ご訪問いただき、ありがとうございます。
心理コンサルタントの白瀧です。
さて、前回の記事の続きです。
今回のシリーズでは、アドラーが、夢をどのように捉え、夢についてどのように考え、夢というものをどのように解釈したか、ということを書いています。
今回は、前回に引き続き、十歳になる意地悪な男の子について書いています。
男の子には、四歳下の妹がいるのですが、彼が、食堂のベッド兼用の長椅子で寝るのに対して、妹は、両親の部屋で子ども用のベッドで寝ていました。
男の子の見た夢
そこで、この少年の境遇を彼の心を通して考え、感じ、見ようとしてみましょう。
彼は、母親の注意を自分に向けさせたいと思っています。
夜には、妹が母親にあんなに近いところにいます。
彼は、母親を自分に近づけるために闘わなければなりません。
少年は、とても健康です。
彼の誕生は正常でしたし、七ヵ月間母乳で育ちました。
彼は、哺乳瓶を初めて口に入れられたとき、吐きました。
そして、彼の嘔吐の発作は、三歳になるまで続きました。
このことから、彼は、ほぼ間違いなく胃弱だったのだろう、と推測することができます。
彼は、今ではよく食べるし栄養状態も良いのですが、ずっと胃に関心を持ち続けてきました。
彼は、胃が自分の弱点だと思っているのでしょう。
そう考えると、彼が、なぜ、妊娠している女性に石を投げたのかを前よりは少しよく理解できることでしょう。
彼は、食べ物に対して非常に気難しくありました。
もし、食事が彼の気に入らないと、母親は彼にお金を与え、彼は、出掛けて行って自分の好きなものを買うのです。
それにも関わらず、彼は、近所を歩き回り、両親が彼に食べ物を十分与えてくれないと言って歩くのでした。
これは、彼が仕組んだトリックなのです。
それは、いつも同じでした。
つまり、優越感を取り戻そうとする彼のやり方は、誰かを中傷することなのです。
ここまできて、ようやく、彼の夢を理解するときがきました。
彼の夢は、次のようなものでした。
「僕は西武のカウボーイでした。彼らは僕をメキシコに送りました。そして、僕は、合衆国への道を闘い抜かなければなりませんでした。あるメキシコ人が立ち向かってきたとき、僕は、彼の胃の辺りを蹴りました」。
この続きは、次回に書きます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
心理学教育の必要性と『気づきの思考法』を広める活動をしています。
『気づきの思考法』ホームページはこちら
↓ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
自分を変えたい、人生の迷路から抜け出したい、
そう思う方は、
『気づきの思考法テキスト』を読んでください。
→詳しくはコチラ
