名古屋市博物館
『大英博物館 古代エジプト展 永遠の美と生命』(2000年)
大英博物館が世界に誇る、
古代エジプトのコレクション
そのなかから「葬送」に関する品々を取り上げ、
「死」を肯定的に捉えた古代エジプト人の
宗教観・精神世界を紹介した展覧会です。
(展示総数約150点)
そんなわけで、ミイラや棺、副葬品、
王の生前の姿を表した
巨大石像の頭部が展示されておりました。
なかには、ミイラにされず
そのまま砂漠に埋葬された干からびたご遺体も
いや、別にそういうのを見るのは怖くないんですが、
「遺体を展示するのってバチ当たりだよ~」
「見せ物にしないで安らかに眠らせてあげてよ~」
と、どうしても思ってしまうのでした。
ところで、庶民のミイラ棺は
みんなこんな感じだったんでしょうか?
若い男性のミイラ
後100-120年
大英博物館
なんと本人の似顔絵が描かれてます!
古代エジプトの人物画と言えば
「横向き」のものしか見たことがなかったので、
「正面向いてるぅ~~
」とびっくり。
ホルの葬祭用パピルス :「死者の書」より
審判、危険動物の撃退
前300年頃
大英博物館
以下は、高貴な方の品々~
サトジェフティと推定される高位の女性のミイラマスク
大英博物館
ヘヌトメヒトの外棺
前1250年頃
大英博物館
高位の女性デニトエンコンスの供養碑
前800年頃
大英博物館
パメルイフのシャブティ
(死後の世界で貴人に使える召使いの姿をかたどった小像)
大英博物館
猫の姿をとるバステト女神像
大英博物館
ホルの儀式用容器
大英博物館
襟飾りからの花形ビーズ
前1352-前1336年頃
大英博物館
王像頭部
大英博物館
アメンへテプ3世巨像頭部
前1390-前1352年頃
大英博物館
ほかに、犬、猫、ハヤブサ、ウナギのミイラもあった……
ウナギまでミイラにしちゃう古代エジプト人もすごいが、
それらをごっそり持って(盗んで?)来ちゃう大英帝国人もすごい(というか無茶苦茶
)。
そういや、ヒトのミイラ(粉末)は
江戸時代に痛み止めの薬として輸入され、
市販されていたとか
防腐処置で遺体の表面に塗られる樹脂に、
そういう薬効成分があるらしい。
ただ、樹脂は樹脂でも質の良いものでないとダメで、
そうなると王侯貴族のミイラに限られるそうな。
当時、輸入されたのは庶民のミイラがほとんどでしょうな。
(将軍家などは別ルートで貴族のミイラを手に入れてたかもですが)
なので、あまり効かなかったんじゃないかな
『大英博物館 古代エジプト展 永遠の美と生命』
◆2000年4月15日(土)-6月11日(日)
名古屋市博物館
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★ 名古屋市博物館 →
(名古屋市瑞穂区瑞穂通1-27-1)
★ 大英博物館 →
【世界の美術館 : 古代エジプト・王家の彫像】
・テーマ「海外の歴史・文明」の記事一覧 →
『大英博物館 古代エジプト展 永遠の美と生命』(2000年)
大英博物館が世界に誇る、
古代エジプトのコレクション
そのなかから「葬送」に関する品々を取り上げ、
「死」を肯定的に捉えた古代エジプト人の
宗教観・精神世界を紹介した展覧会です。
(展示総数約150点)
そんなわけで、ミイラや棺、副葬品、
王の生前の姿を表した
巨大石像の頭部が展示されておりました。
なかには、ミイラにされず
そのまま砂漠に埋葬された干からびたご遺体も
いや、別にそういうのを見るのは怖くないんですが、
「遺体を展示するのってバチ当たりだよ~」
「見せ物にしないで安らかに眠らせてあげてよ~」
と、どうしても思ってしまうのでした。
ところで、庶民のミイラ棺は
みんなこんな感じだったんでしょうか?
若い男性のミイラ
後100-120年
大英博物館
なんと本人の似顔絵が描かれてます!

