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https://www.bbc.com/news/articles/c9982znvyk4o
ジェイソン・アーデイの死は「あらゆる面で悲劇」と首相が言及
2026年8月15日 17:00 GMT
ルース・コマーフォード
アンディ・バーナムは、ケンブリッジ大学の元教授ジェイソン・アーデイの死について「あらゆる面で悲劇」であると述べ、今は「立ち止まって考えるべき時」だと呼びかけた。
アーデイは金曜日の午後、ロンドン南部のバタシーにある自宅で遺体で発見された。
コーンウォールを訪問中だった首相は放送局の取材に対し、「今は性急に判断を下すべき時ではない。立ち止まって、事態がなぜこうなってしまったのかを省みるべき時だと言えるだろう」と語った。
出版元であるサイモン&シュスターUKを通じて発表された声明の中で、アーデイの家族は「素晴らしい父親、パートナー、兄弟、叔父、そして息子を失い、深い衝撃を受けている」と述べた。
家族は、彼が「誤った情報によるキャンペーン(組織的なデマの流布)」に追い詰められていたと明かした。
41歳のアーデイは先週、盗用疑惑や一部の業績に対する疑義が浮上したことを受け、ケンブリッジ大学の教育社会学教授職を辞任していた。同氏はこれらの疑惑を否定していた。
ある友人がBBCに語ったところによると、アーデイは自身が「打ちのめされている」と吐露し、米国への渡航許可が取り消されたと話していたという。
トゥイッケナムにあるセント・メアリーズ大学時代からの友人であるイーモン・マクリスタルは、彼が直面している困難もいずれ過ぎ去るはずだと励まそうとしたが、アーデイは「そうは思えない」と答えたそうである。マクリスタルはBBCに対し、「彼は本当に素晴らしい人であった。とても親切で、穏やかな心根の持ち主であった」と語った。
「私が大学で学生ラジオ局を立ち上げた際、彼とはオフィスを共有していた。彼はそのラジオ局でよく話をしてくれていた。」
「ショックを受けている。信じられない。」
ケンブリッジ大学の副学長デボラ・プレンティスは追悼の意を表し、彼の訃報に接し、大学関係者一同が「深い悲しみに包まれている」と述べた。
「この極めて困難な時期に、ジェイソン・アーデイのご家族やご友人に心からお悔やみ申し上げる」と彼女は付け加えた。
教育大臣ルーシー・パウエルは「深い衝撃と悲しみ」を表明し、「愛する人々を持つ生身の人間が関わっていることを忘れないでほしい」と呼びかけた。
ロンドンの市長サディク・カーンは、アーデイがメディアから執拗な監視の目にさらされていたと指摘した。
市長は、彼が「容認しがたい公的な執拗な攻撃や中傷キャンペーン」に直面し、「悪質な公的さらし者(公開処刑的な非難)」の犠牲になったと述べた。
「彼の死は悲劇であるが、同時に私たち全員にとっての警鐘となるべきものである」と彼はX(旧ツイッター)に投稿した。
「ウィンドラッシュ」世代の権利擁護活動家であるパトリック・バーノン卿が開設した寄付ページでは、アーデイの葬儀費用を支援するために1万ポンド以上の寄付が集まっている。
「今日は、悲しみに暮れるご家族への思いやり、尊厳、そして連帯を示す日であるべきである」とバーノン卿は記した。
「ジェイソンの人生は、彼の最期の数週間を取り巻いた論争よりもはるかに大きなものであった。」
月曜日の夕方には、トラファルガー広場のナショナル・ギャラリーの階段で、団体「スタンド・アップ・トゥ・レイシズム(Stand Up To Racism)」による追悼集会が開かれる予定である。
同団体の共同代表であるウェイマン・ベネットは、アーデイの死は「人種差別的な魔女狩りの結果」だったと述べた。
大学・カレッジ労働組合(UCU)の書記長ジョー・グラディは、彼が受けた「嫌がらせや人種差別のひどさには吐き気を覚えるほどだ」とし、「調査が行われなければならない」と語った。
2002年に英国初の黒人閣僚となったポール・ボアテング卿は、BBCの番組『ニュースナイト』に対し、「戦慄し、衝撃を受け、深く悲しんでいる」と語った。
「学術界における人種差別は現実の問題であり、対処する必要がある」と彼は声明で付け加えた。
土曜日の声明で、全英教育組合(NEU)の書記長ダニエル・ケベデは、アーデイが「人種差別的な暴言を誘発するような、公然かつ残酷な攻撃」にさらされていたと述べた。
「その影響は、人々に萎縮を強いるものであった。黒人や、社会的に代表される機会が少ない背景を持つ人々に対し、重要な公的地位に就けば標的にされてしまうのだと知らしめることになったのである」と彼は語った。
ケンブリッジ大学自閉症研究センターの教授サイモン・バロン=コーエンは、BBCラジオ4の番組『トゥデイ』に対し、アーデイが「あらゆるメディアから、彼を詐欺師であるかのように仕立て上げるような攻撃を浴びせられていた」と語った。
