kiyokiyo world Ⅱ -7ページ目

kiyokiyo world Ⅱ

昔の功夫映画ばかりです。

1985年の香港映画。張徹監督。程天賜さん主演。

 

OPから激し過ぎて、びっくりびっくり激しく踊る程天賜さん。曲と動きが妙・・・。いろいろな衣装で美しい踊りを見せてくれます。

 

クリスマスの撮影現場。大御所遅刻のために収録がズレています。スタッフはみんなイライラ。程天賜さんはピエロのメイクをして、酒を飲んでいます。

 

大御所、到着。リハーサルが始まります。が、台詞を覚えていない彼のせいでリハーサルは進みません。キレた程天賜さんは仕事場を出ます。その場にいた女性歌手に引き止められますが、彼の我慢は限界でした。彼女にお礼を言うと、外に出ます。

 

ピエロのメイクのまま、街を歩く程天賜さん。怖い・・・。

 

警官に呼び止められます。IDカードの提示を求められますが、見せるまでもったいつけたことをします。住所を教えるときも回りくどい。7-11にいた客が警官に「彼は有名なダンサーだよ。」と言ってくれます。ヤバめな程天賜さんに優しい警官。見逃してくれます。

 

居酒屋でなけなしのお金をはたいてビールとブランデーを飲んで、少し落ち着いたかと思いましたが生ビール

 

余計酷くなってました。徐行している陳觀泰さんの車の邪魔をします。怒る陳觀泰さん。助手席には先ほどの女性歌手が。陳觀泰さんは「クリスマスだから。」と女性に宥められます。散々、邪魔をして、いなくなる程天賜さん。

 

後部座席に乗っていた社長の楊友光さんと側近がホテルで話をしています。2人は程天賜さんの身のこなしに何か光るものを感じたとかいう話をしていました。

 

程天賜さんはダンサーでありながら、武術にも長けた人物で、狭い部屋にはトロフィーがいっぱい。暮らしは厳しいようで、雀荘の一部が彼の住まいです。

 

程天賜さん、またビールを飲んでいます。小銭でちまちま支払いをしていると、ブランデーがボトルごと振舞われます。側近が彼にプレゼントしてくれたのでした。どういうつもりなんでしょう。

 

側近は彼の手首や腕をにぎにぎにすると、「後で話をしよう。」と名刺を渡して、去ります。

 

程天賜さんは女性歌手に会いに行きます。「誕生日だから、付き合ってよ。」と2人で出かけます。

 

ディスコに行きます。踊り上手い!そして、すぐに逆立ちしたり、バク転するところが本当にすごい。女性歌手の男友達とも仲良くなります。

 

その後、程天賜さんは女性歌手とある邸宅のプールに入ろうとして、護衛に襲われます。海水パンツ一丁で戦います。

 

楊友光さんと側近は程天賜さんの戦う様子を遠くから観察します。予想以上に強い彼に2人は満足します。

 

戦い終わった程天賜さんの前に側近が現れ、自分が試されていたことを知ります。楊友光さんもやってきます。女性歌手の仲介で話し合いが行われます。

 

NYで戦ってほしいという依頼を受け、程天賜さんの生活はリッチになります。女性歌手のところに犬を連れてやってきます。

 

楊友光さんは彼女のことが好きで、毎日、たくさんのバラの花を送っていました赤薔薇でも、彼女は程天賜さんの方が好きでした。室内で踊り、見つめ合う2人。

 

NYに行ったらしい。側近に案内され、会社へ行く程天賜さん。楊友光さんが彼を待っていました。

 

その後、側近と共に倉庫へ向かいます。そこでは格闘技の試合が行われていました。お金を賭けた人が負けた選手を罵倒していて、程天賜さんは嫌そうな顔をします。戦うためにNYに来たのに大丈夫?

 

側近は立派なジムへ連れていきます。スキンヘッドの男性に襲われかかります。直後、楊友光さんがやってきます。

 

是非、戦ってほしいと側近は言いますが、拒否。程天賜さんは行かせまいとする楊友光さんの手を強く握って、ジムからいなくなります。

 

楊友光さんは追いかけることはしません。別な作戦を取ることにします。

 

公園で行われている大道芸やブレイクダンスを楽しそうに見ている程天賜さん。楊友光さんから逃げ出したので、お金を稼ぐことにします。「MONKEY KING IN NEW YOER」と書かれた看板を置いて、棍術を披露。動きが変だけど、かっこいい。そこそこ投げ銭をもらえました。興味をもってくれた子どもに過剰なサービスをして、公園を出ます。

 

リカーショップに入り、金額を間違えて、高いお酒を買おうとしてしまいます。バドワイザーを渡されます。

 

女性歌手と仲良く過ごしていたことを思い出しながら、川の近くで逆立ちをしたり、怪しげな動きをしたりしていると、警察官が様子を見に来ます。近くを走っていた女性にキモいみたいなことを言われてました。笑

 

程天賜さんは公園で大道芸を続けていました。観客の1人である黒人男性に襲われかかりますが、防御します。

 

駐車場の端っこにカーテンを引いて、ねぐらにしていました。また元の生活に戻っちゃいました。買い物を終えて、帰宅すると、黒人男性がやってきます。

 

黒人男性は功夫に堪能なようで、いくつかの型を見せ、煽ってきます。程天賜さんは踊り出します。意味不明なので、黒人男性は立ち去ります。笑

 

翌日、公園で大道芸をしていると、黒人男性が戦いを挑んできます。彼のバッグには「功夫」と書かれてありました。何者?

 

でも、それがきっかけで仲良くなります。黒人男性の経営している武舘へ。黒人男性は弟子たちにいい外部講師を連れてきたと紹介します。程天賜さんは武舘がいいところだったので、勝ったら、無料で使えることを条件に手合わせをOKします。弟子として孫榮吉さんがおりました。

 

戦いが始まりますが、程天賜さんは攻撃をしません。苛立つ黒人男性。様々な武器で攻撃してきます。

 

いきなり、場面が変わって、ディスコで踊り出したり、武舘の弟子たちと踊るように戦ったり、意味不明な場面が続きます。

 

黒人男性との戦いに勝ったという流れらしく、武舘に出入りできるようになった程天賜さん。弟子たちに基本の型を教えている間に踊りまくります。

 

腰を下ろすポーズに苦しむ弟子たちを厳しく指導。幼い頃、父に厳しく教えられたとのこと。別な型を教えているうちにまだダンスし出す程天賜さん。

 

女性歌手は程天賜さんの愛犬と過ごしながら、彼宛ての手紙を書いているようです。

 

程天賜さんはメイクをし、舞台で変な踊りをしています。変じゃないときがないですね・・・。でも、素晴らしい踊りを踊れるということで、舞台関係者たちから注目を浴びます。

 

なのに、キョンシーの恰好をして、再登場。舞台関係に帽子や服を被せて、彼は飛び出してしまいます。何がしたいのかな。彼を探していた側近は女性歌手からの手紙が届いていると声をかけます。

 

楊友光さんは黒人男性に電話をします。

 

側近は女性歌手のためにも楊友光さんに従った方がいいと程天賜さんにアドバイスをします。そして、1回だけでも戦ってみてよと誘います。お金も欲しいし、女性歌手を安心させたい彼は契約書にサインします。

 

楊友光さんのジムで体を鍛えていると、またスキンヘッドの男が彼に襲いかかってきます。すぐにやっつけます。かつて楊友光さんと戦って負けた際に脳にダメージを負ったようです。

 

護衛2人を急にボコる程天賜さん。約束は守るが、ここにはいたくないと言って立ち去ります。

 

楊友光さんと側近が飲んでいると、酔った動きをした程天賜さんがやってきます。店内で踊り出します。営業妨害じゃないか?女性客のスカーフを奪い取ると、それを使って、ダンスを続行。

 

そして、なぜかステージで踊るシーンになります。楊友光さんと側近がそれを見ています。3ヶ月の契約を得たという嬉しい報告を女性歌手にします。2人の電話のやり取り聴いていた楊友光さんは程天賜さんがいなくなった後、女性歌手に電話します。ショックを受けた顔をしています。一体、どんな話を彼女にしたのでしょう。

 

また別な舞台のシーンになります。ここから、程天賜さんの試合とダンスが交互に流れていきます。程天賜さんは黒人男性と試合をすることになります。彼と戦うことに不満はありませんでした。しかし、休憩のときに予想外のことが起きます。

 

楊友光さんは手下に指示を出し、黒人男性に毒入りの水を飲ませたのです。次のラウンドで突然苦しみ出します。黒人男性は楊友光さんに嵌められたと気づき、リングの下の彼に襲いかかりますが、力尽きてしまいます。

 

平然としている楊友光さんを見て、程天賜さんはキレます。仲良しだった黒人男性を殺すとは。正々堂々と戦うつもりだったのに・・・。楊友光さんを攻撃します。が、楊友光さんは隠し持っていた短剣で彼を刺すと逃げ出します。

 

程天賜さんは残っていた手下と戦います。すると、上から声が。戦う準備を終えた楊友光さんがいました。楊友光さんってアクションできるんだ~。程天賜さんはリングに戻り、ラストバトルを始めます。

 

楊友光さんは肘のプロテクターに刃物を仕込んでいたので、苦しめられます。ダンスでもバイキンマンみたいなダンサーと戦う踊りをしていました。

 

手下たちに刺されますが、程天賜さんも負けずに彼らにやり返します。血だらけで戦います。

 

楊友光さんと戦いますが、膝の隠し短剣で腹部をざっくり刺されます。さらに血だらけに。程天賜さんは手に持っていた槍状の鉄棒を彼の喉に刺します。直後、力尽きる程天賜さん。

 

新聞を見て、涙を流す女性歌手。ステージの程天賜さんはバイキンマンみたいなダンサーにリフトアップされていました。終わり。

 

程天賜さんが最初から最後までかなり変な謎映画でした。彼のイメージビデオを作りたかったのかな。功夫 meets ミュージカルってことかな。主人公の内面を表現しているようで、さっぱり伝わってこない・・・。私にとっては難解な映画でした。

 

この時期の張徹監督の要求に全て応えた程天賜さんはすごいと思います義理チョコ

 

今日から新年度が始まりましたね。しばらく忙しい日が続きますが、がんばりましょうチューリップ

 

さて、毎週金曜日に功夫映画の感想をアップしておりましたが、かなり難しくなってきました無気力ですので、今月からは第1金曜日のみとしたいと思います。

 

ストックがまた貯まりましたら、更新の頻度を上げる予定です。これからもよろしくお願いいたしますコアラ

1976年の台湾映画。

 

崖の上に覆面を被った男が。ミニ扇風機が内蔵された妙な刀「鬼吼段魂刀」を構えています。下を通りかかった邵羅輝さんと息子の張繼龍さんともう1人。邵羅輝さんは息子2人を逃がすと、1人でその刀に向かっていきます。しかし、斬られ、逃げた息子たちも斬られてしまいます。

 

張繼龍さんじゃない方は死力を振り絞って、屋敷に戻り、側近たちに事情を説明すると力尽きます。

 

側近たちはもう1人の息子 譚道良さんに事件を知らせます。父と兄が殺されたと知り、激怒。師匠の元へ行き、武力アップを目指します。

 

その間も複数の男性が「鬼吼段魂刀」によって殺されます。譚道良さんは復讐を誓います。    

 

董力さんがある人物の墓前に立っていると、背後から譚道良さんが襲ってきます。龍君兒さん一行もやってきたので、董力さんは逃げます。

 

残され、囲まれる譚道良さん。譚道良さんはドリスに攻撃されます。楓葉鏢を投げてきたドリス。譚道良さんはそれをキャッチすると、名乗ります。敵ではないとわかった2人は笑顔に。

 

この墓は2ヶ月前に病で亡くなったドリスの父のものでした。ドリスは譚道良さんを「楓葉莊」へ招きます。墓の横から覆面の男性がこっそり様子を窺っていました。

 

迎えてくれたドリスの師叔が邵羅輝さんたちが殺された理由を教えてくれます。(師叔は邵羅輝さんの親友でもありました。)

 

「鬼吼段魂刀」は20年前、狂暴なことばかりしていました。ある高僧と殺された人たちとドリス父は彼を倒すことにしたのです。しぶとい覆面男でしたが、高僧に腹部を刺されると倒れ、淵を転がり落ちていったのでした。

 

20年後の今、本人もしくは関係者が復讐をしようとしているようです。

 

羅烈さんが腹心2人を連れて、ドリスの自宅前にやってきて、暴れます。ドリスは羅烈さんと戦います。途中から譚道良さんと羅烈さんになります。激しい戦いが続き、師叔が止めに入ります。

 

羅烈さんの師父はドリス父から楓葉令をもらい、移動する途中で殺されたのでした。そのため、羅烈さんは激怒していたのでした。しかし、ドリス父は既に亡くなっています。誰かが羅烈さん、ドリスを仲違いさせようとしたに違いありません。多分、覆面男。

 

楓葉令を見せてほしいと言いますが、失くしてしまったとのこと。でも、確かに見たと譲らない羅烈さん。譚道良さんが自分の父も羅烈さんの師父も同じ敵に殺されたのだと思うと言うと、態度を少し変えます。嘘だったら許さないと言いながら、撤退します。

 

譚道良さんは客棧へ帰り、寝ようとします。その瞬間、隠れていた覆面男に襲われます。「鬼吼段魂刀」が光る。素早く対応したので、覆面男は逃げます。

 

