのを予見しておりました。修行僧たちに囲まれます。彼らを倒さねば、高僧に会うことができません。多過ぎて、倒すのに苦労します。列の先頭と最後尾を2人で順番に倒し、豆っぽいのを撒き散らして、修行僧たちを転ばせて、勝ちをゲット!

 

高僧に会います。が、やはり楊威さんの引き渡しを拒否されます。会うのはOKと言われたので、書庫になっている仏塔に向かいます。

 

レベル1は刀グループ。ここで龍冠武さんっぽい人を発見しました。違うかな~。

 

レベル2は棍棒グループ。レベル3は徒手。隠し扉から僧が出てきて、攻撃してきます。ここでかなり苦労します。困った古龍さんは僧の数珠を奪って、僧に珠を投げて、防御します。次に壁に描かれていた人の絵に珠を投げつけて、上官靈鳳さんにツボの位置を知らせます。上官靈鳳さんはそれを見ながら、僧たちを倒していきます。

 

レベル4はちょっとレベルが上の僧2人。1人は黃飛龍さん。全く勝てる気がしない・・・。上の階には行かせることができないと告げる僧たち。しかし、上官靈鳳さんたちは近くにあっためちゃくちゃ重そうな壺を彼らに投げて、上の階へ進みます。

 

レベル5に楊威さんがいました。近くにいた僧が上官靈鳳さんたちを帰らせようとすると、楊威さんが止め、話に応じます。

 

楊威さんは黃家達さんがどれだけ暴君なのかを彼らに話します。人々を全く大切にしない黃家達さん。真実を見ることなく、ただひたすら使える8人のファイターの在り方に疑問を呈します。楊威さんの鋭い指摘に上官靈鳳さんたちははっとします。

 

黃家達さんが送り込んだ兵士たちが少林寺にやってきます。上官靈鳳さんたちは黃家達さんが自分の都合のいいようにルールを変えて、行動していると気づき始めます。

 

自分が逃げ込んだせいで少林寺が焼き討ちに遭いそうなので、責任を感じる楊威さん。しかし、高僧の許可なしに出ていくことはできません。楊威さんは悶々とし、近くにあった剣で自分の首を斬って自害します。

 

上官靈鳳さんたちに自分の首を黃家達さんに差し出すように言います。そうすれば、みんな丸く収まるはずだからです。悲しみに暮れる2人なのでした。

 

黃家達さんは楊威さんがいなくなると、次に8人のファイターが目障りになってきます。

 

彼は8人を会食に招きます。酒を勧められた際、上官靈鳳さんは違和感を覚え、盃に銀のブレスレットを浸します。変色したので、毒入りだと気づきます。隣の古龍さんの盃を叩き落とし、戦闘モードに入ります。

 

黃家達さんは隠し部屋へ逃げ、8人は部屋に閉じ込められてしまいます。龍飛さんが錫杖を投げると、部屋全体が崩壊してしまいます。

 

滝の近くに逃げた上官靈鳳さんと古龍さん。助かったのは2人だけのようです。2人は黃家達さんを倒す決心を固めます。

 

修行する2人。上官靈鳳さんは部屋の倒壊で右手を失ったため、片手で戦います。古龍さんは顔の左半分がけがで荒れています。

 

2人は仕掛けを作ります。黃家達さんをこれで倒すのかな。

 

黃家達さんに再チャレンジ。就寝直前の黃家達さんを襲います。護衛を振り払って、3人は屋外へ出ます。皇帝が1人で戦うってあり得ないよね・・・。2人は隠していた武器を出して、黃家達さんを攻撃します。が、それでも黃家達さんは強くて、勝てそうにありません。

 

仕掛けの1つだったのか、偶々なのかわかりませんが、木の上に血滴子が引っ掛かっていました。上官靈鳳さんは幹に引っ掛かっている持ち手を口を血だらけにしながら外して、黃家達さんに落とそうとします。

 

が、目の前に落下しただけでした。黃家達さんは高笑いをします。血滴子は地面を削る勢いで回転し、上官靈鳳さんたちが仕掛けた罠に反応。黃家達さんはその罠に引っ掛かり、逆さづりになります。古龍さんがすかさず、丸太2本を彼にぶつけ、倒します。

 

喜び合う2人でしたが、古龍さんはもう限界でした。力尽きる古龍さん。悲しむ上官靈鳳さん。逆さづりの黃家達さんが再度映って、終わりです。

 

なかなか濃かったです。上官靈鳳さんのメイクが付けまつげ唇

 

黃家達さんが戦いではなく、仕掛けで亡くなったというのが物足りなかったです。すごく戦える俳優さんなのだから、思い切り戦ってほしかったです。

 

おまけ。高飛さんが出ていたのは嬉しかったのですが、他の3人と恰好が似ているため、活躍がわかりづらいところがちょっと残念でした。

 

1973年の香港映画。成龍さん主演・・・ではないですアセアセ王青さんが主人公という珍しい映画です。袁祥仁さんが武術指導をしています。

 

1937年。日本が中国を攻めていた時代、愛国者たちが日本軍に抵抗した話です。

 

京劇の舞台裏。舞台が始まる直前で王青さんがメイクをしています。成龍さんもそわそわ。そこに日本軍の兵隊 袁祥仁さん、袁信義さん、馮克安さんが乗り込んできます。いきなり豪華。興行を禁じている劇(愛国心を描いた作品。)を行おうとしていたことを非難する袁祥仁さん。出てきた団長を殴ります。王青さんと成龍さんは頭にきて、日本軍に反抗します。全員をボコボコに・・・。これは大変危険な行為不安

 

指名手配犯になってしまいました。検問が行われ、罪なき人々が酷い目に遭っていました。ここでまたノブさんが。嫌な感じで女性の身体検査をしようとしているところに王青さんが割って入り、兵士をパンチします。成龍さんもサポートし、検問所を壊して、みんなで逃げます。

 

成龍さんは日本軍に抵抗する気持ちをもちつつも、家族に会えなくなってしまったことを悲しんでいました。王青さんに励まされます。
 

人力車を引いている郝履仁さんが咳をして、座り込んでいるのを助けます。孫娘の元秋さんも駆けつけます。体調が悪そうなので、王青さんたちは彼を家まで送っていくことに。

 

元秋さんが家に滞在するよう勧めてくれたので、その言葉に甘えることにします。仲間は別なところに隠れていました。

 

日本の司令官役は監督の朱牧さん。彼に取り入る街の実力者 姜南さん。朱牧さんは戦うのに便利なこの街に居座り、潤沢なお金や土地も奪おうとしていました。取り立てを姜南さんにさせます。脅し役に空手の得意な兵士2名を彼に付き添わせます。(朱牧さんは姜南さんを監視する目的もあったようです。)

 

兵士たちは制服を脱ぎ、中国人と同じ格好をします。朱牧さんは姜南さんからもらった剣になるステッキを持たせます。

 

夜、彼らの歓迎会が行われます。王青さんはその歓迎会に参加予定のホステスを人力車に乗せていましたが、あまりにも態度が悪かったので、彼女を人力車から落とします。

 

郝履仁さんの家は長屋になっていて、複数の家族が暮らしていました。みんな、日本軍を恐れてこっそり暮らしていました。

 

王青さんは郝履仁さんの人力車を借りて、商売をし、売り上げを彼に渡していました。そして、同居している李泰文さんの子どもたちに小遣いをあげます。

 

先ほどのホステスの話をして、みんなで笑っていると、それは危険だと注意する男性が。日本軍は強いし、しつこいから余計なトラブルを起こさない方がいいと助言します。

 