古代エジプトの人物画と言えば
「横向き」のものしか見たことがなかったので、
「正面向いてるぅ~~
ホルの葬祭用パピルス :「死者の書」より
審判、危険動物の撃退
前300年頃
大英博物館
以下は、高貴な方の品々~
サトジェフティと推定される高位の女性のミイラマスク
大英博物館
ヘヌトメヒトの外棺
前1250年頃
大英博物館
高位の女性デニトエンコンスの供養碑
前800年頃
大英博物館
パメルイフのシャブティ
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大英博物館
猫の姿をとるバステト女神像
大英博物館
ホルの儀式用容器
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襟飾りからの花形ビーズ
前1352-前1336年頃
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アメンへテプ3世巨像頭部
前1390-前1352年頃
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ほかに、犬、猫、ハヤブサ、ウナギのミイラもあった……
ウナギまでミイラにしちゃう古代エジプト人もすごいが、
それらをごっそり持って(盗んで?)来ちゃう大英帝国人もすごい(というか無茶苦茶
そういや、ヒトのミイラ(粉末)は
江戸時代に痛み止めの薬として輸入され、
市販されていたとか
防腐処置で遺体の表面に塗られる樹脂に、
そういう薬効成分があるらしい。
ただ、樹脂は樹脂でも質の良いものでないとダメで、
そうなると王侯貴族のミイラに限られるそうな。
当時、輸入されたのは庶民のミイラがほとんどでしょうな。
(将軍家などは別ルートで貴族のミイラを手に入れてたかもですが)
なので、あまり効かなかったんじゃないかな
『大英博物館 古代エジプト展 永遠の美と生命』
◆2000年4月15日(土)-6月11日(日)
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兵庫県立美術館の『現代絵画のいま』を鑑賞しました。
美術館で、撮影可能な展示ははじめてでした。
作品は、油絵、アクリル、染色、映像、など、とてもユニークでした。
特に、印象に残ったのは、神戸の地図のような、絵を描いた、平町 公さん。
よく、みると、ヘルメットをかぶったおじさんや、たくさんのおじさんが描かれていました。
平町 公

平町 公

奈良美智さんの、イラストは可愛いですね。
丸山直文さんの色合いは好きですね。私も挑戦したいです。
丸山直文

丸山直文

丸山直文

丸山直文

渡辺 聡さんの、写真を丸く切り取り、切り取った部分をはりつけて、二枚の絵画にしたのは、ユニークでした。
横内賢太郎さんの作品は、斜めや、横からみると、人物が浮かび上がってきました。
染色で作ったそうです。
兵庫県立美術館の屋上に、バルーンで作った、カエルのオブジェがありました。
現代アートはユニークですね。


常設展に、横尾忠則さんの作品があり、おかっばの子どもの写真が、私の子どもの頃に似てました。
小幡正雄さんの段ボールアートを見学して、とても刺激をうけました。
『キュレーターからのメッセージ2012 現代絵画のいま』
◆2012年10月27日(土)-12月24日(月・振休)
兵庫県立美術館
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★ 兵庫県立美術館 →
(神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 HAT神戸内)
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このタイトル、
いったいなんのこっちゃ~??ですが……
前回のそのリンさんの記事『現代絵画のいま』の
ラストに出ている画像↓を見て気づいたんですよ
兵庫県立美術館・ギャラリー棟の屋上に鎮座まします、
オランダ人アーティスト、フロレンティン・ホフマン氏による巨大オブジェ「神戸のカエル」(2011年/高さ10m、幅12m)
最寄りの駅から美術館へのランドマークになってます。
愛称は「美かえる」(みかえる)、「美術館で得た美的センスを各自の家庭や職場に持ちかえることを願って」との意味が込められているそうな。
そんな守護聖人(?)「美かえる」の下に掲示されてる2つの広告パネルのうち、右側のほうのパネルにご注目~~
以前、そのリンさんが『風景画に親しむ』で紹介していた、あの作品ですね!
本多錦吉郎(ほんだ・きんきちろう)
《羽衣天女》
キャンバスに油彩 1890年
兵庫県立美術館
そう、「翼のある」天女さま~!
天女と言えば、優雅に空を舞うというイメージだけど、
こんな立派な翼があったら、どんだけスピードを出せるのか
ただいま同美術館で開催中の『2012年度コレクション展 Ⅲ』で観ることができますよ。
それで、、、ですね。
唐突ですが、この《羽衣天女》の左側に並べて展示してみたいと思うのが、こちらなんです
ウィリアム・アドルフ・ブグロー
《夜》
キャンバスに油彩 1883年
ポーズが天女さまと左右対称っぽい~
と思って。
片方の肩にかかる衣も、宙に浮いてるところも同じ……
こちらには「翼がなく」、夜の女神像というよりは夜を擬人化したものなのでしょう。
それにしても、ほんと偶然って面白いなぁ!
(あるいは、本多錦吉郎はブグローの《夜》を知っていたとか?)
そんなわけで、この場を借りて
「日仏・天女プチ対決」させてみたかったのでした。
ちゃんちゃん
『2012年度コレクション展 Ⅲ』
◆2012年11月17日(土)-2013年2月24日(日)
兵庫県立美術館
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いったいなんのこっちゃ~??ですが……
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ラストに出ている画像↓を見て気づいたんですよ
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オランダ人アーティスト、フロレンティン・ホフマン氏による巨大オブジェ「神戸のカエル」(2011年/高さ10m、幅12m)
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愛称は「美かえる」(みかえる)、「美術館で得た美的センスを各自の家庭や職場に持ちかえることを願って」との意味が込められているそうな。
そんな守護聖人(?)「美かえる」の下に掲示されてる2つの広告パネルのうち、右側のほうのパネルにご注目~~
以前、そのリンさんが『風景画に親しむ』で紹介していた、あの作品ですね!
本多錦吉郎(ほんだ・きんきちろう)
《羽衣天女》
キャンバスに油彩 1890年
兵庫県立美術館
そう、「翼のある」天女さま~!

