ビジネスは戦場？！誰もしていない事をする

柴崎マイです。最新の自己紹介はこちらです。

「おいしそうな女」ヒストリー＜WORK編＞

をお届け中です↓

～これまでの話～
フリーランスの新人イラストレーターとして突然食べ
られるようになった私は、調子に乗って分不相応な生活で
散財して一気にどん底へ！！

その後、広告の仕事やエッセイの仕事を経て、復活！

結婚後はイラスト&エッセイ本を出版するために、
blogをスタートさせて晴れて初出版も経験！

「おいしそうな女」ヒストリー＜WORK編＞NO.14

さて、２冊目３冊目の本を出す前のこと。

出版をいちから学ぼうと「出版講座」のような
ものに通おうと考えました。

そこで、見つけたある出版講座に申し込み

をすることに。

でも、ひとつ気になったのが

「ビジネス書作家を養成する講座」

だったということ！

「ん？ビジネス書・・・？でも出版塾は

ここしかないし」

と迷いながらも気になって仕方ない。

その講座は私にとってはかなり高額でしたが、
すごく惹かれたんですよね。

なので、イラストのギャランティーで貯めた
貯金を使って、ドキドキしながら申込み
をしました。

（３冊目の本）

私が４ヶ月通った講座のことはどこ
からどう書けば良いか・・・。

とにかくこの講座では、これまで体験したことの

ない厳しい指摘も受けました。

ビジネスをしていく上での考え方はもちろん
コンテンツの作り方まであらゆる面から鍛えて

もらいました。

ビジネスのやり方までを教えれくれたのがこの講座

だったのです。

まずは「竹やぶを知ること」というのが何度も

キーワードとして出てきました。

「竹やぶ」というのは、自分が唯一戦って勝てる竹やぶ
はどこにあるかを知り、そしてその竹やぶから出ないよう
にビジネスという戦場で戦う、というものでした。

私は、この竹やぶを知るどころか、クリエイターとして
のほほんとして生きてきてしまったので「ビジネスを戦場」
という発想さえなかったのです。

何もかもが新鮮で刺激的で、そして衝撃的でした。

「ビジネスは戦場」

という言い方は過激ですが、言い換えたら「誰もやって
いないところで勝負する」という大切さを教えてくれた
のが、講座の担当講師だったプロデューサーの先生でした。

（３冊目の本を出した後のメディア出演）

確かに、私が描いてきた「女性イラスト」は、イラスト
レーターの中でも最もレッドオーシャン、競合他社の
多いジャンルでした。

その中でトップになるのはかなり厳しいということ
なのです。

「だから、（戦う場所を）ちょっとズラすのよ」

と先生から言われたときは、ハッとしました。

これまで考えたこともなかった「ビジネス戦略」

ただぼんやりと「女性を幸せにする活動がしたい」
とは思っていましたが「どうやって」のところが
抜け落ちていたことも痛感しました。

その「どうやって」のところは「誰もやっていない
場所で独自の方法でやるべき・というのをその
講座ではじめて気づかせてもらったのです。

そして「誰もやっていない場所で」ということこそ
「竹やぶ」という意味です。

というわけで、私の「竹やぶ」を探す旅がこの講座内
で始まったのでした。

（この講座で生まれたのが「愛され美人」レッスン）

「誰もやっていない場所で、誰もしていない事をする」

つまりのところ、ブルーオーシャン
（従来存在しなかったまったく新しい領域に事業を
展開していく戦略）で、他社と競合することなく
ビジネスをするいうことが「自分の竹やぶを知る」
ということだったのです。

そんなことも考えずにフリーランスでやってきた
自分に、今となっては呆れますが、ビジネスを学んだ
ことのない私には、出版講座で言われたことが
何もかもが新鮮でした。

「あなたは出版の前にビジネスをしないと」

と言われたことは、「ビジネス書作家養成講座」
だったからですが、そのときはその流れの強さ
に抗う事なく乗ってみることにしました。

とにかく授業料の１円も無駄にせずにビジネス
についての学びを吸収しようという意気込みも
ありました。

配られたテキスト量もものすごい量と濃度で、
圧倒されつつも、その講座に集中する日々に
突入したのでした。（つづく）