王青さんと成龍さんはとにかくイライラして、何かしてやりたいと思っていたので、助言を深刻に受け止めませんでした。男性は教師でした。日本軍の学校への介入が酷くなっていたので、他の人たちより脅威を感じていたのです。

 

元秋さんは王青さんに好意を抱いているようです。悪い気はしない王青さん。

 

ホステスは酒の席で王青さんの人力車に酷い目に遭わされた話をします。日本兵はその話をとても気にします。

 

翌日、郝履仁さんの住まいに袁日初さんたちが乗り込んできて、郝履仁さんを殴ります。昨晩の王青さんのやったことが郝履仁さんがやったことだと誤解されていました。有り金も取られます。同居している人たちは彼を助けようとしますが、敵いません。買い物から戻ってきた王青さんと成龍さんが戻ってきて、助けてくれます。

 

袁日初さんは角刈りの日本兵に報告します。角刈りはキレます。仲間と打ち合わせに出かけた王青さん。郝履仁さんを診てくれた医者を送りに行った成龍さん。彼らがいないときに角刈りと手下たちがまたやってきます。対応した先生が殴られます。

 

元秋さんはこっそり王青さんを探しに出ます。郝履仁さんはまた殴る蹴るの暴行を受け、亡くなります。

 

先生もボコボコにされます。成龍さんが戻ってきて、助けに入ります。が、角刈りは強く、やられてしまいます。先生の奥さんに手出しをしようとする角刈り。奥さんは抵抗して、裁ばさみで刺されてしまいます。

 

元秋さんの知らせを聞いて、王青さんは家に戻ります。郝履仁さんと先生と奥さんの遺体が・・・。元秋さんが止めるのも聞かず、外へ飛び出していきます。

 

残りの家族は連れ去られ、成龍さんは拷問されていました。子どもも縛り上げられそうになった瞬間、王青さんがやってきて、みんなを助けてくれます。王青さんと角刈りの戦いになります。角刈りは途中で姿をくらまします。

 

リアルかくれんぼ。ドキドキする展開が続きます。王青さんの方が優勢だったのですが、剣が仕込まれた杖で襲われ、足首を刺されます。李泰文さんと成龍さんに助けられます。

 

朱牧さんは王青さんと仲間たちの写真を提示し、姜南さんと日本兵に彼らを捕まえるよう命じます。

 

王青さんはけがの手当てを受けていました。そして、みんなで新しい隠れ家に移動します。

 

姜南さんは日本兵に振り回されていました。同胞の中国人を逮捕するということに戸惑っていました。もう1人の日本兵が彼らを探し回ります。自分の立場も危なくなってきた姜南さん。褒賞金付きの手配書を貼り出します。

 

王青さん、ようやくちょっとだけ復活します。元秋さんがずっと看病してくれていました。仲間たちが集まります。自分たちが狙われていると知り、ショックを受けます。

 

王青さんは天涯孤独の身。自分のことよりも他人のことばかり心配します。逃げる手配をしてくれる男性がお金をもっと要求してきたという話を聞いて、母の形見を成龍さんに渡し、お金代わりにするように言います。

 

成龍さんと元秋さんは男性の元を訪ね、みんなが集めてきたお金と王青さんの形見をに渡し、それで納得してもらいます。安心して帰る成龍さんたち。明日の5時に出発です。が、この男性、信用できない感じ。

 

暗闇で捜索する若者4人。袁日初さんがまたいた。隠れ家に戻る途中の成龍さんたちを襲います。成龍さんはボコボコにされ、元秋さんは誘拐されます。

 

やはり逃げる手配をしてくれる男性は日本兵に情報を漏らしていました。本拠地に連れてこられた元秋さんは男性の裏切りを知ります。日本兵の部屋に入れられます。

 

仲間は彼らの帰りが遅いのを心配していました。傷だらけの成龍さんが戻ってきます。彼は明日5時に集まることを知らせると息絶えます。

 

王青さんは「自分が5時にいなかったら、待たずに出発するように。」と話すと、外出します。

 

元秋さんは日本兵に襲われます。そして、今度は姜南さんに襲われそうになります。

 

王青さんは本拠地にやってきます。あ、袁祥仁さん、ノブさん、任世官さんがいる。姜南さんは彼女を人質にして、王青さんを捕まえようとします。元秋さんを助けようとしますが、結果的に姜南さんは元秋さんを刺し殺してしまいます。秒で姜南さんを倒す王青さん。

 

元秋さんは王青さんに「行ってはいけない。」と言葉を遺して、亡くなります。

 

姜南さんから情報を絞り出すと、息の根を止め、大急ぎで待ち合わせの場所へ。日本兵は陰から様子を見ていました。

 

5時に集まっていた仲間は角刈りたちに囲まれ、女性も子どもも全て殺されます。裏切者の男性も角刈りに始末されます。容赦ない姿を見て、ドン引く手下の王將さん。

 

キレた王青さんが逆光で登場。そして、暴れます。角刈りを倒した直後、背後からキックされます。

 

ラスボスの日本兵です。どちらも強いし、しぶとい。最終的に池での戦いになります。と、思ったら、今度は崖!!日本兵の目を潰し、崖に近付いたところをキックして落として、倒します。終わり。

 

問題は山積したまんま・・・真顔朱牧さんとかまた新しい日本兵を送り出してきそう。

 

救いのない話でしたショボーンキャストが豪華なので、そっちに集中して楽しむとよいかと思われます。


あけましておめでとうございますうさぎ今年もよろしくお願いいたします。

 

環境が変わってから、とても忙しくなり、功夫映画を観る時間が減りました。

 

そして、一時期興味を失っていた音楽を聴くことが再び好きになり、そちらに重きを置くようになってきました。

 

ですので、今年も週1回の更新になる予定です。

 

無理せず、楽しみながら、感想をアップしていきたいと思います。

 

どうぞよろしくお願いいたしますおねがい

1980年の香港映画。

 

骨董店に任世官さんがいます。「通勝鏢局」の總鏢頭 卡薩伐さんが訪ねてきます。任世官さんは購入した貴重品を自宅に届けてほしいと依頼します。

 

17日間の仕事に対して、高額な報酬が提示されます。成功すれば2倍になると知り、卡薩伐さんの顔が引き締まります。

 

トルコが皇太后へ贈ったとされるすばらしい翡翠馬でした。皇太后は姪の姫にそれを譲り渡し、その後、宦官の手に渡ったとのこと。店主が非常に貴重な品であると熱く語ります。

 

張り切る卡薩伐さん。自らその翡翠馬のケースに封をし、小脇に抱えて帰ります。

 

客棧では怯えながら過ごしていました。疲れてきて、寝そうになります。お金を稼ぐのも楽じゃない!がんばるしかない。

 

無事に任世官さん宅に到着。任務が完了したと思ってほっとしていると、任世官さんが驚きの声を発します。箱の封を切ると中身は空だったのです。

 

任世官さんは卡薩伐さんを責め立てます。ショックで卡薩伐さんは気を失ってしまいます。

 

そして、弁償するために所有していた田畑を任世官さんに譲る羽目になってしまいます。呆然とした状態で店主に言われるがまま書類にサインをします。それでも足りないと怒る任世官さん。

 

さて、茶館。孟元文さんは賭けを行っています。彼の弟?従兄弟? 程小東さんがいかさまをします。孟元文さんが有利に。そこに茶館の所有者である従姉妹がやってきます。逃げようとしますが、見つかります。そして、いかさまで儲けたお金を引っ張り出し、床に撒きます。孟元文さんはずっといかさまばかりやっているようです。

