闇よりも山大いなる
晩夏かな
(飯田龍太)
香薬のあじわい
夏の山の色は、
「これぞ緑!」というような力強い緑色
強い陽射しで、発色豊か。
霧もモヤもかかっていないから
いさぎよいくらい、まる見え!
心の闇も、隠れようがない状態。
大自然で、
日光消毒、紫外線消毒、お炊き上げ
自分を見失うくらい、
いろんな悩みに取り囲まれたら、
あせって解決策を見出す前に、
一度心をリセットしてみるものいい。
心をからっぽにして、
大いなる自然に抱かれてみる。
何も言わず、ただ黙って受け取ってくれる
父のような大きな力。
痛すぎる心の傷に、そっと手を当ててくれる
母のようなやさしさ。
心にしみる。
感謝して、また歩き出してみよう。
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