石峰さんが滝の横で「少林密笈」という冊子を読み始めます。
数名の男性が岩の上で演武をしている場面になります。
そして、少林寺。僧たちは清の統治で苦しんでいました。柯佑民さんは蔵書を含めて全てのものを守ろうとします。
「藏經閣」に向かう邵羅輝さん。笛を吹いていた石峰さんが蔵書整理の手伝いを申し出ます。石峰さんが入った瞬間、蔵書を守るために鍵をかけられてしまいます。
蔵書の埃を払っていると、「少林密笈」を発見。彼は持ち出してしまいます。
街中は清軍が好き放題をしていました。頭に来た2人の男性が木に登り、輿に乗っている程清さんを短剣で攻撃しますが、投げ返されてしまいます。
董力さんは彼らの仲間でした。2人が遺体となって倒れているところを発見します。怒った董力さんは程清さん宅「親王府」へ向かい、屋根から矢を放ちます。が、失敗。護衛たちは屋根に上がり、董力さんを攻撃します。
程清さんも屋根に上がってきて、彼を攻撃します。ヤバいと感じた董力さんは逃げます。程清さんは義理の息子 李隆華さんに彼を捕まえるよう命じます。
場面が変わり、王冠雄さんが荒野を歩いています。すると、横から董力さんがよろよろと出てきます。追っ手も現れます。王冠雄さんは董力さんを助け、李隆華さんと戦います。かなり激しいバトルが展開されます。李隆華さんの胸に光る翡翠の飾りがなぜかクローズアップ。李隆華さんが鎖を武器にした瞬間、王冠雄さんは逃げます。
再び、歩き出した王冠雄さんの後ろを歩く男性。司馬龍さんです。
程清さんは街を取り締まっている人を呼び出し、襲われたことを話します。街の人たちは殆どが大人しい人。1年前にやってきた客棧の経営者が清の統治に抵抗していました。
手下たちは当該の客棧「雄風客棧」にやってきて、捜索を開始します。兵士が給仕にぶつかります。料理を乗せたお盆を上官靈鳳さんがキャッチし、給仕を殴ろうとしている兵士をなだめます。
経営者&父の田豐さんが帰ってきます。兵士は料理が自分の服にかかったことを怒っていました。田豐さんは兵士にお酒を奢ることでチャラにしてもらいます。
客棧に疲れ果てた董力さんがやってきます。店のお茶を勝手に飲もうとします。清側の客がいるので、彼を表立って助けることはできません。上官靈鳳さんの母 戴綺霞さんは素早く薬を飲ませると、従業員に外に追い出すように命じます。
客は本当に董力さんを追い出したのかを確認しようとします。上官靈鳳さんはしつこく尾行する客を倒します。
客は董力さんを追っている仲間を待つため、ずっと飲食を続けています。態度の悪さにイライラしながらももてなし続けます。
王冠雄さんが来店します。彼を追っていた人たちもやってきます。客の仲間でした。食事をしようとしている王冠雄さんに絡みますが、あっさりやっつけられます。
1人で全ての敵と戦う王冠雄さん。司馬龍さんも徒手で参戦します。そして、帰宅した上官靈鳳さんも加わって、全員を倒します。
程清さんは石峰さんが手下を殺したという知らせを聞いて、怒ります。兵士たちは石峰さん探しに少林寺にやってきます。柯佑民さんは彼を捕まえるために3日間の猶予を頼みます。
石峰さんは薪割りをしている僧と話をして、自分のすごい技を見せます。その技を目撃した柯佑民さんは彼がいつの間にか秘技を身につけていることに驚きます。邵羅輝さんと理由を尋ねます。
石峰さんは10年間少林寺にいました。僧ではありませんが、蔵書の掃除を通して、全ての本に触れ、読むことで秘技を身につけていったのでした。それは少林寺では許されないことでした。
彼らは石峰さんをどうすればいいのか悩みます。彼を清に渡したくはありません。邵羅輝さんは彼を逃がすことにします。
「木人巷」に向かう石峰さん。途中、複数の木人椿が回転しながらやってきます。丸太が転がってきたり、矢が飛んできたり、大変です。程清さんの手下が出口で待っていたので、倒して逃げます。
今度は僧たちに囲まれます。彼らは石峰さんを罰しようとします。が、柯佑民さんがいきなりやってきて、彼に荷物を渡し、どんなことがあっても悪い道に行かないようにと話し、逃がします。柯佑民さんも程清さんたちに襲われる覚悟で彼を逃がすことにしたのでした。
李隆華さんがやってきたので、みんなで彼を逃がす手伝いをします。僧たちは川に飛び込み、因幡の白兎状態で彼に川を渡らせます。邵羅輝さんが見守る中、逃げます。
李隆華さんは逃げていく石峰さんの姿を見て、柯佑民さんに文句をつけます。異議を唱えた武德山さんを拘束し、石峰さんと交換すると言って去ります。
