1980年の台湾映画。
夜、廃屋の中に元奎さんが入ってきます。待ち合わせをしていましたが、罠が・・・。相手は拘束されており、秘密文書を侯伯威さんに奪われてしまいます。格闘の末、元奎さんはやられます。警察の侯伯威さんは大量の弾薬を取り締まりたいようです。
秘密文書には暗号のような言葉が書かれていました。侯伯威さんは仲間と「石崗後山」へ行き、文書に書かれている四方形を探しますが、見つかりません。(「鬼面忍者」に出てくる岩場。)
侯伯威さんと仲間は困ってしまいます。上司の姜大衛さんは元奎さんの弟を龍天翔さんを探し出すことにします。関係する場所に電報を打って、広範囲で操作することに。張紀平さんも姜大衛さんの仲間の1人。
龍天翔さんが歩いていると、袁祥仁さんと袁日初さんがやってきて、文句を言います。取引をしていたようですが、龍天翔さんが適当な対応を続けていたようです。
袁兄弟に襲われる龍天翔さん。龍天翔さんの方が強かった。あっという間に彼らを倒します。
この話は弾薬を狙っている組織に伝わります。ボスの秦沛さんは暗号を知っていましたが、詳しいことまではわかっていませんでした。なので、先ほどの場所を手下に見張らせていました。
侯伯威さんが四方形探しにやってきたところを手下たちに襲われます。姜大衛さんが助けてくれます。
燕南希さんが飼っている猿と犬をかわいがっていると、父の袁小田さんが帰ってきます。燕南希さんのBFが姜大衛さんです。
家の裏側から姜大衛さんが侯伯威さんを連れてやってきます。久しぶりに会えて嬉しい燕南希さんですが、ちょっと目を離した隙に姜大衛さんは猿と仲良くしていました。嫉妬する燕南希さん。姜大衛さんに優しくされて、機嫌を直します。かわいいな。
龍天翔さんは秦沛さんのところに逃げ、みんなの前で蛇拳を見せていました。その様子を見ている猿と犬。姜大衛さんのかわいい手下となって活躍します。
犬が飛び出してきたのを見て、姜大衛さんは手下と秦沛さんの屋敷へ向かいます。
龍天翔さんは姜大衛さんを蛇の毒で倒そうとしていました。耳に解毒薬を隠した瞬間、猿に取られます。そして、姜大衛さんが飛び込んできます。
龍天翔さんは武器の密輸にも関わっていました。姜大衛さんは秦沛さんも龍天翔さんも逮捕したいところですが、証拠がありません。人数も多いので、彼らは強気な態度を見せます。
姜大衛さんと龍天翔さんは戦います。他の人が余計な手出しをしないように猿と犬が守ります。秦沛さんの手下が毒蛇を姜大衛さんに投げようとしたとき、犬がガードに入り、龍天翔さんが嚙まれます。解毒薬がないと気づいた龍天翔さんは慌てます。
姜大衛さんは取り引きを持ち掛けます。素直に応じる龍天翔さん。姜大衛さんは秦沛さんを脅して、噛まれた犬を連れて帰ります。
燕南希さんが犬に解毒薬をかけてあげます。袁小田さんは龍天翔さんを連れてきたことを怒ります。姜大衛さんは上司が来るまで彼をここにいさせてほしいと頼み込みます。手錠付きとはいえ、犯罪者が自宅にいるなんて・・・。
姜大衛さん、龍天翔さんを残して、仕事へ向かいます。仕方なく袁小田さんは龍天翔さんに洞窟を案内します。
秦沛さんは弾薬を得るために龍天翔さんが必要です。奪い返すために策を練ります。
犬が亡くなり、袁小田さんたちはお墓を作って埋葬。
秦沛さんは地域の実力者 龍世家さんと繋がりをもち、パワーアップしようとしていました。ノリヘイは秦沛さんたちを一掃するのは簡単ではないだろうと姜大衛さんに話します。
姜大衛さんの上司 龍宣さんは龍天翔さんを袁小田さんのところに留め置いていることに納得していませんでした。姜大衛さんは早期解決を目指します。
実はノリヘイは秦沛さんと繋がっていました。龍天翔さんの居場所をリークします。秦沛さんの護衛役として袁振洋さん。
秦沛さんは袁小田さんを脅して、龍天翔さんを出すように言います。しかし、家にも洞窟にも彼はいませんでした。秦沛さんはイライラして物を壊しますが、袁小田さんは動じません。秦沛さんは猿におしっこをかけられて激怒。
姜大衛さんは秦沛さんからの招待状をノリヘイから渡されます。袁小田さんたちが心配になった彼は指定された場所に行くと、秦沛さんと一緒に座っていました。南燕希さんは不安そうな表情でしたが、袁小田さんはおいしい食事を堪能していました。
秦沛さんは慇懃な態度で龍天翔さんと袁小田さんたちを交換しようと提案してきます。交換してくれたら、南燕希さんとの婚礼費用などお金も出すと付け加えます。
断固として断る姜大衛さん。秦沛さんは諦め、袁小田さんたちを解放します。3人で帰ります。が、途中で秦沛さんの手下たちに襲われます。ここで袁日初さんらしき人を発見。後半には張繼龍さん。姜大衛さんと南燕希さんは2人で退散し、袁小田さんは地味に強いので1人で逃げます。