 

反省の色がない孟元文さんにキレ、彼がいかさまを行っていたテーブルの仕掛けを周囲の人たちに暴露します。大騒ぎに。程小東さんは彼を懲らしめるふりをして、逃がしてくれます。

 

その後、従姉妹の部屋を程小東さんが訪ねます。孟元文さんがどこかへ消えて2週間。従姉妹はまだ怒っていましたが、心配していました。仕方なく許します。

 

孟元文さんはまた茶館に来ていました。懲りずにまた賭けをして儲けようとしていると、ヤケ酒をしている卡薩伐さんを発見します。

 

孟元文さんは彼に興味をもち、接触を図ります。卡薩伐さんが落ち込んでいる理由を知ります。

 

周りの客は卡薩伐さんをおかしい人だと思っているので、からかいます。その1人が元武さん。キレた卡薩伐さんは暴れまくります。孟元文さんも程小東さんも巻き込まれます。ここでの卡薩伐さんがかなりすごいです。ハイパーキックに対応する孟元文さんもすごい。

 

少し冷静さを取り戻した卡薩伐さんに孟元文さんは声をかけ、2階でこの謎を解こうと提案します。

 

孟元文さんに「馬鹿だね。騙されたんだよ。」と言われ、激昂。でも、いかさまエキスパートの孟元文さんにはその手口がわかったのです。

 

説明を聞いて、反論できなくなる卡薩伐さん。それと同時に自分の財産を取り上げた任世官さんへの怒りがこみ上げてきます。2階でまた暴れます。錯乱状態の彼を見て、孟元文さんは怖がります。

 

従姉妹が来ていました。店内ではまだ卡薩伐さんがヤバい状態。彼を助けたいと従姉妹に話をします。お金目当てだろうと、従姉妹にバレてましたけど。

 

従姉妹は孟元文さんのことが好きでした。プロポーズをしてくれるのかと期待していたら、借金の申し出だったので、怒り出します。お金を貸してくれますが、利率がとんでもないので、急いで返さないといけません。

 

そんなこんなで彼の大きな挑戦は始まりました。それらしい恰好をして、任世官さんがいた骨董店へ向かいます。

 

骨董店の入口で遺体を発見。(「龍虎門」などで出てきた場所です。)ビビりますが、ここで引き返せば何も得られないと判断。2人はおっかなびっくり建物の奥へ入っていきます。奥にも遺体が複数。

 

勇気を出して、更に奥に進んでいくと、高雄さん、黃薇薇さんたちが言い争いをしていました。店主は怯えています。

 

孟元文さんたちは任世官さんを倒しに来たから、手伝いたいと申し出ます。が、高雄さんにお子様は帰るようにと言われます。

 

彼らは皆、任世官さんと関わりをもち、裏切られた経験がありました。黃薇薇さんは父の復讐をするためにいました。任世官さんを倒す方法について、高雄さんと意見が割れ、バトルになります。黃薇薇さん、かっこえぇ~。他の2人も仲間割れ。

 

逃げようとする店主を連れ、孟元文さんたちは逃亡します。

 

店主から事情を聴きます。やはり翡翠馬を抜き取ったようです。が、任世官さんは彼に十分な報酬を払っていたため、それ以上は口を割ろうとしません。

 

もっとお金を出さないと話さないとごねる店主。農夫が通りかかった後、急に苦しみ出す店主。農夫は殺し屋でした。背中に短刀を刺され、店主は亡くなります。

 

任世官さんは報告に来た殺し屋にお金を渡すふりをして、彼も殺します。

 

孟元文さんたちは手掛かりがつかめず途方に暮れていると、お酒を飲んでいる身なりの貧しい老人 李超俊さんを発見します。彼を騙して、酒壺と肉を奪います。最低な2人だな・・・。

 

が、すぐに取り返されます。李超俊さんは身軽で強い老人。若い2人は翻弄されます。老人の名前は蘇。あれ?蘇乞兒?と思った2人は店から酒壺を盗み、それを持って弟子入り志願をします。

 

李超俊さんに断られます。なので、酒壺を壊します。お酒大好き李超俊さんは慌てます。弟子にすることに。

 

しかし、酒壺1つにつき、技を半分教えるという厳しい条件でした。彼らの酒壺を盗みは続きそう。

 

それぞれよくわからない修行をしている2人。「文句があるなら、止めていいよ。」と李超俊さんは飄々としています。ここまでがんばったのに止めるのは悔しい。ねばります。

 

2人の技を組み合わせれば、1つの強力な技になることを知ります。酒壺に水が入っていたことで教えるのを拒否する李超俊さん。2人は彼を蹴飛ばして、立ち去ります。

 

2人は賭け事を路上で始めます。程小東さんがサクラ。2人の客を集めることに成功。2人が賭けに夢中になっている隙に程小東さんがサイコロを入れ替えるといういかさまをし続けて、少しずつ自分たちが儲けるようにしていきます。

 

従姉妹が登場!またいかさましているのか~ムキー全てをバラし、トラブルになります。客2人と棒で戦うことに。程小東さんの棍術が光っていました。かっこいい!客の1人が途中から梁子熊さんになっていました。この辺のアクション、難しかったのかな。

 

自分たちが悪いのに客をやっつけているので、従姉妹が孟元文さんを成敗。程小東さんが「利子をつけて早くお金を返済をしたかったから。」と言い訳をすると、「そんな汚いお金で返済しないで!」と激怒。

 

2人が立ち去った後、程小東さんは客が残していった小銭入れから手紙を発見します。任世官さんの動向がわかる内容でした。

 

卡薩伐さんは相変わらず精神的に不安定なまま、茶館に滞在していました。(また)元武さんと岑潛波さんが彼を探しにやってきます。「狂っているふりをするな。」と言われ、激怒。ハイパーキックが炸裂します。常に翡翠馬が入っていた箱を抱えているところに卡薩伐さんの闇を感じます。ここで劉晃世さんを発見。茶館に来ていた孟元文さんは卡薩伐さんの強さに感動。

 

程小東さんが先ほどの手紙を持ってやってきます、孟元文さんは任世官さんの顔を知らないので、卡薩伐さんを連れて、任世官さんが隠れている遊郭へ行こうとします。が、かなりイッてしまっている卡薩伐さんは話が通じない状態。蹴られます。總鏢頭と呼ぶと大人しくなりました。笑

 

遊郭へ~。いきなり大声を出して、周囲の人をビビらせる卡薩伐さん。怖っ・・・。任世官さんは卡薩伐さんを見つけてびっくり。しかし、卡薩伐さんは情緒不安定で、彼を認識することができないでいました。孟元文さんたちは任世官さんの顔を知らないので、目の前に彼がいても何もできません。残念。

 

任世官さんは高額の報酬を出して3人の殺し屋を雇い、3人の暗殺を命じます。

 

とりあえず、卡薩伐さんを部屋に入れ、2人は任世官さん探しをします。が、部屋を覗くのを楽しんでますね。孟元文さんは超ベテラン娼婦に部屋に引きずり込まれます。

 

1人になった卡薩伐さんを殺し屋が狙います。孟元文さんの様子を見て笑っていた程小東さんも別な殺し屋に捕まり、卡薩伐さんの部屋に連れ込まれます。が、殺し屋同士が勘違いをして、お互いを殺してしまいます。3人目の殺し屋が様子を見にやってきます。

