kiyokiyo world Ⅱ -10ページ目

kiyokiyo world Ⅱ

昔の功夫映画ばかりです。

1978年の台湾映画。

 

十二支のキャラに扮したファイターたちがOPに登場ねずみ牛トラうさぎ龍ヘビ馬羊猿鳥ビーグルしっぽビーグルからだビーグルあたまいのしし

 

「太平街」で岳陽さんから占いの結果を聞いていた男性は宝探しをするつもりでした。しかし、岳陽さんからいいメッセージをもらえず、周りの人からも「断腸谷」から聞こえてくる曲は危険だと止められます。なので、自分の耳を叩いて、耳を聞こえなくして、立ち去ります。

 

「断腸谷」にいる哭喪人の上官靈鳳さんと弟分2人。仕事を終え、休んでいると、先ほどの男性が墓の前にやってきます。

 

駄賃をもらうために彼の横で泣きます。が、反応なし。彼は耳が聞こえないと知った上官靈鳳さんは無理にコミュニケーションを取ろうとして失敗し、お尻ぺんぺんされます。

 

弟分が助けてくれます。男性は財布を落として、立ち去ります。自分たちのものにしちゃいましょうと言う2人対して、返してあげようと言う律儀な上官靈鳳さん。

 

彼女は1人で歩き回って、男性を探します。美しい箏の音が聞こえてきます。これが「断腸音」でした。鳥が死んで落ちてきました。上官靈鳳さんは死を覚悟しますが、隠れて死ぬのは嫌なので、日の当たる場所に出ます。

 

曲は彼女を悲しい気持ちにさせます。不幸な生い立ちで今もその日暮らしの彼女。ずっと貧しいままで死ぬなんて、なんか悔しい・・・!感情をぶちまけていると、曲を奏でていた箏の弦が切れ、弾いていた女性は胸に痛みを感じます。

 

「五路財神道府」と書かれた洞窟ににたどり着いた上官靈鳳さんは警戒しながら、中に入っていきます。奥で宝の箱を発見します。骸骨を発見した彼女は気の毒に思い、彼を葬ってあげることにしますドクロ

 

鍬を見つけ、近くに穴を掘ります。変な音がしたので、手で掘ると、箱を発見します。箱には掘り当てた人に与えると書かれてありました。中に手紙と剣が入っていました。

 

実は宝石に手を伸ばせば、死ぬ仕組みになっていたそうです。自分を葬ってくれようとしたお礼に「断腸劍」をあげると書かれてありました。で、断腸人に会ってほしいということと、もうすぐ洞窟が崩れることも書かれてありました。

 

上官靈鳳さんは大急ぎで骸骨を葬ります。洞窟の端に先ほどの耳の不自由な男性の遺体を発見。彼は宝に手を伸ばしたので、毒か何かで即死したようです。彼の側に財布を置いて、脱出します。

 

細い枝が1本渡されただけの場所を通っていると、反対側から袁時和さんがやってきます。すれ違えないのに、彼が無理に通ろうとするので、上官靈鳳さんはバランスを崩し、川に落ちてしまいます。

 

滝の下にいました。動こうとすると、その場にいなさいと言う声が聞こえてきます。袁時和さんが上から話しかけていました。彼女の横たわっている石は2時間で彼女の傷をすぐに癒す効果があるということでした。滝も効果があるらしい。川に転落した衝撃は大きく、彼女は意識を失ってしまいます。

 

袁時和さんは彼女を背負って、琴を弾いていた女性のところへ戻ります。女性は侍女に頼んで、上官靈鳳さんを目覚めさせます。

 

上官靈鳳さんは美しい女性が断腸人だと知って、驚きます。断腸人は彼女を十二支の洞窟へ案内します。3年前にここにやってきて、発見したそうです。11匹はそれぞれの功夫について描かれた絵を壊して、立ち去っていました。しかし、龍だけは今も残っていました。十二支の中で最も強力とされる龍の門は岩で固められており、入れません。断腸人は彼女に中に入って技をマスターしてほしいと頼みます。

 

自信がもてない彼女でしたが、石と滝の力でパワーアップしているし、断腸劍があるから大丈夫と言われます。

 

上官靈鳳さんは功夫は殺しに結びつくから、学びたいと思わないと入るのを拒否します。

 

断腸人は家族の仇を討ち、故郷に戻りたいと思っていました。しかし、彼女はあまりにも体が弱く、それは無理でした。身の上話をされ、泣きつかれた上官靈鳳さんは彼女の代わりに入ることにします。

 

岩に断腸劍を刺すと、岩が切れていきます。龍門が開きました。秋にまた会いましょうと約束をして、上官靈鳳さんは激寒な龍門へ入っていきます。

 

そして、暗い中、断腸劍を反射させながら壁画を見て、龍拳をマスターしようとがんばります。彼女は龍拳をマスターし、龍チックな派手派手衣装になります。似合う。

 

もみじ断腸人は上官靈鳳さんが仇を討ってくれることを願います。侍女は彼女を迎えに洞窟へ行きます。

 

5人のファイターたちが歩いています。銀を投げて、寝ている岳陽さんを起こします。彼らは胸に金、木、水、火、土のマークがついていました。5人は「断腸谷の場所を知りたい。」と尋ねます。

 

この声は袁時和さんに聞こえていました。目が見えない彼は5人相手に戦います。

 

しかし、5人とも強いため、けがを負い、逃げることに。断腸人はけがを負った袁時和さんを発見します。彼は逃げるようにと言葉を遺して、亡くなります。彼の死に落ち込んでいると、5人がやってきます。

 

断腸人は南海の姫でした。5人は父の死を知らせます。そして、5人は後を継いだボスの命令を受けて、彼女に戻るよう話をします。

 

彼女はボスが父を殺し、南海を制圧したと考えていました。ボスは彼女と結婚して、地位も名誉も手に入れようとしていました。

 

上官靈鳳さんが龍門から元気に飛び出してきます。そして、侍女と共に断腸人のところへ向かいます。

 

絶対にボスの側に行きたくない断腸人は一瞬の隙を突いて、窓から崖へ飛び降ります。

 

上官靈鳳さんと侍女は袁時和さんの遺体を発見し、断腸人がいないことにショックを受けます。彼女を探すのと、仇を討つために出かけることにします。

 

万が一、会えなかったときのために断腸人は手紙を残していました。「十二破五。遇白用紅。」と書かれてありました。暗号めいた言葉はきっと重要に違いない。言葉を心に刻んで旅立ちます。

 

侍女は一緒に行かないと言い出し、窓から身を投げます。泣きながら上官靈鳳さんは復讐を誓います。

 

久しぶりに「断腸谷」に来た上官靈鳳さん。少し感傷的になりますが、秒で弟分と再会できます。

 

3人が街に行くと、信じられなくらい荒れていました。岳陽さんだけはまだいました。宝探しを目指す人々によって街は賑わっていましたが、洞窟が崩壊したことで街が魅力が失われ、寂れてしまったそうです。

 

岳陽さんは上官靈鳳さんに「宝の半分を頂戴。」と明るく頼んできます。彼は頭がよさそうなので、断腸人の言葉の意味を解いてもらうことにします。彼は意味を解く最中、5人がさっき通っていったことを話します。上官靈鳳さんは話を遮り、彼らを追います。

 

5人に追いついた上官靈鳳さんですが、1人では太刀打ちできず。危険な状況に追い込まれてしまいます。弟分は助けに入ろうとしますが、岳陽さんに危険過ぎると止められます。

 

岳陽さんは天、地、人の3要素で5人と戦おうと提案し、3人で協力して戦うことにします。へっぽこな感じでしたが、3人の気迫は凄まじく、5人は逃げます。

 

上官靈鳳さんは岳陽さんが功夫のエキスパートだと思い、喜びますが、知識のみだと知らされると、がっかりして気を失ってしまいます。

 

安全な場所に彼女を移動させ、回復を待ちます。目覚めた上官靈鳳さんは5人を倒す方法を岳陽さんから教えてもらいます。彼は断腸人の手紙を思い出し、十二支が5人を倒す鍵になると考えます。

 

上官靈鳳さんは最も強い龍拳をマスターしたので、11匹はきっと従ってくれるでしょう。しかし、彼らはどこにいるのでしょう。岳陽さんはまたまた考えます。

 

早朝、鶏の鳴き真似をして、鶏を探し出します。鶏は上官靈鳳さんたちの目的を知り、手伝うことを約束します。

 

残りの10匹を探すことに。「三妙酒店」で待ち合わせ。経営者はとても美しく、彼女を見た人たちは夢見心地になるとか。そんな話を客がしていると、上官靈鳳さんはケチをつけ出し、トラブルになります。

 

経営者が登場。上官靈鳳さんと話し始めます。最上級の部屋に止めるよう、給仕に命じて立ち去ります。なんかありそう。

 

彼女に疑いをもった上官靈鳳さんはトイレに行くふりをして、奥の部屋を探ります。案の定、経営者は5人と話し合っていました。断腸人を連れ帰ることに失敗したことを知り、経営者はボスと結婚することを目論んでいました。

 

断腸人のことを心配するボスは明日、この店に来るそうです。

 

こっそり聞いていた上官靈鳳さんは岳陽さんたちに知らせます。早く残り10匹に来てほしいと思ったら、動物がぞろぞろやってきます。鄭富雄さんは猪役でした。満室なので、彼らは奥の家畜小屋に泊まることにします。

 

普段、一緒になることがない彼らは興奮し、大騒ぎ。家畜小屋が壊れてしまいます。上官靈鳳さんは龍の叫びを上げて彼らを大人しくさせます。岳陽さんは自分たちの知り合いだとバレないように嘘をついて、誤魔化します。経営者はカンカンですムキー

 

部屋に行くと鶏がいました。残りの4匹は明日到着するそう。5人を倒す計画をしっかり立てたいところです。

 

翌朝、経営者と5人はどこかへ向かっていました。6匹は給仕に拘束され、警察に突き出されそうになっていました。上官靈鳳さんは給仕にお金を握らせて、遊びに行かせ、6匹を解放してやります。6匹に集まってもらった理由を知らせます。4匹はどこ?

 

給仕は猴の舞台を見に行くと言っていました。そこに猴がいるはずです。4匹動物が芸を見せていました。上官靈鳳さんは4匹に声をかけて、移動します。

 

途中がカットされているみたいで、海岸で6匹が5人と戦っているシーンからになります。12匹でないと力が出ないみたいで、苦戦していました。上官靈鳳さんたちが駆けつけ、12匹が揃います。所定の位置について、攻撃を開始します。

 

5人は「五行劍陣」で迎え討ちます。12匹は協力して戦い、5人をやっつけます。

 

鮫の人形が周りをぐるっとついている変な輿に乗ってきたボスが登場します。手下、蟹のはさみを腕に着けてるかに座

 

ボス・・・羅烈さんでした。経営者は羅烈さんに断腸人は自殺をしたから、南海に戻ってくださいと言うと、高笑い。後ろの小さな輿の中を見せます。断腸人と侍女がいました。身投げしたのですが、羅烈さんは下にいてキャッチしていたとのことです。

 

羅烈さんは経営者と5人が組んでいたことに感づいていたようです。断腸人がスムーズに自殺を図ってくれることを望んでいた経営者としては悔しいことでした。

 

「お前は厨房の責任者にでもなれ。」と冷たい羅烈さん。一時期はきっといい仲だったのでしょう。頭に来た彼女は断腸人を殺そうとしますが、鮫の人形から鮫の顎が飛び出します。肩に大きな傷を負い、恨みながら死んでいく経営者。

 

上官靈鳳さんたちがやってきます。ラストバトルです。上官靈鳳さんと戦う蟹2匹。横にしか動かないところが真面目でウケました。負けそうになって海に逃げます。

 

手下たちがやられた羅烈さんは椅子の横にあるレバーを操作して、鮫の顎をみんなに発射します。上官靈鳳さんは「断腸劍」で切り離して、みんなを助けます。

 

羅烈さんは足元にあるボタンを押します。今度は鮫の人形自体が飛び出してきます。各自、鮫と戦います。

 

羅烈さんはラスボスだけあって強い。苦しむ彼らの様子を見て、岳陽さんは新しい戦略を考えます。

 

上官靈鳳さんは鼠の血を「断腸劍」にこすりつけ、白い衣装の羅烈さんに襲いかかります。紅が白を倒すというのはこういう意味だったようです。みんなは苦しむ羅烈さんに噛み付きます。

 

海に逃げ帰ろうとする羅烈さんをみんなで引きずり戻します。力尽きた羅烈さんは亡くなります。みんなで羅烈さんの死を確認し、いい気分になっていると、断腸人が上官靈鳳さんを呼びます。復讐が終わり、みんなが喜ぶ姿で終わりです。

 

明るくて、まっすぐで、優しいキャラは上官靈鳳さんにぴったり。魅力が炸裂していましたスターそして、明るい参謀を演じた岳陽さんもよかったです。

 

衣装とか輿とかいろいろ凝っていて、面白かったです。白塗り羅烈さんがちょっと生々しくて怖いけど、今の子どもたちが観ても楽しめる内容だと思います。

 