天女と言えば、優雅に空を舞うというイメージだけど、
こんな立派な翼があったら、どんだけスピードを出せるのか
ただいま同美術館で開催中の『2012年度コレクション展 Ⅲ』で観ることができますよ。
それで、、、ですね。
唐突ですが、この《羽衣天女》の左側に並べて展示してみたいと思うのが、こちらなんです
ウィリアム・アドルフ・ブグロー
《夜》
キャンバスに油彩 1883年
ポーズが天女さまと左右対称っぽい~
と思って。片方の肩にかかる衣も、宙に浮いてるところも同じ……
こちらには「翼がなく」、夜の女神像というよりは夜を擬人化したものなのでしょう。
それにしても、ほんと偶然って面白いなぁ!
(あるいは、本多錦吉郎はブグローの《夜》を知っていたとか?)
そんなわけで、この場を借りて
「日仏・天女プチ対決」させてみたかったのでした。
ちゃんちゃん
『2012年度コレクション展 Ⅲ』
◆2012年11月17日(土)-2013年2月24日(日)
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松坂屋名古屋店
『田渕俊夫 日本画新作展』(2012年)
名古屋の栄へ買い物に出かけて、
ちょうど今、松坂屋で田渕俊夫さんの個展が開かれているのを知りました。
しかも、この日が初日だ
ただ、会場が慣れない美術画廊のため、
入口では緊張しまくり~
入ってみると、ほかにもお客さんが数名いて安心しましたワ。
やはり…というべきか、
穏やかな作品世界が広がっていましたよ。
静謐な空気の中に、活き活きとした生命の力が感じられるんですよね
画像は美術画廊の冊子から…
(実物ははるかに素晴らしいです!)
田渕俊夫
《くず Ⅱ》
田渕俊夫
《春もよい》
田渕俊夫
《あずみ野》
田渕俊夫
《月明かり》
特に好きなのは、しなやかに描かれる植物たち
くずのほかに、さくら、あさがお、あやめ、ぼけ、がありました。
ほんと描線が美しかったー!
そして、風景画にはまたまた癒やされました……
作者の心情と同調できると、もっとよいのだけれど、
ワタシめの心は、このような穏やかな境地にはほど遠いので

展示数は23点(うち水墨作品が4点)です。
このあとは大丸心斎橋店へ。
関西方面のかたも、どうぞご覧くださいませ
『田渕俊夫 日本画新作展』
◆2012年11月28日(水)-12月4日(火)
松坂屋名古屋店 本館8階 美術画廊
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(名古屋市中区栄3-16-1 )
【田渕俊夫の大壁画@薬師寺 食堂】
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『田渕俊夫 日本画新作展』(2012年)
名古屋の栄へ買い物に出かけて、
ちょうど今、松坂屋で田渕俊夫さんの個展が開かれているのを知りました。
しかも、この日が初日だ
ただ、会場が慣れない美術画廊のため、
入口では緊張しまくり~
入ってみると、ほかにもお客さんが数名いて安心しましたワ。
やはり…というべきか、
穏やかな作品世界が広がっていましたよ。
静謐な空気の中に、活き活きとした生命の力が感じられるんですよね
画像は美術画廊の冊子から…
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田渕俊夫
《くず Ⅱ》
田渕俊夫
《春もよい》
田渕俊夫
《あずみ野》
田渕俊夫
《月明かり》
特に好きなのは、しなやかに描かれる植物たち
くずのほかに、さくら、あさがお、あやめ、ぼけ、がありました。
ほんと描線が美しかったー!
そして、風景画にはまたまた癒やされました……
作者の心情と同調できると、もっとよいのだけれど、
ワタシめの心は、このような穏やかな境地にはほど遠いので
展示数は23点(うち水墨作品が4点)です。
このあとは大丸心斎橋店へ。
関西方面のかたも、どうぞご覧くださいませ
『田渕俊夫 日本画新作展』
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仙台まで出かけた帰りに、会津で降りて行って来ました(^-^)/
白虎隊の学び舎、日新館。
全然知らなかったのですが、来年の大河ドラマは会津で生まれ育った山本八重さん(後の新島八重)って方が主人公なんですね~。
その方のパネル展もやっておりましたわ。
山本覚馬(八重の兄)や新島 襄(八重の夫)は知っていたけれど、八重さんの名前は記憶になかったん
でも戊辰戦争の折、銃を持って鶴ヶ城に入った、男顔負けの女性・・・って話を読んで何となく思い出した(^▽^;)
日新館はとても広くてね~。
しかもあまりお客さんがいなくてね、私一人の為に簡単な映画を上映してくれたりして、なんだか申しわけなかったわ(-。-;)
個人的には、再建されたものっていうのが少し残念でした。
当時の建物そのまんまだと思っていたからね~。
それと館内には、亡くなった白虎隊士の少年達が勉強していた時の様子を再現した人形が、あちこちにいて怖かった
でも、お庭はちょうど紅葉もしていて綺麗でしたよ~。
小雨が降っていたので、全体的に暗い画になりましたが・・・。
大成殿
水練水馬池
ここで色んな方々が勉強していたのね。
様々な勉学だけではなく、心の勉強? 人間としての生き方のような事も教えていたらしい。
今の学校にも必要なんじゃないかしらね?と思ってしまったわ。
しかし、
「白虎隊」と聞くだけでも涙が出そう(´・ω・`)
って、私だけかσ(^_^;)
【TVドラマ『白虎隊』(1986年)主題歌】
☆ 玉響 ~たまゆら~ →
(えちこちゃんのブログ)
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白虎隊の学び舎、日新館。
全然知らなかったのですが、来年の大河ドラマは会津で生まれ育った山本八重さん(後の新島八重)って方が主人公なんですね~。
その方のパネル展もやっておりましたわ。
山本覚馬(八重の兄)や新島 襄(八重の夫)は知っていたけれど、八重さんの名前は記憶になかったん