 

娼婦たちから逃れた孟元文さんが彼に狙われます。卡薩伐さんの部屋に逃げ込みます。部屋はカオスになっていました。3人目と卡薩伐さんが戦います。孟元文さんは倒された3人目を脅し、どんな命令が下されているのかを聞き出します。

 

しかし、なかなか情報もお金も手に入りません。がっかり。

 

任世官さんは失敗が続き、苛立っていました。その場に黃薇薇さんが。任世官さんは彼女が自分を殺そうと思っているとは思っていないようです。任世官さんは黒骷髏こと高雄さんに3人の暗殺を任せようか考えます。

 

3人は茶館にいました。警戒しています。疲れてきた程小東さんと疲れを知らない孟元文さん。そして、別世界にいる卡薩伐さん。

 

高雄さんが来店。お金の取り分で文句を言いに来た仲間を倒します。「我明白了。」しか言わない卡薩伐さんを変な人だと思って、無視して茶館を去ります。

 

黃薇薇さんは高雄さんを任世官さんのところへ連れていきます。高雄さんは任世官さんを襲いますが、任世官さんは彼を倒します。黃薇薇さんは任世官さんに従うふりをしていましたが、全てを見抜かれており、倒されます。

 

決戦に応じなければ、従姉妹の茶館を焼くという任世官さんからの脅しが届きます。動揺する従姉妹。世話になりまくりなので、彼らは絶対に勝つからと宣言して飛び出します。

 

「茶館はいい。死なないでほしい。」祈る従姉妹。優しい人です。

 

任世官さんの手下の1人、動きがいいなと思ったら、梁小熊さんでした。孟元文さんと程小東さんは苦戦しますが、手下2人を倒します。時々、卡薩伐さんが暴れ出すというおまけ付き。

 

2人で任世官さんに襲いかかりますが、苦戦します。卡薩伐さんが作動。孟元文さんは彼に任せることが一番だと判断し、手を引きます。しかし、卡薩伐さんは孟元文さんたちをも攻撃してくるときがあるので、油断なりませんガーン

 

任世官さんに孟元文さんと程小東さんの必殺技が繰り出されます。そこに卡薩伐さんの強烈キックが入り、任世官さんはKO!

 

任世官さんからお金を取り出し、大喜びの2人。従姉妹は「お金を持ち主に返したら?」、「精神が不安定な卡薩伐さんはどうするの?」と尋ねますが、豪勢に暮らすことしか考えない2人。

 

従姉妹がお金を取り上げた直後、李超俊さんが来店。いきなりお金を燃やしてしまいます。大騒ぎする2人に対して、従姉妹が命令すると卡薩伐さんのスーパーキックが入ります。

 

この暮らしが一番いいんじゃないでしょうか。終わり。

 

2つのVer.を観ましたが、片方は展開が前後していたので、びっくりしました。やっぱり両方確認する方が安心ですね。

 

それぞれの俳優さんがかっこよく見えるアクションシーンがあり、とても楽しめました。みんな、かっこよかった~にっこり

 

ラストバトルは孟元文さんと程小東さんだけでも十分映えるものでしたが、そこに卡薩伐さんが加わり、めちゃ豪華でした。3人に対応できる任世官さんもステキでした目がハート

 

卡薩伐さんは変顔炸裂するし、キック炸裂するし・・・キラキラ髪の毛さらさらだし、歯並びきれいだし、そっち方面でも美しくて、羨ましいな~と思ってしまいました。

 

アクションが芸術的。オススメします!!

 

1980年の台湾映画。

 

夜、廃屋の中に元奎さんが入ってきます。待ち合わせをしていましたが、罠が・・・。相手は拘束されており、秘密文書を侯伯威さんに奪われてしまいます。格闘の末、元奎さんはやられます。警察の侯伯威さんは大量の弾薬を取り締まりたいようです。

 

秘密文書には暗号のような言葉が書かれていました。侯伯威さんは仲間と「石崗後山」へ行き、文書に書かれている四方形を探しますが、見つかりません。(「鬼面忍者」に出てくる岩場。)

 

侯伯威さんと仲間は困ってしまいます。上司の姜大衛さんは元奎さんの弟を龍天翔さんを探し出すことにします。関係する場所に電報を打って、広範囲で操作することに。張紀平さんも姜大衛さんの仲間の1人。

 

龍天翔さんが歩いていると、袁祥仁さんと袁日初さんがやってきて、文句を言います。取引をしていたようですが、龍天翔さんが適当な対応を続けていたようです。

 

袁兄弟に襲われる龍天翔さん。龍天翔さんの方が強かった。あっという間に彼らを倒します。

 

この話は弾薬を狙っている組織に伝わります。ボスの秦沛さんは暗号を知っていましたが、詳しいことまではわかっていませんでした。なので、先ほどの場所を手下に見張らせていました。

 

侯伯威さんが四方形探しにやってきたところを手下たちに襲われます。姜大衛さんが助けてくれます。

 

燕南希さんが飼っている猿と犬をかわいがっていると、父の袁小田さんが帰ってきます。燕南希さんのBFが姜大衛さんです。

 

家の裏側から姜大衛さんが侯伯威さんを連れてやってきます。久しぶりに会えて嬉しい燕南希さんですが、ちょっと目を離した隙に姜大衛さんは猿と仲良くしていました。嫉妬する燕南希さん。姜大衛さんに優しくされて、機嫌を直します。かわいいな。

 

龍天翔さんは秦沛さんのところに逃げ、みんなの前で蛇拳を見せていました。その様子を見ている猿と犬。姜大衛さんのかわいい手下となって活躍します。

 

犬が飛び出してきたのを見て、姜大衛さんは手下と秦沛さんの屋敷へ向かいます。

 

龍天翔さんは姜大衛さんを蛇の毒で倒そうとしていました。耳に解毒薬を隠した瞬間、猿に取られます。そして、姜大衛さんが飛び込んできます。

 

龍天翔さんは武器の密輸にも関わっていました。姜大衛さんは秦沛さんも龍天翔さんも逮捕したいところですが、証拠がありません。人数も多いので、彼らは強気な態度を見せます。

 

姜大衛さんと龍天翔さんは戦います。他の人が余計な手出しをしないように猿と犬が守ります。秦沛さんの手下が毒蛇を姜大衛さんに投げようとしたとき、犬がガードに入り、龍天翔さんが嚙まれます。解毒薬がないと気づいた龍天翔さんは慌てます。

 

姜大衛さんは取り引きを持ち掛けます。素直に応じる龍天翔さん。姜大衛さんは秦沛さんを脅して、噛まれた犬を連れて帰ります。

 

燕南希さんが犬に解毒薬をかけてあげます。袁小田さんは龍天翔さんを連れてきたことを怒ります。姜大衛さんは上司が来るまで彼をここにいさせてほしいと頼み込みます。手錠付きとはいえ、犯罪者が自宅にいるなんて・・・。

 

姜大衛さん、龍天翔さんを残して、仕事へ向かいます。仕方なく袁小田さんは龍天翔さんに洞窟を案内します。

 

秦沛さんは弾薬を得るために龍天翔さんが必要です。奪い返すために策を練ります。

 

犬が亡くなり、袁小田さんたちはお墓を作って埋葬。

 

秦沛さんは地域の実力者 龍世家さんと繋がりをもち、パワーアップしようとしていました。ノリヘイは秦沛さんたちを一掃するのは簡単ではないだろうと姜大衛さんに話します。

 