姜大衛さんはまた知らせを受けます。上司からの嬉しい知らせでした。ノリヘイは知りたがりますが、姜大衛さんは曖昧な返事しかしません。深夜、ノリヘイはその手紙を探します。
情報を得たノリヘイ。それをこっそり見ていたのは侯伯威さん。そして、姜大衛さんでした。手紙はノリヘイを引っかけるための偽の知らせでした。
秦沛さんは手紙を読んで、龍世家さんが裏切ったと誤解します。ノリヘイは手紙を姜大衛さんの引き出しに戻そうとしたところを見つかります。
姜大衛さんは彼を逮捕しようとしますが、龍宣さんの部下のため、逮捕することができません。やむなく彼を解放します。そこに侯伯威さんが秦沛さん情報をもってきます。
姜大衛さんは刃物研ぎ、侯伯威さんは臭豆腐屋に変装して、秦沛さんの動向を見張ります。龍世家さんを飲食店に招いた秦沛さんは彼を殺そうとします。
抵抗する龍世家さんですが、秦沛さん側は人数が多く、捕まってしまいます。ここで侯伯威さんが乱入します。なんと!王圻生さん、発見!王圻生さんの背中に揚げたての臭豆腐を入れて、騒ぎを起こします。
侯伯威さんが秦沛さんに襲われ出したので、姜大衛さんが助けに入ります。正体を明かし、龍世家さんを話すように迫ります。要求に応じない彼を背後から袁振洋さんがナイフで脅します。彼は姜大衛さんのスパイでした。さすがの秦沛さんも何もできず。龍世家さんを解放します。
姜大衛さんたちが立ち去った後、秦沛さんは罠に引っ掛かったことを知り、めちゃくちゃ怒ります。
夜、猿を追いかけるために宝のある辺りを歩いていた南燕希さんは四方形を発見します。が、秦沛さん側の手下たちにバレてしまいます。抵抗するもすぐに捕まります。
猿が姜大衛さんに危険を知らせ、姜大衛さんは手下たちを倒し、袁小田さんは南燕希さんを助けます。
その後、四方形の場所に行き、暗号通りに行動してみます。掘ってみると大量の拳銃を発見することができました。
しかし、龍宣さんは指定した期限を過ぎているからと言って、手柄を横取りしようとします。
龍宣さんより偉い上司が到着するのはまだ先の話。龍宣さんとノリヘイは結託して、姜大衛さんを排除しようとします。捕まえようとする陳金海さんたちを殴って、姜大衛さんは逃走します。
張繼龍さんたちが刀を持って登場。彼を捕まえようとします。けがを負いながらも彼らを倒し、逃げます。
姜大衛さんの代わりに新しい隊長になったノリヘイ。姜大衛さんに無実の罪を被せ、部下に逮捕を命じます。
姜大衛さんは龍天翔さんに会うために袁小田さんのところにやってきます。
袁振洋さんは捕まり、秦沛さんから拷問を受けていました。彼を助けに袁小田さんが単身で乗り込みます。
袁小田さんの家に秦沛さんの手下たちが向かっていました。燕南希さんが姜大衛さんの薬を買いにいなくなった瞬間に押し入り、姜大衛さんは捕まってしまいます。
袁小田さんは1人で戦います。ここで程天賜さんを発見!そして、また張繼龍さんが。袁小田さんは袁振洋さんを助け出します。秦沛さんは圧倒され、大したことはできませんでした。
南燕希さんは帰宅して、彼がいないことにショックを受けます。
ノリヘイは姜大衛さんを牢に入れ、上司が戻る前に彼を死刑にしようと目論みます。
袁小田さんは飲食店に入り、お酒を飲みます。近くのお客と張り合ってお酒を飲んでいると、南燕希さんに見つかります。
ノリヘイが龍宣さんにこれまでのことを報告しにやってきます。しかし、龍宣さんは浮かない顔、後ろを見るとなんと手錠が。そして、近くに上司 岳華さんがおりました。あらら、すっかりお見通しだったのですね。
ノリヘイも逮捕され、姜大衛さんは牢から出ることができました。これで仕事を思う存分できます。
龍天翔さんは隙を見て、逃亡。姜大衛さんは秦沛さんたちを一気に逮捕したいところです。しかし、相手は「六合八法」の名手。袁小田さんから技を教わります。
岳華さん、侯伯威さん、袁振洋さんは密輸の現場を目撃します。秦沛さんたちは彼らに襲いかかり、大騒動に発展します。通りかかった袁小田さん&南燕希さんが加勢します。彼らの様子を見ていた猿は修行をしていた姜大衛さんを呼びに行きます。
姜大衛さんは龍天翔さんを倒し、岳華さんは秦沛さんをやっつけ、逮捕します。
最後は舟上で姜大衛さんが袁小田さんに燕南希さんと結婚したいですとお願いをして、承諾を得るシーンで終わります。舟の端には猿が座っていますかわいい。
ストーリーは普通ですけど、キャストが豪華でアクションもいいので全然気になりません。HKMDBには名前がなかった程天賜さん、王圻生さんなどが出ていて、嬉しい作品でした。袁小田さんがかなりばんばっていたのも嬉しかったです。
画面が切れていると、端役の役者さんを見つけることができない・・・。通常の幅で観たときに葛長生さんっぽい人を発見しました。
姜大衛さんと秦沛さんの共演というのがいいですね。あまり似ていないので、うっかり兄弟であることを忘れそうになりました。