「彼は信じられないほど親切で、穏やかで、思いやりのある人物であった」と教授は述べた。
教授は亡くなる当日の朝、アーデイと話をしたが、その際、同氏は家から出られない状態だと感じていたという。
「彼は過去3年間、自身に対する『キャンペーン(組織的な攻撃)』と表現するような事態を経験していた」と、教授は以前BBCニュースに語っていた。
「彼が私に言っていたのは、『奴らが私の人生を台無しにした』ということであった。誰のことかははっきりしないが、おそらくメディアのことを指していたのだろう。
彼に対する個人攻撃は凄まじいものであった。」
BBCニュースナイトのインタビューで、アーデイの友人である黒人研究の教授、ケヒンデ・アンドリュースは、ケンブリッジ大学を辞任した後のアーデイの様子を「ひどく落ち込んでいた」と語った。
「彼はひどく動揺していた。もうどうにもならないと感じていたようである。事実上、家から一歩も出ようとしなかった。」 「彼はかなり痩せていた」とアンドリュースは述べた。
「黒人研究者が学術界でどれほどひどい状況に置かれているのか、改めて認識する必要がある。」
労働党の議員ベル・リベイロ=アディも番組で、「研究者がこれほどメディアの厳しい監視にさらされるなど、前代未聞だ」と語った。
土曜日、スコットランドの首相ジョン・スウィニーは、「多くの厳しい発言をした人々は、今こそ自らの言葉の影響を考慮すべきだ」と述べ、今回の件を「非常に憂慮すべき、悲しい出来事」と表現した。
アーデイはケンブリッジ大学に着任する前は、グラスゴー大学で教授を務めていた。
影の内閣のコミュニティ担当大臣であるジェームズ・クレバリー卿は、この「悲劇的な」死に憤りを表明し、「多くの学術機関の多くの人々が、重大な説明責任を問われるべきだ」と述べた。
土曜日、BBCからケンブリッジ大学が保護責任について説明責任を果たす必要があるかと問われたクレバリー卿は、大学は「彼がどのようにしてこのような状況に陥ったのか、どのようにしてこのような事態に至ったのかを自問自答すべきだ。嵐の目、この悲劇的な状況に至るずっと前に、何が起こり得たのか、何が起こるべきだったのか」と述べた。
アーデイは盗作を否定したが、自身の研究における誤りは認め、最近の論争によって「容赦ない世間の詮索と個人攻撃」を受けていると述べた。
この騒動は、2024年にケンブリッジ大学の職を解かれた、自称「人種リアリスト」の教授ネイサン・コフナスが、アーデイの研究に多数の盗作を発見したと発言したことから始まった。
アーデイは、初期の研究における誤りは自閉症によるもので、情報を理解するために模倣に頼っていたためだと述べた。同様の精査を行えば、他の研究者の研究にも同様の誤りが見つかるだろうと彼は語った。
また、6日間で600マイルを走破し、慈善事業のために550万ポンドを集めたという彼の経歴の一部についても疑問が呈された。
彼は後に、そのランニングは実際には完走していなかったと述べた。 12日間かけて準備を進め、休息日も設けた上で、巨額の資金は他者の協力によって集められた。
2023年、アーデイが37歳でケンブリッジ大学史上最年少の黒人教授に就任したことは、当時大きな注目を集めた。
先週、辞任を発表したアーデイは、自身への厳しい監視による「個人的な負担」が「あまりにも大きくなった」と述べた。
彼はこう語った。「批判は学術界において避けられないものだが、私が経験したことは学術的な意見の相違をはるかに超えている。
執拗な非難、憶測、そして世間の論評は、私自身と私の愛する人々に大きな負担をかけた。」
彼は、自身の辞任は「私を取り巻く言説を受け入れたことを意味するものではない」と強調した。
今週初め、ケンブリッジ大学はアーデイの任命をめぐる状況について独立調査を行うと発表した。
2015年にアーデイに博士号を授与したリバプール・ジョン・ムーアズ大学は、同氏が論文を盗用した事実はないと結論付けた。
土曜日に発表された声明の中で、同大学の広報担当者は「ジェイソン・アーデイ教授の悲劇的なご逝去の報に接し、深い悲しみを覚える」と述べた。
追加取材:エマ・ヴァーディ
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仮訳終わり
「人種差別的な魔女狩りの結果」
やはり、そういう考えが出てきましたか。これにより、問題はあらぬ方向にねじ曲げられるのでしょうね。
これも「BLM」の一つにするのでしょうかね。
問題は、「論文盗用」ですね。
どこかの子供のパンフレット盗用問題も、静かになってしまいましたし。
2020年の、ジュージ・フロイド事件の端緒は、フロイドがコンビニで偽札を使ったのではないかという疑いで警察が出動したことです。
ただ、学術界は非常に狭い世界です。なんというか、「子供のけんか」のようなことも起こりえます。大学卒業後、そのまま研究者となった人々の『社会性のなさ』はいやというほど経験しました。黒人問題以外で、いろいろ嫉妬の対象になったことは容易に想像できます。