姜大衛さんの上司 龍宣さんは龍天翔さんを袁小田さんのところに留め置いていることに納得していませんでした。姜大衛さんは早期解決を目指します。

 

実はノリヘイは秦沛さんと繋がっていました。龍天翔さんの居場所をリークします。秦沛さんの護衛役として袁振洋さん。

 

秦沛さんは袁小田さんを脅して、龍天翔さんを出すように言います。しかし、家にも洞窟にも彼はいませんでした。秦沛さんはイライラして物を壊しますが、袁小田さんは動じません。秦沛さんは猿におしっこをかけられて激怒。

 

姜大衛さんは秦沛さんからの招待状をノリヘイから渡されます。袁小田さんたちが心配になった彼は指定された場所に行くと、秦沛さんと一緒に座っていました。南燕希さんは不安そうな表情でしたが、袁小田さんはおいしい食事を堪能していました。

 

秦沛さんは慇懃な態度で龍天翔さんと袁小田さんたちを交換しようと提案してきます。交換してくれたら、南燕希さんとの婚礼費用などお金も出すと付け加えます。

 

断固として断る姜大衛さん。秦沛さんは諦め、袁小田さんたちを解放します。3人で帰ります。が、途中で秦沛さんの手下たちに襲われます。ここで袁日初さんらしき人を発見。後半には張繼龍さん。姜大衛さんと南燕希さんは2人で退散し、袁小田さんは地味に強いので1人で逃げます。

 

姜大衛さんはまた知らせを受けます。上司からの嬉しい知らせでした。ノリヘイは知りたがりますが、姜大衛さんは曖昧な返事しかしません。深夜、ノリヘイはその手紙を探します。

 

情報を得たノリヘイ。それをこっそり見ていたのは侯伯威さん。そして、姜大衛さんでした。手紙はノリヘイを引っかけるための偽の知らせでした。

 

秦沛さんは手紙を読んで、龍世家さんが裏切ったと誤解します。ノリヘイは手紙を姜大衛さんの引き出しに戻そうとしたところを見つかります。

 

姜大衛さんは彼を逮捕しようとしますが、龍宣さんの部下のため、逮捕することができません。やむなく彼を解放します。そこに侯伯威さんが秦沛さん情報をもってきます。

 

姜大衛さんは刃物研ぎ、侯伯威さんは臭豆腐屋に変装して、秦沛さんの動向を見張ります。龍世家さんを飲食店に招いた秦沛さんは彼を殺そうとします。

 

抵抗する龍世家さんですが、秦沛さん側は人数が多く、捕まってしまいます。ここで侯伯威さんが乱入します。なんと!王圻生さん、発見!王圻生さんの背中に揚げたての臭豆腐を入れて、騒ぎを起こします。

 

侯伯威さんが秦沛さんに襲われ出したので、姜大衛さんが助けに入ります。正体を明かし、龍世家さんを話すように迫ります。要求に応じない彼を背後から袁振洋さんがナイフで脅します。彼は姜大衛さんのスパイでした。さすがの秦沛さんも何もできず。龍世家さんを解放します。

 

姜大衛さんたちが立ち去った後、秦沛さんは罠に引っ掛かったことを知り、めちゃくちゃ怒ります。

 

夜、猿を追いかけるために宝のある辺りを歩いていた南燕希さんは四方形を発見します。が、秦沛さん側の手下たちにバレてしまいます。抵抗するもすぐに捕まります。

 

猿が姜大衛さんに危険を知らせ、姜大衛さんは手下たちを倒し、袁小田さんは南燕希さんを助けます。

 

その後、四方形の場所に行き、暗号通りに行動してみます。掘ってみると大量の拳銃を発見することができました。

 

しかし、龍宣さんは指定した期限を過ぎているからと言って、手柄を横取りしようとします。

 

龍宣さんより偉い上司が到着するのはまだ先の話。龍宣さんとノリヘイは結託して、姜大衛さんを排除しようとします。捕まえようとする陳金海さんたちを殴って、姜大衛さんは逃走します。

 

張繼龍さんたちが刀を持って登場。彼を捕まえようとします。けがを負いながらも彼らを倒し、逃げます。

 

姜大衛さんの代わりに新しい隊長になったノリヘイ。姜大衛さんに無実の罪を被せ、部下に逮捕を命じます。

 

姜大衛さんは龍天翔さんに会うために袁小田さんのところにやってきます。

 

袁振洋さんは捕まり、秦沛さんから拷問を受けていました。彼を助けに袁小田さんが単身で乗り込みます。

 

袁小田さんの家に秦沛さんの手下たちが向かっていました。燕南希さんが姜大衛さんの薬を買いにいなくなった瞬間に押し入り、姜大衛さんは捕まってしまいます。

 

袁小田さんは1人で戦います。ここで程天賜さんを発見!そして、また張繼龍さんが。袁小田さんは袁振洋さんを助け出します。秦沛さんは圧倒され、大したことはできませんでした。

 

南燕希さんは帰宅して、彼がいないことにショックを受けます。

 

ノリヘイは姜大衛さんを牢に入れ、上司が戻る前に彼を死刑にしようと目論みます。

 

袁小田さんは飲食店に入り、お酒を飲みます。近くのお客と張り合ってお酒を飲んでいると、南燕希さんに見つかります。

 

ノリヘイが龍宣さんにこれまでのことを報告しにやってきます。しかし、龍宣さんは浮かない顔、後ろを見るとなんと手錠が。そして、近くに上司 岳華さんがおりました。あらら、すっかりお見通しだったのですね。

 

ノリヘイも逮捕され、姜大衛さんは牢から出ることができました。これで仕事を思う存分できます。

 

龍天翔さんは隙を見て、逃亡。姜大衛さんは秦沛さんたちを一気に逮捕したいところです。しかし、相手は「六合八法」の名手。袁小田さんから技を教わります。

 

岳華さん、侯伯威さん、袁振洋さんは密輸の現場を目撃します。秦沛さんたちは彼らに襲いかかり、大騒動に発展します。通りかかった袁小田さん&南燕希さんが加勢します。彼らの様子を見ていた猿は修行をしていた姜大衛さんを呼びに行きます。

 

姜大衛さんは龍天翔さんを倒し、岳華さんは秦沛さんをやっつけ、逮捕します。

 

最後は舟上で姜大衛さんが袁小田さんに燕南希さんと結婚したいですとお願いをして、承諾を得るシーンで終わります。舟の端には猿が座っています猿かわいい。

 

ストーリーは普通ですけど、キャストが豪華でアクションもいいので全然気になりません。HKMDBには名前がなかった程天賜さん、王圻生さんなどが出ていて、嬉しい作品でした。袁小田さんがかなりばんばっていたのも嬉しかったです。

 

画面が切れていると、端役の役者さんを見つけることができない・・・。通常の幅で観たときに葛長生さんっぽい人を発見しました。

 

姜大衛さんと秦沛さんの共演というのがいいですね。あまり似ていないので、うっかり兄弟であることを忘れそうになりました。

 

1977年の台湾映画です。

 

赤と青のペア 「龍虎雙煞」が「天下第一家」の岳華さんに倒されます。虎柄の服を着た「血魔星」が「天下第一家」の徐楓さんに倒されます。客棧にいた「江北三鼠」の荊國忠さんたちが羅烈さんに倒されます。羅烈さんも「天下第一家」でした。

 

大師兄の羅烈さん、二師兄の岳華さん、師父の娘 徐楓さんは合流して、「天下第一家」に帰ります。

 

五師弟が道場の門を開けると、門の前に棺やら葬式の飾りがありました。棺の中には挑戦状みたいな紙が入っていました。三師弟は全て撤去させます。そして、五師弟に師父 胡奇さんにはこのことは黙っているように言います。なぜなら、胡奇さんが武林盟主になる祝いの日の朝だったからです。余計な心配をかけないためでした。

 

鏢局の人たちがあいさつにやってきて、立派な贈り物を渡します。胡奇さんは自分の右腕的な存在の高鳴さんに申し訳ないと言います。熾烈な盟主争いの末、胡奇さんが勝ったという経緯があったからでした。左腕を失い、松葉杖をつく体になってしまったけれど、不満は一切ないと言う高鳴さん。本当か?

