露宇戦争1661　ウクライナが「ロシアのミサイル発射施設を攻撃」

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https://www.bbc.com/news/articles/cv22jek87dno

ウクライナが「ロシアのミサイル発射場を攻撃」

2024年6月11日 15時 GMT

ロバート・グリーンオール、

BBCニュース

　ウクライナのハルキウ市の市長は、同市を砲撃していたロシアのミサイル発射台がウクライナの砲火を受けて以来、同市の状況は「落ち着いている」と述べた。

　市長イゴール・テレホフの発言は、米国と他の西側諸国がウクライナに対し、ハルキウ近郊のロシア国内の標的を攻撃することを許可してからほぼ2週間後のことだった。

　同市長は、大統領ウォロディミル・ゼレンスキーも出席したドイツでの会議で発言した。この会議は、欧州諸国にウクライナへの支援と投資を促すことを目的としている。

　ロシアは、5月に開始した攻勢を継続し、ウクライナの2つの村を占領したと述べている。

　国防省は、ハルキウ州のティムキフカとルハンシク州のミャソジャリウカが自軍によって占領されたと述べた。ウクライナはコメントしていない。

　しかし、ゼレンスキーは月曜日、ウクライナはハルキウ地域で「反撃活動」を続けていると述べた。

　また、親ロシア派のチェチェンの指導者ラムザン・カディロフが、自軍がハルキウの西でロシアと国境を接するスムィ地域の村を占領したと報じた件を否定し、その地域にロシア軍は存在しないと述べた。

　火曜日、ウクライナ大統領はドイツ連邦議会で初めて演説し、冷戦時代のドイツの分断の歴史に感情的に言及し、ロシアが引き起こした損害に対する将来の賠償を要求した。

　「我々は、我々全員、全ヨーロッパの利益のために、この戦争を終わらせる。我々は、我々の条件に従ってこの戦争を終わらせる」と同氏は述べた。

　「我々を分断し、ウクライナを分断しようとするロシアの試みに対して我々がなぜこれほど激しく戦っているのか、我々がなぜ国土の地域間に壁を作らないためにあらゆる手段を講じているのか、お分かりいただけるだろう」と、ベルリンの壁について同氏は述べた。

　同氏はまた、親ロシア派を含む極右政党が欧州議会選挙で勢力を伸ばした数日後、親ロシア派の言辞が欧州連合に危険をもたらすと警告した。

　ゼレンスキーはスタンディングオベーションを受けたが、同氏の演説は極右のAfDと極左のBSW政党によってボイコットされた。両党とも日曜日の欧州議会選挙で大きく勢力を伸ばした。BSWはウクライナへの武器供与に反対する運動を展開してきた。

　AfDはボイコットを「戦争大統領」ゼレンスキーに対する抗議と位置付けた。

　ウクライナ当局は過去24時間でロシアの爆撃により5人が死亡し、そのうち4人がハルキウ地域で死亡したと報告している。

　テレホフは、ハルキウへの砲撃は過去2日間でより頻繁になったが、全体的には落ち着いていると述べた。

　「砲撃が一時中断しているが、これはハルキウを砲撃していた装備がうまく攻撃されたことと関係があると思う」と同氏はロイター通信に語った。

　「5月と比べると、日曜までほぼ平穏な1週間だった。したがって、少しは平穏になったが、完全に平穏だったとは言えない」

　ドイツ首相オラフ・ショルツは火曜日、ウクライナ大統領と並んで発言し、ドイツはウクライナ支援のため、3機目のパトリオットシステムを含む防空システムとミサイルをさらに派遣していると述べた。

　5月末、米国当局は、大統領ジョー・バイデンが、米国が供給した武器を使ってロシア国内の標的を攻撃することをウクライナに許可したが、それはハルキウ地域付近に限られると述べた。

　ハルキウ市はロシア国境に近いため、ロシア国内からの攻撃を受けやすい。

　これまで西側諸国は、ロシア自体を攻撃すれば紛争が激化する恐れがあるとして、ロシア支配地域に供給した武器の標的を制限していた。

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仮訳終わり

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