でも戊辰戦争の折、銃を持って鶴ヶ城に入った、男顔負けの女性・・・って話を読んで何となく思い出した(^▽^;)
日新館はとても広くてね~。
しかもあまりお客さんがいなくてね、私一人の為に簡単な映画を上映してくれたりして、なんだか申しわけなかったわ(-。-;)
個人的には、再建されたものっていうのが少し残念でした。
当時の建物そのまんまだと思っていたからね~。
それと館内には、亡くなった白虎隊士の少年達が勉強していた時の様子を再現した人形が、あちこちにいて怖かった

でも、お庭はちょうど紅葉もしていて綺麗でしたよ~。
小雨が降っていたので、全体的に暗い画になりましたが・・・。
大成殿
水練水馬池
ここで色んな方々が勉強していたのね。
様々な勉学だけではなく、心の勉強? 人間としての生き方のような事も教えていたらしい。
今の学校にも必要なんじゃないかしらね?と思ってしまったわ。
しかし、
「白虎隊」と聞くだけでも涙が出そう(´・ω・`)
って、私だけかσ(^_^;)
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名古屋市美術館へ行ってきました。
お題は、テート・ギャラリー(現在はテート美術館)所蔵『ターナー展』(1997年)。
名古屋はあんまり入りが良くないと言われてる割に、結構な人でした。
さて、そのターナーですが、以前、近代美術展かなんかを観に行ったときに、嵐に翻弄される船を描いた絵が印象に残ってたのと、例のここまでやるか、みたいな水彩画の大家という月並みなイメージしか持っていなかったのですが、こうして年代を追って観てみると意外に面白かったです。
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
《吹雪―港の沖合の浅瀬で信号を発しながら、測鉛で水深を測りつつ進む蒸気船。作者はエアリアル号がハリッジを出港した夜、この嵐のただ中にあった》(参考作品)
1842年発表 91.4×121.9
テート美術館
ターナーって人は才気煥発な人で、自分のアイディアに入れこんじゃう人だったのか、ちょっと子どもっぽいところがあった人なのは確かなんだけれど、長い画家人生の中で何度も新しい試みをしてるんですよね。それも結構すごい時間をかけて。
で、「うおーっ! これはいいぜ。どうだ! わはは」と発表するんだけれど、誰もいいって言わないの。パトロンさえも言わなくて、しぶしぶ絵を買ってくれるありさまで、「あれ、やめたほうがいいんじゃない?」なんて言われてね。
それでちょっとがっかりして、またいつもの絵を描くと、みんなが「うおーっ! これはいいぜ。さすがターナーさんだよなー」なんて言って……また売れるわけ。
で、これで懲りたかなーと思ってると、またなんか始めてさ、「うおーっ! 今度はいいぜ。どうだ! わはは」と発表するんだけれど、また誰もいいって言わないの。
そんなことを何回も繰り返してる人だったようです。
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
《ルツェルン湖ーブルンネンから見たウーリの港》
紙に水彩、鉛筆、ペン、インク
1843年(?) 24.8×34.6
テート美術館
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
《ルツェルン湖から見たブルンネン》
紙に水彩、グワッシュ、鉛筆
1843-45年頃 24.2×29.6
テート美術館
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
《ピラトゥス山の見えるルツェルン》
紙に水彩、グワッシュ、ペン、インク
1844年頃 24.1×29.8
テート美術館
その当時ターナーが「うおーっ! これはいいぜ。どうだ! わはは」と思った絵は、今のぼくらが観ると納得するし、すごいなーと思うわけ。
水彩画の技法をここまで高めたのはもちろん、この人の一番すごいのは、現代で言うところのテクニカル・イラストレーションの手法をすでに完成させているところだと思います。
そこから発展して、色の三原色から現代の印刷では当たり前のCMYKという色の要素を、あの当時すでに実践していた節が見受けられます。
この人は早くから世に認められてパトロンも多かったので、他の画家に比べたらまったく日の当たる場所を歩いているんですね。
でも、この人はそれ自体無頓着だったのではないのかな? 完全プラス思考というか、前向きな人だったのだと思います。
『ターナー展』
◆1997年10月18日(土)-12月14日(日)
名古屋市美術館
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(名古屋市中区栄2-17-25 白川公園内)
★ テート美術館 →
「ワタシのイチ押し」 関連記事
・『ターナー展』②(1997年)
【テート美術館 : ウィリアム・ターナーの展示室】
・テーマ「ロマン主義」の記事一覧 →
お題は、テート・ギャラリー(現在はテート美術館)所蔵『ターナー展』(1997年)。
名古屋はあんまり入りが良くないと言われてる割に、結構な人でした。
さて、そのターナーですが、以前、近代美術展かなんかを観に行ったときに、嵐に翻弄される船を描いた絵が印象に残ってたのと、例のここまでやるか、みたいな水彩画の大家という月並みなイメージしか持っていなかったのですが、こうして年代を追って観てみると意外に面白かったです。
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
《吹雪―港の沖合の浅瀬で信号を発しながら、測鉛で水深を測りつつ進む蒸気船。作者はエアリアル号がハリッジを出港した夜、この嵐のただ中にあった》(参考作品)
1842年発表 91.4×121.9
テート美術館
ターナーって人は才気煥発な人で、自分のアイディアに入れこんじゃう人だったのか、ちょっと子どもっぽいところがあった人なのは確かなんだけれど、長い画家人生の中で何度も新しい試みをしてるんですよね。それも結構すごい時間をかけて。
で、「うおーっ! これはいいぜ。どうだ! わはは」と発表するんだけれど、誰もいいって言わないの。パトロンさえも言わなくて、しぶしぶ絵を買ってくれるありさまで、「あれ、やめたほうがいいんじゃない?」なんて言われてね。
それでちょっとがっかりして、またいつもの絵を描くと、みんなが「うおーっ! これはいいぜ。さすがターナーさんだよなー」なんて言って……また売れるわけ。
で、これで懲りたかなーと思ってると、またなんか始めてさ、「うおーっ! 今度はいいぜ。どうだ! わはは」と発表するんだけれど、また誰もいいって言わないの。