 

そこに3人が帰ってきます。彼らは胡奇さんから命じられた武林界の悪党たちをやっつけるというミッションをクリアするために出かけていたのでした。悪党たちの武器を倒した証明として見せます。

 

江南の剣客が金の椅子を贈り物として持ってきます。胡奇さんが座ろうとしたとき、岳華さんは変なレバーがあるのを発見。止めます。レバーを引くと、内側から刃物が出てくる仕組みでした。持ってきた人たちを倒します。

 

胡奇さんは弟子たちに対して、えげつない戦いを客の前で見せたことを叱ります。

 

落ち着いたかと思ったら、武德山さんが怪しい箱を持って、乗り込んできます。徐楓さんが箱を開けると、中には「燕山神君」の首が入っていました。ダーツが飛んできます。

 

羅烈さんと岳華さんが彼を取り押さえますが、武德山さんは胡奇さんに向かって、「お前を殺したい奴は大勢いる。」と言って、自害します。

 

司徒明という人物が黒幕っぽいので、彼を連れてくるよう、側近の薛漢さんに命じます。

 

琴を弾いていた徐楓さんは弦が切れて、けがをします。羅烈さんも心配しますが、岳華さんも心配します。岳華さんの方が徐楓さんに近い存在かもしれません。切なそうな顔の羅烈さん。徐楓さんのハンカチをそっと持ち去ります。切ない三角関係です。

 

翌朝、五師弟が門を開けると、今度は巨大な靈位(位牌)が。司徒明の刺客の覆面ファイターがそれを持ちながら、中に入ってきます。弟子たちはどんどん倒されていきます。

 

巨大靈位には刀が入っていました。覆面ファイターはそれを取り出して、胡奇さんを襲います。

 

みんなで胡奇さんを守り、覆面ファイターを倒します。最後は自分で命を絶ちます。

 

薛漢さんがかなり危険な状態ではないかと心配する胡奇さんは苗天さんたちを助けとして行かせます。羅烈さんは道場の中にスパイがいるのではないかと疑います。

 

薛漢さんは司徒明の家に着き、中に入ります。荒れ果てていました。ある部屋に入ると、司徒明が椅子に縛り付けられ、苦しそうにしていました。屋根の上から矢が突然飛んできて、数名の弟子が倒れます。必死に矢を避ける薛漢さん。

 

司徒明こと李文泰さんを助け出します。弟子2人が裏切り、これらの行動を起こしたとのこと。しかし、李文泰さんは素直に薛漢さんについていくふりをして、襲いかかってきます。

 

苦戦していると苗天さんが到着。助けてくれるのかと思いきや、李文泰さんと2人で薛漢さんを刺し殺します。苗天さんは李文泰さんより偉い立場で、胡奇さんを倒そうと計画していました。薛漢さんと行動を共にしていた四徒弟が深手を負いつつも、彼らの様子を窺っていました。隠し部屋に入っていった2人。

 

翌朝、今日は何もないと安心して門を開けた五師弟。傷だらけの苗天さんが入ってきます。直後に手紙付きの矢が門に刺さります。

 

「夕方、古い寺に来い。」という李文泰さんからの手紙でした。罠だと心配する岳華さんたちの意見を押し切って、胡奇さんは出向くことにします。

 

高鳴さんは3つのチームに分かれて、みんなで向かおうと提案します。羅烈さんと三師弟のチーム、岳華さんと徐楓さんのチームが襲われます。胡奇さんが心配だと大急ぎで胡奇さんの元へ向かいます。

 

みんなが集まり、やっぱりスパイがいるとざわついていると、遠くから笑い声が。いきなり弾などが飛んできて、弟子たちは亡くなります。主要キャラだけが生き残ったところで、李文泰さんが出てきます。

 

李文泰さんを捕まえますが、彼は「自分は単なる1人のファイター。もっと大きな力がお前を襲う。」と宣言して、自害します。「その相手とはいつでも会うことができる。遠くにいるかもしれないし、すぐ近くにいるかもしれない。」と意味深な言葉を遺します。苗天さんがラスボスじゃないのかも。

 

夜、徐楓さんのところに修理した琴を手に羅烈さんが訪ねます。しかし、誰がラスボスなのかが気になる徐楓さんは琴を演奏する気にはなれませんでした。

 

みんな、お互いを疑うようになっていました。胡奇さんは高鳴さんの提案で岳華さん、羅烈さん、三師弟をチェックすることにします。

 

3人に手紙を渡し、手紙の指示通りにするように命じます。お互いの手紙を見てはならないと言われたので、我慢します。

 

羅烈さんの手紙は「陳家祠堂」で13:30に会いましょうという内容。岳華さんの手紙は同じ場所で13:00。三師弟の手紙は同じ場所で12:30。

 

羅烈さんのところに苗天さんがやってきます。胡奇さんの行方を尋ねられたので、「陳家祠堂」だと答えると、そこは李文泰さんの秘密基地だと慌てる苗天さん。羅烈さんは心配になって出かけます。ズルそうな笑みを浮かべる苗天さん。

 

指定の時刻とは違う時刻に来た羅烈さんを胡奇さんはスパイだと誤解。そこに司徒明の弟 柯佑民さんも乗り込んできたため、余計に誤解されます。

 

苗天さんに言われたから来たと説明しますが、苗天さんはそれを否定。偽の手紙を出す始末。誰も羅烈さんを信じてくれません。徐楓さんすらも・・・。胡奇さんは彼を殺そうとしますが、幼いころから育てた彼を殺すことはできませんでした。ビンタのみパー

 

羅烈さんは無実を証明すると宣言します。

 

誰も羅烈さんに近寄りません。みんな、シカト。

 

あるとき、彼は藥舗の老人に四徒弟があなたを呼んでいると言われ、外出します。傷だらけの四徒弟がおり、李文泰さんの家で起きたことを知らせます。何者かが潜んでおり、四徒弟と老人はダーツで殺されます。

 

羅烈さんを追っていた三師弟と五師弟は2人の遺体を見て、ますます羅烈さんへの疑いを深めます。羅烈さんは大急ぎで帰宅し、苗天さんに挑もうとしますが、既に殺されていました。ますますヤバい!

