竜馬伝
竜馬伝見ました。
昨日のNHK大河ドラマ 『竜馬伝』 34回「侍、長次郎」見ました。
竜馬が亀山社中のメンバーと共に写真を撮った時の装がなんともカッコイイ!
全員、白の羽二重の紋付袴で勢揃い。
日本を大きく変える礎を築いた記念写真。
実際、竜馬はどんな風采をしていたのだろうか?
竜馬はお洒落だったそうです。
(坂本龍馬は)実は大の洒落者でありました。
袴は、何時も仙台平、絹の衣類に、黒羽二重の羽織、偶には、玉虫色の袴などを穿いて、恐ろしくニヤケた風をされる。
『寺田屋の娘殿井力 伊藤痴遊全集』
衣物なども余り綺麗にすると気嫌が悪いので、自分も垢づいた物ばかり着て居りました。一日、縦縞の単物をきて出て、戻りには白飛白(しろかすり)の立派なのを着て来ましたから、誰れのと問ふたら、己れの単衣を誰れか取って行つたから、おれは西郷から此の衣物を貰つて来たと云ひました。
『お龍 千里駒後日譚』
振袖
假屋崎 省吾さん 監修の振袖
京都の京朋株にて、假屋崎省吾監修の振袖発表会がありました。
当社代表者は、假屋崎省吾さんとお会いして、華道家として「華」に対する思いを熱く語る姿に感銘したそうです。
その時の受注会で受注した振袖が上がって来ましたのでご紹介いたします。
「花」のある着物、假屋崎さん監修京朋が新作発表、生け花実演も
着物製造卸の京朋(京都市中京区)は9日、華道家の假屋崎(かりやざき)省吾さん(51)が監修した新作着物を下京区の京都産業会館で発表した。
色とりどりの花を描いた華やかな振り袖などで、假屋崎さんが生け花を実演して自信作をPRした。
花の世界に生きる假屋崎さんが初めて監修した「假屋崎省吾きものの世界」シリーズ。描く花やデザイン、色使いなどを話し合いながら図案化し、約1年かけて振り袖と訪問着、帯、アクセサリー類を商品化した。
振り袖は地紋に四つ葉のクローバーの柄を織り込み、カーネーションやチューリップ、コチョウランなど晴れ着に映える花を大きく華麗に描いた。振り袖は42万円から。6月ごろに発売予定。
假屋崎さんは「京都の技術で想像以上の色合いが再現できた。大勢の人に着てもらいたい」と話した。
花の美しさを表現した着物を披露する假屋崎さん(京都市下京区・京都産業会館)
【 2010年03月09日 22時59分 】 京都新聞
着物と季節1
◆衣替えの季節
季節の変わり目の外出は、洋服の場合でも何を着て行けば
いいかと悩みますね。
和服の場合は、第一礼装以外はあまり堅苦しく考えず、遊
びごころを持ってしみましょう。
※しかし、結婚式参列者の男子紋服・留袖・振袖などは、
季節に関係なく袷を着用することが通例となっています。
お茶会や花柳界など、昔ながらの季節の区切り方を大切
に守っているところでは、それに従いましょう。
袷の季節・・・10月~5月末日まで。
単の季節・・・5月初旬頃~6月末日までと9月~10月
初め頃まで。
薄物の季節・・6月末頃~9月初旬頃まで。
◆きものの素材
きものの材質には、大きく分けて、
絹、ウール、綿、麻、化繊(ポリエステルなど)、
あるいはそれらの混合があります。
それぞれの特徴を挙げると、
絹
絹(正絹) は着心地が非常に良く、暖かいといった特徴があり
ますが、そのぶんお値段も高めで、手入れが大変(きもの専門
の洗い
が必要)
また、汗(水分)に弱く、シミになり易いという欠点があります。
縮緬
紬
ウール
化繊
化繊
は、扱いが簡単で、水分に強く、洗濯機で簡単に洗え、
比較的安価です。
仕立て上がりの物もありますが、女性物が多いのが残念です。