虎役の人、イケメンだからなのか、予算の関係なのか、全然虎らしくない衣装。1人だけかっこよかったのが、気になりました。

 

1976年の香港映画。

 

飛行機が到着し、飛行場から車が出発します。いいな~、この時代の香港に行ってみたい目がハート

 

大金持ちの石堅さん。今日は70歳の誕生日。誕生パーティーが行われています。母と長男の關山さんは接客に大忙し。次男の陳浩さんが金髪のGFを伴ってヨーロッパから帰国。彼は従姉妹?に拳銃をこっそり渡します。

 

地下室で自分の拳銃を撃って楽しんでいるのは四男の任世官さんとこれまた従兄弟?の王將さん。陳浩さんの到着を知って、上に戻ります。

 

男性2人(片方は黃培基さんです。)がプレゼントを持って、やってきます。面識のない人物の遣いを石堅さんの側近が対応します。優勝カップがプレゼントでした。

 

石堅さんはお祝いに来たご近所さん2人から土地をちょっと奪います。怖いので、2人は抵抗できず。彼らは部屋から出て行った直後、側近が優勝カップを運んできます。相手は三男の張力さんに仕事を邪魔してほしくないと石堅さんに頼んできたようです。

 

場面が変わって、ある会場。「震西武舘」に所属している張力さんがイライラしています。楊斯さんが山怪さんをボコボコにやっつけているからです。山怪さんは負け、ファイトマネーをもらって、退場です。

 

仕事に目途がついた石堅さん。孫娘に呼ばれ、下に降りていくと、多くの客にお祝いの言葉をかけられます。陳浩さんのGFを見て、嬉しくなさそうな様子。家族写真を撮ろうとします。長女は陳麗麗さん。が、張力さんがいないので、後にすることにします。

 

孫嵐さんが楊斯さんの強さをアピールし、後日予定している試合を宣伝しています。横で聞いていた張力さんはいきなり楊斯さんに挑戦すると言い出し、彼に近付いていきます。マスコミはびっくりです。

 

が、面白そうなので、みんな、様子を見ることに。楊斯さんの試合に資金を出したボスは石堅さんの誕生日に優勝カップを送った人物でした。

 

張力さん、がんばりますが、少しずつ劣勢に。そんなとき、石堅さんから教えられたデカい相手と戦うときのコツを思い出し、心臓の下部分を中心に攻撃することにします。そして、彼を倒してしまいます。後ろにいた手下の李超さんも呆然。

 

張力さんは優勝カップを手にすると、「賞金はいらない。楊斯さんに渡してくれ。」と言い、その場を立ち去ります。試合を計画していたボスは中止を宣言。集まった入場料も払い戻しをすることに。

 

そこに石堅さんの側近が登場。あなたの頼みを理解しました的なお返しをもってきたのですが遅かった・・・。全てを台無しにされたボスは怒って、出ていきます。

 

家族写真を撮るために再び集合。張力さんを待っています。王將さんは孫なのかな。石堅さんの親戚として、後ろに立っていました。石堅さんは陳浩さんのGFを家族写真から外します。

 

張力さんは背広に着替え、優勝カップを持って帰ってきます。張力さんは石堅さんにそれを誇らしげに見せます。石堅さんはボスとの取り引きを彼に壊されたことに怒り、優勝カップを叩きつけます。

 

石堅さんはかなりの大物なので、次から次へといろいろなことが起きます。

 

ボスは石堅さんを排除したいと考えていました。

 

石堅さんは誕生日なのに子どもや孫が自分のお金に頼っていたり、自分の理想通りに行動してくれなかったりで怒りをぶちまけます。陳浩さんとGFの結婚も反対します。陳浩さんはドラッグもやっているようで、母は彼を心配します。

 

陳浩さんは張力さんの車を借りて、GFのいるホテルへと帰ります。「震西武舘」と書かれた車に乗っていたため、ボスの手下たちに狙われます。徐蝦さんと元華さんが乗っている車両発見!

 

彼らに囲まれ、めちゃくちゃにされる陳浩さん。様子を見に来た黃培基さんが違う~!!と言ったので、みんなは逃げます。陳浩さん、大丈夫か?

 

翌朝、みんなで修行。誰よりも動きのいい石堅さん。任世官さん、二重跳びしてる。彼は功夫なんてダサいと語り、西洋風のトレーニングを続けます。石堅さんが説教しようとしたところで、陳浩さんが入院したという知らせが届きます。

 

張力さんと陳麗麗さんたちは大急ぎで病院へ向かいます。陳浩さんから襲われたときの様子を聞いて、自分絡みだと判断。張力さんは陳麗麗さんたちと共に病院を飛び出します。

 

入れ替わるように石堅さんが到着。陳浩さんを心配します。医師から陳浩さんがヤク中であることを告げられた母。海外の大学に通っていたときに覚えてしまったとのこと。薬物依存から脱出できるように医師に頼みます。

 

張力さんたちは仲間を連れて、男性宅へ押しかけます。部下が「ボスは不在だから、門の外で待ってろ。」と言うと、陳麗麗さんがキレ、暴れ出します。王將さんも暴れてる~。袁祥仁さんと徐蝦さんを発見することができました。

 

部下たちがやられたので黃培基さんと高雄さんが彼らと戦うことに。が、すぐにやられます。張力さんたちより怖いのは陳麗麗さん。すごい迫力で側近に迫っていきます。鞭を打って、立ち去ります。怖っ。

 

暗い雰囲気の夕食。石堅さんは陳浩さんが襲われたことに関して、「仕返しをしようと思うな。これで終わらせろ。」と言います。目を伏せる張力さんと陳麗麗さん。思い切りやっちまったけど、大丈夫なのでしょうか。

 

ボスはけがを負っている手下たちを見て、激怒。張力さんたちが強過ぎるので、日本人の武術家 鹿村泰祥さんと呼ぶことにします。

 

孫嵐さんは断薬中の陳浩さんに面会に行き、薬を提供します。禁断症状に苦しむ彼はそれを受け取ってしまいます。

 

石堅さんが庭で水やりをしていると、銃声が。地下室を下りていくと、任世官さんとGFがいました。自己防衛のために持っているという彼に石堅さんは功夫で十分じゃないかと言います。西洋かぶれの任世官さんは「「時代は変わったんだ。功夫は時代遅れだ。」と持論を展開します。石堅さんは怒り、拳銃を持って行ってしまいます。が、箱の下に1丁残っておりました。

 

賭博場。關山さんの息子はギャンブルにハマっていました。關山さんの妻からお金を盗んでギャンブルにつぎ込むレベルに達していました。

 

娘は夜な夜なクラブで遊びまくっていました。妻は子どもに甘く、全てを許していました。關山さんが困っている様子を見て、張力さんは娘を探しに行きます。

 

クラブでおっさんとイチャイチャしているところを見つけた張力さん、王將さん、陳麗麗さんは娘を連れ戻そうとしますが、おっさんは放そうとしません。おっさんの手下が元奎さんでした。

 

王將さんが元奎さんを殴ったことで争いに発展していきます。が、圧倒的に張力さんたちの方が強かった。お金を投げて、彼らは立ち去ります。

 

クラブの経営者の孫嵐さんは娘がしょっちゅう来ていることを知り、ボスに情報を流します。

 

關山さんは息子が妻からお金を盗んだところを取り押さえ、ビンタします。大騒ぎになっているところに石堅さんが駆けつけます。

 

石堅さんは彼らの抱えている問題を知り、3人に厳しい言葉を投げつけます。關山さんは弱い。妻はだらしない。息子は甘い。息子を地下に閉じ込めるように命じます。

 

石堅さんは退院してもホテル暮らしの陳浩さんを心配し、GFと結婚してもいいという伝言を關山さんに頼みます。陳浩さんは薬欲しさに回復していないのに退院していました。吸うのではなく、注射するレベルにまで達していました。しばらくして、正気に戻った彼はGFが殺されているのを発見します。

 

面会に来た石堅さん。陳浩さんは薬を打って、GFを殺したということで捕まっていました。GF殺しは孫嵐さんが仕組んだのではないかと思います。

 

陳浩さんはGF殺しはしていないと訴えますが、隠れてずっと薬を使っていたので、石堅さんは信じることができませんでした。家名を傷つけたことに怒り狂う石堅さん。

 

陳浩さんは「海外へ留学した際、お金だけ送ってきて、1度も手紙をくれなかった。本当に自分を愛していたのか。」と石堅さんに怒りをぶつけます。父が偉大過ぎて、プレッシャーに潰されてしまったのかもしれません。

 

石堅さんは陳浩さんが無実ならば、背後にどういう企みがあるのかを考えることにします。家族が集合して、話し合います。

 

やっぱりボスが絡んでいると考えた石堅さんは様子を見るようにと家族に行ったのですが・・・。孫嵐さんが店から出てくるのを監視していた王將さんは彼を尾行します。そして、ホテル前で女性といちゃついている彼を斧で襲い、殺してしまいます。

 

一緒にいた女性の話からボスは孫嵐さん殺しは石堅さんファミリーの仕業だと判断。鹿村泰祥さんの到着を待つことにします。

 

今度は關山さんの娘が行方不明に。石堅さんに知らせない方がいいと判断し、關山さんたち自身で捜索することにします。しかし、手掛かりを見つけることすらできません。

 

ある夜、家の前に箱が投げられます。使用人たちが運び入れ、關山さんが開けると、中から娘が出てきます。耳なし芳一みたいに全身に「生李應」と書かれていました。激怒した關山さんはボス宅に向かいます。

 

手下たちを棒で倒しますが、鹿村泰祥さんにやっつけられてしまいます。話を聞いた石堅さんは瀕死状態の關山さんを見て、衝撃を受けます。彼に添えてあった手紙は挑戦状でした。

 

みんなは戦う気でしたが、石堅さんは法に委ねるとして、この挑戦に乗らないと宣言します。

 

張力さんと王將さんは我慢できず、こっそり家を出て、鹿村泰祥さんの待つ道場へ向かいます。それを知った石堅さんは追います。

 

道場にバイクごと入ってくる2人。笑

 

張力さんと鹿村泰祥さんは戦います。左足を攻撃された張力さん。ツラそう。執拗に狙ってくる鹿村泰祥さん。激しい戦いが続きます。

 

思いっきりキックされ、転がっているところに石堅さんが登場します。苛立って暴れようとする家族を止める石堅さん。張力さんと病院に運ぶよう指示した後、側近と使用人に帰るように命じます。

 

石堅さんは1人で鹿村泰祥さんに近付いていきます。見守る任世官さんたち。そして、戦い始めます。石堅さんって本当にすごい。毎日、きちっと体を鍛えていたんだというのがよくわかる動き。陳樓さんがちらっと映っていました。

 

石堅さんの足元がふらついてきているのを見て、足を攻撃します。殴られるシーンも投げられるシーンも自分で演じる石堅さん。63歳とは思えない滑らかな動き。

 

任世官さんたちは石堅さんを心配しますが、彼は挫けずに戦い続けます。思い切り攻撃してきたところをマットで防御。マットに両腕が貫通してしまった鹿村泰祥さんは任世官さんに攻撃されます。残り6分は任世官さんの出番です。

 

任世官さんは鹿村泰祥さんの鋭い指先で脇腹を攻撃されますが、防弾チョッキっぽいのを着ていたため、平気でした。爪が剥がれて苦しむ鹿村泰祥さんを任世官さんは容赦なく攻撃します。この辺りで鹿村泰祥さんの右目が本当に腫れています。

 

ボスは陳樓さんに拳銃で任世官さんを倒すように命じます。それに気づいた王將さんは間に入り、額に弾を受けて亡くなります。任世官さんも拳銃を取り出して、陳樓さんを撃ちます。

 

石堅さんが止めるのも聞かず、怒りスイッチが入った任世官さんはボスも射殺します。

 

石堅さんは任世官さんから拳銃を取り上げ、殴ろうとしますが、暴力の連鎖に気づき、手を下ろします。そして、任世官さんを抱いて、涙します。側には拳銃が落ちていました。終わり。

 

「THE GODFATHER」の香港版って感じでしょうか。石堅さんはTHE GODFATHER感がありました。でも、主になる人が場面によって入れ替わるので、散漫な印象を受けました。石堅さんと張力さんだけにしたら、よかったかもしれません。任世官さんも王將さんも魅力的だったけどね。

 

徐發さんは発見できませんでしたが、それ以外の気になる俳優さんたちは発見できたので、よしとします。暗闇で戦うのは本当に止めてほしい・・・。

 

1979年の香港映画。李作楠監督作品。武術指導は柯受良さん。

 

李藝民さんが河原で男性たちに殺されそうになっています。少し前に飲食店で睡眠薬入りの酒を飲まされたのでした、店主は余松照さん。彼を捕まえたくて、追っていたのですが、逆にやり返されてしまったのでした。

 

余松照さんに腹部を刺され、血だらけの李藝民さん。殺すなら、溺死でと頼みます。余松照さんの手下2人が自分を担いだ瞬間、腕と脚で2人の首を絞めて、川へ突き落し、逃げます。

 

柯受良さんが階段下で線香を売っているおばちゃんと話をしていると、上で女性たちがチンピラに襲われているのを目撃します。止めに入りますが、ビンタをしてきたので、彼らをやっつけます。

 

女性たちがたくさん牢に入っている変な場所で捕頭と思われる人たちが余松照さんを逮捕しに来ていました。余松照さんは余裕な態度で手下たちを差し向けます。捕頭たちがやられていると、李藝民さんがやってきます。

 

死んだと思っていたので驚きます。余松照さんは怒って、様々な武器で襲いますが、李藝民さんは彼が持っていた鎖で彼を押さえ、逮捕します。

 

捕頭にお礼を言われていると、男性が柯受良さんからの伝言をもってきます。「茶香野舗」へ向かいます。

 

柯受良さんは給仕の女性に声をかけ、嫌がられていました。彼の片思いのようです。李藝民さん、到着。彼に別な女性に目を向けるように言います。それを聞いた女性は焦ります。わざとツンデレしていたことを知った柯受良さんは女性は怖いと思って、店から逃げ出します。

 

柯受良さんの家にもやってきました・・・。李藝民さん、なぜか柯受良さんに襲われます。そして、女性が彼らにふさわしいファイターを連れて戻ってきます。どういうこと?