 

羅烈さんは岳華さんと徐楓さん、弟子に襲われます。出かけていた胡奇さんと高鳴さんが帰宅。岳華さんたちの話を聞いて、激怒します。説明しようとしますが、三師弟と五師弟が四徒弟の遺体を運んできたため、全く聞いてもらえない状況になります。殺されそうな雰囲気ガーン

 

羅烈さんは嵌められたと訴え、逃げます。孤立無援状態。

 

岳華さんが後継者として指名され、「金龍牌令」をもらう立場になります。戸惑う岳華さん。

 

そして、徐楓さんと2人きりのときに自分がスパイだと告白します。徐楓さんは衝撃を受けます。

 

胡奇さんも彼の告白にやはり衝撃を受けます。10日前、謎の人物に毒を飲まされた岳華さんは3日毎の解毒薬と引き換えにスパイ行為をさせられていたのでした。

 

ラスボスは近くにいるはず。では、誰が?って高鳴さんしかないでしょうね。正直に告白した岳華さんを許し、治療も施してあげる胡奇さん。岳華さんに甘いな。

 

羅烈さんは李文泰さんの家に行き、隠し扉を発見。中に入っていきます。そこには謎の人物がいました。羅烈さんに自分が武林盟主になる手伝いをしないかと誘ってきます。羅烈さんは断り、彼に襲いかかります。

 

謎の人物、動きがいい。羅烈さんも毒を入れられたため、やむなく協力することにします。3日分の解毒薬とスパイは岳華さんだった情報をゲットします。

 

毒の回りが激しく、爪が黒くなり、苦しそうな岳華さん。胡奇さんと徐楓さんが治療します。

 

治療に疲れた胡奇さんは高鳴さんに治療してもらいます。これは高鳴さんを試す行動でした。殺せる状況で殺さなかった彼に感謝する胡奇さん。試されたと知って、ちょっと憤る高鳴さん。謎の人物を探す計画を話し合っていると、羅烈さんが猛烈な勢いで乗り込んできます。

 

岳華さんに襲いかかる羅烈さん。徐楓さんは岳華さんを守ろうとして、羅烈さんの左腕を斬り落としてしまいます。血を流して逃げる羅烈さんを弟子たちは追います。

 

羅烈さんは李文泰さんの隠し部屋にいました。謎の人物がやってきます。胡奇さんを倒せたら、権力を半分やるし、毒も取り除いてやると言いますが、かなり怪しい話ですね。

 

謎の人物は羅烈さんに対して、胡奇さんに謝罪にするように命じます。胡奇さんはきっと羅烈さんを許すだろうと推察。油断した瞬間に胡奇さんの死穴の臍を攻撃して、倒すという計画です。

 

7日分の解毒薬をもらった羅烈さん。胡奇さんに崖の上に来てほしいと手紙を出します。

 

手紙を読んだ胡奇さんと弟子たちは崖に向かいます。死ぬことでお詫びをしようとする羅烈さんを必死に止めます。

 

そこに棺を持って、謎の人物の手下たちがやってきます。胡奇さんが油断した隙に羅烈さんは臍を短剣で刺します。そして、すかさず高鳴さんが攻撃します。「嶺南雙煞手」が彼をサポート。

 

やはりラスボスは高鳴さんでした。義手をつけ、松葉杖なしで行動していたのでわかりませんでした。

 

高鳴さんは治療中に胡奇さんにも毒を入れていたそうです。「羅烈さんも裏切った今、お前はもう終わりだ!」と言われてしまいます。

 

が、臍に鉄の板を入れていたので胡奇さんは元気でした。羅烈さんは高鳴さんの作戦に乗るふりをして、実際は胡奇さんと組んでいたのです。羅烈さんはもらった解毒薬を分け合い、胡奇さんを助けていました。

 

「お前こそ、人を安易に信じるな!」と言われ、怒り出す高鳴さん。四徒弟が亡くなったときから、胡奇さんは高鳴さんを疑っていたそうです。実は羅烈さんと四徒弟は実の兄弟でした。可愛い弟を実の兄が殺すはずがありません。ということで、ずっと罠をかけていたとのことでした。羅烈さんが腕を失ったのは想定外だったと一言で済ませる胡奇さん。おぃ~アセアセ

 

戦いが始まります。「嶺南雙煞手」の片方が多分、孫榮吉さん。素晴らしい動きを披露していました。三師弟が腹を刺されます。

 

羅烈さんは高鳴さんと激闘を繰り広げますが、ダーツを首に受けて、崖から転がり落ちます。

 

高鳴さんの剣が巨大プロペラみたいになって、襲ってきます。激怒スイッチが入った胡奇さんが岳華さんから剣を受け取り、高鳴さんを倒します。

 

みんな、羅烈さんのところに駆けつけます。羅烈さんは琴の弦が切れたときに勝手に持って行った徐楓さんのハンカチを彼女に渡すと、事切れます。号泣する徐楓さん。終わり。

 

この映画、地味なのに、なぜそれなりに有名かというと、覆面ファイターが成龍さんだからです。でも、違うのではないかという話もあったり。実際はどうなのでしょう。監督が陳誌華さんなので、そうなのかなと思いたいです。

 

兄妹同然で育ったのに、羅烈さんに疑いがかかったら、すぐに冷たくする岳華さんと徐楓さんがちょっとな・・・ぶー胡奇さんももうちょっと彼を信じてほしかった。後半、羅烈さんが苦労していたのは演技でしたが、全体的に羅烈さんがかわいそうな印象を受けました。

 

ナイスミドルたちが結構アクションしていて、感動しました。すばらしいことだと思います。

 

1973年の香港映画。武術指導は劉家榮さんと陳全さん。

 

「周家橋」の横で孫嵐さんが酒を飲んでいます。農夫たちが橋を渡ろうとすると、この橋は自分の家族が昔造った橋だから、通行料を払うようにと迫ってきます。

 

手下たちもいるので怖い。農夫たちは諦めてお金を払って、通ることにします。直後、李錦坤さんがやってきます。

 

目力が強い彼は手下を威嚇して、通過しようとします。キレる孫嵐さん。彼を止めようとします。

 

後ろから南宮勳さんと火星さんがやってきます。

 

李錦坤さんは孫嵐さんと手下たちをあっという間にやっつけます。逃げ帰る孫嵐さんたち。それを見て、愉快そうな表情を浮かべる南宮勲さん。

 

橋での争いを見て、立ち去った女性は李錦坤さんの母に出来事を知らせます。GFもその話を聞いて、がっかりします。

 

母はショックを受けていました。李錦坤さんは争いをいつも起こしているようです。でも、今回のは仕方がないですよね~。

 

トラブルを起こさないという約束を破った李錦坤さんを叱る母。李錦坤さん、凹みます。母は父が同じような行動をして、亡くなったことがトラウマになっているようです。跪いて謝る李錦坤さん。

 

しばらくして南宮勲さんが李錦坤さん宅を訪ねてきます。李錦坤さんが不在だったので、GFが探しに行こうとしたとき、孫嵐さんが楊斯さんを連れてやってきました。

 

母が丁寧に対応しますが、孫嵐さんは母をビンタし、家の前を荒らします。南宮勲さんが止めに入り、楊斯さんと戦います。南宮勲さんと火星さんはがんばりますが、劣勢になります。GFがこっそり李錦坤さんを探し出し、戻ってくるように言います。

 

李錦坤さんが加わって、南宮勲さんたちは勢いを取り戻します。孫嵐さんは楊斯さんが負けたのを見て、ヘコヘコし出します。

 

母は優しい人なので、これ以上は放っておきなさいと李錦坤さんに言います。李錦坤さんも南宮勲さんももっとがっつりやっつけたいと思いましたが、母が言うので、彼らを解放することにします。

 

お互いを気に入った2人は義兄弟の契りを交わします。

 

南宮勲さんは自分の家に李錦坤さんと母を招き、もてなします。そして、家をプレゼントします。慎ましく暮らしていたあの家は孫嵐さんたちによって、荒らされました。なので、南宮勲さんのありがたい申し出を李錦坤さんは受けます。母は立派な家に戸惑います。

