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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、日々の仕事の中では、ちょっとしたひらめきや新しいアイデアを生み出すことが必要になるときがあります。
そんなとき、「うん、うん」と考えてみても、良いアイデアは、早々には思い浮かばないものです。
英国の思想家であるグレアム・ウォーレスという人は、アイデアをひらめいたり、創意工夫に満ちた着想を得るためには、次の4つのステップが大切だと言っています。
①課題に直面する
②課題を放置する決断をする
③休止期間を置く
④解決策をふと思いつく
特に、三番目のステップが重要であるらしく、これを『怠惰思考』と呼ぶのだそうです。
確かに、考えが行き詰って二進も三進も行かなくなったときには、一度、そのことを考えるの止めて別なことをしているときなどに、ふと、良い考えが思いついたりします。
私たちにとって、当面の問題を放置することはとても勇気のいることですが、創造には、一旦そのものごとから離れ、相応の熟成期間を置く方が効果的なようです。
要は、良いアイデアを生み出すためには、余裕を持って臨むことが重要だということでしょうか。
それゆえ、期日まで時間のある課題に取り組む場合には、期日が先だからと言って放ったらかしにするのではなく、一度目を通した上で置いておく方が、良い考えが浮かぶ可能性が高いということです。
だからと言って、普段から何もせずにただボーっとしていればいいというわけではありません。
ひらめきや創造には、その裏付けとなる知識が必要です。
どんなことでも無から有は生れません。
人間の脳も同じです。
脳も無から有を生み出すことはできません。
常日頃から、コツコツと学ぶ姿勢を忘れていたのでは、良いアイデアが浮かぶことも期待できないでしょう。
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