そんなことを何回も繰り返してる人だったようです。
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
《ルツェルン湖ーブルンネンから見たウーリの港》
紙に水彩、鉛筆、ペン、インク
1843年(?) 24.8×34.6
テート美術館
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
《ルツェルン湖から見たブルンネン》
紙に水彩、グワッシュ、鉛筆
1843-45年頃 24.2×29.6
テート美術館
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
《ピラトゥス山の見えるルツェルン》
紙に水彩、グワッシュ、ペン、インク
1844年頃 24.1×29.8
テート美術館
その当時ターナーが「うおーっ! これはいいぜ。どうだ! わはは」と思った絵は、今のぼくらが観ると納得するし、すごいなーと思うわけ。
水彩画の技法をここまで高めたのはもちろん、この人の一番すごいのは、現代で言うところのテクニカル・イラストレーションの手法をすでに完成させているところだと思います。
そこから発展して、色の三原色から現代の印刷では当たり前のCMYKという色の要素を、あの当時すでに実践していた節が見受けられます。
この人は早くから世に認められてパトロンも多かったので、他の画家に比べたらまったく日の当たる場所を歩いているんですね。
でも、この人はそれ自体無頓着だったのではないのかな? 完全プラス思考というか、前向きな人だったのだと思います。
『ターナー展』
◆1997年10月18日(土)-12月14日(日)
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・『ターナー展』②(1997年)
【テート美術館 : ウィリアム・ターナーの展示室】
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【一枚の絵・54】
名古屋市美術館
『ターナー展』(1997年)より
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
《湖に沈む夕陽》
キャンバスに油彩
1840-45年頃 91.1×122.6
テート美術館
それじゃ、わたしも『ターナー展』のお話を~
彼の作風では、晩年のもの……輪郭がほとんどなく、「もの」の形が光の中に溶け込んでるような幻想的・抽象的な作品……が好き
でも、ターナーって、細かいとこまではっきり・きっちり描かないと気が済まなかった人みたいなんで、ここまでタッチを変えるのは、すごーくタイヘンだった様子。
その試行錯誤の最中の作品も展示されてて、納得のいくものが描けずにヤケクソ状態になってるものとか、違うタッチで描けば描くほど変になり、にっちもさっちもいかなくなった感じのものとか
(そういった絵も、ほかの傑作と同じように立派な額に入れられてる…というのが、また笑えるんだけど)
あと、「この赤、なかなかいいじゃん
」という絵の隣に、その赤を大量に使いすぎて鼻につく絵が
また、「この白、なかなかいいじゃん
」という絵の隣に、その白を大量に使いすぎて鼻につく絵があって、ターナー自身も「この赤(白)は、いいぞぉ~っ!」と思ったんだろうに、ちょっと調子に乗りすぎたのね
で、晩年になってたどり着いた抽象的な幻想画法(?)も、当時はあまりにブッ飛びすぎてて、まわりの人々に理解してもらえなかったそうな
そんなこんなで、英国が誇る天才画家ターナーもいろいろあったのねぇ…ってことが、よぉくわかった展覧会でした。
(1998年1月)
『ターナー展』
◆1997年10月18日(土)-12月14日(日)
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【2012年・追記】
そのほかの展示作品~
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
《海の漁師たち》
キャンバスに油彩
1796年発表 91.4×122.2
テート美術館
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
《ヴァティカンから望むローマ、ラ・フォルナリーナを伴って回廊装飾のための絵を準備するラファエロ》
キャンバスに油彩
1820年発表 177.2×335.3
テート美術館
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
《ヴェネツィア、アルセナーレ(海軍工廠)》
紙に水彩、グワッシュ
1840年頃 24.3×30.8
テート美術館
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
《ヴェネツィア、税関舍とサン・ジョルジョ・マジョーレ》
キャンバスに油彩
1842年発表 61.6×92.7
テート美術館
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
《平和ー水葬》
キャンバスに油彩
1842年発表 87×86.7
テート美術館
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
《水のある風景》
キャンバスに油彩
1840-45年頃 121.9×182.2
テート美術館
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
《荒海》
キャンバスに油彩
1840-45年頃 91.4×121.9
テート美術館
おまけで、ターナー24歳の頃の自画像をば。
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
《自画像》(参考作品)
キャンバスに油彩 1799年頃 74.3×58.4
テート美術館
おおっ、意外とイケメン!!
ただし、ターナーのWikipediaには、
この絵は「かなり美化されたもの」だとしっかり書かれてます~
「ワタシのイチ押し」 関連記事
・『ターナー展』①(1997年)
【ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー作品集】
・テーマ「ロマン主義」の記事一覧 →
名古屋市美術館
『ターナー展』(1997年)より
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
《湖に沈む夕陽》
キャンバスに油彩
1840-45年頃 91.1×122.6
テート美術館
それじゃ、わたしも『ターナー展』のお話を~