 

南宮勲さんと火星さんは李錦坤さんには伝えていないことがあり、彼に話をしようか悩んでいました。そこに李錦坤さんがやってきます。

 

李錦坤さんは母が立派な家に住めることに戸惑っており、何か心配事があれば言ってほしいということを伝えます。南宮勲さんはどきっとしつつ、何も心配なことはないから大丈夫と言って、李錦坤さんを安心させます。

 

大切な李錦坤さん親子に余計な心配をかけたくないと思ったからでした。南宮勲さんは考えた末、自宅に一旦戻ることにします。そして、自分の自宅に来てほしいと李錦坤さんに話をして、船に乗って去ります。

 

寂しそうに見送る李錦坤さん。GFとの仲も順調で、2人は結婚の約束をします。

 

さて、南宮勲さんの自宅にガラの悪そうな黃培基さん&染野行雄さん一行がやってきます。手下には劉家榮さん、李超さん、徐發さん、黃哈さんがいます。南宮勲さんの弟が対応します。護衛が任世官さんと馮克安。

 

態度の悪さに怒った任世官さんと馮克安さんですが、黃培基さんにやっつけられてしまいます。弟もボコボコに。直後に南宮勲さんがやってきます。

 

南宮勲さんの抱えていたトラブルとはこれだったようです。しかし、元は黃培基さんたちが悪いようです。黃培基さん&染野行雄さんたちに攻撃される南宮勲さん。火星さんが弟を室内に連れ戻している間に南宮勲さんは殺されてしまいました。

 

葬式に李錦坤さんがやってきます。遺影を見て、激昂炎火星さんは復讐しに行こうとする李錦坤さんにすがりついて、危険だから行かないように懇願します。弟に時間をかけて、復讐をしようと言われ、李錦坤さんは耐えることにします。

 

そして、火星さんと共に賭博場へ向かいます。火星さんは彼らに顔が知られているので、外で待つことに。1人で中に入ります。

 

豆を使った賭け事でいかさまをしているのを李錦坤さんは目撃。客は騙されたまま。

 

この賭博場、どの賭け事でもいかさまをしていました。いかさまを発見した客は暴れ出します。

 

ここは染野行雄さんが経営している賭博場でした。トラブルを聞きつけ、やってきます。客は染野行雄さんに撲殺されます。李錦坤さんはその様子を冷静に見ていました。

 

韓國材さんが阿片館から追い出されていました。李錦坤さんがやってきます。黃培基さんと李超さん&徐蝦さんの言い争いを聞き、様子を見に行きます。取引のことで揉めていました。黃培基さんの方が強く、2人はボコられて逃げます。任世官さんが黃培基さんの手下役で復活していました。

 

今度は遊郭「萬花院」へ。泣いている娼婦がいました。BFらしき男性が彼女に会いに来ます。李錦坤さんはちょうど偵察に訪れていました。BFと友人が娼婦を連れて逃げようとすると、護衛の陳全さんたちが彼らを止めます。

 

友人は恋人たちを逃がすと1人で戦います。しかし、経営者 劉大川さんに撲殺されます。李錦坤さんは怒りを抑え、その様子を見ていました。

 

3つの経営者は兄弟。彼らを分断して倒すのがベストな方法。しかし、それができるのか。弟は親戚に助けを求めます。

 

親戚の金持ち老人 姜南さんは賭博場を訪問し、染野行雄さんにおいしい話をもちかけます。2人だけの話ということにし、黃培基さんたちが関係しないようにします。

 

それを他の2人にもします。欲にまみれた3人は自分だけリッチになろうとします。

 

染野行雄さんのところに黃培基さん、劉大川さんが訪ねてきます。染野行雄さんは別な街に引っ越して、同じ商売をしようと提案。先に2人を行かせ、自分だけ残ろうとします。しかし、3人とも同じ考えなので、話が進みません。

 

李錦坤さんは弟に待っているよう告げると、火星さんを伴って去ります。既に怖い顔が一層怖いムキー気合いが入っています。

 

まずは阿片舘へ。アヘンを吸っている韓國材さんを追い出して、騒動を起こし、黃培基さんを引っ張り出します。護衛を倒した後、彼と戦います。従業員の女性が危険を感じて、劉大川さんと染野行雄さんに知らせますが、黃培基さんなら大丈夫と真剣に受け取ってもらえませんでした。

 

怒りに燃える李錦坤さんは強い。黃培基さんを倒すとすぐに遊郭へ。従業員に「女性が目的ではなく、劉大川さんを殺しに来た。」と言って、ビビらせます。

 

護衛が出てきて、上から劉大川さんが見ています。李錦坤さんは護衛を速攻で倒し、劉大川さんと戦います。遊郭の従業員は危険を感じ、阿片舘に行きます。たくさんの遺体を発見。大急ぎで染野行雄さんのところに行きます。

 

が、今回も染野行雄さんは手伝いを拒否します。実はこの機会を利用して、1人だけいい思いをしようと考えていました。

 

劉大川さんはやっつけられ、室内にある井戸に落とされます。

 

最後はいよいよ染野行雄さん。賑わっている賭博場に行くと、他の客の金をよけて、自分の大金を賭けます。いきなりの大勝負に客もびっくり!負けたら、自分が責任を追うと宣言し、ディーラーと1対1で勝負します。

 

豆を使った賭け。自分に数を数えさせるように言います。ディーラーは渋々応じます。数えていると、李錦坤さんの負けっぽい。そこで李錦坤さんは数える棒に仕組まれたいかさまを発動。棒の隙間から豆が1個出てきます。

 

李錦坤さんと客の勝ちになり、騒ぎが大きくなります。李錦坤さんはいかさまを続けて、賭博場に大損をさせます。

 

騒ぎを知った染野行雄さんが出てきます。彼と勝負。恐ろしい迫力で応じる染野行雄さんに動じない李錦坤さんは大金を堂々と賭けます。

 

いかさまを防ぐために客の煙管を使って、数を数える染野行雄さん。でも、別ないかさまをしてるっぽい。

 

李錦坤さんは負けになります。が、豆を押さえていた器の裏を返すと豆がくっつくように細工されてありました。これで李錦坤さんの勝ちです。キレて煙管を折る染野行雄さん。客はビビって逃げます。

 

護衛の馮克安さん、袁信義さん、袁振洋さんたちが出てきます。李錦坤さんは全員をやっつけます。激怒した染野行雄さんが近づいてきます。

 

彼らの激しい攻防が続きます。染野行雄さんが側にあった棒を使い出したので、李錦坤さんは上着を脱いで、腰に挟んでいたトンファーを取り出します。え!挟んでたの!?

 

そして、トンファーで攻撃を開始します。あまりの迫力に逃げ出す染野行雄さん。李錦坤さんは追います。

 

ある廃屋にたどり着きます。用心深く探していると、上から染野行雄さんが襲いかかってきます。が、恐ろしいまでの気迫に圧倒された染野行雄さんは彼に倒されます。観ているこちらがすっきりするくらいボッコボコにしていました。

 

最後、盛大な見送りを弟、火星さん、姜南さんから受けて、李錦坤さんは笑顔で船に乗って、故郷に帰っていきます。火星さんの笑顔がかわいい~ニコニコ終わり。


いかにも70年代な感じの映画でした。劉家榮さんがかなり出ていて、嬉しかったです。

 

トンファーってうまく使うと、攻めにも守りにも使えるのだなと知りました。

 

手下役に注目したい人たちがたくさんいて、楽しかったです。