武德山さんは拷問を受けていました。程清さん側に寝返った男性が彼を説得し、石峰さんの居場所を吐かせようとします。ねばる武德山さんに苛立ち、程清さんは彼を殺害します。放置された遺体を発見し、柯佑民さんは悲しみます。
街に逃げてきた石峰さんですが、指名手配されており、すぐにバレます。上官靈鳳さんが彼を助け、追いかけてきた兵士たちと戦います。王太郎さん、思いっきり刺されてました。
大急ぎで彼を客棧に迎え入れます。追っ手が来店します。石峰さんになりすました上官靈鳳さんが彼らに対応します。戸惑う追っ手たち。
上官靈鳳さんは給仕にトカゲをたくさん捕まえるように命じます。店内にそんなにいるもんなの!?給仕は彼らの靴の中にトカゲを入れます。戦わずして彼らを追い払うことに成功します。
自分のせいで少林寺に迷惑をかけていると落ち込んでいる石峰さんを上官靈鳳さんが励まします。程清さんを倒せるのは彼だけかもしれません。宿泊費などは気にしないで。その分、誰かに親切にしてあげてと言われ、感激します。
程清さんは自己鍛錬に余念がありません。李隆華さんは彼を慕っており、程清さんも彼をかわいがっていました。
思うように石峰さん探しが進まないので、程清さんは少林寺を尋ねます。彼らを嘘つきと罵倒する程清さんに異議を唱えた僧がまた捕まります。邵羅輝さんは激怒。程清さん宅を訪れます。
自分に責任があるから、彼を解放してほしいと願います。石峰さんの師匠なので、邵羅輝さんも人質にします。
李隆華さんは手下と共に馬に乗って移動します。後から司馬龍さんがついていきます。李隆華さんは急に馬から降りると、いきなり手下を殺します。司馬龍さんは戸惑います。追うしかない。
石峰さんは何も告げずに客棧から行方をくらましていました。母から彼の行方を聞き、川に向かいます。石峰さんは修行をしていました。上官靈鳳さんと楽しく話をしていると、王冠雄さんが邵羅輝さんが捕まったという知らせをもってきます。
石峰さんは助けに行こうとします。客棧には程清さんが来ていました。実は田豐さんは程清さんのことを知っていました。18年前、争いになり、名前を変えて逃げたのでした。捕まえる気というか、殺す気満々の程清さんと戦います。しかし、田豐さんはすぐにやられ、隠れていた董力さんは捕まります。
買い出しから戻る途中の戴綺霞さんを発見。上官靈鳳さんと王冠雄さんは客棧がめちゃくちゃになっているのを見て、ショックを受けます。田豐さんの死に悲しむ上官靈鳳さん。と、そこに李隆華が。王冠雄さんは彼に刃を向けますが、彼は「師匠・・・。」と呼びかけ、田豐さんの遺体の側に近づいていきます。司馬龍さんもやってきます。
戴綺霞さんが衝撃的なことを言います。李隆華さんは王冠雄さんの兄弟だったのです。家族を殺された恨みを晴らすため、程清さんの養子になったとのこと。王冠雄さん、びっくり!視聴者もびっくり
戴綺霞さんは彼らの母から預かった翡翠の飾りを出します。李隆華さんも王冠雄さんも持っていました。
石峰さんは程清さん宅を訪れていました。拘束されている董力さんを発見します。邵羅輝さんと先輩の僧は既に亡くなっていました。董力さんを救出し、逃げます。程清さんたちは追います。
石峰さんは寝返り先輩と戦い、董力さんは護衛と戦います。程清さんが董力さんに襲いかかります。駆けつけた上官靈鳳さんが参戦します。程清さんの右手は気合いを入れると鉄になります。黒くなった手で上官靈鳳さんの剣も折ってしまいます。
これをどう攻略したらいいのでしょう・・・
強烈な攻撃を董力さんが受け止めます。王冠雄さんと司馬龍さんもやってきます。
寝返り先輩は逃げます。逃げた先に戴綺霞さんが槍を持って待っていました。槍の扱いが上手くて、驚きました。
上官靈鳳さんは寝返り先輩を倒すと程清さんのところへ向かい、石峰さんに加勢します。
上官靈鳳さんはやられ気味でちょっと休憩。石峰さん、王冠雄さん、司馬龍さんの3人で程清さんを攻撃。脈絡なく柯佑民さんが登場して指南するも、なかなか倒せません。
李隆華さんがやってきます。鎖で3人を攻撃するように見せかけて、いきなり程清さんを襲います。李隆華さんが手放して宙に飛んだ刀を上官靈鳳さんがキックして、程清さんの胸に刺します。これで彼は力尽きます。
みんなが程清さんの遺体に近づく姿で終わりです。
これも2つのVer.を観て、内容がよくわかる映画でした。短い方に長い方にはないシーンがあるというのにはびっくり。これからは両方目を通した方がいいのかなと思いました。
話はだらだらとした展開でテンポが悪かったです。石峰さんのエピソードを思い切ってカットしてもよかったように感じます。
司馬龍さんのアクションはよかったです。