彼の作風では、晩年のもの……輪郭がほとんどなく、「もの」の形が光の中に溶け込んでるような幻想的・抽象的な作品……が好き

でも、ターナーって、細かいとこまではっきり・きっちり描かないと気が済まなかった人みたいなんで、ここまでタッチを変えるのは、すごーくタイヘンだった様子。
その試行錯誤の最中の作品も展示されてて、納得のいくものが描けずにヤケクソ状態になってるものとか、違うタッチで描けば描くほど変になり、にっちもさっちもいかなくなった感じのものとか

(そういった絵も、ほかの傑作と同じように立派な額に入れられてる…というのが、また笑えるんだけど)
あと、「この赤、なかなかいいじゃん
」という絵の隣に、その赤を大量に使いすぎて鼻につく絵が
また、「この白、なかなかいいじゃん
」という絵の隣に、その白を大量に使いすぎて鼻につく絵があって、ターナー自身も「この赤(白)は、いいぞぉ~っ!」と思ったんだろうに、ちょっと調子に乗りすぎたのね
で、晩年になってたどり着いた抽象的な幻想画法(?)も、当時はあまりにブッ飛びすぎてて、まわりの人々に理解してもらえなかったそうな

そんなこんなで、英国が誇る天才画家ターナーもいろいろあったのねぇ…ってことが、よぉくわかった展覧会でした。
(1998年1月)
『ターナー展』
◆1997年10月18日(土)-12月14日(日)
名古屋市美術館
・Twitter →
★ 名古屋市美術館 →
(名古屋市中区栄2-17-25 白川公園内)
★ テート美術館 →
【2012年・追記】
そのほかの展示作品~

ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
《海の漁師たち》
キャンバスに油彩
1796年発表 91.4×122.2
テート美術館
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
《ヴァティカンから望むローマ、ラ・フォルナリーナを伴って回廊装飾のための絵を準備するラファエロ》
キャンバスに油彩
1820年発表 177.2×335.3
テート美術館
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
《ヴェネツィア、アルセナーレ(海軍工廠)》
紙に水彩、グワッシュ
1840年頃 24.3×30.8
テート美術館
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
《ヴェネツィア、税関舍とサン・ジョルジョ・マジョーレ》
キャンバスに油彩
1842年発表 61.6×92.7
テート美術館
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
《平和ー水葬》
キャンバスに油彩
1842年発表 87×86.7
テート美術館
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
《水のある風景》
キャンバスに油彩
1840-45年頃 121.9×182.2
テート美術館
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
《荒海》
キャンバスに油彩
1840-45年頃 91.4×121.9
テート美術館
おまけで、ターナー24歳の頃の自画像をば。
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
《自画像》(参考作品)
キャンバスに油彩 1799年頃 74.3×58.4
テート美術館
おおっ、意外とイケメン!!

