春泥のそのごちゃごちゃを
恋と呼ぶ
(櫂 未知子)
香薬のあじわい
恋というと、
うきうき、キラキラ、ドキドキ・・・
なんて言葉が、浮かびますが、
恋 ≒ 春泥
ですからね。(笑)
インパクトあります。
雪解けが進んで、
一歩一歩、春に近づくのは嬉しいのですが、
そそ、そそ、
と、静かに歩いたつもりでも、
スカートまでドロが跳ね上がってたりする春泥。
「もう心が傷つくのはいや。」
「うまくいくわけない。」
という思いから、
予防線をはりめぐらせたり、
あらかじめ負傷するシミュレーション
をしてみたり。
でも、
泥ははねるんです(笑)
恋のドキドキ感、高揚感を感じながら、
自分の内面と格闘する。
自制心を無視するかのように、
気付くと考えてばかりいて、
期待が膨らんで。
そんな、ごちゃごちゃ感が、
恋なんですかね。
とはいえ、
総じて「春」なわけですから、
人生の青春は、謳歌せねば。
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