柴崎マイです。最新の自己紹介はこちらです。

 

 

「おいしそうな女」ヒストリー<WORK編>

をお届け中です↓

 

~これまでの話~
パリから戻って、新人イラストレーターとして突然食べ
られるようになった私は、調子に乗って分不相応な生活で
散財して一気にどん底へ!!

その後「女性イラスト」の作品を制作していたところ、
広告の仕事が決まりだし、さらには「恋愛エッセイ」も
書き始めて・・・

 

 

「おいしそうな女」ヒストリー<WORK編>NO.1

「おいしそうな女」ヒストリー<WORK編>NO.2

「おいしそうな女」ヒストリー<WORK編>NO.3

「おいしそうな女」ヒストリー<WORK編>NO.4

「おいしそうな女」ヒストリー<WORK編>NO.5

「おいしそうな女」ヒストリー<WORK編>NO.6

 

「おいしそうな女」ヒストリー<WORK編>NO.7


結婚する前の2005年から一年間、とても印象深い
仕事をしました。

作家の蝶々さんの雑誌連載の挿絵です。

 

 

(実際の仕事で描いた当時のイラスト)


 

メルマガには書いた事があるのでご存知の方も
多いと思いますが、私は恋愛がうまくいかない時期に
蝶々さんの「小悪魔な女になる方法」を読んで、
救われた・・・というより「結婚できた」と言っても
過言ではないくらいの影響を受けました。

 


また、ご本人の言葉の表現力や人間としての魅力
に惹かれて、出されている本やblogも全てチェック
していました。

つまり大ファンということです^^*

そんな中、扶桑社の女性誌の編集者さんから一本の電話が
あり、「蝶々さんの連載が始まるので、毎月蝶々さんの
取材に同行して、イラストを描いてほしい」という依頼が
あったのです!!


「柴崎さんが以前送ってくれたイラストを見てお電話
しました」

とのこと。

電話口で思わず、

「え!あの蝶々さんですか!?私、大ファンなんです!」

と言って、即、お引き受けしました。

 

 

 

 

蝶々さんの「取材同行付きの挿絵仕事」は、私にとって
非常に刺激的なものでした。

世の中は、蝶々さんが火付け役となった「小悪魔ブーム」
真っ只中。今をときめく売れっ子作家さんのオーラと
言ったら・・・半端ない広い範囲でひかり輝いていました。

初めてお会いした表参道のラウンジでの打ち合わせでは、
元々作品とご本人のファンだった事をお伝えさせていただき
ましたが、あまりの美しさと眩しさに、同性の私でも、
ドキドキして顔が真っ赤になってしまいました。

すると、ご本人から

「ふふ、真っ赤になっちゃって、可愛い」

と言われて、ますます心拍数があがってしまったのを
今でも克明に記憶しています。

 

 

(蝶々さんの近著も拝読しております)

 

 

それから1年間、スタッフとしてご一緒させていただ
きましたが、私がまともに話せたのは、ほんの数回という
緊張ぶりで、おそらく蝶々さんの記憶には残っていな
いと思います(笑)

奇遇にも、蝶々さんの挿絵仕事が進んでいる間、
私は夫と付き合い始めて、結婚も決まったので、
なんというご縁なんだろう!と、ますます感じて
しまい、仕事でもプライベートでもターニング
ポイントとなる時期に、大きな影響を受けた方。

 

 

今でも感謝の気持ちでいっぱいです!

 

(好きすぎて蝶々さんの近影もイラストに❤︎)

そして、蝶々さんの時代の先を読む考え方や生き方は、
今でも遠くから拝見して応援しています。

そして、当時、蝶々さんが教えてくれたと思っている
「小悪魔術」は、今でも私の恋愛に関しても捉え方の
根っこにあります。

恋愛テクニック本の時代は終わった現在の風潮ですが、
「男性心理を理解した恋愛テクニックも大事である」
と教えてくれた、時代を作り上げた「元祖恋愛作家」

の方だったと思います。(つづく)

 

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