翌日、彼はドリスと師叔に報告します。無理をしない方がいいとドリスは言いますが、譚道良さんはがんばると言います。ドリスは他の師匠を集めて、話をするので、そのときに来てほしいと譚道良さんにお願いをします。

 

話を終えて、林を歩いていると、手紙付きの短剣が飛んできます。

 

手紙を読んだ譚道良さん。客棧の横にいた9本指の道士さんに漢字占いをしませんかと言われ、「仇」と書きます。彼は助言をしようとする道士に「指を1本にドリス父によって、奪われただろう。」と冷たい言葉を残して、客棧に戻っていきます。

 

そして、ある崖への行き先を給仕に聞きます。そこはお化けがいて、忌まわしい場所だとして、給仕は行くのを止めるように言います。

 

崖近くの小屋に行くと、目の不自由な弟子がいました。譚道良さんはある師匠の居場所を尋ねます。師匠は外出中であり、道長のところによく滞在しているということでした。譚道良さんは道長を訪ねることにします。

 

彼が立ち去った後、覆面男が奥から出てきます。弟子は覆面男の正体を知っていたので、強めの態度で彼に接します。覆面男は彼を殺します。

 

譚道良さんは道長に会いに行きます。全く動きません。肩に触れようとした瞬間、董力さんが間に入ってきて、妨害します。

 

実は道長は「百毒」によって殺されており、董力さんは譚道良さんが毒に触れないよう守ってくれたのです。董力さんは詳しいことを話すことなく、すぐに消えてしまいます。

 

道士が萬重山さんと飲食店で食事をしていました。譚道良さんが来店し、近くの席に座ります。汚い身なりの歐陽鐘さんが入ってきて、がつがつ食べ始めます。

 

萬重山さんたちが給仕に多めの代金を支払って出て行ったのを見て、歐陽鐘さんは食べ物に虫が入っていたと大騒ぎ。騒ぎを押さえようとする給仕からお金をこっそり奪います。そして、それを自分の食事代だと置いて、立ち去ります。給仕は経営者にこのからくりを言い出すことができず・・・。

 

静かに見ていた譚道良さんは代金を置くと、歐陽鐘さんを追います。が、姿を見失います。探していると、覆面男がいきなり襲ってきます。苦戦する譚道良さん。董力さんが助けに来てくれ、覆面男は消えます。

 

譚道良さんは董力さんが何度も助けてくれることに驚きます。謎多き男ですが、害はなさそうです。

 

後ろから歐陽鐘さんが出てきます。董力さんとの会話から、譚道良さんは歐陽鐘さんが頼れる武芸者だと知ります。

 

「楓葉莊」に多くのマスターが集まります。「鬼吼段魂刀」が復活した話をすると、道士はドリス父が絡んでいるのではないかと言い出し、ドリスを怒らせます。道士の味方をする萬重山さん。「鬼吼段魂刀」のせいでお互いの関係がこじれてしまっています。

 

道士と萬重山さんはドリス父は亡くなっておらず、「鬼吼段魂刀」と繋がって、何かを企んでいるとずっと思っていました。証拠を得ようと考えていました。

 

「楓葉莊」では不安に耐えるドリスが。師叔はドリス父が数ヶ月で体調を崩して亡くなったことに疑問を抱いていました。ドリスはどこまで真相を知っているのか。落ち込んでいるドリスを見て、師叔は尋ねるのを止めます。

 

夜、譚道良さんは道士と萬重山さんが客棧からこっそり出ていくのを目撃。尾行します。2人はドリス父の墓にやってきます。あら、覆面男が。道士は鎖攻撃をします。

 

が、鎖をつかまれ、2人はぐるぐる巻きにされてしまいます。殺されそうになった瞬間、ドリスが助けにきてくれます。譚道良さんが駆けつけたところで覆面男は姿を消します。ヘコヘコして助けてもらう2人。

 

翌朝、道士は羅烈さんに「鬼吼段魂刀」はドリス父に関係があると話をします。話を信じた羅烈さんは近くを通りかかったドリスに文句を言い、また激しい戦いになります。歐陽鐘さんが止めに入ります。

 

譚道良さんが客棧に帰ると、部屋に訪問者がいると経営者に言われます。大急ぎで部屋に入ると、手紙が短剣によって留められていました。「百毒」について知りたければ、「萬花樓」の人気娼婦に会いに行けという内容でした。

 

「萬花樓」の経営者は娼婦にすぐに会わせようしません。強く出ると、護衛たちが出てきて、襲ってきます。護衛を倒し終わった直後、娼婦が登場。彼に薬のようなものを投げつけます。薬によって気を失う譚道良さん。

 

「百毒」について知りたがる譚道良さんを脅す娼婦。しかし、彼は屈しません。反抗的な態度に怒った娼婦が彼の目を潰そうとすると、ドリスが登場し、阻止します。そして、2人で娼婦を脅して、「百毒」を作る人の元へ連れて行くように命じます。

 

「百毒洞府」へ入っていくと、周明さんがおりました。彼の毒によって、道長は亡くなっていたので、いろいろ質問しますが、思うような話は全く聞けず。本当に心当たりがないので、周明さんは娼婦に命じて、百毒の入った箱を持ってくるように命じます。

 

箱を開けると、「百毒」の毒針セットがありませんでした。驚く周明さんに向けて、娼婦は奪っていた毒針セットを発射します。娼婦は周明さんを裏切り、「鬼吼段魂刀」側についていたのです。周明さんは持っていた毒針セットで娼婦を倒して、力尽きます。情報が得られなかった2人は立ち去ります。

 

廃屋で休む2人。これからのことを考えると気持ちが暗くなるドリス。譚道良さんが励ましていると、廃屋の雨戸が外れます。怪しい・・・。

 

「鬼王堡」の手下たちが幽霊に扮して、彼らを襲ってきます。2人で手下を倒した直後、門派の2番手が出てきます。彼のマスターもやはり楓葉令をもらってトラブルに巻き込まれたようです。ドリスは楓葉令を見せてもらいます。そして、叩き割って偽物であると証明します。本物は銅でできており、簡単に割れません。譚道良さんは2番手に、罠が仕掛けられていることを説明します。

 

場面が変わり、覆面男と羅烈さんが戦うシーンになります。いい戦いをするのですが、「鬼吼段魂刀」は相手の集中力を乱す効果があるようで、羅烈さんは斬られてしまいます。

 

羅烈さんが負けた話を聞いて、ショックを受けるドリス。途方に暮れていると、歐陽鐘さんが「鬼吼段魂刀」に匹敵する刀を使えばいいと提案します。「紫陽劍」は借りるのも扱う技術を得るのも簡単ではありません。しかし、他に手はない。ということで、譚道良さんは持ち主のいる寺に交渉に行きます。

 

深夜、ドリスは父の墓を訪れます。墓の一部分を押して、中に入ってきます。中は1000倍くらい広くて、亡くなったはずの父 魯平さんが修行をしていました。ドリスはずっとこのことを隠していたのでした。

 

「鬼吼段魂刀」が復活したことに気づいた魯平さんは死を偽装して、隠し部屋でツラい修行を行い、今度こそ「鬼吼段魂刀」を倒そうとしていたのでした。ドリスが「譚道良さんが何とかしてくれるはず。」と言って止めますが、聞きません。修行を続ける父を残し、墓を出ます。

 

師叔と譚道良さんは「紫陽劍」を借りに寺を訪ねますが、拒否られます。譚道良さんはキレて暴れます。そして、高僧 李影さんのところまで乗り込んでいきます。態度の悪さに怒った李影さんは師叔に譚道良さんをボコるように命じます。師叔よりは強い譚道良さん。師叔をぶっ飛ばしてしまいます。直後、偉い僧にチョップされ、気絶します。

 

介抱されて、目覚めた譚道良さんはなぜか李影さんに優しくしてもらいます。10日以内に「紫陽劍」の扱いを覚えれば、貸してやるというのです。ワンチャンあるかも!!修行、開始。

 

ドリスと師叔は彼の成功を待っていました。すると、また「鬼王堡」の2番手がやってきます。偉い人 史仲田さんが来るという知らせを伝えに来たのでした。

 

譚道良さんの修行も佳境に入っていました。たくさんの金属棒の中から、お金がついたものを選び出し、お金の穴を剣で刺すという難しいチャレンジに取り組みます。目隠しをして、音に集中。法螺貝チックな音を出され、邪魔をされます。がんばれ!

 

全てのお金を刺すことができたので、「紫陽劍」を貸してもらうことができました。「鬼吼段魂刀」は①戦うとき以外は決して、鞘から出してはいけない。②人に貸してはならない。これらの約束を守る必要があります。

 

ちょっといい衣装にチェンジ。歩いていると、覆面男と手下たちに襲われます。譚道良さんが戦っていると、董力さんが助けに来てくれたので、その勢いで覆面男を倒します。覆面を外すと、萬重山さんでした。「鬼吼段魂刀」に「紫陽劍」を奪うように命じられたようです。すぐに亡くなります。

 

ドリスと師叔は譚道良さんと再会して、喜びます。そこに史仲田さんの到着が告げられます。輿に乗って登場。史仲田さんは譚道良さんとドリス父の友達でした。「鬼吼段魂刀」によって脚を斬られ、脚が不自由でした。そのような状況でも「鬼吼段魂刀」の復活に心を痛めており、みんなに彼を倒す計画を提案します。

 

「鬼吼段魂刀」が来やすい雰囲気をつくって、待ちます。奥では譚道良さんと史仲田さんが「紫陽劍」を間に置いて、座っていました。

 

何者かの侵入を史仲田さんがダーツで止めます。様子を見に行くと、道士でした。ろうそくの灯が消え、真っ暗になります。覆面男が譚道良さんを襲います。激しい戦い。騒ぎを聞きつけたドリスも参戦。そして、魯平さんも参戦。2番手が覆面男の覆面をはぎ取ります。なんと歐陽鐘さんでした。みんな、びっくりびっくり

 

歐陽鐘さんは逃げ、譚道良さんは追います。董力さんが歐陽鐘さんを通せんぼします。歐陽鐘さんが必死に戦っていると、史仲田さんの輿が。助けを求める歐陽鐘さんに対して、史仲田さんはダーツを発射。殺します。

 

史仲田さんは「鬼吼段魂刀」と「紫陽劍」を手に入れ、大満足。しかし、譚道良さんは本物の「紫陽劍」を隠し持っていたのです。偽物だと知り、輿ごと暴れ出す史仲田さん。笑

 

翻弄される2人。輿から出てきた史仲田さんは健康体でした。ラストバトルが始まります。

 

そこにドリスと師叔が登場。師叔はいきなり董力さんに斬りかかったのです。董力さんはドリスの兄弟子でした。いろいろあって、1人で行動をしていたようです。魯平さんから秘密の指令を出されていたのかな。

 

師叔は実は裏切者でした。董力さんは師叔にやり返して、倒れます。

 

史仲田さんは遂に「鬼吼段魂刀」を使います。ミニ扇風機が回転し、ふらつくドリス。譚道良さんが速攻でミニ扇風機の回転を止めてしまいます。修行がここで役立ちました。

 

董力さんが戦いで命を落とします。譚道良さんが史仲田さんの腹部を「紫陽劍」で刺します。ドリスが譚道良さんを踏み台にしてジャンプして、史仲田さんの背中を刺します。そして、容赦なく譚道良さんが頭部をキック。史仲田さん、動かなくなります。

 

譚道良さんは「紫陽劍」を史仲田さんから引き抜くと、ドリスと一緒にその場を後にします。終わり。

 

譚道良さんはキックがウリですが、剣を使ったアクションも上手でした。どれもよくて、抜群にキックがすばらしいってことですね。そして、ドリス、董力さん、史仲田さんのがんばりが譚道良さんのアクションをよりよいものにしていたように感じます。

 

HKMDBには史亭根さんと蔣金さんのお名前もありましたが、画像が粗いため、発見することができませんでした。幽霊に扮した手下の1人だったのかなぁ~。

 

1977年の台湾映画。武術指導は韓英傑先生。

 

徐楓さんのところに伝書鳩が届きます。すぐに出発して、敵を倒すようにと書かれていました。速攻で着替えて、出かけます。

 

遊郭。萬重山さんがやってきて、娼婦を指名します。その娼婦と遊ぶには高額のお金が必要で、しかも彼女に拒否権があるという。

 

2階に上がった際、夏光莉さんが彼をじっと見ていました。指名された娼婦は彼を部屋に招き入れます。彼は娼婦にある人物の暗殺を依頼します。

 

知らないふりを決め込む娼婦ですが、萬重山さんは裏事情を知っているようです。鬼の形の指輪を見せると、彼女は笑顔になり、寝台に案内します。が、萬重山さんは油断した瞬間、娼婦に絞殺されてしまいます。

 

経営者が売り上げを計算していると、關洪さんがやってきて、彼の首に針を刺して、殺します。

 

道教の屋敷で男性たちが女性を待っていました。赤い仮面を着けた女性がいきなり飛び込んできます。そして、全員を倒します。一番偉い人が亡くなる前に顔を見せてほしいと言うので仮面を外します。徐楓さんでした。

 

ゴージャスな屋敷に先ほどの娼婦と夏光莉さんが手下を連れて、やってきます。護衛が彼女たちの話を聞こうとせず、追い出そうとするので、暴れ出します。

 

騒ぎを聞きつけて出てきた曹健さんに対して、「40年この地域で好き放題してんだから、もう終わりにしろ。」と言い、また暴れ出します。

 