ただし、ターナーのWikipediaには、
この絵は「かなり美化されたもの」だとしっかり書かれてます~

「ワタシのイチ押し」 関連記事
・『ターナー展』①(1997年)
【ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー作品集】
・テーマ「ロマン主義」の記事一覧 →
愛知県陶磁美術館
『アール・デコ 光のエレガンス』(2012年)
前々から名前は知っていた瀬戸市の愛知県陶磁美術館(旧・愛知県陶磁資料館)に、やっと!出かけてまいりました。
リニモに乗るのは初めて~
陶磁資料館南駅から徒歩スグなのかと思ったら、
会場の「本館」まで1キロ近く(?)歩きました。
いやいや、敷地面積がものすごいっす!
時間があるときに広~い庭をのんびり散策したいわぁ…
で、特別展の『アール・デコ 光のエレガンス』。
1910-30年代の電気照明器具が展示のメインで、
ほかに家具、花瓶、テーブルウェア、ポスターなどを紹介するものです。
雨の平日の朝イチだったせいか、入場者はワタシと女性のかた二人、それに年配のご夫婦1組でした
まあ、その~、ものすごい大作が来てるわけじゃないので……
でも、珠玉の品々がそろっていますぞ
(全4章、展示総数114点。「特別出展」もアリ!)
まずは第1会場から、お気に入りの品々を~
◆ 第1章 プロローグ―カラフル(カラフルな色彩の作品を展示)
フランソワ=エミール・デコルシュモン
花文飾鉢
ガラス 1926年 高さ10.3 径38.8
東京国立近代美術館
アマルリック・ワルター
犬猫手付鉢
ガラス 1920-35年 12.8×21.5×17.4
個人蔵
◆ 第2章 サロン―シック(当時の応接室を再現展示)
国立セーヴル製陶所
天井灯
磁器、金彩、金具
1927年 高さ14 径31.2
東京都庭園美術館
エドガー・ブラント&ドーム
テーブルランプ《コブラ》
ブロンズ、被せガラス、エッチング、パチネ
1925年頃 51.5×19.5×14.8
伊豆ガラスと工芸美術館
国立セーヴル製陶所
幾何学文花瓶
磁器、カラー・ペースト絵付、金彩
1933年 高さ18 径19.5
ロムドシン
◆ 第3章 ダイニング・ルーム―モノトーン(ラリックの作品を中心に、当時のテーブル・セッティングを再現展示)
この章はルネ・ラリック(1860-1945)の独壇場
ルネ・ラリック
天井灯《アルジェ Ⅱ》
透明ガラス、プレス成形、サチネ、金属にニッケル・メッキ
1930年 高さ103 径76.5
ギャルリー・オルフェ
ルネ・ラリック
テーブル・センターピース《三羽の孔雀》
透明ガラス、プレス成形、サチネ、イバラ模様のブロンズ製照明台
1920年 26×91.5×10(台含む)
北澤美術館
ルネ・ラリック
常夜灯《インコ》
透明ガラス、型吹き成形、装飾板はプレス成形、サチネ、ベークライト製台
1920年 47×35.2×17.5(台含む)
北澤美術館
ルネ・ラリック
電気式パフュームランプ《バラ》
透明ガラス、型吹き成形、装飾板はプレス成形、サチネ、パチネ、木製台
1921年 18×14×9.5(台含む)
個人蔵
ルネ・ラリック
花瓶《オラン》
プレス成形、オパルセント・ガラス、サチネ
1927年 高さ26 径27
東京都庭園美術館
サチネ、パチネ、プレス成形、型吹き成形など技法の解説は
こちら →(ルネ・ラリックの技法解説)
そして第2会場へ……
◆ 第4章 エピローグ―レディエンス(光とスピードを主題にした作品を展示)
ここには「スピードとエレガンスの象徴」と謳われた、あの名車が!
ブガッティ タイプ57C
1938年 フランス
トヨタ博物館
★ 拡大画像はこちら →
トヨタ博物館提供、愛知展だけの特別出展になります。
で、この章でもラリック発見
ルネ・ラリック
カー・マスコット《勝利の女神》
透明ガラス、プレス成形、サチネ、金具
1928年 17×25.4×8(金具含む)
個人蔵
それから、、、
アール・デコ様式の豪華な内装で「洋上の宮殿」との異名を取った、フランスの客船ノルマンディー号(1935年建造)。
この船をモチーフにした、
ラリックとカッサンドルの競演もGood!
ルネ・ラリック
テーブルランプ《ノルマンディー号》
透明ガラス、プレス成形、ブロンズに金メッキ
1935年 高さ27.8 径12(台含む)
ギャルリー・グリシーヌ
カッサンドル(本名 : アドルフ・ジャン=マリー・ムーロン)
ポスター《豪華客船ノルマンディー号》
リトグラフ 1935年 100×71
京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
ほかにも乗客向けパンフレット、絵はがき、食器、船内の写真など、華麗なるノルマンディー号関連の品がたくさん並んで、なかなか興味深いですよ
あっ、カッサンドルのポスター《北極星号》も展示されてます。
装飾過多にならない
実用的なデザインの美に魅了されました
アール・デコ、ガラスアート、そして陶磁器がお好きな方も、ぜひぜひご来場ください!
『アール・デコ 光のエレガンス』
◆2012年10月6日(土)-12月24日(月・振休)
愛知県陶磁美術館
・Twitter →
・Instagram →
・YouTube →
(愛知が最終会場です)
★ 愛知県陶磁美術館 →
(愛知県瀬戸市南山口町234)
【アール・デコ 光のエレガンス(東京展)】
・テーマ「アール・デコ」の記事一覧 →
『アール・デコ 光のエレガンス』(2012年)
前々から名前は知っていた瀬戸市の愛知県陶磁美術館(旧・愛知県陶磁資料館)に、やっと!出かけてまいりました。
リニモに乗るのは初めて~
陶磁資料館南駅から徒歩スグなのかと思ったら、
会場の「本館」まで1キロ近く(?)歩きました。
いやいや、敷地面積がものすごいっす!

