不登校)子供の「こうしたいかも」が未来の一歩になる
昨日はドラマ「放課後カルテ」が最終回でした。今回もよかったです。最後の方で、田辺誠一さんと松下洸平さん、お医者さんふたりのシーンでね、田「保健室の先生がひとりでいる自分がみんながいる場所に戻れるようにほんの少し力をくれた。」松「でも、もしみんながいる場所に戻れなくても、どこへいくかを自分で決められるなら、その子は大丈夫だと思う。」この言葉を聞いて、息子の「こうしたいかも」という小さな気持ちをもっと大切にしたいと思った。「こうしたいかも」なんて、曖昧で不確かに思えるかもしれない。少し前の自分なら疲れていたら「かもって何?どんなこと??」と言ってしまいそうw だけど、「こうしたいかも」は確かに未来への一歩を踏み出そうとしているサインなんだよね。息子は思春期外来の先生が変わってから、自分の症状を話せるようになった感じがする。ベテランの先生でも若い先生でも、どちらが良いとかではなく、相性やその子が安心できるかどうかが大切なんだなと思った。子育ても同じで、親ひとりで全部を抱え込む必要なんてない。わかっていても・・・です。自分でなくても、学校の先生、病院の先生、ネットのつながりが息子の「かも」を見つける手伝いをしてくれるかもしれない。「できる」「できない」とか、「この人だから大丈夫」という尺度に縛られず、いろんな大人が手を取り合えば、きっと子供たちは自分の道を見つけられる。子供たちには、自分で決めてもらいたいから。そう思うと、「全部やらなきゃ」と頑張りすぎていた自分に、ちょっと肩の力を抜いてもいいんだよって改めて言いたくなった。わかっていても・・・です(2回目)。