 

体格のいい男性2人に襲われますが、身軽な李藝民さんは巧みに攻撃をかわし、キックとパンチでやっつけます。

 

新たな訪問者が。その女性は李藝民さんと結婚したいと言い出します。どうも柯受良さんはその女性に頼まれていたようです。

 

女性は大金持ちの娘でした。しかし、李藝民さんは自分で選びたいタイプの人のようで、この申し出を断ります。怒る女性。

 

銭湯でのんびりしていると、女性が柯受良さんたちを引き連れて乗り込んできます。結婚を迫る彼らに死ぬ方がマシと返答。

 

柯受良さんは彼の服を持っていってしまいます。女性は李藝民さんに近づいてきます。ヤバい瞬間、龍飛さんが入ってきます。

 

龍飛さんが大金持ちの男性でした。彼に説得されるも、李藝民さんは結婚を拒否。柯受良さんから自分の母が拉致され、殺されるかもしれないから話を受け入れてくれと言われて、合点が行きます。だから、柯受良さんはこんなに結婚をしつこく進めていたんだ。

 

結婚話は拒否しつつ、龍飛さんが依頼した8つの翡翠の馬を運ぶ仕事については引き受けます。

 

李藝民さんは柯受良さんと運びます。監視係として、娘がついていきます。途中で娘が乗っていた輿が史亭根さんたちに襲われます。翡翠をよこせと迫る彼らと2人は戦います。

 

案外、弱く、あっさり逃げます。輿で移動することはもうできそうにないので、娘も歩くことに。

 

夜、柯受良さんが焼いた鳥を李藝民さんが奪ったことでトラブルになります。けんかしていると2人の男性が近づいてきました。彭剛さんともう1人。師父の馬場さんが夕食をごちそうしたいということで、3人はその誘いを受け入れます。馬場さんもまた翡翠の馬を欲しがります。

 

勝ったら翡翠をもらい、負けたら彼らにお金を払うという条件を提示したので、李藝民さんは話に乗ります。

 

壺が並んだ広場で壺の上に乗って戦います。馬場さんは壺を壊していって、李藝民さんを動きづらくさせます。が、熱戦の末、勝ちます。お金を得て、また旅へ。

 

柯受良さんはあまりに話の分かる馬場さんに疑いをもちますが・・・。井戸を発見。みんなで休憩することにします。

 

水を飲んで休憩していると、眼鏡をかけた男性が登場。怪しい。水をたくさん飲んだ娘が腹痛を訴えます。2人も腹痛に苦しんだ後、意識を失ってしまいます。眼鏡男が翡翠の箱を取り出した瞬間、馬場さんが再登場。

 

眼鏡男は馬場さんの手下でした。馬場さんは翡翠をゲットして喜びます。手下が3人を殺そうとした瞬間、李藝民さんは飛び起きます。実は彼は水を飲むふりをしていたのでした。そして、柯受良さんも復活。彼も水を飲んでいませんでした。

 

バトルが始まります。彭剛さん、かっこいい指差し動きが速い。柯受良さんと戦う姿がよかったです。

 

馬場さんは手下に戦いを任せ、逃げますが、何者かに胸を刺されて亡くなります。走り去る男性の後ろ姿しか見えませんでした。

 

2人は腹痛で苦しんでいる娘を休ませます。娘は李藝民さんがちゃんと翡翠を守ってくれたことに感謝します。少しずつ2人の仲が良くなっていきます。

 

街に入る際、貼り紙があり、検問が行われていました。持ち物のチェックを受けなくてはならないようです。見ると、先ほどの捕頭が。李藝民さんはどんな事情があるのか、尋ねます。

 

密輸が横行しているとのこと。李藝民さんだからということで、検問なしで通過します。娘はびくびくしていましたが、検問なしで通過できた際、ニヤリとします。翡翠の箱に何か隠されているようです。

 

お腹が減った柯受良さんは目が不自由な人専門の「瞎子客棧」に無理やり入店します。3人が座ると、口が不自由な給仕の陳金海さんに出ていくように指示されます。が、動く気ゼロ。目の不自由な経営者が出てきて、客棧を暗くし、襲いかかってきます。必死に戦って、外に出ますが、柯受良さんも娘も姿を消していました。

 

李藝民さんは客棧に戻り、腹部に翡翠の箱を置いて、テーブルに寝っ転がります。かわいい女性が現れます。

 

やはり2人は連れ去られたようです。かわいい女性の案内に従って、「玉錦堂」に行くと、陸一龍さんがいました。横には陳金海さんと経営者が。実は2人とも話せるし、目も見えていました。

 

李藝民さんは翡翠を失わずして、柯受良さんたちを取り戻さねばなりません。李藝民さんは陸一龍さんに襲いかかりますが、この場にいた全員に襲われます。

 

拘束されている柯受良さんたちを見て、陸一龍さんと交渉することに。陸一龍さんは翡翠を渡せば、1人を返し、その後でもう1人を返すと言います。なので、李藝民さんは娘を先に返してもらうことにします。

 

翡翠の箱を投げ渡します。キャッチしようとする陸一龍さん。李藝民さんと柯受良さんたちはその隙に暴れ出し、陸一龍さんは箱を手に逃げます。

 

彼は大きな入れ物に入れていた全く同じ箱と翡翠の箱を入れ替えます。翡翠の箱には翡翠以外の何かが隠されていました。

 

李藝民さんは知らないまま、陸一龍さんを攻撃します。白熱する奪い合い。柯受良さんにも襲われ、逃げ場がなくなった陸一龍さんは箱を手放してしまいます。3人は箱が入れ替わったことを知らずに立ち去ります。

 

川で休憩していた李藝民さんは手にした箱が今までより軽かったことに疑問を抱いていました。箱をチェックしようとしますが、娘に拒否されます。このとき、柯受良さんが蟹に指を挟まれ、李藝民さんに取ってもらう出来事がありましたかに座

 

娘から箱を取り上げ、中を見ようとした瞬間、龍飛さんがやってきます。本物はここにあると。李藝民さんは密輸に利用されたことを知ります。仕事を放棄しようとしますが、柯受良さんの母は拉致されたまま。仕方なく翡翠の配達を続けることにします。

 

「七寶山」にやってきます。柯受良さんが空腹を訴えるので、張紀平さんがいる「鴻運客棧」に入っていきます。部屋で休んでいると、娘が訪ねてきます。

 

娘に迫られ、ドキドキしていると、外から争う音が。出てみると柯受良さんが戦っていました。ここでハイジャンプして襲ってくる刺客が程天賜さんでした!!きれいで美しい動き目がハート

 

李藝民さんも加わり、ノリヘイも加わり、激しい戦いに。覆面をしたファイターが登場。柯受良さんを苦しめます。李藝民さんが覆面男と戦います。覆面男は逃げます。

 

娘は無事でしたが、翡翠の箱を奪われていました。隠れていた経営者を問い詰めます。

 

「星月莊」の人たちに脅されて加担したと白状したので、その場所へ向かいます。師匠に面会を申し込むも、冷たく弟子に断られたので、無理やり中に入っていきます。

 

師匠の王圻生さんが出てきます。翡翠の箱を返すように迫りますが、関与を否定します。李藝民さんは煽って、彼を怒らせます。王圻生さんの槍技、スゴ。かわす李藝民さん、天才。素晴らしいシーンでしたスター

 

王圻生さんを倒して、箱を探しに取り掛かろうとした瞬間、龍飛さんが陸一龍さんとノリヘイを連れて、やってきます。

 

娘のお願いも却下して、李藝民さんを殺そうとします。利用したけれど、思ったより強く&賢いので抹殺することにしたのでした。

 

馬場さんを殺したのは龍飛さん。娘には密輸の手伝いをさせ、王圻生さんを利用し。かなり酷い男でした。

 

全てを告白した終えた瞬間、王圻生さんが生き返ります。李藝民さんはこっそり話をつけて、王圻生さんに死ぬふりをさせたのでした。龍飛さんの本音を聞き、怒る王圻生さん。

 

まだまだ強気な龍飛さんでしたが、柯受良さんの母が助けられたと知り、ショックを受けます。史亭根さんたちは柯受良さんの仲間でした。

 

龍飛さんは李藝民さんと戦います。蟹拳で。笑

 

ノリヘイを倒した柯受良さんも加わって、更に複雑なアクションへと変化していきます。

 

激怒する龍飛さんなんだけど、動きがかわいいから、おかしくてたまりませんでした笑い泣き

 

最後、蟹に指を挟まれたときの対応方法を思い出して、龍飛さんの胸部を攻撃して、倒します。

 

義理の父ということで殺しはせず。(結婚する気になったのかな。)李藝民さん、柯受良さん、娘の3人で彼を警察に連れて行く場面で終わります。

 

李藝民さんと柯受良さんの持ち味は似ているところがあるので、2人の軽快な動きがよかったです。こういう動きをすると映えるというのを柯受良さんはよくわかっていたんだなと思います。

 

彭剛さんも王圻生さんもとてもよかったキューン

 

程天賜さんを発見できて、嬉しかったです飛び出すハート

 

龍飛さんの蟹拳は一見の価値ありです爆  笑

 

1977年の香港映画。監督は午馬さん。

 

ある屋敷に盗賊「太極八蛟」が侵入。殺さないで盗むのが身上のはずだったのに、手下の1人が主の李影さんを殺してしまいます。やむなく他の使用人も殺します。

 

狙っていた八卦の鏡は宝の在りかを教えてくれるものでした。彼らは3年間姿を隠すことに決めます。手下からの不満を感じた頭は八卦の鏡は細かく割って、1人1人に渡します。これで納得するだろう。

 

3年後ー。8人目の盗賊 陳森林さんがお金を払わないでずっと遊郭にいたので、経営者に追い出されそうになります。こっそり逃げ出そうとする陳森林さんを刑事の曾超さんが見張っていました。捕まります。八卦の鏡のことはバレてないようです。

 

牢に放り込まれます。既にいたのは譚道良さんでした。彼は疲れている陳森林さんを起こし、脱獄しようと誘います。が、彼は無銭飲食で捕まっただけだから、すぐに釈放されると考え、断ります。向かいの牢にいた陳慧樓さんが反応しますが、譚道良さんは無視します。

 

陳森林さんは簡単に釈放されないと知ると、譚道良さんに声をかけます。

 

陳慧樓さんは偽の腹痛を訴え、護衛に薬を取りに行かせます。その隙に鍵の束をゲット~。牢を開けて、3人で逃げます。別な牢から曾超さんが登場。にやりと笑っていました。想定内のようですね。

 

陳森林さんは路上でいかさま賭博をやっていた7人目を引っ張って、どこかへ行きます。譚道良さんと陳慧樓さんが追います。それを曾超さんがまた追います。

 

陳森林さんたちは宝を掘り出そうとしていました。が、何も出てきません。八卦の鏡のことに触れた瞬間、陳森林さんと7人目が怒り出し、譚道良さんを襲います。曾超さんが出てきて、止めます。やはり譚道良さんと曾超さんは仲間でした。

 

戦いの末、2人を倒し、2枚の欠片をゲットします。しかし、曾超さんと陳慧樓さんが亡くなってしまいます。

 

譚道良さんは飲食店の給仕として働きます。6人目の盗賊 金剛さんを見張るためでした。彼は不安そうな顔でずっと誰かを待っていました。それとなく店に誘いますが、反応はあまりよくありません。残りの仲間を待っているようです。

 

仕事を終えた譚道良さんはある金剛さんの家を覗きます。熱を出して苦しむ少年、看病する母、目の不自由な祖母がいました。貧しい暮らしをしているようです。譚道良さんは友達のふりをして、金剛さんの居場所を聞き出します。

 

彼は山で枝拾いをしていました。譚道良さんは逮捕すると言います。家族のことを指摘されると、動揺する金剛さん。早く息子を医者に見せなくてはなりません。

 

金剛さんの母は彼が何かよくないことに関わっていると察知していました。彼は何もしていないと嘘をつき通して、欠片を持って譚道良さんに会いに行きます。

 

