かおりのやすらぎブログ

 


地球ごと風はまわるよ
蝶飛来

(高屋窓秋)
 

  

 

高屋 窓秋(1910年- 1999年)俳人。従来の写生主義、花鳥諷詠の俳句から離れた句作を行い、昭和初期の新興俳句運動に大きな影響を与えた。代表句に「頭の中で白い夏野となつている」「ちるさくら海あをければ海へちる」「山鳩よみればまはりに雪がふる」など。

 

 

 

 

香薬のあじわい

 

 

 

 陽射しが明るくなり、

 

 心も明るく、身体も動きやすくなると、

 

 視野も思考も、大きく広がっていく

 ような気がします。

 

 どうせだから、

 

 大きくバ~~ンと、

 地球とか、宇宙とかの、

 サイズで物事を考えて。

 

「今吹いている風は、

 ここだけで吹いているんじゃなくて、

 

 地球全体を、まわっている風なんだ

 

 その風に乗って、蝶が飛んできた。」

 

 

 すてきな句です。

 

 

 思い出の土地、海外の空、ふるさと・・・

 などに思いを馳せて、

 

 

 そこと、今、自分がいる場所とが、

 吹いている風で、つながっていると思うと、

 勇気が出ます。

 

 守られているような、

 背中を押されているような、心地よさ。

 

 ワクワクする気持ちに乗って、

 なにか新しいことにチャレンジしてみよう!

 

 

『心の香薬』もくじ