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心理コンサルタントの福場です。
私たちは、アドラー心理学の理論をベースに気づきの思考法という心理療法的な方法論を構築しました。
一般的には、対人関係の問題は、原因があって結果があると考えている方が多いように思います。
たとえば、子どもが不良(結果)になったのは、親の教育(原因)によるものである。
というような直線的な考えです。
しかし、アドラー心理学では、わかりやすく簡潔に言えば、結果はある目的を達成するための行為であるというわけです。その行為が不適切(原因)なのです。
不良になることで、母親の関心得ることができる。その原因は、自分の本来の課題から逃げることができるというわけです。
つまり、勉強ができて、親に関心を得ることができないからというものです。
そして、不良になることで、関心を得ることができるので、さらに悪いことをする。
対人関係が循環することになります。
似たような考えに、家族療法の円環的認識論というものがありますが、これは、円環的因果律という考え方をベースにしています。
複数の対人関係において、原因も結果も相互に影響を及ぼしているという考えです。
に似ているのですが、根本の解決方法が違うように思います。
循環、つまりいたちごっこを止めるだけではなく、私たちは、問題行動を起こしている子に適切な方法を教え、つまり自己欺瞞に気づかせ、自己評価を高めるアプローチをします。
なぜなら、自己評価が低く過ぎることがそもそもの問題だからなのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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