金剛さんはあれだけ母に言われたのに、譚道良さんを殺して、何もなかったことにする道を選びます。戦う2人。生活&人生がかかっているので必死な金剛さん。譚道良さんは苦戦します。やむなく金剛さんを倒します。

 

家族は金剛さんの帰宅を待っていました。譚道良さんは母と妻に急な仕事で彼は出かけたと嘘をつき、母に大金を握らせます。母と妻は金剛さんが亡くなったことを知りつつ、譚道良さんの嘘に合わせます。心を痛めながら、立ち去る譚道良さん。

 

林の中を龍君兒さんが移動しています。輿に乗せられています。すると、チンピラに囲まれます。王太郎さんはドリスの世話をしている老人に絡み出します。ドリスは輿から飛び降りるとチンピラと戦います。偶然、通りかかった譚道良さんが助けてくれます。

 

さっと立ち去る譚道良さん。ドリスは振り返りながら、輿での移動を再開させます。

 

蔡弘さんは龍飛さんと生活していました。3人が殺されたと知り、心中穏やかではない様子。彼らの手下は口の軽い男。譚道良さんは彼を助けたことで蔡弘さんたちの情報を得ることができました。

 

が、これは蔡弘さんの壮大な罠でした。譚道良さんに奇襲作戦を仕掛けようとしていたのです。竹槍が刺さり、倒れる譚道良さん。龍飛さんは彼から3つの欠片を奪います。

 

彼らが立ち去った後、譚道良さんはにやりと笑います。亡くなったふりをしていたのでした。

 

蔡弘さんの元に変装して登場します。3つの欠片を見せて、売ろうとします。真相を明かすと、変装を解いて暴れ出します。蔡弘さんとのバトルでは荷車を使ったアクションがありました。面白かったです。

 

蔡弘さんを倒すと、仕事中の龍飛さんのところへ行き、欠片を寄こすように言います。龍飛さんは激怒し、手下と共に彼を攻撃します。1人で華麗に戦う譚道良さん。龍飛さんから欠片を奪います。これで5個。

 

龍飛さんは兄貴分の王俠さんのところへ行きます。王俠さんの息子は結婚を控えていました。譚道良さんは結婚式で花嫁の輿を担ぐ仕事をもらい、王俠さんの屋敷に侵入します。龍飛さんは彼を発見し、王俠さんに知らせます。

 

深夜、屋敷中を探し回り、譚道良さんは掛け軸の裏に隠されていた欠片を発見します。すると、王俠さんが現れます。抵抗する譚道良さんですが、トミオに捕まります。

 

王俠さんは杖に仕込まれている剣を引き出すと、譚道良さんを脅している最中にいきなり龍飛さんを殺します。みんな、びっくり!譚道良さんを捕まえたので、もう生かしておく必要性がなかったのです。

 

譚道良さんは見張っていた男性を蹴って、刀をゲット。縄を解きます。

 

息子が嫁と対面します。政略結婚なので、嫁は息子に対して冷たい態度を取ります。譚道良さん、乱入。息子の顔に布を巻き付けると、嫁と一緒に逃げ出します。

 

翌日、また王俠さんを訪ねます。トミオを倒し、王俠さんに近付いていく譚道良さん。王俠さんを蹴りまくって、欠片をゲットしますが、背を向けた際に短剣を背に受けてしまいます。お互い、ボロボロの状態に。王俠さんを倒した後、逃げます。

 

山道で力尽きた譚道良さんは目覚めると、ドリスの家にいました。おぉ、ありがたい。

 

「回春堂」という薬屋を頭は営んでいました。ドリスは彼の娘でした。彼はドリスから譚道良さんが毒付きの短剣でけがをしていたことを聞いて、眉を顰めます。

 

発見場所にそれとなく行って、短剣を見つけます。こっそり譚道良さんの様子を窺います。煙管に仕込んだ剣で殺そうとしますが、ドリスがいるので、実行は簡単ではありません。

 

店に戻ると、羅烈さんがいました。もう少しで3年になるので訪ねてきたのでした。あぁ、面倒なことになりそうアセアセ

 

宝&娘を守るため、頭は譚道良さんにすぐに出ていくように言います。しかし、ドリスがこの話を聞いていたため、険悪なムードになります。おまけに羅烈さんがまた姿を見せます。頭、心配事がいっぱい。

 

譚道良さんを羅烈さんは殺そうとしますが、頭に止められます。頭は娘のことを想うと、譚道良さんを殺すことができないのでした。

 

譚道良さんはドリスに自分の素性を明かします。頭は盗賊をしていた過去を恥じ、自分が持っていた欠片を羅烈さんに渡します。羅烈さんは既に譚道良さんの部屋から欠片をゲットしていたので、頭を殺します。下手に出ていた頭を容赦なく・・・。

 

譚道良さんはドリスの話から、危険を察知し、店に戻ります。そして、羅烈さんの存在を感じ取り、追跡します。

 

羅烈さんは巨大な太陰大極図の石像に来ていました。欠片を合わせていると、譚道良さん&ドリスがやってきて、返すように迫ります。羅烈さんは鎖付きのミニ熊手で攻撃します。ミニ爆弾まで使ってきます。

 

羅烈さんは石像に上ります。譚道良さんは必死に食らいつきます。蹴落とされた譚道良さんは落ちていたミニ熊手を羅烈さんのミニ爆弾袋に刺します。羅烈さんはバランスを崩し、太陰大極図の上に乗っかります。太陰大極図は割れて、宝があるであろう穴に落ちます。穴の中で大きな爆発が起き、羅烈さんは絶叫!!

 

譚道良さんとドリスが爆発の衝撃で跳ね上がっているところで終わります。

 

欠片ってどういう感じで地図の役割を果たしていたんだろう。そのことが一切描かれていなかったのが残念でした。

 

武術指導をした方たちは譚道良さんのキックがきれいに見えるよういっぱい考えたんだろうな~と感じました。なので、英題「THE FLASH LEGS」というのはなかなかいいと思いました雷

 

1976年の台湾映画。孟飛さん=方世玉。この映画は「方世玉」の続編という扱いになっています。「方世玉」をまだ観てないけどいいか。

 

「杏花樓」に男女がいます。そこに孟飛さんがやってきます。お楽しみの時間を奪われ、怒り出す男性。男性は孟飛さんの友達の銀行家からお金を盗んだため、孟飛さんは追いかけてきたのでした。白い大きな扇子であっという間にやっつけてしまいます。

 

次は結婚式場。花嫁がやってきた直後、会場が孟飛さんによってめちゃくちゃに。花嫁の兄に頼まれて、嫁の奪回にやってきたのです。年老いた新郎と若い新婦。強引に進められた結婚でした。

 

抵抗する新郎にプレッシャーをかけます。新郎、孟飛さんに手下たちを向かわせるも全く効果なし。王太郎さん、発見。みんな、やっつけられてしまいます。

 

方世玉は一般人の味方。みんなに一目置かれていました。が、彼に匹敵する男がいました。譚道良さんです。腕試しをしたい彼はよろしくないことをやっている薛漢さんの道場を訪れ、薛漢さんを倒します。

 

馬車?荷台?に乗って、山道を移動している孟飛さん。譚道良さんが立ちはだかります。彼は武林界で一番強い男になるために孟飛さんに勝負を挑みます。

 

が、無益な戦いを好まない孟飛さんは挑戦を断り、キックをかわし、立ち去ります。

 

採石場。多くの男性が働いています。黒服の男性たちが乱入してきます。経営者に高圧的な態度で迫る高佩熙さんと魏平澳さん。彼らの要求に応えることができなかった経営者は殴られます。

 

従業員の葉飛揚さんは彼らに腹を立て、文句を言います。が、ボコボコにされます。3日以内に要求通りのことをしろと経営者に伝えると、2人は帰っていきます。

 

経営者の兄は易原さん。経営者と従業員の話を聞いて、何とかしようとします。高佩熙さんは採石場を乗っ取りたいようです。黙っていても彼らは迫ってくるでしょう。ならばというわけで易原さんは動きます。

 

高佩熙さんのボスは魯平さんでした。易原さんは部下と一緒に彼と話し合うことにします。しかし、丁寧だけど一方的な魯平さん。その態度に怒った易原さんは立ち去ろうとします。魯平さんの手下たちが彼らを囲みます。

 

易原さんと魯平さんのナイスミドル対決が行われます。魯平さんは隠し持っていた2本の短剣で彼を刺します。

 

手下2人が身を挺して易原さんを守り、彼は暗闇に消えます。

 

魯平さんは採石場を乗っ取り、設備を燃やし、従業員をやっつけます。設備を作り直すのかな。もったいない。

 

生き残った葉飛揚さんと数名は隠れ、呑気に旅をしている孟飛さんを襲います。しかし、孟飛さんは強かった。易原さんに会いに来た方世玉であると知って、葉飛揚さんたちは驚きます。

 

易原さんはどうにか逃げてこれたようです。彼は孟飛さんの父と義兄弟の契りを交わした仲でした。父の死を知って、落ち込む易原さん。孟飛さんは父の仇を討ったときの話をします。

 

ここで「方世玉」から孟飛さんが倉田保昭さんをやっつけるシーンが挿入されていました。孟飛さん、かわいい。

 

易原さんが巻き込まれているトラブルを知り、熱くなる孟飛さん。易原さんは魯平さんが4人の凄腕ファイターを雇っていることを知っていたので、抵抗することを諦めていました。

 

1人目は斧の使い手 馬場さん。2人目は毒付き網の使い手 黃飛龍さん。3人目は短剣使いの名人 李敏郎さん。4人目はろうそくの上を歩ける僧 少黃龍さん。

 

孟飛さんは挫けません。魯平さんに近付こうと画策します。易原さんは魯平さんのところにスパイを潜入させていました。何か困ったことがあったら、戸に花を飾るように言います。

 

街でも好き放題している魏平澳さん。勝手に露天商から壺を持ち去ろうとしているところを従業員たちに囲まれます。魏平澳さんは葉飛揚さんから暴行を受け、逃げます。

 

藁を荷車に乗せようとしている孟飛さんに隠してほしいと頼み込みます。追ってきた葉飛揚さんたちに嘘の場所を教えて、助けてあげます。

 

魏平澳さんの信頼を得た孟飛さんは魯平さんの部下 李小飛さんの審査をパスして、小間使いになることに成功します。

 

屋敷の奥に魯平さんの娘 龍君兒さんが住んでいました。彼女に靴を届けた際、描いていた絵と詩におかしな点があると指摘したことがきっかけで彼女にも気に入られるようになります。

 

ドジキャラを演じ、みんなからバカにされながら働きます。そんな孟飛さんを譚道良さんは発見します。

 

魯平さんと4人のファイターが話し合っていると、譚道良さんがやってきます。もう1人くらいファイターが必要でしょうと自信満々の譚道良さんを4人が襲います。魯平さんは彼の戦いっぷりを見て、5人目として雇います。

 

お茶係として孟飛さんがやってきますお茶譚道良さんは孟飛さんが自分の役立たずの従兄弟に似ていると話し出し、孟飛さんをどっきりさせます。

 

孟飛さんは隙を見つけて、内偵を進めます。高佩熙さんが仲間と話をしている場に出くわします。仲間は孟飛さんを見て、方世玉に似ていると言い出します。孟飛さん、動揺することなく、落ち着いて対処。正体を知って、襲いかかってくる彼らを倒します。

 

翌日、高佩熙さんと仲間の遺体が発見されます。魯平さんは4人の刺客に犯人を見つけるように命じます。

 

孟飛さんは街に葬式に使うものを買いに出かけます。

 

馬場さんは葉飛揚さんたちを中州に追い詰めて、易原さんを出すように脅します。王太郎さんが彼の斧を受けて亡くなります。

 

ひらり~と孟飛さんがやってきます。馬場さんを挑発し、1対1の戦いをします。孟飛さんは1本の斧を胸に受けますが、短剣を馬場さんの胸に刺します。胸に鉄板と巨大なハート形饅頭?を挟んでいたので、平気でした。

 

何事もなかったかのように葬式用の用品を持って、帰宅。用事を頼まれますが、譚道良さんが邪魔をしてきます。孟飛さんの計画なんてお構いなし。迷惑です。

 

魯平さんに正体をバラすと脅しますが、孟飛さんはやられ続けます。理由があると、判断した譚道良さんはそれ以上は追及しないことにします。

 

ドリスはその様子を目撃。侍女に彼の手当てを命じます。ドリスは孟飛さんが教養のある人物だと見抜いていました。ちやほやされていたドリスに絵や詩のおかしな点を指摘する人はいませんでした。嬉しいけれど、困っちゃう孟飛さんニコニコ

 

黃飛龍さんはドリスが好きで、訪ねますが、ドリスに塩対応されます。孟飛さんはイライラする黃飛龍さんに八つ当たりされ、逃げます。ほっとしていると、譚道良さんに声をかけられます。孟飛さんは後で戦うから、今は黙っとけと釘を刺します。

 

魏平澳さんが馬場さんの死を報告し、みんな、驚きます。小黃龍は罠を仕掛けることにします。

 