曹健さんも戦いを始めようとしたとき、奥から曹健さんの母親がが出てきます。(男性が演じています。)2人の孫を殺されて、激怒していました。11年、殺しをしていなかった母親は鶴拳で彼女たちと戦うことにします。

 

両脇を侍女に支えられていた母親ですが、めちゃ強い。焦る夏光莉さんたち。侍女の1人が背後から吹き矢で母親を攻めます。夏光莉さん側のスパイでした。母親に刺される侍女。余計なことを口走ったので、夏光莉さんに刺されます。

 

もう1人の侍女もスパイでした。曹健さんを毒吹き矢で攻撃。曹健さんに刺されて亡くなります。

 

母親は力尽きる前に護衛たちに逃げるよう言います。關洪さんが待ち構えており、彼らはダーツによって、倒されます。目撃者は誰もいません。夏光莉さんたちと關洪さんは仲間でした。


鏢局の乾德門さんのところに経営者の妻が来ていました。夫が殺されたことについて相談しますが、彼は自分に利益のない話っぽいので、真面目に対応しようとしません。

 

なので、高額のお金を提示し、彼に護衛を頼みます。引き受けなかったら、悪い噂を流すという・・・。なので、乾德門さんは引き受けることにします。

 

最近、暗殺がとても増えていました。乾德門さんは仲間を集め、黒幕を暴こうと提案します。リーダーの房勉さんも賛成します。

 

目撃者がいないため、捜査が難航することが考えられました。なので、ツトムたちはこの手のことに詳しい人物のところに行きますが、なんと亡くなっていました。妻の江青霞さんは夫の死について気になる話をしてくれます。

 

ツトムたちは夫がメッセージを残したはずだと推理。ヒントを探そうとします。彼の遺体を触り、口を開くと、中に小さな紙片が。血で「林雪宜」という名前が書かれてありました。

 

その人物とは岳華さんのことでした。彼は優雅な隠遁生活を楽しんでいました。舞を見せているのは范丹鳳さん。かわいい。

 

范丹鳳さんがツトムたちの来訪を知らせます。岳華さんは彼らを返そうとしますが、ツトムたちの話を聞いて、考えを変えます。

 

岳華さんはこの生活を切り上げ、再び、戦いの世界に身を置く決心をします。范丹鳳さんに財産を侍女たちで分けるよう言い、住居を焼くように言います。范丹鳳さんは岳華さんのことを待つと言いますが、彼は待たずに引き払うように言い聞かせます。悲しそうに岳華さんの言うことに従う范丹鳳さん。

 

ツトムたちは岳華さんが財産を惜しげもなく侍女たちに分け与え、身一つで自分たちと行動しようとする姿に驚きます。

 

岳華さんは自分の仲間を集めてから、ツトムたちと再会すると約束して、途中で別れます。

 

賭博場で賭けで財産を失い、娘も手放す羽目になった老人がいました。隣には白鷹さん。賭けの相手は李文泰さん。見かねた白鷹さんが勝負をすると言います。出したサイコロの目は一番いい目。みんな、驚きます。

 

李文泰さんたちは白鷹さんがチートをしたと文句を言います。白鷹さんはお前たちこそ、チートしているだろうと応じます。李文泰さんの仲間が全員でてきて、激しい戦いになりそうなところに岳華さんが来て、「行くぞ!」と一言。おぉ~、ステキな仲間ではないですか。

 

白鷹さんは昔から賭け事に足を突っ込んでいるようです。でも、今はいかさまで困っている人を助けるだけにしているようです。岳華さんの話を聞いて、活動に参加することに。


牢から佟林さんが堂々と脱獄します。しかし、彼は多くの人を助けたいい人物でした。牢の番人も敬意をもって彼を送り出します。手錠を引きちぎって、岳華さんたちと合流です。

 

岳華さんは孫越さんを訪ねます。孫越さんは裏組織の幹部のようで、暗殺についての話を持ち掛けると鬼の形の指輪を彼に渡してくれます。そして、それをそのまま娼婦のところへ持っていきます。

 

娼婦は岳華さんが出した翡翠の腕輪を返し、依頼を保留します。娼婦は岳華さんを寝台へ誘い、彼が背中を見せた瞬間に秘孔を突いて、動けなくさせます。殺してやると脅す娼婦ですが、岳華さんは取り乱すことなく、好きなようにと答えます。

 

短剣で彼を刺そうとした瞬間、彼は短剣を蹴り落とします。実は秘孔を突かれても大丈夫なように対策をしていたのでした。

 

娼婦は遊郭を飛び出します。追う岳華さん。森の中に入っていきます。白鷹さんと佟林さんも合流します。突然、弓矢が放たれ、白鷹さんが倒れます。木の上にいたのは王圻生さんたち。近づいてきた瞬間を逃さず、彼らを倒します。やられたふりをしていたのでした。佟林さんもサポート。

 

岳華さんも狙われます。下っ端たちを倒すと、關洪さんと夏光莉さんがやってきます。白鷹さんが2人を引き受け、岳華さんに先を急ぐように言います。白鷹さんは彼らを撃退します。

 

岳華さんは赤い仮面を着けた徐楓さんに通せんぼされます。バトル、勃発。どっちも強い。徐楓さんはまた会おうと言うと、その場を去ります。

 

さて、ツトムたちが帰ってくると、屋敷の人たちは殺されていました。悲しむツトムの娘と息子 張鵬さん。すぐ後から、岳華さんたちがやってきますが・・・。屋敷の奥へ入っていくと、岳華さんに宛てた手紙が残されていました。

 

「この件への介入はよせ。さもないとお前も殺す。」的な内容の手紙が入っていました。差出人は徐楓さん。手紙には「八方鏢局」の名が。

 

みんなでそこを訪ねると、めちゃくちゃになっていました。何も得るものがないと判断。出ようとしたとき、遺体が動き出し、娘を斬ったのです。遺体のふりをしていた複数の敵が彼らを襲います。荊國忠さんだ~。残念ながら娘と張鵬さんは命を落としてしまいます。暴れる敵の中に茅敬順さんを発見。わ~いラブラブ

 

凹むツトムに役に立てず申し訳なかったと謝る白鷹さん。

 

敵の本拠地。ボスは片目が飛び出た老人と手下たちとの面会を行います。(ボスは顔が隠れています。)老人に呼び出され、手下1人1人がボスから評価を受けます。娼婦は鬼の形の指輪を失くし、岳華さんを倒せなかったことを責められますが、岳華さんがとても強かったということで許されます。孫越さんは失策を咎められ、井戸の中に放り込まれます。顔が引き攣る徐楓さん。

 

これで面会は終了。ボスは退出し、徐楓さんは老人と話します。彼女はある人物と結婚するよう言われていましたが、ずっと拒否していました。

 

岳華さんはみんなと一緒に荒れた通りを歩いていると、徐楓さんたちに囲まれます。關洪さんの投げたダーツを口でキャッチする岳華さん。すごい。夏光莉さんも徐楓さんも彼を攻撃してきます。

 

徐楓さんは關洪さんと夏光莉さんに他の人たちと戦うように言い、岳華さんとさしで戦います。

 

夏光莉さんに刺されるツトム側の下っ端でまた王圻生さんが出ていました。白鷹さんと戦うのですが、ここでの夏光莉さんのキックがかっこよかったです。關洪さんと夏光莉さんは勝てないと判断し、逃げ出します。

 

岳華さんと徐楓さんは崖で戦っていました。全力で戦う2人は崖から転落してしまいます。岳華さんは木にしがみつき、徐楓さんは彼の脚にしがみついて、助かることができました。

 

徐楓さんは仮面を外し、正体を明かします。岳華さんはわざと見ないようにします。美人かそうでないか問題に発展。例え外見が美しくてもあなたは殺し屋だから、そこに美しさは見出せないと岳華さんは言います。

 

徐楓さんは涙を流します。どうやら、彼女には殺し屋にならざるを得ない背景があったようです。意外としおらしい姿を見て、ちょっと驚く岳華さん。

 

そんなこんなで2人は恋に落ちてしまいます。そして、岳華さんは結婚をしようと言いますが、徐楓さんは抱えているものが大き過ぎます。彼の秘孔を突いて、動けなくします。そして、岳華さんを上半身裸にして、柱に縛り付け、目の前に鳥の丸焼きをぶら下げると立ち去ります。

 

徐楓さんは重要人物を殺すと彼に言います。彼女なりに岳華さんに誠実であろうと決心したようです。

 

白鷹さんと佟林さんがずっと岳華さんを捜索していました。

 

「南宮世家」の前にけがをした女性が2人いたので、偉い人 陸一龍さんは彼女たちを助けるように側近に命じます。娼婦と夏光莉さんでした。医者の龍宣さんはけがをしているふりを見抜きます。そして、様子を見に来た陸一龍さんにもバレます。

 

夏光莉さんは薬を飲まされ、眠っていました。娼婦1人で何とかしようとねばります。が、彼女も薬を飲まされていました。倒れてしまいます。

 

白鷹さんと佟林さんがずっと岳華さんを捜索していました。げっそりした岳華さんは彼らの声に反応しようとしますが、衰弱していました。幸い、奥まで探しに来てくれたので、助けてもらうことができました。

 

秘孔を解除されると、岳華さんはツトムに最も尊敬され、重要な人物は誰かを訪ね、陸一龍さんの元へ向かいます。

 

徐楓さんが「南宮世家」に到着すると、牢に入れられていたはずの娼婦と夏光莉さんも出てきて、それぞれが暴れます。屋根の上には關洪さん。

 

様子を見ていた易原さん。この人が徐楓さんの狙っていた人でした。徐楓さんは襲いかかります。夏光莉さんが護衛の1人といい戦いをします。

 

易原さんが助けを求めると龍宣さんがやってきますが、なんか態度がおかしい。陸一龍さんが助けてくれます。龍宣さんはやはり裏切者でした。娼婦も夏光莉さんも薬は飲まされていなかったのです。5年間、騙されていたと知り、憤る易原さん。

 

龍宣さんはボスに近しい人物であり、徐楓さんの結婚相手でした。やることが意地汚い彼を見て、徐楓さんは結婚しないと反発します。

 

陸一龍さんが倒されます。徐楓さんは龍宣さんの助けを断り、1人で易原さんを倒します。そして、龍宣さんも倒して、ボスの下へ戻ります。

 

ボスは徐楓さんに關洪さんを倒すよう命じます。關洪さんは斬られ、井戸の中へ放り込まれます。徐楓さんは娼婦たちも倒すように命じられます。驚いていると、ボスが遺体となって倒れてきます。フツーの人だな。背後にいたのは岳華さんたちでした。

 

追い詰められた娼婦と夏光莉さんはお互いの腹部を刺して、命を絶ちます。残された力を振り絞って、ツトムを倒します。

 

岳華さんは徐楓さんに剣を突き付け、自害するように言います。全ては徐楓さんの計画だと言う岳華さん。否定していると、背後から笑い声が。老人がボスだったのか。老人は変装を解きます。羅烈さんでした。え~!!残り9分で!?

 

老人は羅烈さんとの約束を破ったために殺され、羅烈さんはずっと彼のふりをしていたというのでした。自分が天下を獲り、徐楓さんと結婚すると宣言します。

 

みんなで羅烈さんを倒そうとすると、彼の手下4人が飛び出てきます。王永生さん、岑潛波さんでした。4人を倒し、羅烈さんに迫っていきます。

 

途中で白鷹さんと佟林さんが倒れます。そして、徐楓さんも。岳華さんは剣を空中に投げ、羅烈さんを前に倒して、剣が彼の背中に刺さるようにします。羅烈さんは岳華さんを攻撃して、力尽きます。

 

岳華さんは弱った体で徐楓さんに近付きます。彼女は亡くなっていました。岳華さんは彼女を姫抱っこして、移動します。白鷹さんは亡くなっていませんでした。

 

気落ちしていた范丹鳳さんは放心状態の岳華さんと再会します。徐楓さんを抱えたまま、無反応で通り過ぎていく岳華さんにショックを受けつつも、静かに彼を追いかけるシーンで終わりです。

 

范丹鳳さんは馬に棺を乗せていたので、徐楓さんを葬る手伝いをするのでしょう。

 

岳華さんは高貴なオーラをまとったイケメン、白鷹さんがメイク濃いめのイケメン、佟林さんはワイルドイケメンでなかなかよかったです。

 

夏光莉さんが脇役ながら、いい場面が多かったのが、印象的でした。

 

キャストが豪華過ぎて、話が散漫になってしまった感じです。いきなりの羅烈さんはもったいなかったなアセアセでも、アクションは力強くてよいので、そこを楽しむとよいかと思います。

 

1981年の香港映画。監督は袁和平さん。武術指導は袁家班。

 

袁信義さんがフラフラになりながら、炎天下、元秋さんを荷台に乗せて歩いています。2人は夫婦。

 

ようやく見つけた屋外の飲食店。しかし、何か変な雰囲気。2人が警戒していると、複数の店員が刀を取り出し、彼らに向かってきます。ノブさんたちは犯罪者で、店員の袁祥仁さんたちは捕まえようとしていました。

 

ノブさんと元秋さんは強い。彼らを倒していきます。しかし、妊婦の元秋さんは不意を突かれ、殺されます。激怒したノブさんは袁祥仁さん、袁振洋さんを倒し、元秋さんの遺体を抱えて、立ち去ります。元秋さんの足首にかかっている鈴の音が印象に残りました。

 