また、いかにも化繊といった安っぽい物が多かったのです
が、最近は見た目にも「それ」とわからない物が増えていま
す。
また、化繊を着る場合、繊維の特性上、夏は蒸れやすい&
冬は静電気がおきやすいという欠点がありますが、簡単に
洗えるという利点がありますので、
思案のしどころかもしれません。
は、扱いが簡単で、水分に強く、洗濯機で簡単に洗え、
比較的安価です。
仕立て上がりの物もありますが、女性物が多いのが残念です。
また、いかにも化繊といった安っぽい物が多かったのです
また、化繊を着る場合、繊維の特性上、夏は蒸れやすい&
思案のしどころかもしれません。
木綿
綿
はやはり扱いが簡単で、家で簡単に洗え、比較的安価ですが、綿という特性上(良くも悪くも)独特の風合があります。
また、浴衣でない綿のきものは入手困難で、一般の呉服屋さんにはあまり見掛けません。
(久留米絣等の高級品は除く)
袷の季節・・・絹(縮緬・綸子・御召・紬 ほか)
合繊 木綿 ウール
単の季節・・・絹(縮緬・綸子・御召・紬ほか)
合繊 木綿 サマーウール
薄物の季節・・絹(絽・紗・絹芭蕉・縮み ほか)
上布(麻・芭蕉 ほか)合繊 木綿
絽
二重紗
着物と季節2
◆ 帯の材質
最近では、軽くて薄く、柔らかな風合いの帯が好まれ、単
の季節でも袷用の帯を合わせることが多くなりました。
しかし、薄物の季節に近づくとやはり夏用の薄物の方が見
た目にも涼しく締め心地も良いですね。
袷の季節…絹物(錦・緞子・綴れ・塩瀬)
合繊(錦・緞子・綴れ・塩瀬
単の季節…芯入れ仕立ての夏帯 薄生地の袷用の帯
薄物の季節…絹物(絽・紗・羅・博多献上 ほか)
上布(麻・芭蕉 ほか)
木綿 合繊
※夏の絽綴れの名古屋帯は、お太鼓の部分をかがらずに、
二枚重ねのようにして仕立てる夏仕立てが涼しげで、
別名をトンネル仕立てといいます。
◆ 襦袢の材質
袷の季節…袖無双 絹(綸子・精華ほか)・合繊
単の季節…単仕立て 絹(綸子・精華・絽ほか)・
合繊・麻混紡・麻
薄物の季節…単仕立て 絹(絽・紗ほか)合繊・
麻混紡・麻・木綿
※袖無双…袖のみ袷のものを「そでむそう」と言います。
九条袈裟
ご訪問ありがとうございます 名古屋 きもの*堀文*です
皆様はじめまして堀文代表者です。いつもご購読いただき誠にありがとうございます。
今後ともちょくちょく登場?しますので楽しみにしていて下さい。
さて今回は私の話その1です。
中学からの大親友(北名古屋市 曹洞宗平田寺住職ー長谷川史道方丈さん)のお袈裟を頼まれまして世界に一つしかない「袈裟」を作成しました。
平田寺さんは黒池龍神寺とも言われ「龍」にまつわるお寺です。歴史もかなり古く豊臣秀吉が立ち寄ったお寺でもあり秘蔵の品も数多くあります。
ということでテーマは「龍」我々も辰年生まれということでとんとん拍子に進みましたが、いざ携わって見ると奥の深い事!!
こちらの作品は「九条袈裟」で五条、七条などあり一番尊重されるのが九条だそうです。
「波頭に雲そして昇竜」自分でも納得の逸品です。
出来上がり本人に手渡した折にうっすらと「涙」を浮かべて喜んでくれたのを今でも覚えています。
我が親友です。
今色々な革命をおこしており、昔に戻りお寺を「街のコミュニティ」を目指し色々な催し開催しており頭が下がります。お互い時間を作って月に一度サウナの会を開催しており、約6時間入ったり飲んだり繰り返し…心と体の洗濯をしています。
これが私の息抜きです。
ちなみに曹洞宗では「住職」のことを方丈さんと言うそうです。
南無阿弥陀仏