荷物を運んでいる李敏郎さん。葉飛揚さんたちが狙います。が、罠でした。荷台からたくさんの手下たちが出てきて、葉飛揚さんたちを襲います。彼らもやり返します。落とし穴を用意していて、手下たちの殆どを倒します。しかし、李敏郎さんは無傷でした。

 

孟飛さんの罠でした。李敏郎さんと孟飛さんは戦います。孟飛さんの方が強かった。

 

李敏郎さんの遺体を見た魯平さんは激怒。小黃龍さんは譚道良さんを疑い出します。魯平さんは一緒にいたので、この疑いを否定します。

 

譚道良さんは孟飛さんのところへ行きます。孟飛さんの狙いが全く分からないので、彼に尋ねます。孟飛さんは答えません。なので、正午に約束の場所で戦ってくれなかったら、魯平さんにチクると言って立ち去ります。

 

やむなく戦うことに。日没近くになっても勝敗が決まりません。引き分けということになり、仲良しになります。

 

孟飛さんは黃飛龍さんに「ドリスが深夜に会いたいそうです。」と嘘を言って、呼び出します。2時間、夜の寺で待っていた彼を孟飛さんは攻撃します。黃飛龍さんは毒網を取り出します。暗闇の戦いでさっぱりわからなかったのですが、黃飛龍さんは自分で毒網に引っ掛かって亡くなります。

 

手下たちも上の人たちがどんどん亡くなっていくので、動揺します。ドリスも心を痛めていました。侍女は意味ありげな視線を孟飛さんに送ります。

 

孟飛さんは小黃龍さんを狙います。ろうそくがたくさんある部屋で戦います。そこに魯平さんと譚道良さんがやってきます。四面楚歌状態の孟飛さんは魯平さんにも攻撃されます。劣勢になったとき、ドリスの部屋が燃えているとの一報が入り、魯平さんはいなくなります。

 

ドリスと侍女は助かります。孟飛さんは小黃龍さんと戦っていました。ずっと様子を見ているだけの譚道良さんでしたが、弱った小黃龍さんに痛烈なキックを浴びせ、倒します。深まる友情ラブラブ

 

ドリスが助かって、魯平さんはほっとします。

 

先ほどの戦いで負った胸の傷の手当てをしていると、李少飛さんがやってきます。彼はスパイでした。さっき、孟飛さんが菊の植木鉢を移動していたのは、スパイに助けを求める行為だったのですね。そして、孟飛さんを助けるために放火したそうです。孟飛さんは更にあるお願いを李少飛さんにします。

 

魯平さんは魏平澳さん、譚道良さんと共に手下の前に現れます。後ろから侍女が見ています。魏平澳さんは小黃龍さんを殺した犯人は胸に傷があると言い、手下たちの様子を見ていきます。陳金海さんは寝ている間に何者かに胸に傷をつけられていました。そのせいで魯平さんに誤解され、殺されます。李少飛さんの仕業かな。

 

魯平さんは別に真犯人がいると察知。全員に上半身を見せるように命じますが、なんと全員の胸に傷が・・・ハッ李少飛さんに疑いの目が向けられます。

 

12年間、魯平さんに尽くしていましたが、心の中は易原さんだった彼は短剣で自分の腹を刺して、亡くなります。魯平さん、さすがにショックを受けていました。魯平さんの執拗な調査が続きます。

 

ドリスが箏を弾いていると、弦が切れてしまいます。嫌な予感。孟飛さんは魯平さんからの薬を彼女に渡します。毎日、トラブルが続き、ドリスはすっかり落ち込んでいました。孟飛さんは理由を言わないで、ひたすら謝って、立ち去ります。

 

易原さんのところに戻り、最後の仕上げについて相談します。

 

リミッターが外れてしまった魯平さんは孟飛さんを連れてきた魏平澳さんを責め、殴り殺します。ドリスから孟飛さんが謝りまくっていた話を聞いて、孟飛さんにたどり着いたのでした。

 

ラストバトルが始まります。が、途中から譚道良さんが加わります。魯平さんは隠し短剣で譚道良さんを刺します。孟飛さんが背中合わせで魯平さんをホールドして、譚道良さんがスーパーキックを入れます。

 

侍女がドリスに短剣を突き付けます。魯平さんは短剣を侍女に投げつけて、倒します。侍女は易原さん側の仲間だったようです。

 

かなりカオスな状況になります。孟飛さんを守るためにまたも刺される譚道良さん。孟飛さんは魯平さんの目を潰します。泣き叫ぶドリス。

 

易原さんたちが手下たちを連れてなだれ込んできます。手下の1人が魯平さんを背後から斬って、倒します。これで街に平和が戻るでしょう。

 

孟飛さんは亡くなった譚道良さんに「俺の友達になるべきではなかった。お前は俺のために死ぬことになった。」と話しかけます。「しかし、友達なしの人生は意味がない。」とも付け加えます。よろよろと立ち上がる孟飛さん。終わり。

 

側に倒れているドリスにも声かけてください、孟飛さん泣くうさぎ

 

後半、悲惨な展開になってしまいましたが、孟飛さんらしさが全開の映画でした。とにかく、笑顔がかわいい。テンポもよく、アクションもよく、バランスのいい映画でした。もっと多くの人に知ってほしいな。

 

ところで。「方世玉」の映画の一部分をちょっと挟んだだけで、倉田先生の名前をポスターに載せるとは・・・。どうなんでしょう汗うさぎ

 

1974年の香港映画。林正英さんが出演されているというので観ることにしました飛び出すハート

 

珠江という香港とマカオの間にある川近辺で起きた出来事。中国が変動の時期を迎えていたころ。外国人もかなり介入してきて、落ち着かない状態になっていました。

 

苗天さんは手下を使って、人夫を奴隷のようにこき使っていました。荷物を運ぼうとしたところ、箱が崩れ、中身が見えます。銃の中に麻薬が入っていました。事情に通じている人夫の黃飛龍さんは会社が外国人からお金を得るためにズルをしていると見抜きます。

 

みんなが集まって、こそこそしているのを苗天さんに見つかってしまいます。

 

彼らのリーダーを呼び出し、人夫たちを黙らせるように言いますが、人夫たちはかなりキレているので難しい話。困るリーダーの態度を見て、苗天さんは彼をボコります。

 

人夫たちは暴れ出します。騒ぎが大きくなってきたので、苗天さんは社長に連絡をします。

 

外面のいい社長はいい評価を受けており、表彰されていました。楽しい時間を邪魔された社長はイライラしながら、新しい人夫を雇うように命じます。

 

田舎からやってきた譚道良さんはこの会社に就職します。会社は事情を知らない人夫を雇った方が楽なので、今までいた人夫たちを追い出そうとします。

 

彼らは会社の陰謀を新しい人夫にバラします。口止めをしようとする手下が介入し、またしてもトラブルに発展します。

 

譚道良さんは乱闘を目の当たりにします。事情がよくわからない譚道良さんは敵味方関係なく、お年寄りに酷いことをしている人を倒していきます。

 

騒ぎを収まったころ、社長が側近の苗天さんと韓英傑先生を伴って登場。社長は譚道良さんの強さを気に入ります。まだ状況が判断できない譚道良さん。とりあえず、従姉妹に会いに行きます。

 

そして、その後、韓英傑先生と遊びに出かけます。韓英傑先生が一時的に席を外したときに娼婦の胡錦さんが遅れてやってきます。田舎から出てきた譚道良さんはお酒も煙草も女性にも慣れていないので、戸惑います。

 

他の手下たちが譚道良さんをしつこくからかうので、胡錦さんが助けに入ります。(手下の1人は李超俊さん。)話がデカくなり、争いに。キレた譚道良さんは先輩に回し蹴りをします。

 

話を聞いた韓英傑先生がやってきて、騒動は終わります。胡錦さんは酔った譚道良さんを連れ帰ります。

 

韓英傑先生は手下の曾楚霖さんを使って、何か調査しているようです。

 

夜、リーダーの家の周りに曾超さんなどの手下がいます。孫は怯えています。魏平澳さんが訪問して、話し合いを行います。

 

酔った譚道良さんは胡錦さんのベッドで目覚めます。ドキドキラブラブクールな女性を演じていた胡錦さんでしたが、話をしていくうちにいろいろなことで疲れ果てていることがわかりました。

 

リーダーの家に曾超さんら複数の手下が乱入し、彼らを脅します。仲間の居場所について話すことを拒否したリーダーは撲殺され、孫は乱暴されます。

 

リーダーの死を知った仲間たちは彼の隠れ家がなぜバレたのかを考えます。魏平澳さんは知らないふりをしていますが、彼ですね。

 

激怒する仲間を黃飛龍さんは落ち着かせます。が、本拠地がバレるのは時間の問題。案の定、苗天さんが手下を連れてやってきます。黃飛龍さんたちは賭けに興じているふりをします。

 

魏平澳さんは自ら苗天さんにけんかをふっかけて、屋外に出ます。暴行を受けながら、得た情報を苗天さんに流します。

 

黃飛龍さんが実質のリーダーだと知ると、彼を呼び出し、お金を握らせます。

 

黃飛龍さんは苗天さんが自分を買収しようとしたことを仲間の前で暴露し、お金をバラまきます。苗天さんはブライドを傷つけられ、激怒。挑発してきます。

 

手出しはしまいと我慢していた黃飛龍さんですが、仲間に暴行を働く手下の姿を見て、キレます。

 

意外と激しく抵抗する彼らに苗天さんは驚きます。黃飛龍さんが苗天さんに殴りかかろうとした瞬間、譚道良さんが飛んできて、阻止します。苗天さんは彼に黃飛龍さんたちの方が悪いと吹き込み、誤解した彼は黃飛龍さんを攻撃します。黃飛龍さんを押さえ込んだところで、たくさんの仲間が解放を求めます。

 

譚道良さんは苗天さんの話と違うな~と混乱してしまいます。黃飛龍さんは逃げ出し、長老的存在の男性と逃げます。

 

この2人を殺せば、組織は弱体化できるので、手下たちは必死に探し回ります。彼らはなんと譚道良さんの従姉妹のところに隠れます。

 

隠れた直後、激しく戸を叩く音が。譚道良さんでした。黃飛龍さんはまた戦闘モードに入りますが、従姉妹が止めます。黃飛龍さんは従姉妹の夫だったのです。

 

譚道良さんはやっといろいろなことがわかってきました。散々、戦った後なので、黃飛龍さんは彼に敵対心剥き出し。そこに苗天さんたちの手下が訪問してきます。譚道良さんは黃飛龍さんたちを逃がして、手下に対応します。

 

仲間の様子を見に行った黃飛龍さんは仲間の遺体が複数吊るされているのを発見します。これは曾超さんたちによる作戦でした。黃飛龍さん、危険!

 

黃飛龍さんが多くの手下にやられているところを発見した譚道良さん。手下をボコりながら、黃飛龍さんもボコって助け出すという危険な行為に出ます。

 

この行動のお蔭で仲間たちが黃飛龍さんを助け出すことに成功します。しかし、苗天さんは譚道良さんに不信感を抱き、手下に殴らせると、彼を放置して去ります。親切心を理解してもらえない譚道良さんは人夫たちに捕まります。

 

譚道良さんはそのまま首吊りの刑に処されるところでしたが、黃飛龍さんと従姉妹が止めに入り、助かります。お金に目が眩んで会社と手を組んでしまったことを咎められ、従姉妹にビンタされます。しかし、悪意があったわけではなく・・・。それで十分でしょう。

 

いたたまれなくなった彼は飛び出し、胡錦さんのところへ行きます。手当てを受けながら、会社のやっていることの説明を受け、ようやくようやく自分のやっていたおバカ行為を理解します。

 

休んでいられない!傷の痛みを堪えて、従姉妹の家へ。黃飛龍さんは不在でした。譚道良さんは外国人のために働く反逆者で、社長の犬だと思われているのが悔しく、従姉妹に怒りをぶつけます。

 

従姉妹は社長、韓英傑先生、苗天さん、外国人が全員繋がっていると彼に知らせます。譚道良さんは覚悟を決めて、彼らを探しに行きます。

 

社長は連絡を受けて、いつでも戦えるように準備をしていました。早速、屋敷に侵入して襲いかかる譚道良さん。がっつり攻撃しようとしたら、従姉妹が捕まっていました。

 

社長は譚道良さんの武力をほしいと思っていたので、自分側につかないかと声をかけます。従姉妹はこの状況を見て、自分に交渉させてほしいと社長に言います。短い時間で彼に遠回しで伝えたいことを言うと、手下が持っていた短剣を自分の腹部に刺して、命を絶ちます。

 

怒りで暴れまくる譚道良さん。思い切りパンチされる林正英さん、回し蹴りされる林正英さんがおりましたよだれ

 

港では黃飛龍さんチームが社長が外国人のために早く輸出したかった銃と麻薬の荷物を奪っていました。

 

苛立つ社長は腐敗している警察に連絡後、港に行こうと人力車に乗ります。これは仲間が変装した人力車でした。社長は仲間を倒すと、手下に人力車を引かせます。

 