場面は変わり、街の中。洗濯屋の店員 元彪さんは臆病者。客に驚かされたり、脅されたりでなかなかお金の取り立てができません。更に洗濯物を押し付けられる始末。これが姉にバレたら、大変なことに・・・。

 

高飛さんが弟子と華麗な獅子舞いを演じていると、ノブさんが訪ねてきます。高飛さんは道場「獅吼堂」を経営している立場。義兄弟のノブさんと関わりをもつのを警戒します。高飛さんはお金を渡し、劇団に身を潜めるよう助言します。

 

元彪さんの恐れる姉とは李麗麗さんでした。李麗麗さんに集金がうまくできなかったことがバレ、竹刀みたいなので襲われます。怖~。

 

黃飛鴻こと關德興さん。高飛さんがライバル視している存在です。彼のところに山怪さんがやってきて、治療をしろと言ってきます。入口でぶつかられて、ビビる男性は袁和平さん。

 

偉そうな態度に弟子の梁家仁さんは腹を立てて、手荒に扱おうとします。が、關德興さんは彼を叱り、山怪さんの治療をします。クセの強い山怪さんを豪快にいなす關德興さん。さすがです。そして、灸術で彼の病気とけがを一気に治してしまいます。治療費を払うことなく、帰ってしまった山怪さんを追わずに送り出します。關德興さんの一番の関心事は獅子舞でした。

 

「河南會舘」で爆竹が鳴っています。落成式に招かれた關德興さんたちは獅子舞を披露します。前が梁家仁さんで後ろが趙中興さん。關德興さんは太鼓を叩く役。「金銀如意」という難しい技を披露します。遠くから元彪さんが見ています。

 

吊ってある魚をゲットしたら、終わりなのですが、横槍が入ります。金獅子の高飛さんたちです。魚を巡って、バトルになります。

 

足に鉄の爪を付けて、マジ蹴りしてくる高飛さんを見て、關德興さんは入れ替わります。(ダブルの方がやっています。)前に關德興さん。後ろに梁家仁さん。

 

激しいぶつかり合いの末、關德興さんが勝ちます。卑怯なことばかりしていた高飛さんは捨て台詞を残して、逃げ出します。めちゃくちゃかっこよく最後を決めた關德興さんたちに観客は大喜び。元彪さんも駆け寄ろうとしますが、集金ができずに凹んでいたので、駆け寄るのを止めてしまいます。

 

義兄弟の梁家仁さんが気づき、彼に駆け寄っていきます。そして、優しく励ましてくれます。

 

洗濯屋が出入りしている劇団。楽屋の隅っこに身表情のノブさんが。怖い・・・。座長がファンと写真を撮っているのを邪魔してしまい、先輩の李春華さんに殴られます。座長はノブさんを脅威に感じます。

 

何も知らずに集金にやってきた元彪さん。ノブさんは首にかけていた鈴を見て、一方的に元彪さんを狙い出します。元彪さんは梁家仁さんにお願いして、李春華さんからお金を徴収します。能力は高いけど、気持ちが優し過ぎる元彪さんは梁家仁さんにただただ憧れるばかりでした。

 

鈴の音によってスイッチが入ってしまったノブさん。暗い楽屋でメイクを施し、レベルアップします。梁家仁さんにボコボコにされて戻ってきた李春華さんを殺します。

 

臆病者の元彪さんを付け狙うノブさん。元彪さんは路地で襲われ、逃げ出します。めちゃくちゃ追われますが、どうにかこうにか逃げることができました。

 

劇団の方では警察が調査に入っていました。メンバーは魚頭雲さん、袁祥仁さん、袁振洋さん、そして、捕頭の樊梅生さん。樊梅生さんは男女関係のもつれだと判断し、魚頭雲さんにこの件を任せることにします。

 

高飛さんは獅子舞で負けたことでどこの祝い事にも呼ばれなくなり、激怒。仲間を關德興さんのところに送り込みます。

 

明日、誕生日の關德興さん。仕立て屋さんがやってきますハサミ馮克安さんでした。採寸をするふりをして、攻撃するという設定がいいなと思いました。巻き尺、はさみ、布、針など様々な道具を駆使して、攻撃してきますが、それを華麗にかわして、倒す關德興さんがかっこよかったです。

 

元彪さんは洗濯をしていました。元彪さんの家では洗濯を使った拳法が使われていました。ここでいくつか披露します。

 

梁家仁さんは元彪さんは遊郭「雅翠楼」へ連れていきます。魚頭雲さんも接待で樊梅生さんを連れてきます。樊梅生さんが梁家仁さんについていたホステスを連れて行こうとして、トラブルになってしまいます。梁家仁さんにいいように操られ、樊梅生さんを攻撃することになってしまう元彪さん。

 

バトルになってしまいます。樊梅生さんのダブルはノブさんがやっているように見えます。梁家仁さんは彼をKOした後、持っていた印から捕頭だと気づき、焦ります。

 

「福興樓」で食事を楽しんでいる關德興さんのところに梁家仁さんが元彪さんを連れていきます。弟子入りを願いますが、却下。落ち込む元彪さんは熱い薬缶の近くで遊んでいた子どもたちを助けるために薬缶を素手でキャッチします。が、事情を知らない母親にビンタされます。それを見ていた關德興さんは彼の弟子入りを許可します。

 

かわいい女の子を探しに来た男性が店内にいた唐晶さんに目を付け、わざと鳥籠をぶつけます。小鳥が逃げたを彼女のせいにして、絡む男性。手下が袁龍駒さんだ~。

 

關德興さんは小鳥を湯呑でキャッチしていました。元彪さんは小鳥を持って、男性に文句を言いに行きます。ビビる元彪さんを關德興さんがサポート。元彪さんが1人でがんばった感じになります。

 

唐晶さんが財布を落としていったので、梁家仁さんは元彪さんに返しに行くように促します。恋のチャンスを応援する梁家仁さん、めっちゃ優しい兄貴だ!

 

オドオドしながら、追いかける元彪さん。なんと、梁家仁さんはデート設定までしてあげます。關德興さんの服を借りてきて、師父らしくさせます。(唐晶さんは元彪さんを師父だと誤解しているため。)

 

更にデートでは雰囲気を盛り上げるために梁家仁さんはノブさんがメイクと同じ仮面を被って、元彪さんたちを襲う真似をします。しかし、これがとんでもないことに・・・驚き

 

梁家仁さんはやられたふりをして、早々に退場しますが、元彪さんの鈴の音を聞いたノブさんがやってきてしまいます。元彪さんは気づかず、呑気に戦おうとします。

 

本物だと気づいて大慌てで逃げます。途中でノブさんに遭遇した道士さんは殺されます。元彪さんと唐晶さんたちは逃げることができました。

 

弟子入りの儀式をしている途中、樊梅生さんがやってきます。トラブルの際、元彪さんを黃飛鴻として認識していたので、ここでまた揉めます。梁家仁さんと元彪さんがやらかしたと気づいた關德興さんは梁家仁さんを説教し、元彪さんとの師弟関係を止めることにします。

 

關德興さんは樊梅生さん&部下と会食し、謝罪します。弟子入りが立ち消えになってしまった元彪さん。責任を感じた梁家仁さんは何とかしようとします。元彪さんを殴り、強盗に襲われたふりをして、關德興さんの同情を買おうとします。が、思惑を見抜かれ、元彪さんは逃げ出します。

 

時間になったので、部下の袁祥仁さんと袁振洋さんが帰ります。途中で立小便をしているときにノブさんに襲われます。その場にいた元彪さんはノブさんの殺傷能力に驚き、逃げます。

 

そして、關德興さんたちに知らせます。現場の様子から仮面役者だということがわかったので、樊梅生さんは仮面役者を集めます。上演中の役者を追いかけて舞台に上がってしまい、劇をめちゃくちゃにしてしまいます。樊梅生さんは諦めようとして、楽屋を出る直前、異様な雰囲気のノブさんを見かけます。しかし、彼はノブさんが犯人だとは思わず、スルーしてしまいます。

 

梁家仁さんは1人で調べていました。座長に話を聞きますが、話の途中で出番になってしまい、中途半端な情報しか得ることができませんでした。

 

高飛さんは關德興さんへの怒りが収まらず、ノブさんを刺客として放とうとしていました。南洋への逃亡が報酬です。

 

關德興さんの誕生会が開かれている最中、梁家仁さんは中座して座長に会いに行きます。元彪さんも一緒に行きたかったのですが、残るように言われて、残ることに。元彪さんは首にかけていた鈴をお守りとして渡します。

 

真っ暗な劇団に入っていくと、座長が殺され、逆さ吊りにされていました。そして、白黒の舌の長い変な者に襲われます。これはノブさんの扮装でした。梁家仁さんは倒されてしまいます。

 

誕生会の最中、天井から梁家仁さんの遺体が落とされます。さすがの關德興さんも激しく動揺します。元彪さんも落ち込みます。

 

元彪さんは仇を討つことを誓い、単身で劇団へ乗り込みます。樊梅生さんが拘束されていました。高飛さん、登場。そして、關德興さんも登場。元彪さんに負けないくらい激怒していましたムキー

 

ミニ血滴子で襲ってくる高飛さんと戦います。高飛さんを追い詰めますが、命乞いする彼に油断します。

 

樊梅生さんを助けると、下から矢が出る仕組みになっていました。元彪さんを庇い、關德興さんの脚に矢が刺さります。そんな中にノブさんが登場。カオスな状況になります。

 

どんな状況でも弟子を想う気持ちを失わない關德興さん。ヘタレな元彪さんにもようやくスイッチが入ります。失敗を重ねながら少しずつノブさんを倒す方法を作り上げていきます。

 

すっかりおかしくなってしまったノブさんは高飛さんを攻撃して、殺してしまいます。

 

元彪さんはノブさんへの攻撃を続け、ようやく倒します。「もう大丈夫だよ。」と關德興さんと樊梅生さんに声をかけられ、正気に戻った元彪さん。でも、自分がやったことに興奮して、倒れます。終わり。

 

ノブさんの怪演が光る作品でした。ホラー映画だったよ、私にとっては。(怖いの苦手魂が抜ける)謎な展開のお話でしたが、ノブさんの迫力で押し切ってます。

 

あまりにもノブさんの迫力がすごいので、元彪さんの洗濯技法を活かした拳法が目立たなかったのがちょっと残念でした。いいアイディアだったので、もうちょっとクローズアップしてもよかったと思います。

 

關德興さん、このとき76歳。動きがとても素晴らしかったです。そして、愛と面白さがあり、怖さが先行しそうな雰囲気を和らげてくれました。

 

1978年の台湾映画。武術指導は柯受良さん。

 

魯平さんの輿が岩場を移動しています。突然、崖の上から攻撃されます。

 

白塗りの龍飛さん、張紀平さん、馬場さん、女性2人が登場。双子の護衛は殺され、魯平さんは捕まってしまいます。

 

場面が変わり、馬に乗った2人の男性が宗華さんに会いに客棧を訪れます。横柄な態度で給仕に接し、宗華さんの部屋に向かう2人。彼らは殴られ、3階から転落します。寝ている宗華さんを邪魔すると、こうなるようです・・・。だから、給仕が止めたのに。懲りずに2回目の訪問をし、外に投げ出されます。

 

ようやく目を覚ました宗華さん。彼らは主人 龍君兒さんに命じられて、彼を呼びに来たのでした。宗華さんはドリスに会いに行きます。

 

彼女は多数の手下を従えて、到着を待っていました。宗華さんは「金劍客」と呼ばれる腕前のいい剣士でした。彼女は詳しいことを語らず、いきなり彼を攻撃してきます。華麗にかわす宗華さん。

 

ドリスは次にどちらかに毒が入った酒の盃を差し出します。宗華さんはためらうことなく、両方飲んで立ち去ろうとします。

 

宗華さんはドリスが自分を試しているとわかっていたので、両方の盃を飲んだのでした。

 

ドリスは彼の武力と賢さに感心し、「血寶宮」に囚われている父 魯平さんを助けてほしいと頼みます。

 

立ち去ろうとする宗華さんですが、3年前に病で苦しんでいた自分を助けてくれた命の恩人の魯平さんと知り、依頼を受けます。

 

朝廷を狙おうとしている大臣の証拠をつかんだために、大臣は龍飛さんを買収。龍飛さんは魯平さんを拉致したのでした。早速、宗華さんはドリスと共に助けに向かいます。

 

炎天下、魯平さんは拘束され、ぐったり。龍飛さんたちは水を欲しがる魯平さんをいじめて笑います。龍飛さんは魯平さんに大臣の手紙をよこすように言います。断固拒否。しかし、このままでは魯平さんは死んでしまいます・・・。

 

山中の茶舗に宗華さんたちは入ろうとします。妙な仕掛けがある店で、無事に座れたのは宗華さんとドリスだけ。弟子たちは屋根にぶつかり、転落します。

 

2人が「血寶宮」の行き方を給仕の張泰倫さんに尋ねていると、外に高飛さんが。龍飛さんの友達なら案内するが、敵ならば倒すと言う高飛さん。ドリスは高飛さんを攻撃します。弟子たちが張泰倫さんたちをやっつけ、宗華さんは高飛さんを攻撃します。高飛さんは宗華さんとドリスの攻撃をかわすと柱に上り、爆弾を投げて、高笑いします。

 

高飛さんは宗華さんの名前を知り、驚きます。ドリスが魯平さんの娘だと知っていました。高飛さんのなめきった態度に怒ったドリスは高飛さんとの戦いを再開させます。

 

再び、宗華さん&ドリス VS. 高飛さんが始まります。爆弾を投げて、茶舗を壊した高飛さん。彼を捕まえ、宗華さんは背中を斬ります。亡くなる直前に「血寶宮」の場所のヒントを話して、息絶えます。

 

龍飛さんは高飛さんの件を知り、気合いを入れます。宗華さんを倒す気満々!