港では人夫 VS. 苗天さん&警察で揉めていましたが、圧倒的多数で人夫たちが制圧されます。その隙に1人の若い人夫が荷物を持って船に乗り込みます。不審に思った手下は彼を追いかけます。手下は彼を襲い、2人とも海に落下します。荷物はそのまま。いいのか。

 

社長は荷物を載せた船に乗り、広東へ向かうことにします。ほっとする苗天さんと悔しがる人夫のチーム。

 

黃飛龍さんも船に乗せられていました。マストに括り付けられ、手下にボコられます。喜ぶ社長。殺されそうな瞬間、若い人夫が運んできたあの荷物からいきなり譚道良さんが飛び出します。

 

そして、社長とのラストバトルが始まります。社長、意外と強い。でも、お得意のキックで彼を倒します。

 

黃飛龍さんのところに駆けつけ、縄を解いてあげます。社長はまだ気力が残っていました。近くに落ちていた短剣を拾い上げると、素早く投げます。

 

黃飛龍さんの背中に刺さります。短剣を抜いた譚道良さんは社長をめちゃ蹴りをします。転倒した社長はマストの根本らへんに頭を強打して、力尽きます。

 

黃飛龍さんに頼まれ、譚道良さんは旗を引き裂いてから、揚げます。それは作戦成功の合図でした。港にいた人夫たちは成功したことを知り、大喜び。海に落ちた若い人夫も無事でした。譚道良さんは黃飛龍さんを助け起こして、手を振ります。胡錦さんもやってきて、手を振ってきますパー

 

みんなが喜ぶ姿で終わりです。

 

譚道良さんと黃飛龍さんのダブル主演な感じがしました。

 

譚道良さんがなかなか裏の繋がりを理解できないせいで、苦しむという展開がリアルでした。

 

胡錦さんが健気な女性を演じていました。最後まで笑顔の胡錦さんは割とレアなので嬉しかったですニコニコ

 

1973年の香港映画。副武術指導が金銘さんと梁小龍さん。

 

陳星さんは走っている汽車の屋根に飛び乗り、中に入ります。日本軍の列車でした。すぐにバレ、暴れる陳星さん。

 

彼はある人物を殺そうとしていたのですが、その人物は先に何者かによって暗殺されていました。陳星さんは慌てます。

 

遺体の目に刺さっていたミニ短剣を抜いて、逃亡を図ります。銃に狙われながらも奇跡的に無傷で逃げ出すことができました。

 

自分より先に手を下したのは誰?河原で陳星さんは弟分の高雄さんと合流します。

 

「龍石客棧」で一息入れる2人。彼らは秘密計画が狂ったことに驚きを隠せずにいました。謎の暗殺者は手際が良く、大量の銀貨も奪っていました。治安の悪い時期、場所ではありますが、陳星さんたちはねばることにします。

 

上官靈鳳さんは小さな牛車と共に道を歩いていました。馬驥さんは彼女の父です。

 

汽車での強盗殺人にキレているのは山茅さん。彼は地図を見て、犯人がいるであろう場所を推理。兵士たちに捜索と検問を命じます。

 

検問を通過しようとする上官靈鳳さんと馬驥さん。一般の人を見下した失礼な検問。上官靈鳳さんたちは牛車に病人を乗せていました。病人を気持ち悪そうに見て、通過を許可する兵士たち。

 

岑潛波さんは馬驥さんの弟子で病人のふりをしていただけでした。彼らは慎重に木箱を運びます。上官靈鳳さんたちの正体は!?木箱の中には大量の銀貨が入っていました。

 

ひっそりと調査をしていた高雄さんが帰宅し、陳星さんに報告をします。ミニ短剣の持ち主は女性。彼女は父と行動を共にしており、父は功夫の腕前がいいという。上官靈鳳さんではないか。彼らは金持ちから金品を奪い、貧しい人たちに分け与えることで有名でした。

 

陳星さんは彼らに革命を起こす仲間になってほしいと考えます。

 

岑潛波さんは街歩きを楽しんでいましたが、ポケットを切られ、小銭を盗まれたことに気づきます。スリを追います。

 

彼を捕まえようと揉みあった際、盗んだ銀貨が転がり出します。タイミング悪く、山茅さんに見つかってしまいます。部下に柯受良さん。

 

岑潛波さんは銀貨の出所を話すように脅されます。止めに入ったのは陳星さんたち。

 

彼は岑潛波さんもボコって、大人しくさせ、客棧に連れて帰ります。手当てをしながら、一緒に行動をしてほしいと迫ります。

 

上官靈鳳さんは岑潛波さんが戻ってこないことを心配していました。大量の銀を足のつかないお金に帰るまでは油断できません。「長昌金舗」を訪れます。店長はおらず、新しく来た副店長を紹介されます。倉田保昭先生でした。

 

馬驥さんから破門された弟子でした。嘘を積み重ねて偉くなった倉田先生に嫌悪感を示します。で、大騒動になってしまいます。

 

倉田先生は短剣を馬驥さんの背中に刺し、攻撃をします。龍方さん、発見。金銘さんも梁小龍さんもいるかな。多分、岑潛波さんが手下役で出ていました。馬驥さんは死力を振り絞って、上官靈鳳さんを逃がします。

 

山茅さんは苗天さんに陳星さんを絶対に捕まえるように命じていました。

 

馬驥さんに会いたい陳星さんたちは岑潛波さんと上官靈鳳さんの居場所に来ていました。ボロボロになった彼女が帰ってきます。取り乱している彼女に陳星さんは声をかけます。

 

陳星さんはお互いの目的達成のために協力しようと話をもちかけます。最初は攻撃的な態度を見せていた上官靈鳳さんでしたが、少しずつ態度を軟化させていきます。

 

陳星さんは倉田先生が銀貨のことを知らないと知り、これを利用した復讐計画を立てることにします。

 

苗天さんは「長昌金舗」の店長でした。帰宅して、店舗がめちゃくちゃになっていることに驚きます。苗天さんは銀の情報を聞かずに馬驥さんを殺してしまったことに文句を言います。悔しがる倉田先生。

 

苗天さんは上官靈鳳さんが馬驥さんに遺体を取りに来ると考え、遺体を囮にして捕まえる計画を立てます。

 

高雄さんはその情報を陳星さんに知らせます。焦る上官靈鳳さん。陳星さんは罠だとわかっているので、慎重に動こうとします。

 

客棧の前を軍隊が通ります。部隊のリーダーが上官靈鳳さんの仲間でした。合言葉を上官靈鳳さんから教えてもらった陳星さんが窓から叫びます。しばらくして、リーダーが部屋を訪問します。彼も馬驥さんの弟子であり、師匠の死を悲しみます。

 

苗天さんは馬驥さんの棺の陰に隠れ、上官靈鳳さんたちが来るのをずっと待っていました。途中で呼び出され、リーダーと会います。軍服を着て、変装している陳星さんと上官靈鳳さんも。当然のことながら、話し合いはこじれ、彼らは苗天さんに襲いかかります。

 

上官靈鳳さんにやられる手下役で、多分、金銘さん&梁小龍さんを発見。騒ぎを聞きつけた倉田先生。彼も暴れ出します。

 

上官靈鳳さんは苗天さんの目を攻撃して、倒します。岑潛波さんはこの戦いで亡くなります。陳星さんと倉田先生のバトルがめちゃ力強い・・・。

 

倉田先生は彼らに捕まります。知らせを聞いた山茅さんは激怒。

 

上官靈鳳さんは倉田先生を盾にして、馬驥さんの棺をゲットしようとします。棺に近寄ったリーダーは棺から出てきた腕に首を絞められます。

 

またここでひと騒動。上官靈鳳さんは銃で倉田先生を撃ちます。棺に隠れていたのは龍飛さんでした。リーダーも力尽きます。陳星さんは龍飛さんを倒します。そして、山茅さんがやってくる直前に隠れます。

 

危険を察知した陳星さんは上官靈鳳さんと高雄さんをこっそり逃がします。抵抗を試みるも、拳銃の弾が切れた陳星さんは覚悟を決めて、山茅さんの前に出ていきます。

 

山茅さんは銀貨の在りかを知りたいので、彼に近付きますが、陳星さんは殺されないだろうと考え、暴れます。捕まり、兵士たちにボコボコにされます。

 

上官靈鳳さんは陳星さんを自分の復讐計画に巻き込んでしまったことを申し訳なく思います。高雄さんはしつこく銀貨の在りかを尋ねます。陳星さんのことはあまり気にしてないような。銀貨の在りかを教えていいものか。悩む上官靈鳳さん。

 

上官靈鳳さんは銀貨のことは置いていおいて、陳星さんを救出する道を選びます。

 

陳星さんは拷問を受けていました。銀貨の在りか、知らないのに・・・。上官靈鳳さんが山茅さんを訪問します。

 

勇気のある彼女は山茅さんと取り引きをし、陳星さんとの面会までこぎつけることができました。

 

しかし、陳星さんは彼女が自分との約束を反故にし、山茅さん側についたと誤解します。

 

銀貨の隠し場所に高雄さんが来ていました。山茅さんが上官靈鳳さんと陳星さんを連れて、やってきます。

 

陳星さんの命を救いたいのに、理解してくれない・・・。上官靈鳳さんは山茅さんに銀貨の在りかを教えます。銀貨を目の当たりにして、隙が生まれる山茅さん。隠れていた高雄さんは剣を投げて、彼の右腕をダメにします。上官靈鳳さんと高雄さんで山茅さんを倒します。

 

上官靈鳳さんと陳星さんが仲直りをした瞬間、高雄さんは山茅さんの銃と銀貨の袋を手にします。あれ?高雄さんは彼らに銃を向けます。突然の裏切りにショックを受ける2人。

 

国のためとは口ばかり。自分のことしか考えていなかった高雄さん。隠していた馬に銀貨を積み、立ち去ります。

 

夢が潰えた陳星さん。だけど、上官靈鳳さんはそんなに落ち込んでいませんでした。彼を舟に乗せると、川を下り始めます。遠くから銃声が聞こえてきます。

 

高雄さんは軍に見つかり、追いかけられていました。馬から零れ落ちる銀貨。

 

陳星さんは上官靈鳳さんから舟の床を開けるよう言われます。開けてみると、銀貨を発見します。残りの銀貨なのかな?それともこちらが本物なのかな?とにかく、嬉しいラブ

 

驚き過ぎて言葉が出ない陳星さんを乗せて、舟は川をどんどん下っていきます。

 

撃たれる高雄さんの姿で話は終わります。

 

陳星さん、上官靈鳳さん、倉田先生なので、暑苦しい映画でした。(褒めています。)

 

力強いアクションだけでなく、後半のハラハラドキドキする展開もすばらしかったです。最後はにっこり笑顔で終われるいい映画でしたウインク

 

1972年の台湾映画です。

 

中国北部は日本軍に占拠されていました。日本軍は自分たちに有利な法律を定め、中国人から利益を絞れるだけ絞っていました。検問で暴行され、亡くなる人も。

 

田鵬さんの武術学校にガラの悪い關勇さんがやってきて、一生懸命修行している少年をいじめ、気絶させます。

 

田鵬さんが荷車を押して歩いています。軍歌を歌いながら、歩く兵隊たちとすれ違います。道を譲らなかったことに腹を立てた兵士にビンタされ、田鵬さんはキレます。拳銃を持っている兵隊に対して、短剣で戦い、全滅させます。

 

飲食店で張清清さんが歌を歌っています。田鵬さん、来店。いい雰囲気のところに日本寄りの中国人が来店。飲食店へお金を収めるように脅し、彼女に日本の歌を歌うようしつこく絡みます。手下が侯伯威さんと柯受良さん、史亭根さん。セクハラしまくりで張清清さんも客も逃げます。

 

中国人は田鵬さんにも絡み出します。食事に煙草を突っ込まれ、激怒!!暴れ出します。中国人は逃げ出します。

 

店主は田鵬さんのことを心配します。仕返しされることでしょう。張清清さんと父と兄は彼を一緒に来るように誘います。

 

移動途中、案山子に布を巻く張清清さん。彼らは裏の顔がありそうです。田鵬さんが荷台に乗せて運んでいたものは合法的なものではないことも彼らは知っていました。何か通じ合うものを感じた4人は仲良くなっていきます。

 

張清清さんと父と兄は実は国を守ろうとする組織の仲間でした。日本人から情報を得るために家族に成りすまして行動し、仲間に案山子を使って、情報を流していたのでした。そして、父は実は変装した姿であり、実際は若者でした。(2人1役。)

 

検問を通過することになります。無事に通過できるかと思ったのですが、先ほどの中国人が登場し、彼らを襲います。4人は戦います。張清清さんも。

 

手下も検問の兵士も倒していきます。そして、1人残った中国人を4人でボコボコにします。

 

人妻 東方美鳳さんのところに關勇さんが来て、ちょっかいを出します。抵抗する彼女に乱暴します。

 

田鵬さんは張清清さんたちを伴って帰宅します。日本人と關勇さんの悪事を義兄弟から知らされます。東方美鳳さんは乱暴されたことにショックを受け、自殺をしていましたが、關勇さんはまったく気にしていませんでした。

 

彼の父は村長で日本側についている人物。田鵬さんが抵抗勢力と力を合わせることにイライラしていました。

 

田鵬さんはGFのところに行きます。デート中、關勇さんが通りかかります。田鵬さんは丁寧に対応します。彼にとって關勇さんは同門の先輩でした。

 

張清清さんは道を歩いているときに關勇さんと遭遇してしまいます。女好きの彼は張清清さんを通せんぼして、絡みます。ここで「ゲゲゲの鬼太郎」のテーマソングがかかって、笑いました。

 

關勇さんは彼女が田鵬さんのところに滞在していると知り、イラつきます。村外の人であれば、犯罪者でないか調べなくてはいけないと言いがかりをつけます。

 

張清清さんは身体検査をしようとする關勇さんに抵抗。戦いが始まります。圧倒的に張清清さんが強い。がっつりやっつけようとしている張清清さんを田鵬さんが止めます。

 

關勇さんは父と共に日本軍側について、村での勢力を手にしようとしていました。

 

田鵬さんはある場所に忍び込み、日本軍の地図を盗み見ていました。後から来た張清清さんが日本兵に見つかってしまいます。ですが、彼女はあっという間に日本兵を倒します。

 

關勇さんは今度は田鵬さんのGF宅を訪ねます。勝手に家のものを触る關勇さん。最悪なことに田鵬さんが密輸した塩が見つかってしまいます。

 

捕まって、田鵬さんは關勇さんに殴られます。弾薬も密輸しているのではないかと疑われてしまったのです。田鵬さんの父にお世話になったのにも関わらず、恩を仇で返す關勇さん・・・。

 

涙にくれるGF。激怒する義兄弟と張清清さんたち。田鵬さんを助け出そうと、義兄弟は師匠に相談します。

 

師匠は村長と關勇さんのところにやってきます。面倒になった村長は田鵬さんを釈放します。

 

田鵬さん、自力で手錠と足枷を外します。そして、村長と關勇さんを見損なったと言って立ち去ります。

 

田鵬さんが戻って、修行を再開した瞬間、關勇さんは日本軍を連れてやってきます。張清清さんたちが滞在していることを報告しなかったことで逮捕しようとします。

 

夫が殺され、妻は抵抗して兵士を殺して、自殺をするということが起きます。街はめちゃくちゃです。

 

村長たちは田鵬さんたちを一掃するために武術大会を計画します。1人目は柔道家。2人目は力士の鄭富雄さん。3人目は空手家かな?の謝興さん。この3人を倒すことになります。

 

關勇さんが1人目のチャレンジャーをボコり、雰囲気が悪くなります。正義感の強い龍世家さんが柔道家に挑み、殺されます。彼の仲間が次にステージに上がり、トミオと戦います。しかし、仲間も倒されます。謝興さんは蔡弘さんと戦います。が、彼もまた倒されます。

 

日本軍&村長の卑劣な計画に怒りが抑えられない田鵬さんたち。彼らは危険を察知し、静観することにします。

 

近辺の熱いファイターたちがやってきて戦いますが、誰も勝てません。

 

田鵬さんのところに師匠がやってきます。64人ものファイターたちが殺されていることに師匠は危機感を抱いていました。師匠は自分も参戦するから、田鵬さんも参戦してほしいと頼みます。が、田鵬さんは街を去るから、参加しないと断ります。

 

翌日、師匠と張清清さんたちは会場にやってきます。そして、張清清さんがチャレンジします。トミオを指名。椅子を使って、攻撃する卑怯なトミオをボコします。観客から声援を浴びる張清清さん。

 

次は師匠です。柔道家と戦うことに。これも勝ちます。そして、そのまま謝興さんとのバトルに移ります。

 

相討ちになります。謝興さんは亡くなる間際、主催者である将軍に自分の兄のことを伝えます。柔道、剣道、空手が得意で強いらしい。

 

ステージを降りた師匠も張清清さんたちにアドバイスを残して亡くなります。自分たちの拳法をブラッシュアップしないと、それらを取り込んで強くなっている日本軍に負けてしまう!

 

安っぽい羽織を着た易原さんが登場。謝興さんの兄です。お茶を持ってきた女性の着物を刀で切って、裸にしていました。

 

田鵬さんを捕まえられないことに苛立つ村長たちは田鵬さんの武術学校とGF宅を日本人ファイターを使って、襲います。このような危機的状況が予想されたにもかかわらず、街を留守にした田鵬さんの考えがわからない・・・。そして、なぜか張清清さんたちも不在。

 

義兄弟は執事と少年にGFの様子を見るようにと命じ、1人で戦って、亡くなります。GF宅も散々な状態になっていました。

 

少年は激怒し、武術大会に向かいます。(まだ開催されていたんですね。)ステージの上には易原さんが。易原さんは容赦なく少年を攻撃します。

 

さて、密輸から帰宅途中の田鵬さんは取り乱した執事から事件を聞かされて、びっくり仰天します。田鵬さんは会場へ向かいます。少年は倒されていました。怒り爆発ですムキー

 

執事は張清清さんたちにも事件を知らせます。会場に駆けつけます。戦っている田鵬さんが。易原さんは刀を使い始めます。隠し持っていた2つの短剣で応戦する田鵬さん。

 

遂に田鵬さんは易原さんを倒します。怒った将軍は兵士に命じ、観客席に銃を撃たせます。逃げる田鵬さん。倒れる観客。大パニックです。

 

隠れていると、張清清さんたちがやってきました。一緒に戦うことにします。前半、日本軍側だった侯伯威さんが両方の側を演じていました。

 

村長たちは捕まります。田鵬さんたちが文句を言っていると、彼らを取り押さえていた若者たちが殺してしまいます。

 

田鵬さんたちは残っていた日本人ファイターたちを倒すと、刃物を投げて、どこかに向かいます。終わり。突然、終わっちゃいました・・・凝視

 

後半の展開があまりよくなかったです。田鵬さんと張清清さんたちが不在になってしまった理由がよくわからないからです。罠に落ちるのが嫌だったから?でも、GFを放置っていうのがなぁ~。

 

張清清さんの健康的な美しさが印象に残りました飛び出すハート

 

1974年の香港映画。林正英さんが初めて武術指導を担当した作品っぽいので、観てみました。

 

譚勝さんが手づかみで魚を捕まえているので、後から来た吳明才さんも挑戦します。が、失敗します。ちょっとしたけんかになりました。でも、お互いが大切な存在です。

 

房勉さんが体調不良。使用人の郝履仁さんが心配しています。ツトムは誰かを待っているようです。


秦沛さんが大勢でお酒を飲んでいます。李文泰さんも同席しています。その後、秦沛さんと李文泰さんは賭けをしますが、お金を失ってしまいます。

 

譚勝さんは魚を土産にツトムの家を訪問します。ツトムは息子を待っていました。故郷を忘れ、大都会で派手な生活を楽しんでいるであろう息子。息子の幼馴染である譚勝さんに何度も息子のことを頼むと言って、亡くなります。

 

みんな、ツトムの死を悲しんでいました。譚勝さんは彼を慕っていたので、激しく落ち込みます。

 

秦沛さんはダメ息子でした。GF 陳菁さんを連れて、呑気な様子で帰ってきます。

 

知らせを聞いて、譚勝さんは秦沛さんに会いに行きますが、入口で悪そうな男たちに絡まれます。戦っていると、秦沛さんが出てきて、争いが止まります。自分の弟子を殴り、譚勝さんを睨んで、立ち去ります。幼い頃、譚勝さんの父の下で功夫を学んだのに・・・。

 

秦沛さんに何が欲しいんだ?と冷たくされ、陳菁さんに嫌味を言われ、散々な目に遭う譚勝さん。秦沛さんは自分の功夫を弟子に教えており、譚勝さんの父から学んだ功夫は役に立たないから、一切教えていないとこれまた酷いことを言います。

 

自分が1ヶ月も遅く戻ってきたのに、ツトムが埋葬されたことにも文句を言います。さすがの譚勝さんも文句を言います。身内のことに介入するなと言われ、譚勝さんは帰ります。

 

ツトムは譚勝さんをかわいがり過ぎて、秦沛さんがひねくれちゃったのかな・・・。わからんが。

 

激オコで帰宅した譚勝さんの愚痴をGFが聞いてくれます。昔とは大違いの秦沛さんに譚勝さんはショックを受けていました。

 

譚勝さんを慕う娘がやってきて、2人が仲睦まじく話している様子を見て、怒ります。彼女が帰宅すると、父が勝手に見合い話を進めていました。見合い相手の男性、マザコン気味・・・。彼女は悪態をついて、見合い相手の男性と母、そして、父を激怒させます。

 

父は娘が好きな男性は譚勝さんだとわかり、彼に接触を試みます。譚勝さんは娘のことを妹的な存在で、結婚は考えられないと断ります。父はがっかりします。この父は金持ちでありながら、貧しいであろう譚勝さんに偏見をもたずに見合いの話をするところがすごいと思いました。

 

秦沛さん&陳菁さんはツトムが購入した丘を見に行きます。その際、幼馴染の女性と遭遇します。ツトムは貧しい人たちのことを考え、お世話になった人たちへの感謝を忘れませんでしたが、彼らはそれを切り捨て、お金儲けに走ります。

 

意見する郝履仁さんを怒鳴りつけます。郝履仁さんは譚勝さんのところへやってきて、嘆きます・・・。秦沛さんは沼を買収し、コテージを作ろうとしますが、譚勝さんはその話を断ります。李文泰さんは悪い計画を立てます。

 

魚を売りに行こうとしている吳明才さんに絡み、暴行します。吳明才さんに足を齧られる役で元華さんが!偶然、通りかかったGFが助けに入ります。見事な功夫の腕前。李文泰さんは慌てます。彼女は逃げる彼を追いかけ、手下も彼も倒します。

 

GFは吳明才さんを連れて帰り、手当てをします。譚勝さんは激怒。戦う決心をします。

 

魚を街に売りに行きますが、魚屋は秦沛さん側に圧力をかけられているようで、魚の買取りを拒否します。李文泰さんの姿を見て、事情を察した譚勝さんはその場を去ります。

 

直接、売ることにした譚勝さんに対して、李文泰さんは意地悪をします。元武さんがいるかな。

 

絡んできた手下たちをボコります。元華さん、魚の桶にハマる。笑

 

李文泰さんはビビって、逃げます。とりあえず、よかった~。しかし、これで終わるはずはない。

 

GFと吳明才さんと仲良く話していると、心配して様子を見に来た娘が嫉妬します。

 

秦沛さんは李文泰さんの失敗を怒ります。悪いことばかり考える秦沛さんを郝履仁さんは止めようとしますが、秦沛さんは聞き入れず。また怒鳴りつけられたので、彼は家を出ていくことにします。

 

秦沛さんは2人の友人を招くことにします。そして、今度は陳菁さんが何かを用意し、悪い計画を立てます。

 

翌朝、魚を獲ろうとした譚勝さんは沼の魚が死んでいることに気づきます。ただでさえ貧しい暮らしなのに・・・。毒を入れたようです。

 

譚勝さんは秦沛さん宅へ怒鳴り込みます。探し回りますが、彼は不在でした。失意の譚勝さん。帰宅します。

 

すると、吳明才さんが亡くなっていました。背後から手下たちが襲ってきました。鍾發さん、若い。左腕を刺されますが、怒り爆発で手下たちをどんどん倒していきます。

 

が、脚にもけがを負ったため、手下の1人を逃してしまいます。

 

秦沛さんは2人の友人を招いていました。

 

GFと娘はぐったりしている譚勝さんを発見。手当てをします。李文泰さんは譚勝さんを倒せると思い、手下を連れてやってきます。GFたちは譚勝さんをどこかへ隠そうとしますが、彼は復讐に燃えていました。けがを治さないとそれもできないと2人は説得し、ぎりぎりで逃げます。

 

秦沛さんは手下たちに譚勝さんを殺すか、捕まえたら、褒美を出すと言って、気合いを入れます。

 

なかなか見つからないので、秦沛さんは娘の家に押しかけます。娘は彼を非難し、攻撃します。GFは娘の家の前に手下がいるのを発見。裏から家に入ります。

 

娘は秦沛さんに負けそうになっていました。娘の腕を捩じって、譚勝さんの居場所を言わせようとしたとき、GFが登場します。

 

秦沛さんは娘を捕まえ、GFを脅します。さすがのGFもこれには困ります。

 

李文泰さん&手下はGFを追います。GFは1人で彼らに向かっていきます。李文泰さんは柵の竹が背中に刺さり、亡くなります。それからGFは譚勝さんのところへ向かいます。

 

陳菁さんは秦沛さんが拘束している娘をジロジロ見ていることに腹を立て、娘に八つ当たり。

 

GFは家に戻り、父の姜南さんに事情を相談します。譚勝さんと郝履仁さんがいました。少し元気になった譚勝さんは「沼も売らないし、娘にも手出しはさせない。」と宣言し、戦いに向かいます。郝履仁さんが秦沛さんを殺さないでほしいと頼むところが泣けました。

 

2人で乗り込んでいきます。手下たちを倒して、奥へ奥へ。秦沛さんに沼は売らない宣言をします。すると、秦沛さんはあっさり娘を返します。でも、何か仕掛けてきそう・・・。