 

宗華さんたちは小鳥屋を訪ね、店主を脅して、「血寶宮」の行き方を知ろうとしますが、店主は何者かに殺されてしまいます。次に2人は閉店間際の「醉仙酒樓」という店を訪ねます。

 

2人は2階へ上がり、食事を注文します。宗華さんはドリスを励まし、ドリスはこの件に巻き込んでしまったことを謝ります。宗華さんは魯平さんへの恩返しのためにがんばるつもりです。

 

いきなり、女性たちがぞろっと登場します。遣いの李莉莉さんは主人の命を受けて、やってきたのでした。「血寶宮」の情報が手に入ると考えた宗華さんは彼女についていきます。
 

美しい女性が彼を待っていました。しかし、宗華さんは本当の主人はこの人ではなく、李莉莉さんだと気づきます。首飾りの下に痣があるのが証拠でした。

 

李莉莉さんはこの件から手を引くように言います。そんなの無理。バトルになります。しばらく、戦いが続きますが、宗華さんが李莉莉さんの手下たちを倒したことがきっかけで宗華さんたちが優勢になります。李莉莉さんを追い詰めますが、隠れていた給仕が彼女を殺してしまったため、またも情報を得ることはできませんでした。

 

宗華さんたちは黒い竹がたくさん刺さっている場所を通ります。髑髏の絵もあって、嫌な雰囲気。どこからか笑い声が。この竹コーナーは仕掛けがしてありました。仕掛けを操作して攻撃してくる杜桂花さん。そして、宗華さんに直接攻撃をしてきます。ドリスはサポートに回ります。とにかく身軽な杜桂花さん。さすがの宗華さんも困ります。が、宗華さんの剣が伸びて、調子に乗っている杜桂花さんを刺します。

 

ドリスはけがを負ったので、宗華さんに治療してもらいます。いい雰囲気になったのもつかの間。孟飛さんが傘をさして、上から降りてきます。

 

彼はお金が大好きな武芸者。お金をいっぱいくれれば、見逃すと言ってきます。お金はないと言うと、襲うことなく、彼は立ち去ります。いい人なんだか、悪い人なんだか。

 

夜。龍飛さんは部下が複数名倒されたので、機嫌が悪くなっていました。張紀平さんは計画に関わっていたので、責任を取って自害しようとします。側近が止め、張紀平自身が宗華さんを攻撃するように言います。側近は更に宗華さんを困らせるためにドリスを拉致することを提案します。

 

移動する宗華さんたちは海近くできれいな夕日を見て、感動します。2人はいい雰囲気に。本当にきれいなシーンでした。

 

移動途中で年老いた父と娘が3人の悪党に追いかけられている場面に遭遇します。宗華さんは連れ去られた娘を追います。ドリスは父を助けようとします。しかし、これは罠でした。宗華さんは娘に武力が落ちる薬をかけられ、馬金谷さんに罠にかかったと嫌味を言われます。ドリスは誘拐されます。

 

宗華さんは激しい頭痛に苦しみます。ようやく症状が落ち着き、ドリスを心配していると、孟飛さんが近くにいました。敵か味方かわからない彼にイライラ。孟飛さんは宗華さんにドリス情報を教えてくれます。味方っぽいな~。

 

宗華さんはドリスがいるという油屋を訪問。裏口に行くと、龍飛さんの手下が彼を待っていました。ドリスを連れて逃げた手下を追いかけるため、残りの手下を倒します。誰かの馬を奪って、追跡します馬

 

妙な雰囲気の林に入り込みます。後ろからシンバルに乗った道士が飛んできます。あっ!徐忠信さん。偉そうなので宗華さんはシンバルを落下させ、戦いを挑みます。

 

アランは輪を使って、攻撃してきます。睨み合う2人。アランの輪をキャッチし、彼の首にかけます。輪は縮み、アランは亡くなります。

 

龍飛さんはアランの遺体が運び込まれ、悲しみます。ドリスが連れてこられ、龍飛さんは少し元気を取り戻します。ドリスは龍飛さんの脅しに屈しません。龍飛さんはドリスの偽者を用意して、何かを企てるようです。

 

宗華さんはドリスを探し回っていました。暗闇で馬場さんのマジックハンド的な手に襲われ、捕まってしまいます。手を振りほどいて、戦います。手加減をして戦っていた宗華さんは秘技「雷光劍」を使います。馬場さんは腹部を刺されて、亡くなります。

 

倒した直後、孟飛さんが宗華さんに明日の正午、木の下で会おうというメッセージをよこします。

 

張紀平さんは面会に来た孟飛さんと宗華さんについて話し合います。孟飛さんは宗華さんの殺害を引き受けます。

 

木の下で横になっていた宗華さんのところにメリー・ポピンズ状態でやってきた孟飛さん。孟飛さんは彼に「褒賞金をもらう約束をしたから、お前を殺す。」と宣言。不穏な空気が漂います。

 

白熱した戦いを続けていると、龍飛さんの手下たちがやってきました。これはマズいと思った瞬間。孟飛さんは傘に付けていた鈴を彼らの額に飛ばして、倒してしまいます。やはり宗華さんの味方でした。

 

悪い奴ではないと思っていたよとクールな反応をする宗華さん。錦衣衛の牌を見せる孟飛さん。1年前に錦衣衛になり、ずっと潜入捜査をしていたとのこと。

 

皇帝は大臣が謀反を起こそうとしているのを知っていたのでした。しかし、魯平さんが拉致されたため、孟飛さんはもっと大胆に行動する必要が出てきたのです。

 

毎日、午後になると龍飛さんが功夫の練習をするようです。そのときが魯平さん救出のチャンス。翌日の午後に活動を開始する約束をして、孟飛さんは去ります。

 

翌日、宗華さんは「血寶宮」に単身で乗り込みます。待っていたのは張紀平さん。宗華さんは「千影劍」で彼を攻め、倒します。地下牢へ行き、護衛たちを倒します。奥には魯平さんとドリスが。

 

魯平さんを助けようとしますが、ドリスが「父は亡くなっている。」と話します。詳しく様子を訊こうとドリスに近付くと、怪しい微笑み。偽ドリスだ。宗華さんの腹部をいきなり刺します。

 

苦しんでいるところに龍飛さんが本物のドリスを引っ張ってやってきます。宗華さんは偽ドリスを速攻で倒します。

 

自分の勝ちだと確信した龍飛さんはがんばってくれていた側近を倒し、宗華さんたちを残し、地下牢を出ます。

 

宗華さんとドリスは魯平さんの様子を見に行きます。息も絶え絶えな彼はドリスに証拠の手紙を手渡すと、大臣たちはもう少しで謀反を起こすから、急いで朝廷に手紙を届けるように話をします。そして、力尽きます。

 

ちょっと遅れてやってきた孟飛さん。自分の立場が危うくなっていることに気づきます。龍飛さんは孟飛さんを疑っていたのでした。

 

正体がバレた孟飛さんは龍飛さんを非難し、戦いを挑みます。まずは彼の腹心から~。荊國忠さんを倒し、齊復強さんと戦います。龍飛さんは齊復強さんの情けない戦いっぷりに怒り、彼を殺してしまいます。

 

そして、孟飛さんと戦い始めます。ラスボス、やはり強い。孟飛さんはけがをします。宗華さんとドリスが駆けつけ、3人で龍飛さんを攻撃することにします。

 

トランポリン移動で屋敷の外に出る龍飛さん、宗華さん、ドリス。孟飛さんは傘で移動。

 

宗華さんが先に攻撃し、次にドリスが攻撃。龍飛さんにダメージを与えることができましたが、ドリスは返り討ちに遭ってしまいます。宗華さんの腕で力尽きます。

 

怒りを爆発させた孟飛さんが龍飛さんに向かっていきます。それ以上にキレているのは宗華さん。「日没がお前の死ぬときだ。」これまでにない迫力で彼に迫っていきます。

 

崖に設置されていた孟飛さんの別な傘から鎖が出てきて、龍飛さんを拘束。そして、構えていた傘から矢が出てきて、彼の手を貫きます。痛みに苦しむ龍飛さんを宗華さんがばっさり斬って、終わりです。

 

話のテンポがよく、ストレスなく楽しめました。キャストが豪華。なので、アクションシーンも充実していました。柯受良さん、いい仕事してます!

 

しばらく徐忠信さんの映画を観ていなかったので、嬉しかったです。

 

宗華さんとドリス、幸せになってほしかったな・・・ラブラブ

 

1977年の台湾映画。監督は江南さん。

 

かっこうが鳴く幻想的な谷に江南さんは迷い込んでしまいます。自分を尾けてくる足音が。橋の上で振り返ると、謎の女性 劉珊さんが背を向けて立っていました。江南さんはここはどこなのか尋ねます。「鬼樓」という場所でした。恐ろしい場所であると話す彼女。江南さんは信じようとしません。

 

振り返った劉珊さんは龍型の武器を彼に向けて発射。江南さんは喉に矢を受けて、橋から落下します。遠くから何者かが見ていました。

 

別な男性が歩いていると、王葳さんが目の前に現れます。しつこく通せんぼをしてきます。そして、一言も発せず、いきなりブーメランのような武器で彼を殺してしまいます。怪しく微笑む王葳さん。

 

輿に乗った美しい姫 陳佩玲さん。彼女の前に劉珊さんと王葳さんが登場し、話を聞いてほしいと要求します。冷たくあしらう陳佩玲さんを2人は攻撃しますが、彼女の方が強かった!ボスは誰だと強く出る彼女に対し、劉珊さんは龍型の武器「東海神針扣」を見せます。

 

陳佩玲さんをそれを見て、驚きます。劉珊さんが「東海神針扣」を投げると、輿を担いでいた護衛が倒れ、陳佩玲さんも倒れます。

 

魯平さんが荒野を歩いていると、地中からたくさんの槍が出てきます。全て避け、槍の上に立ちます。どこからか笑い声が。

 

彼らは「石龍城」の部下でした。黒衣の男たちが多数登場。魯平さんを槍で攻撃してきますが、魯平さんは倒します。

 

街に到着した魯平さんは「石龍客棧」に入ります。オーナーは董力さん。中に入ると、すぐに原森さんの側近Aに声をかけられます。魯平さんは原森さんと面会します。

 

彼は甥が2ヶ月連絡なしなのを心配しており、魯平さんに捜索を依頼します。引き受けた魯平さんは「寒翠樓」を訪ねます。

 

そこはお化け屋敷みたいなところでした。絵に見られてる感がすごい。笑い声がしつこい。劉珊さんが何度も出てきて、彼を惑わせます。魯平さんは背後から刺され、「東海神針扣」の針を受けて、倒れます。

 

王冠雄さんが飲食店で食事を済ませ、出ます。直後、白鷹さんと僧の龍冠武さんが店の前を通り、店主に「石龍城」までの行き方を尋ねます。幽霊が出る恐ろしい場所らしいと店主は言いますが、白鷹さんは気にしないで先を進みます。

 

飲食店に入り、肉と酒を頼む白鷹さん。龍冠武さんは外で托鉢をするためにいなくなります。その店に王冠雄さんがおりました。

 

店主は川原さん。白鷹さんはきれいな娼婦を見かけます。その後、別な女性が近づき、いい宿があると誘ってきます。その会話を王冠雄さんは聞いていました。

 

夜。白鷹さんが先ほどの女性といちゃいちゃしていると、龍冠武さんがやってきます。剣を置いてきた白鷹さんを心配してやってきたようです。2人の楽しい時間は終わり。むっとしていると、黒衣の男たちがいきなりやってきます。多分、王圻生さんがいると思われ。

 

さくっと倒す白鷹さんと龍冠武さん。女性は黒衣の男たちを手引きしたようで、気まずそうに立ち去ります。

 

王冠雄さんは虎の絵の盾を持った黒衣の男たちに襲われます。盾から炎が出ちゃったりします炎王冠雄さんは攻撃をかわし、逃げます。

 

森に逃げ込んだ彼は孟秋さんと遭遇します。お互い、つっかかるような言い方をします。王冠雄さんは幽霊を倒すために旅をしていました。幽霊はすぐ後ろにいると言われ、振り返ると、遺体がありました。首には「東海神針扣」の跡が。

 

孟秋さんの兄と王冠雄さんの父も「東海神針扣」で殺されたのでした。似たような境遇だと知り、急に仲良くなります。

 

逃げる女性を白鷹さんと龍冠武さんが追っていました。王冠雄さんたちも彼らの後を追います。が、白黒の刺客が急に襲ってきます。2人は華麗な剣術で刺客を倒します。やはり「石龍城」は怪しい。

 

王冠雄さんは原森さんを訪ねます。原森さんは知っている情報を彼らに教えます。「石龍城」は首都に近い街だということでした。

 

王冠雄さんは魯平さんの息子でした。真実を知りたい王冠雄さんは原森さんの召使いの足元が汚れていることに気が付きます。

 

王冠雄さんは孟秋さんにそのことを告げ、裏庭へ行ってみることにします。

 

深夜、多くの召使いが裏庭に向かっていました。原森さんも何かの計画に加担しているようです。2人は地下への入口を発見します。が、用心のため、引き返します。

 

白鷹さんと龍冠武さんは「石龍城」で何が起きているのか、証拠を見つけることができずにいました。地下トンネルがどうも怪しい。

 

王冠雄さんたちが原森さんの召使いたちを監視していると、劉珊さんが飛び込んできて、彼らを倒します。2人は劉珊さんを追います。原森さんの側近AとBは地下トンネルを放棄し、違う計画に取り掛かる相談をしていました。

 

疑わしい客棧に入ると、男性が女性の遺体を抱えて、呆然となっていました。遺体の側には血文字で「柳橋西」と書かれていました。そこへ向かいます。

 

男女の気味の悪い笑い声が響く中を進みます。ヤバい場所だと感じた2人は立ち去ろうとしますが、向こうから提灯を持った5人の男性が2人を足止めをします。王圻生さん、いるな。

 

戦いの最中、男性の笑い声が響きます。「東海三十六珠」がどうとか言うと、5人の男性は恐れをなして、逃げます。2人で辺りを調べると、5人の男性の遺体を発見します。一劍穿心で殺されていました。それは白鷹さんの必殺技。

 

白鷹さんに会い、確認しますが、ちゃんと答えてくれません。2人は苛立ち、攻撃します。巧みにかわされてしまいます。「あなたたちの敵ではない。」と白鷹さんが言うと、「友達でもない。」と言い返す王冠雄さん。

 

白鷹さんは動じることなく、その場を去ります。そして、「惜春院」へ向かい、飲食店で見かけた娼婦を指名をします。2階に上がり、無理やり部屋に入ると、娼婦は入浴中でした。別な時間に会うことを約束して、立ち去ります。入れ替わるようにやってきた側近Bと娼婦は謎の会話をします。陰でこっそり立ち聞きする白鷹さん。

 

2人は「石龍城」のメンバー。「金龍鏢局」が運んでいる火薬を狙っていました。

 

白鷹さんは情報を龍冠武さんに知らせます。「石龍城」は原森さんをこっそり利用して、首都への地下トンネルを掘って、首都を攻めようとしていると気づきます。白鷹さんと龍冠武さんはその恐ろしい計画を阻止しようとします。

 

ボスの龍飛さんは川原さん、董力さんから情報を得て、計画を邪魔する存在を排除するように命じます。元将軍の龍飛さんは朝廷を潰そうと意気込んでいました。

 

夜、野宿をしている鏢局に側近Bがやってきて、食事と酒の提供をします。劉珊さんと王葳さんがホステスみたいなことをします。

 

油断している彼らの元に王圻生さんたちがやってきます。戦おうとしますが、食事を食べた部下たちは苦しみ出し、副鏢頭だけになってしまいます。彼も劉珊さんと王葳さんによって倒されます。側近Bは火薬を奪い去ります。屋根から龍冠武さんが見ていました。

 

後から知らずにやってきた總鏢頭の龍世家さんと黃冠雄さんはショックを受けます。白鷹さんがそこにいたので、2人は彼を疑います。犯行を否定する白鷹さんを襲おうとしたとき、王冠雄さんが後ろからやってきて、止めに入ります。

 

では、誰が。遺体の側に血文字が。「丁(原森さんの役名)」と書かれていたので、大急ぎで原森さんに会いに行きます。しかし、彼の屋敷はめちゃくになっており、仕えていた男性は致命傷を負っていました。彼は「金龍鏢局」が原森さんを連れ去り、自分を襲ったというので、龍世家さんは激怒します。

 

段々、計画がわかってきた白鷹さんは龍世家さんをなだめ、先ほどの娼婦に会いに行きます。その間に王冠雄さんたちは「寒翠樓」に行きます。

 

娼婦は白鷹さんを寝台に誘います。枕の下には「東海神針扣」が。

 

「寒翠樓」から劉珊さんと王葳さんが出てきます。龍世家さんたちは彼らに襲いかかりますが、かわされます。逃げる劉珊さんと王葳さんをみんなで追います。

 

白鷹さんは娼婦の手を押さえます。情報を聞き出そうとしますが、彼女の世話係の女性が別の「東海神針扣」で白鷹さんを脅すので、形勢が逆転します。龍冠武さんが上から降りてきてます。彼は「東海三十六珠」を身につけており、それが針を吸収します。そして、しつこく攻撃してくる娼婦たちに針を発射して、倒します。

 

「寒翠樓」で戦いが始まります。

 

陳震さんがどアップで登場!彼らは棺を用意していました。後から来た白鷹さんは陳震さんたちと戦います。そして、龍冠武さんと奥へ進んでいきます。

 

ここで龍世家さんと黃冠雄さんは倒され、孟秋さんは落とし穴に落ちます。

 

川原さんと側近Aは原森さんの財宝も狙っていました。成功間近だと喜び合っていると、囚われていた原森さんと龍冠武さんが怒った様子でやってきます。側近Aは原森さんに罵られながら、原森さんの財宝が壁に隠されていることに気づきます。それを口にした瞬間、川原さんに「東海神針扣」で倒されます。川原さんは龍冠武さんを攻撃しますが、彼は「東海三十六珠」を持っているのでダメでした。手下たちに後を任せて、川原さんは逃げます。白鷹さんは彼を追います。

 

落とし穴に落ちた孟秋さん。たくさんの骸骨と黒衣の男たちに襲われます。1人でがんばっていると、王冠雄さんがやってきて、助けてくれます。よかった~アセアセ

 

原森さんを安全な場所に送り届けた龍冠武さんが戦っています。龍冠武さんが王圻生さんを倒した辺りで別の俳優さんのかつらが取れてました。笑

 

全体的に負けモードな状態に怒った川原さんが龍冠武さんに挑んできます。王冠雄さん、孟秋さんも来て、劉珊さんと王葳さんと戦います。上から董力さんが降りてきます。そして、最後に白鷹さんが降りてきます。

 

川原さんと董力さんが「石龍城」の重要メンバーであると判明します。白鷹さんは朝廷から命を受けた一等侍衞でした。

 

彼らは3年前、謀反を起こす計画を立て、失敗していました。皇帝は特に彼らを追いませんでした。なのに、懲りずにまた謀反を起こそうとしていたのです。

 

からくり部屋に潜む手下たちを倒した後、やってきた川原さんと戦う王冠雄さんと孟秋さん。手にはめる形の武器を持っており、かなり手こずります。けがをしながらも、どうにか倒します。

 

龍冠武さんは劉珊さんと王葳さんと戦います。「東海三十六珠」で2人の短剣を奪うと、2人は逃げ出します。

 

白鷹さんと董力さんの戦いも熱い。白鷹さんは刺され、首を絞められます。が、袖に隠していた剣で董力さんを刺し、目を潰し、相討ちとなります。

 

で、ここから一気に龍飛さんとのラストバトルに飛びます。カットされたのかな。ちょっと飛躍し過ぎな感が。

 

龍飛さんこそが黒幕の馬朝元だと王冠雄さんたちは真相を知ります。董力さんにも大きな瘤があり、黒幕だと偽っていたので、みんなはそう思っていました。実は龍飛さんが本物。身内を毒殺して、董力さんを連れて、隠れていたのでした。

 

そして、龍冠武さんは東海神宮の人間でした。東海神宮の関係者だった川原さんが「東海神針扣」が12丁盗んだので、2年間、探し回っていたそうです。途中から同じ目的の白鷹さんと会い、合流となったようです。

 

計画が破綻し、「寒翠樓」を失い、逆ギレする龍飛さん。龍飛さん VS. 王冠雄さん、孟秋さん、龍冠武さんの戦いとなります。手裏剣やら、短剣やら、爆弾やら、とにかくいろいろなものを投げてくる龍飛さん。龍冠武さんが土を投げ、それを避けている隙に王冠雄さんたちが剣を龍飛さんに刺します。隠していた爆弾が着火したらしく、龍飛さんは燃え上がって、亡くなります。

 

皆さんの力強く、美しいアクションに感動しました。どのシーンもかっこいいです。「東海神針扣」や爆弾に頼らないところがよかったです。

 

途中から龍冠武さんの目元がぱっちりし出したのはなぜだろう。印象が大きく変わったな~と思いました。

 

もっと字幕がわかりやすければ、サスペンスの部分も楽しめただろうな。端が切れて読めなかった・・・。だけど、アクションが本当にいいのでOK。

 

躍動感あふれるいい作品ですラブ

 

1973年の台湾映画。

 

左頬に傷のある史仲田さんが1人で歩いています。途中で手下の柯受良さんともう1人と会い、彼らを連れて、どこかへ向かいます。後ろから誰かがついてきています。

 

道端で賭けをしている4人組。1人は侯伯威さん。史仲田さんはある人物を探していました。

 

直後に龍飛さんがやってきて、4人の邪魔をします。ついてきていたのは龍飛さんでした。

 

木材工場に史仲田さんはやって来て、工場長の關洪さんと面会します。彼は史仲田さんの知り合い。史仲田さんはちょっと前に刑期を終えてきたようです。

 

史仲田さんは關洪さんの師匠の妻を探していました。居場所を知らないと言い張る關洪さん。史仲田さんは彼を殴ります。従業員が止めに入ります。みんなをボコボコにし、史仲田さんは帰っていきます。従業員だった龍飛さんだけが険しい表情で傍観していました。

 

史仲田さんが移動する後ろを尾いていく龍飛さん。

 

屋外の飲食店で謝興さんが待っていました。史仲田さんは妻が持っていると思われる銀を探していました。もし、発見できたら、山分けしようと提案します。謝興さんは何者かが史仲田さんを見張っているから、気を付けるようにと言います。龍飛さんのことかな。銀に関わって、多くの人が絡んでいるようです。

 

師匠の息子 衛子雲さんは凄腕ギャンブラーらしい。手がかりを見つけるには賭博場に行くのがよさそうです。立ち去る史仲田さん。追う龍飛さん。それを見ていた謎の男性。

 

賭博場には山茅さんがいました。賭けに勝って大金を得た客を足止めし、襲います。侯伯威さん、翁小虎さんが手下役。

 

史仲田さんと謝興さんは衛子雲さんをおびき出すために大規模な賭け事大会を開催することにします。

 

賭博場にいた龍飛さんは大金を賭けて、儲けて、みんなの注目を浴びます。

 

従業員から報告を受けた謝興さんは龍飛さんを呼び出します。謝興さんは龍飛さんを衛子雲さんの対戦相手にしようと考えていました。龍飛さんは彼の提案を断ります。

 

それを聞いた山茅さんは彼に襲いかかりますが、簡単に腕を捻られてしまいます。龍飛さんは立ち去ります。

 

悔しがる謝興さん。顔を見せないボスが謝興さんに強い男を探して、雇うように命じます。

 

龍君兒さんが仕事をせずに暴れている衛子雲さんに帰ろうと声をかけていました。2人は幼馴染のようです。衛子雲さんは厳しい母にうんざりしており、ドリスは賭け事大好きな父にうんざりしていました。

 

その父は賭博場で山茅さんに借金をしまくっていた男性でした。借金を返さないといけない状態に追い詰められていました。自宅でドリスの写真を見て、涙を流しています。

 

枝拾いから帰宅したドリス。衛子雲さんは帰ろうとします。ドリスは父が自殺しようとしているところを発見します。ギャンブル依存症の父をどうやったら救えるのでしょう・・・。

 

關洪さんは衛子雲さんの母(つまり師匠の妻)と話し合っていました。彼女は革命軍のために銀を持っていました。師匠が生きていれば背負うことがなかった苦労に疲れ気味。

 

衛子雲さんにはサイコロの目を思い通りにできるという才能がありました。母に再三、父のような生き方をしてはいけないと言われていた衛子雲さんでしたが、關洪さんと母の話し合いを聞き、賭け事大会に興味をもちます。これでドリス父を救えるかもしれない。

 

罠だと警戒する關洪さんと母でしたが、衛子雲さんは諦めることができず、参加することにします。

 

たくさんの客で賑わう賭博場。龍飛さんはしがらみなしで参加します。ぷんすか怒る謝興さん。

 

衛子雲さんはドリスが止めるのも聞かずに会場へ向かいます。ドリス父の借金分、お金をゲットしたら、賭け事から手を引くと言います。ほんとかな。心配するドリスを置いていきます。

 

賭博場では有名なギャンブラーたちが揃いつつありました。衛子雲さんも着席して、スタートです。サイコロだけで戦うことになります。

 

ドリスは衛子雲さんの母に申し訳なくて、衛子雲さんが賭け事大会に行ったことを知らせます。母は動揺します。

 

賭け事大会で龍飛さんの隣に変な髪型の龍世家さんがいて、びっくりしました。2回連続でゾロ目を出した衛子雲さん。史仲田さんは師匠の息子だと確信し、彼を捕まえようとします。

 

賭博場は大騒ぎ。馬金谷さん、発見。HKMDBにはないけど、葉飛揚さんもいるような気がします。衛子雲さんは大変な状況に陥りますが、龍飛さんが助けてくれます。

 

史仲田さんからの攻撃を必死にかわして、逃げる衛子雲さん。戦うことも母に禁じられていたので、耐えます。龍飛さんは謝興さんとバトル。

 

ドリスと父の弟子が駆けつけ、衛子雲さんを助けようとします。ドリスもがんばります。が、苦戦。龍飛さんがやってきて、彼らを助けます。父の弟子は殺されたかな。

 