 

案の定、外に出ると、先ほどの友人2人が戦う恰好で待っていました。の、前にまた手下が出てきたので、先に3人で彼らを倒します。

 

さぁ、この友人たちを倒せるか。譚勝さん1人で戦おうとしますが、やっぱり強い。GFが少し助けに入ります。意外とあっさり友人たちを倒すことができました。

 

元気な手下が秦沛さんを呼びに行ったので、秦沛さんがやってきます。ラストバトル~。

 

睨み合う2人。序盤は秦沛さん優勢。が、徐々に譚勝さんがいい感じになっていきます。GFと娘は元気が出てきて、陳菁さんを襲おうとします。陳菁さんは逃げる際、階段で転倒。倒れていた手下が握っていた刃物が背中に刺さり、亡くなります。

 

後半の秦沛さんがボコられるシーンは林正英さんがスタントをやっているのではないかと私は妄想しているのですが、どうでしょうか。いずれにしても秦沛さんではないです。

 

命乞いをする秦沛さんの要求を一旦は聞き入れますが、秦沛さんは落ちていたナイフを手にして、娘を斬り付けます。これにはさすがの譚勝さんも激怒。思い切り腹パンします。

 

秦沛さんは苦しみ、動けなくなります。生死は不明。譚勝さんはGFと娘と3人で屋敷を後にします。終わり。


この時代の功夫映画は耐える内容が多いので、観ていてしんどくなります。ほんと酷いよえーん

 

内容ですが、譚勝さんよりGFの方がアクションシーンがかっこよかったような気がします・・・。

 

そして、姜南さんがいい人設定だったのが印象に残りました。笑

 

正式なものは85分だそうですが、私が観たのは78分。カットされてないものが観てみたいです。

 

1974年の香港映画。武術指導は袁和平さん。

 

キャストに元彪さん、元彬さん、袁和平さん、袁振洋さん、袁信義さん、元奎さん。主役は向華強さん。

 

OPが今風なのに、内容とは全く関係ないという不思議な出だしでした。

 

夜、向華強さんは伯父を訪ねます。しかし、応答がありません。伯父は腹部に刃物が刺さった状態で亡くなっていました。向華強さんは刃物を抜きます。

 

後から来た若者たちが彼を犯人だと言って、警察へ連れて行こうとします。全く話を聞いてくれないので、彼は抵抗します。いきなり激しいアクションが展開。向華強さんは逃げ出します。

 

若者たちはボスに怒られ、警察と共に彼を捕まえに行くように命じられます。

 

向華強さんは宿で家族写真を手にして、昔を思い出していました。すると、そこに警察と若者が乗り込んできます。

 

これまた話を聞いてくれないモードなので、激しく抵抗。宿を逃げ出し、街中に逃げ込み、姿を隠します。

 

向華強さんはある男性宅の庭に逃げ込んでいました。泥棒だと誤解された彼は元奎さん、袁和平さん、ノブさん、袁振洋さんに襲われます。ここでも必死に抵抗します。

 

その様子を見ていた強い男性は向華強さんを殴ります。最初はやられっぱなしだった向華強さんですが、元気を取り戻し、男性に襲いかかります。2人の激しい戦いを見ていた家の主 梁少華さんは戦いを止め、向華強さんの話を聞きます。

 

警察が訪問します。梁少華さんは向華強さんを匿い、警察に嘘の報告をします。この辺の実力者のようで、警察は素直に立ち去ります。

 

手当てをしてもらった向華強さん。梁少華さんが彼の話を聞いてくれます。生まれも育ちもこの地でしたが、出張の多い仕事に就き、ここ数年は殆ど帰れていませんでした。

 

久しぶりに戻ると実家はめちゃくちゃ。両親は死亡。姉は行方不明。情報を知っているであろう伯父から話を聞こうと訪ねたところで、事件に巻き込まれたというわけでした。梁少華さんは力を貸すことを約束してくれます。

 

警察は梁少華さんが向華強さんを匿っていることに気づいていました。向華強さんの指名手配をし、梁少華さんの家を見張ることにします。

 

さて、賭博場。多くの客で賑わっています。そこに謎の客 金福萬さんがやってきます。大金を賭けて、大当たりコインたち

 

経営者 金霏さんは警戒します。金福萬さんは賭博場側のいかさまを見抜きます。客は立ち去ります。営業妨害に怒った副経営者は護衛を呼び、彼を襲います。金福萬さん、めちゃ強い。元奎さん、ノブさん、袁振洋さんたちを倒してしまいます。

 

金福萬さんはオーナーと話をしたいと言い残し、立ち去ります。

 

梁少華さんが賭博場のオーナーでした。報告を受けて、険しい表情。結論は下さず、様子を見ることにします。

 

金霏さんは梁少華さんに仕事を辞めたいと言いますが、辞めるなら自分と結婚しろと言います。金霏さんは父を亡くし、お金に窮していたときに彼に拾われたのでした。感謝はしているけれど、そういう気持ちにはならないと金霏さんは申し出を断ります。

 

話がぐちゃぐちゃになりそうなとき、向華強さんが部屋にやってきます。金霏さんは立ち去ります。

 

梁少華さんは金福萬さんが向華強さんの家をめちゃくちゃにした人物ではないかと話します。向華強さんは警察の監視をかいくぐって、金福萬さんの顔を見に行きます。付け髭をして、鳥籠を持って、出かけます。

 

賭博場に金福萬さんが来ていました。金霏さんは疲れ果て、酒に癒しを求めていました。向華強さんは金霏さんと一緒に酒を飲んで彼の様子を観察します。金霏さんはすっかり自棄になっていました。天涯孤独の身、もうどうなってもいいと思っているようです。

 

金福萬さんが賭博場を出ました。尾行を開始します。しかし、途中で尾行がバレてしまいます。金福萬さんは褒賞金目当てに彼を襲います。金福萬さんの力強く、高さのあるキックがすごい。

 

向華強さんは押さえ込まれてしまいます。どうやら、向華強さんの家族を殺した犯人ではなさそう。金福萬さんは別の目的がありました。向華強さんの立場を理解したのか解放し、さっさと立ち去ります。無駄なことをしたかなとちょっと落ち込む向華強さん。きっと金福萬さんは梁少華さん狙いなのでしょう。

 

金霏さんの化粧台の側には向華強さんが持っていた写真と同じものが飾られていました。彼女は姉のようです。

 

副経営者が彼女の部屋を訪問します。金霏さんは仕事を辞め、梁少華さんの元を離れると宣言します。副経営者も彼女のことが好きだったので揉めます。父を殺した犯人を捕まえてくれるなら、あなたを信じると強気な態度。父は酒の飲み過ぎで列車に轢かれたとされていましたが、金霏さんは殺人だと確信していました。金霏さんは副経営者に結婚をチラつかせて、利用することにします。

 

梁少華さんが向華強さんと金霏さん姉弟の両親を殺した犯人でした。向華強さんをいいように利用しようと画策していました。

 

向華強さんの部屋に梁少華さんの女性がいきなり押しかけてきて、迫ってきます。困った向華強さんは一旦部屋を出ます。もう大丈夫だと思って戻り、寝ようとしたところでカットが入ります。アダルトなシーンがあったのかな。

 

一転し、梁少華さんと話している場面になります。向華強さんは金福萬さんは犯人ではないと感じていました。梁少華さんは金福萬さんを犯人だと言い聞かせ、殺させようとします。若い向華強さんは梁少華さんの話に騙され、再度、金福萬さんを狙いに行きます。

 

夜、彼が隠れているという寺に行きます。潜んでいると、金福萬さんが帰ってきます。様子を見ていると、隠れていた梁少華さんの手下たちが出てきて、金福萬さんを襲います。。向華強さんはその場に居合わせたために金福萬さんに敵と見なされ、襲われます。

 

そして、駆けつけた警察に捕まってしまいます。他は皆、逃げていました。

 

暴力的な取り調べを受け、牢に入れられます。

 

梁少華さんは向華強さんが逮捕されたことを怒っていました。彼を利用して、自分をつけ狙う金福萬さんを倒してしまいたい。

 

梁少華さんはかつて金福萬さんの妻と浮気し、妻を殺したという罪を作り出して、金福萬さんに被せ、お金を奪った過去がありました。彼女は死んだふりをした後、梁少華さんの腹心の1人として共に過ごしていました。

 

彼女は梁少華さんが金霏さんに夢中になり、自分を放置していることに呆れ、彼を見限ろうとしていました。梁少華さんは自分で何とかすると宣言します。

 

金福萬さんは警察に潜入。牢にいる向華強さんを助けます。戸惑う向華強さん。2人は護衛の警官たちを倒しながら、逃亡を図ります。

 

金福萬さんはなぜさっき寺に来たのか、理由を尋ねます。向華強さんは梁少華さんを友達だと思っているので、話すのを拒みます。金福萬さんは向華強さんの話の矛盾点を突きます。

 

梁少華さんは実は自分を利用している?かっとなった向華強さんは手錠がついた状態で彼に襲いかかりますが、ものすごい苦労してきた金福萬さんの敵ではありませんでした。がっつりやり返されます。利用価値があると思ったのか、かつての自分に重なると思ったのか、気絶した彼を抱えて、金福萬さんは移動します。

 

金福萬さんも指名手配犯になりました。廃屋で拘束されている向華強さん。いくら金福萬さんを煽っても全く相手にしてもらえません。

 

金霏さんは出ていく準備をしていました。決心が揺らがない彼女を見て、副経営者は彼女の父が亡くなった理由を明かします。

 

梁少華さんは彼女を手に入れるために父と接触。父は梁少華さんを拒否。なので、彼は賭け事が好きな父をギャンブル漬けにして、全てを奪い、金霏さんをよこすように迫りました。それでも父は抵抗。手下たちに暴行を受けて、亡くなったのでした。ここでもノブさんがいるかな。

 

そして、伯父は手下たちが偽装工作をするのを目撃していたために殺されたのでした。

 

金霏さんは残ることを決意し、梁少華さんを殺すことを誓います。副経営者は彼女にバカにされたので、自分が彼を殺すから見てろと息巻きます。

 

向華強さんは解放され、金福萬さんと食事をしていました。向華強さんは彼の言い分が正しいのを実感しつつありました。梁少華さんが犯人。そして、姉の行方も知っている。

 

同じ敵だから手を組もうと誘ってきます。向華強さんは共に戦うことを決心します。

 

梁少華さんは相当強い。鉄のような指が喉元を狙ってくるそうです。これは心してかからねば。

 

金福萬さんが師匠となり、本格的な修行に取り組みます。この時代の功夫映画は主人公が既に強い設定が多いので、ちょっと珍しいと思いました。

 

梁少華さんも修行中。そこに酒に酔った副経営者がやってきて、彼に襲いかかります。ひょろひょろの彼はすぐに喉元を突かれ、殺されます。

 

副経営者は全てを喋ってしまったので、金霏さんの身が心配です。案の定、梁少華さんは彼女の部屋に押しかけ、襲いかかります。金霏さんは写真の額縁で彼を殴り、抵抗しますが、喉元を突かれます。

 

そこに金福萬さんがやってきます。あまりにも突然過ぎで、呆然とする梁少華さん。後から駆けつけた向華強さんは足元に落ちていた写真を見て、金霏さんが姉だと気づきます。

 

金霏さんは死力を振り絞って、梁少華さんの悪事を知らせ、力尽きます。向華強さんは金霏さんを寝台に寝かせると、梁少華さんを追います。

 

金福萬さんと戦っていた梁少華さんは賭博場へ逃げ込みます。金福萬さんは入口にいた手下をボコります。ノブさん、発見。中でも手下が彼を襲います。ここで元彬さん、元彪さんを発見。

 

梁少華さんはお金を服に入れると、腹心の男性に後を任せて逃げよます。外に出ると向華強さんが。

 

ひたすら逃げる梁少華さんを追い、攻撃します。金福萬さんから教えてもらったキックと喉元をブロックする技術を使って、がんばります。

 

金福萬さんは激闘の末、腹心の男性を倒すことができました。かなり激しい戦いでした。

 

向華強さんと梁少華さんの戦いは拮抗していました。戦いを終えた金福萬さんが加わり、2人がかりで彼を倒します。

 

金福萬さんはここでやっと向華強さんに自分の過去を打ち明けます。妻を殺して、お金を取り返しに行きたいという金福萬さんを助けを起こして、街に戻ろうとすると、警察に囲まれます。2人が逮捕される場面で終わりです。

 

あらま。でも、きっと脱獄して、仇を討ちそうだな。

 

時系列で考えると、ちょっと矛盾する部分もありますが、面白かったです。向華強さんの父は最近亡くなったような、大昔に亡くなったような。話のつじつまが合わないな~と感じました。

 

梁少華さんが次々と向華強さんに仕掛ける罠がしつこくて、ドキドキしながら観ました滝汗

 

金福萬さんがキレのあるアクションを見せてくれて、びっくりしました。テコンドーの方かな。本当に強いんだろうな~というオーラが出ていました。感情が読み取れない表情も不気味な感じで、強く印象に残りました。向華強さんを食ってしまったな。

 

重厚でなかなかよい映画でした。