浜辺を駆ける3人。衛子雲さんは龍飛さんにお礼を言って立ち去ろうとしますが、龍飛さんは母に会わせてほしいと言ってきます。彼も母の銀目当てかと誤解した衛子雲さんは龍飛さんを襲います。龍飛さん、慌てて重要な書類を見せて、誤解を解きます。

 

母はその書類を見て、龍飛さんが敵ではないと確認します。早く銀から解放されたい母は龍飛さんと行動を共にすることにします。

 

母は衛子雲さんが賭け事をしたことに怒り心頭。棒で叩き、みんなに止められます。ドリスのためだったからね。

 

政府側の将軍は革命軍が銀を得てパワーアップすることを恐れていました。3日以内にどうにかしろと部下に命じます。

 

部下とは謝興さんに影から指示を出していた男性でした。彼は謝興さんに将軍からの命令を下します。将軍は2人のファイターを用意していました。1人は孫榮吉さん。

 

史仲田さんもイライラしながら、次の計画を練っていました。銀がほしい。

 

謝興さんは史仲田さんに衛子雲さんを捕まえるためにドリス&父を利用することを提案。どうなるのでしょう。

 

ドリス父は彼らがいきなり借金の取り立てに来たので、動揺します。このままではドリスは遊郭行きです。謝興さんは抵抗するドリスを拉致し、銀と交換すると言って去ります。

 

父は衛子雲さんの母に知らせに行きます。衛子雲さんは彼らが待っている場所へ向かおうとします。龍飛さんは止め、少し計画を立てようと助言しますが、激怒している衛子雲さんは聞こうとしません。なので、龍飛さんは彼を追います。

 

そこに史仲田さんたちが到着。居場所がバレてしまったのです。衛子雲さんも龍飛さんもいないので、かなり危険な状況。

 

母は拘束され、仲間に危険を知らせようとした關洪さんは史仲田さんにボコボコにされます。

 

衛子雲さんは指定された場所に行き、ドリスを助けようとしますが、潜んでいた謝興さんたちに襲われます。衛子雲さんは捕まりそうになりますが、龍飛さんが助けてくれます。

 

衛子雲さんは史仲田さんが母のところにいると知り、彼らの卑怯っぷりに激怒ムキー逃げる謝興さんたちを追おうとしますが、龍飛さんに止められます。

 

家は荒らされ、ドリス父と關洪さんは亡くなっていました。銀よりも母の命。衛子雲さんも銀の隠し場所を知っていたので、隠し場所へ急ぎます。

 

山では将軍の部下とファイターたちも待っていました。途中で謝興さんがやってきて、史仲田さんと約束の確認をします。その隙を突いて、母は岩に頭をぶつけて自害します。

 

史仲田さんと謝興さんは銀の手掛かりを得るために衛子雲さんを尾行することにします。

 

滝の下に銀を隠していました。箱を取り出した直後、史仲田さんたちが登場します。史仲田さんは遠くから母がまだ生きているように見せ、取引をもちかけます。

 

母のために箱を置いて立ち去る衛子雲さんと龍飛さん。謝興さんは銀を手にして大喜び。速攻で史仲田さんは彼を刺殺しますナイフ

 

駆けつけた衛子雲さんは母が亡くなっていることを知ります。スーパー激ギレした衛子雲さんは史仲田さんを追います。めちゃくちゃ距離があったのですが、銀を運んでいたため、史仲田さんは追いつかれてしまいます。

 

史仲田さんは背広を脱いで、鋲付きの手袋をはめて、衛子雲さんと対戦します。龍飛さんは柯受良さんともう1人を倒して、史仲田さんに襲いかかります。何気に衛子雲さんよりすごい。

 

史仲田さんは衛子雲さんと龍飛さんと戦うことになります。母の仇を討つことができて、よかった~と思いきや、背後から孫榮吉さんたちの攻撃を受けます。

 

やっぱり動きがめちゃくちゃいいな。衛子雲さんたちは逃げます。やっと逃げ切ったと思ったら、大将の部下に見つかり、孫榮吉さんたちに襲われます。残り3分だぞ。

 

残り1分で孫榮吉さんたちを倒し、部下と戦う衛子雲さんたち。衛子雲さんが危険な状態になったとき、龍飛さんが部下を押さえて一緒に緩めの崖を転がり落ちていきます。部下は腹部に孫榮吉さんが落とした刀が刺さっており、亡くなります。

 

衛子雲さんは崖をゆっくり降りていきます。龍飛さんは動いている。よろよろと立ち上がる2人。あぁ、よかった。2人とも大丈夫そう。劇終。

 

展開としては、史仲田さんがラストバトルでよかったような気がします。孫榮吉さんの使われ方がもったいないと思いました。

 

で、とにかくドリス父が実は一番悪い。史仲田さんよりも謝興さんよりも悪い。笑

 

柯受良さんのやられっぷりが美しいなと感じました。キックもキレイ乙女のトキメキだから、有名になったのだなと思いました。

 

孫榮吉さんたちは原住民としての役だったのかな。今はできない役でしょう。

 

1979年の香港映画。何宗道さん主演。英語だと「FIST OF FURY 3」。「精武門」の続きってことかな。

 

OPには唐炎燦さんも登場。指で竹を割っていました。

 

汽車に乗っている何宗道さん。李小龍さんの遺影(?)を見ています。汽車を降ります。

 

マカオの野原を歩いていると、反対側から魏平澳さんが手下を連れて歩いてきます。奥に劉家勇さんが。何宗道さんが気に食わないらしく、手下に彼を襲うよう命じます。

 

何宗道さんは彼らが日本側の立場を取っていて、甘い汁を吸っていることを知っていました。ので、ためらいなく、彼らを攻撃します。戦い方が李小龍さんっぽい。


雑貨店。腰&目が悪い王萊さんが重いものを運ぼうとして、息子の韓國材さんに止められます。王萊さんは息子の何宗道さんの帰りを待ちわびていました。

 

帰宅した何宗道さんは遺骨と遺影を棚に置き、線香を供えます。泣き出す王萊さんを慰める2人。

 

さて、日本側に方野さんが手下を連れて、訪問していました。彼らの力を借りて、賭博場を開いたようです。

 

何宗道さんはしばらく伯父に会っていないので、韓國材さんと一緒に出かけることにします。

 

「南精武門」は「巡捕房」に出てきたところ。唐炎燦さんが弟子たちに熱心に指導しています。伯父とは道場破られ役のエキスパート 劉鶴年さん。何宗道さんたちは従姉妹から唐炎燦さんを紹介されますが、やたらと強く握手してきた彼を警戒し、すぐに帰宅します。

 

方野さんの賭博場は大繁盛。方野さんは「精武門」の一派を潰そうと考えており、訪ねてきた魏平澳さんに手伝うように言います。

 

魏平澳さんは通りを歩いていて、ぶつかった男性をビンタします。近くにいた韓國材さんは男性を庇い、彼を懲らしめます。魏平澳さんは街の嫌われ者。みんなに笑われます。

 

韓國材さんは家へ急いで戻ってきます。鋭い王萊さんは彼が余計なことをしてきたと気づき、叱ります。何宗道さんにもお説教されます。

 

方野さんのところに魏平澳さんがやってきます。魏平澳さんの手下に岑潛波さん、山怪さんがいます。「精武門」情報を聞き、スイッチが入る方野さん。

 

王萊さんしかいないときに手下が店に来て、暴れていなくなります。

 

韓國材さんが子ども相手に自分と何宗道さんは強いと主張していると、山怪さん、岑潛波さんたちがやってきます。本気にしていない子どもたちに「本当に強いなら、彼らと戦ってよ。」と言われ、戦うことに・・・。向かっていきますが、あっさりやっつけられます。

 

王萊さんからお説教を受けながら、治療を受ける韓國材さん。笑っていた何宗道さんですが、自分のことを臆病者だと言っていたと知り、途端に真顔になります。

 

方野さんはボスが来るまでにこの状況を何とかしたいと焦っていました。魏平澳さんは「南精武門」を攻撃することを提案します。

 

従姉妹は何宗道さんを好きでした。唐炎燦さんはそれが気に入りません。従姉妹が何宗道さんのところに遊びに行ったのを知り、イライラしていると、向こう側から魏平澳さんの手下の張華さんたちが酒に酔ってやってきます。しつこく絡んできたので、唐炎燦さんは4人をボコボコにします。

 

従姉妹は暗くなってから帰宅。心配と嫉妬で怒りモードの唐炎燦さんは彼女にキツい言葉を投げかけます。余計に関係が悪化していますね。

 

唐炎燦さんが飲食店でヤケ酒を飲んでいると、魏平澳さんが来店。魏平澳さんは唐炎燦さんの恋の悩みを知っていたので、利用しようと画策します。

 

そこに何宗道さんが。何宗道さんを嫌いなので、唐炎燦さんは去ります。何宗道さんは魏平澳さんの手下にいきなり攻撃されます。李小龍さんみたいな表情で怒ってる~。耐え切れず、彼らをノックアウトします。

 

屋外で唐炎燦さんが米雪さんとなぜだかバトルしていました。米雪さんは止めたがっているように見えたので、何宗道さんは止めに入ります。唐炎燦さんは彼に向かっていきます。激しい争いが続きますが、何宗道さんが彼を圧倒します。

 

自分の前に悉く立ちはだかる何宗道さんにイラつく唐炎燦さん。捨て台詞を吐いて立ち去ります。

 

米雪さんたちは旅人で、父は体調がよくないようです。何宗道さんは「開記雑貨舗」に彼らを連れて帰ります。何宗道さんは父のために医師を呼び、薬も用意してあげます。

 

唐炎燦さんのせいで「南精武門」には悪評が立ってしまいました。怒る従姉妹。困った様子の劉鶴年さん。

 

米雪さんは何宗道さんにそれだけ実力があるのになぜ主立った活動をしていないのかを尋ねます。何宗道さんは李小龍さんが殺された経緯を語り、トラブルを避けるためと話します。

 

王萊さんは李小龍さんの死で泣き過ぎて失明し、何宗道さんたちが功夫の修行をすることを禁じていました。

 

米雪さんも父から事情を知らされないまま、マカオに来ていました。父は誰かを探しているようです。

 

何宗道さんと韓國材さんは隠れて練習をしていました。早朝、瓦割りをする何宗道さん。こっそり店に戻ると王萊さんが起きていました。2人の会話から、修行をしていると察知。揉めそうなときに米雪さんの父がやってきて、ここを立ち去ると言ってきます。

 

米雪さんはもうちょっとここにいたいなという気持ちをもちつつ、父についていきます。

 

従姉妹はまた用事を作って、何宗道さんのところに行きます。しつこく尾行する唐炎燦さん。

 

従姉妹の行き先を確認して、イライラ。ヤケ酒をしていると魏平澳さんが接近してきます。薬入りの酒を飲まされた唐炎燦さんは気持ちが高揚し、従姉妹の寝室に侵入。乱暴をするつもりはなかったのですが、従姉妹に気づかれ、大変な騒ぎになってしまいます。劉鶴年さんは激怒。破門されます。

 

行き場を失った彼は魏平澳さんに声をかけられ、方野さんのところへ行くことにします。

 

方野さんは手下を使って、日本大使の娘や侍女の暗殺をします。(なぜだかは不明。)唐炎燦さんも参加していました。

 

警察は大騒ぎです。方野さんは手下に仕事を命じ、どんどん活動を激化させていきます。

 

手下は何宗道さんの家にも来ていました。感覚が鋭い王萊さんが騒ぎ出したので、何もできずに終わります。唐炎燦さんは劉鶴年さんのところへ行き、彼を殺害します。

 

現場を目撃した従姉妹は何宗道さんの犯行だと誤解してしまいます。何宗道さんは無実の罪で引っ張られることに。家に置かれていた証拠。(魏平澳さんの策略か。)何宗道さんが罪を逃れるのはかなり難しそうです。

 

悲嘆に暮れている従姉妹のところに涙を流してやってくる唐炎燦さん。犯人のくせにいい人ぶって、従姉妹を騙します。

 

全てが方野さんの思い通りになりつつありました。方野さんのボス 谷峰さんがやってきます。このとき、偶々、船着場にいた米雪さんと父。彼女たちは従姉妹のところへ行き、真実を知らせます。唐炎燦さんはびっくり。襲いかかります。米雪さんと父は応戦します。従姉妹は状況が理解できず、混乱します。そして、祭壇に頭を打ち付けて、自害します。

 

何宗道さんの処刑が告示され、李小龍さんの遺影に向かって、王萊さんは号泣します。韓國材さんは自暴自棄になり、魏平澳さんに襲いかかります。手下にボコボコにされます。

 

雷雨の中で王萊さんは韓國材さんを発見します。引きずって家で入れてあげた直後、何者かによって2人は殺されます。

 

米雪さんたちは警察に侵入し、何宗道さんを連れ出します。何宗道さんは自宅に帰り、王萊さんと韓國材さんの遺体を発見。遂に怒りスイッチが入ります。

 

賭博場で暴れまくり。後半、劉家勇さんが出ていました。ここに方野さんと魏平澳さんはおらず、遊郭「南香院」にいるというので、向かいます。

 

手下たちを倒し、方野さんとバトル。指で彼の喉元を突いて、倒します。

 

魏平澳さんは谷峰さんのところに逃げていました。冷酷な谷峰さんは助けを求める魏平澳さんを蹴り殺し、やってきた何宗道さんを迎えます。

 

羽織袴で戦う谷峰さん。途中で窓から唐炎燦さんが飛び込んできます。何宗道さんを襲うのかと思いきや、急に改心したようで、谷峰さんを襲います。何宗道さんは傍観します。

 

手下だと思っていた唐炎燦さんに裏切られ、激怒した谷峰さんは日本刀を手にして、戦います。彼の腹部を攻撃して、倒します。

 

唐炎燦さんは何宗道さんのところへよろよろとやってきて、これまでの悪事について謝罪すると、力尽きます。

 

何宗道さんは全てのトラブルの元が谷峰さんだと知ると、怒りにブーストがかかり、凄まじい勢いで攻撃を仕掛けます。途中、爪楊枝を口にしており、谷峰さんの顔が近づいた瞬間に目を攻撃します。

 

目に爪楊枝が刺さり、何もできなくなった谷峰さんは死を覚悟して、次の攻撃を待ちます。何宗道さんは「中国人は自分を守るときしか殺さない。」と言い残して、日本刀を床に刺して、離れます。

 

情けない状態になった谷峰さんは日本刀を手にすると、切腹します。そんな谷峰さんを見つめる何宗道さん。終わり。

 

「精武門」の続々編だから、楽しい展開ではないと覚悟していたけれど、ほんとに楽しくなかった・・・魂が抜ける

 

谷峰さんは後半からの登場だったので、あまり憎たらしさを感じなかったです。それより直接悪さを仕掛けている方野さんとのバトルの方をもっと見たかったです。珍しく山怪さんが地味キャラでした。

 

唐炎燦さんが後半まで出演していたので、その点ではかなりありがたい映画だと思います。

 

1979年の台湾映画。

 

田明さんが3人の男性に追われていました。秘帖について話すように迫られると、彼らの刀を自分の首に刺して自害します。

 

別な男性は川に逃げ込みます。複数の男性に襲われます。彼も秘帖について話すのを拒否。自害します。

 

場面が変わり、龍君兒さんが登場。女性だらけの宮殿にいます。部下が情報をもってきました。

 

小屋に隠れていた男性は側近の夏光莉さんと部下に攻撃され、ドリスの毒針攻撃を受け、捕まります。部下が剣を突き付けると、その剣を自分の腹に刺し、自害します。

 

物乞い派が掌門人の誕生日と彼の息子の誕生を祝っていました。鏢局の頭 陳星さんと史仲田さんがお祝いを届けます。直後、屋根に道士の高飛さんと手下たちが現れます。

 

秘帖をよこせと脅してきます。知らないし、持ってないと言うと、攻撃してきます。掌門人は殺され、息子も殺されそうになります。ドリスが出てきます。彼女も秘帖を求めていました。高飛さんは毒を撒き、ドリスは目をやられます。息子を抱いて、逃げます。

 

秘帖を探せずにいる高飛さんの背後から白鷹さんが出てきて、「役立たず。」と一言。

 

ドリスは必死に逃げますが、途中で力尽きてしまいます。大丈夫か。

 

後から来た聞江龍さんは物乞い派が殺されているのを発見し、ショックを受けます。息があった仲間から高飛さんの仕業だと知らされます。しかし、息子の行方を言う前に力尽きてしまいます。

 

彼は掌門人と仲間の仇を討つことを誓い、息子探しもがんばることにします。

 

ドリスは行方不明になっており、みんな、必死に彼女を探していました。しかし、側近の1人 黃惠玲さんはドリスの地位を狙っているようです。

 

ドリスが作った毒門。彼女なしでは続けられません。代理を黃惠玲さんが務めることにします。

 

ドリスは河原の古い小屋近くで息子を風呂に入れていました。数年経ったのかな。赤子かと思ったけど、3歳くらいの大きさだな~。息子の背中に彫られた刺青を指でなぞり、秘帖の在りかを知ることとなります。(ドリスは目が見えないまま。)

 

聞江龍さんは掌門人のもう1人の息子 葉小儀さんを連れ、陳星さんに助けを求めます。史仲田さんがめっちゃ悪そうな雰囲気を出している。陳星さんは彼らを優しく迎え入れます。

 

ドリスと息子の周りの時間は流れるのが早い。息子は林子虎さんになり、ドリスは彼に武術を教えていました。目が見えないがめちゃ強い。林子虎さんは勝てそうにありません。女座頭市的なキャラみたいです。今回のドリスは。

 

黃惠玲さんは白鷹さんと秘密の関係にありました。

 

聞江龍さんは葉小儀さんと共に掌門人の仇を討つため、秘帖をゲットするため、旅を続けていました。急に白い忍者みたいな刺客が襲ってきます。

 

彼らを撃退した聞江龍さんは残された武器から毒門が襲ってきたと知ります。葉小儀さんは単身で乗り込みますが、夏光莉さんに蹴られます。

 

白鷹さんもいました。気の強い葉小儀さんは女性だけの毒門に白鷹さんがいることを指摘して騒ぎ出します。白鷹さんは鞭で彼を攻撃し、黙らせようとします。

 

がんばりますが、鞭にやられてしまいます。後からやってきた聞江龍さんは白鷹さんを睨みつけ、靴を投げると、2人で逃げます。

 

さて、林子虎さんは4人の刺客に襲われますが、いい感じで彼らを倒します。

 

陳星さんの屋敷に役人が訪ねてきます。重要なものを運んでほしいと依頼をします。陳星さんは喜んでその仕事を引き受けます。史仲田さんはこのことを伝書鳩で白鷹さんに知らせます。

 

白鷹さんは手下たちに配達中の鏢局を襲わせます。鏢局のリーダー 張鵬さんは1回目の襲撃から逃れることができましたが、2回目の襲撃で倒れます。草むらで倒れているところを枝拾いに来た林子虎さんが発見。

 

張鵬さんは自分と遭ったことは内緒にしてほしい、あるものを陳星さんのところに戻してほしいと一方的に頼むと力尽きます。

 

林子虎さん、やるしかない!忍者みたいな追っ手に嘘の方向を教えます。彼らは川辺にドリスがいるのを発見。川を渡って、迫ります。

 

毒門の掌門人のドリスであり、今は目が見えないと知り、調子に乗り出す刺客たち。ドリスは怒ります。釣り竿で彼らを倒していきます。残った刺客たちは逃げ出します。

 

白鷹さんは刺客たちが失敗したことを知り、蹴飛ばします。刺客たちはドリスが谷に潜んでいたことを報告します。白鷹さん、目がきらりキラキラ

 

林子虎さんが出かけた直後、ドリスのところに白鷹さんがやってきます。かつて2人は特別な関係にあったようです。

 

ドリスはこの状態で7年過ごしていました。昔のような付き合いがしたい白鷹さんですが、ドリスは今の静かな生活を壊したいと思っていませんでした。

 

白鷹さんは付き合いを復活させようとします。そして、秘帖も手に入れようとします。ドリスは全てを断ります。白鷹さんは「昔と気持ちは変わらない。」と告げ、帰っていきます。

 

林子虎さんは陳星さん宅を訪ねますが、門番に追い出されます。なので、侵入します。陳星さんに張鵬さんの死について知らせ、依頼品を渡すと、陳星さんはショックを受けます。林子虎さんは名を告げず、すぐに帰ります。

 

衣装と髪型が頻繁に変わるドリス。派手な暮らしをして、白鷹さんとラブラブだったころを思い出していました。

 

林子虎さんの帰りが遅かったので、無事に帰ってきたことを喜びます。様子を見に来た白鷹さんは林子虎さんの存在を知ります。

 

白鷹さんは現在の恋人である黃惠玲さんに計画を持ち掛けて、秘帖を奪おうとします。ドリスと林子虎さんが心配です。

 

夏光莉さんは他の門派から、ドリスが谷にいることを知ります。黃惠玲さんに報告し、ドリスを救おうと提案します。陳星さんのところにもドリス情報が入ってきます。

 

ドリスが川辺にいると、黃惠玲さんたちがやってきます。ドリスは再会を喜びます。が、毒門に戻ることは拒否します。自分が毒門でやってきたことは悪いことであったと反省していました。だから、谷に留まり、帰ろうとしなかったのでした。みんなの引き止める声に応じることはなく、ドリスは悲し気に首を振るのでした。

 

たくさんの僧たちがドリスに会いに来ます。彼らも秘帖を返すように言ってきます。僧はドリスが物乞い派を殺し、秘帖を奪ったと考えていました。

 

ドリスの言い分は聞き入れられず。彼女は多数の僧と戦うことになります。林子虎さんが戻ってきて、ドリスに駆け寄ります。僧は彼が物乞い派の息子ではないかと気づきます。必死に否定するドリス。僧たちに棒で叩かれそうになります。

 

そこに聞江龍さんがやってきて、止めに入ります。物乞い派を殺した犯人は別にいること、本当に彼女は秘帖は持ってないだろうと話すと、僧たちは素直に撤退します。

 

聞江龍さんが葉小儀さんと林子虎さんは兄弟だから、時々、会わせたいと言うと、ドリスはそれを嫌がります。聞江龍さんはこのまま谷にいると危険だから、考えた方がいいと告げて、立ち去ります。

 

ドリスは林子虎さんの身を案じて、聞江龍さんのところに行くように言いますが、林子虎さんは一緒にいたいとねばります。実の親子ではないと告げても彼の気持ちは変わりませんでした。あまりに必死に頼むので、ドリスは一緒にいることにします。

 

ドリスの小屋に爆弾を付けた犬を放って、壊した白鷹さん。鬼。

 

ドリスを心配した夏光莉さんがやってきます。谷を去ることを拒否したドリス。(林子虎さんは陳星さんのところに向かっているようです。)夏光莉さんは自分が谷に残ることにします。

 

小屋の前で夏光莉さんが横笛を吹いていると、白、赤、黄の3人の刺客がやってきます。華麗なキックで応戦するも、やられてしまいます。小屋から出てきたドリス。

 

夏光莉さんの死を知り、激怒します。座頭市チックなアクションで3人を倒します。

 

白鷹さんがまた来て、守ってやるから来いと言います。しかし、ドリスはそれを断ります。

 

聞江龍さんは白鷹さんと会います。聞江龍さんは彼がドリスの力になるふりをして、秘帖をゲットしよう画策していることを非難します。そのためなら、殺すことも考えていると指摘。

 

白鷹さんは手下たちを差し向けます。手下たちを倒すことはできましたが、白鷹さんの鞭攻撃に苦戦。

 

林子虎さんは陳星さんを訪ねます。そこに葉小儀さんもおり、2人は涙の再会を果たします。林子虎さんはドリスの身に危険が迫っていることを知らせ、陳星さんに助けを求めます。ドリスが悪人だと思っている陳星さんはためらいますが、林子虎さんが必死に頼むので、葉小儀さんと史仲田さんを連れて、谷に向かうことにします。白鷹さんは屋根から様子を見ていました。

 

ドリスは白杖代わりの剣を持って、移動していました。途中でたくさんの竹を切り、抱えて移動します。

 

ある場所に着くと、崖にたくさんの男がいました。彼らは棒に鈴を付けており、常にそれが鳴るので、ドリスは耳を使うことができなくなります。第6感で戦うしかない。鈴の音を聞き分けて、敵の数を把握。竹槍を投げて、一気に倒します。そして、残ったボスと対戦。彼を追い詰めますが、仲間の男性が登場して、形勢逆転。

 

しかし、そこに黃惠玲さんたちがやってきて、守ってくれます。背中に風、火、雷、電の文字が。ボスたちを囲んで竜巻を起こし、彼らを吹き飛ばしてくれます。

 

ドリスはその技を使ってほしくなかったので怒ります。そして、黃惠玲さんに自分を騙そうとしているだろうと指摘し、帰るように命じます。

 

陳星さんたち一行の前に白鷹さんが現れます。通してほしいと言うと、白鷹さんが話を持ち掛けてきます。史仲田さんは陳星さんを攻撃し、林子虎さんを白鷹さん側に連れて行ってしまいます。

 

しかし、史仲田さんはもう用済みでした。速攻で白鷹さんの手下に殺されてしまいます。

 

白鷹さんが秘帖をよこせと迫ります。陳星さんは戦います。決着がつかなかったので、白鷹さんは林子虎さんを引き換えに秘帖をよこすようにと告げ、立ち去ります。

 

葉小儀さんはドリスを迎えに行きます。川べりに行くと、複数の筏があり、そこに林子虎さんも白鷹さんもおりました。負けずにドリスも筏で向かいます。

 

葉小儀さんは筏に乗せていた藁に火を点けます。ドリスと共に相手の筏に飛び移り、暴れます。

 

地上戦へ。ドリスと白鷹さんの戦いが始まります。目が見えないドリスにとって鞭は最も難しい武器。少年2人のサポートを受けながら戦います。

 

未練たらたらな白鷹さんが反抗的なドリスに鞭で攻撃するシーンにドキドキしてしまいました驚き

 

林子虎さんは気絶している葉小儀さんを起こし、分身の術を使って、白鷹さんを惑わせます。そして、3人で一気に攻撃をして、倒します。3人で勝利を喜び、どこかへ向かうシーンで終わりです。

 

いろいろな恰好をしているドリスをいっぱい楽しむことができて、よかったです。かわいいニコニコ

 

で、結局、秘帖はどうなったの?林子虎さんの背中の刺青はどういうことだったの?タイトルにしておきながら、秘帖の扱いが雑でした。

 

が、白鷹さんのドリスへの複雑な想いが上手く描かれていた点は評価したいと思います。白鷹さん好きにはたまらない映画だと思いますラブラブ