時間があるときに広~い庭をのんびり散策したいわぁ…
で、特別展の『アール・デコ 光のエレガンス』。
1910-30年代の電気照明器具が展示のメインで、
ほかに家具、花瓶、テーブルウェア、ポスターなどを紹介するものです。
雨の平日の朝イチだったせいか、入場者はワタシと女性のかた二人、それに年配のご夫婦1組でした
まあ、その~、ものすごい大作が来てるわけじゃないので……
でも、珠玉の品々がそろっていますぞ
(全4章、展示総数114点。「特別出展」もアリ!)
まずは第1会場から、お気に入りの品々を~
◆ 第1章 プロローグ―カラフル(カラフルな色彩の作品を展示)
フランソワ=エミール・デコルシュモン
花文飾鉢
ガラス 1926年 高さ10.3 径38.8
東京国立近代美術館
アマルリック・ワルター
犬猫手付鉢
ガラス 1920-35年 12.8×21.5×17.4
個人蔵
◆ 第2章 サロン―シック(当時の応接室を再現展示)
国立セーヴル製陶所
天井灯
磁器、金彩、金具
1927年 高さ14 径31.2
東京都庭園美術館
エドガー・ブラント&ドーム
テーブルランプ《コブラ》
ブロンズ、被せガラス、エッチング、パチネ
1925年頃 51.5×19.5×14.8
伊豆ガラスと工芸美術館
国立セーヴル製陶所
幾何学文花瓶
磁器、カラー・ペースト絵付、金彩
1933年 高さ18 径19.5
ロムドシン
◆ 第3章 ダイニング・ルーム―モノトーン(ラリックの作品を中心に、当時のテーブル・セッティングを再現展示)
この章はルネ・ラリック(1860-1945)の独壇場
ルネ・ラリック
天井灯《アルジェ Ⅱ》
透明ガラス、プレス成形、サチネ、金属にニッケル・メッキ
1930年 高さ103 径76.5
ギャルリー・オルフェ
ルネ・ラリック
テーブル・センターピース《三羽の孔雀》
透明ガラス、プレス成形、サチネ、イバラ模様のブロンズ製照明台
1920年 26×91.5×10(台含む)
北澤美術館
ルネ・ラリック
常夜灯《インコ》
透明ガラス、型吹き成形、装飾板はプレス成形、サチネ、ベークライト製台
1920年 47×35.2×17.5(台含む)
北澤美術館
ルネ・ラリック
電気式パフュームランプ《バラ》
透明ガラス、型吹き成形、装飾板はプレス成形、サチネ、パチネ、木製台
1921年 18×14×9.5(台含む)
個人蔵
ルネ・ラリック
花瓶《オラン》
プレス成形、オパルセント・ガラス、サチネ
1927年 高さ26 径27
東京都庭園美術館
サチネ、パチネ、プレス成形、型吹き成形など技法の解説は
こちら →(ルネ・ラリックの技法解説)
そして第2会場へ……
◆ 第4章 エピローグ―レディエンス(光とスピードを主題にした作品を展示)
ここには「スピードとエレガンスの象徴」と謳われた、あの名車が!
ブガッティ タイプ57C
1938年 フランス
トヨタ博物館
★ 拡大画像はこちら →
トヨタ博物館提供、愛知展だけの特別出展になります。
で、この章でもラリック発見
ルネ・ラリック
カー・マスコット《勝利の女神》
透明ガラス、プレス成形、サチネ、金具
1928年 17×25.4×8(金具含む)
個人蔵
それから、、、
アール・デコ様式の豪華な内装で「洋上の宮殿」との異名を取った、フランスの客船ノルマンディー号(1935年建造)。
この船をモチーフにした、
ラリックとカッサンドルの競演もGood!
ルネ・ラリック
テーブルランプ《ノルマンディー号》
透明ガラス、プレス成形、ブロンズに金メッキ
1935年 高さ27.8 径12(台含む)
ギャルリー・グリシーヌ
カッサンドル(本名 : アドルフ・ジャン=マリー・ムーロン)
ポスター《豪華客船ノルマンディー号》
リトグラフ 1935年 100×71
京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
ほかにも乗客向けパンフレット、絵はがき、食器、船内の写真など、華麗なるノルマンディー号関連の品がたくさん並んで、なかなか興味深いですよ
あっ、カッサンドルのポスター《北極星号》も展示されてます。
装飾過多にならない
実用的なデザインの美に魅了されました
アール・デコ、ガラスアート、そして陶磁器がお好きな方も、ぜひぜひご来場ください!
『アール・デコ 光のエレガンス』
◆2012年10月6日(土)-12月24日(月・振休)
愛知県陶磁美術館
・Twitter →
・Instagram →
・YouTube →
(愛知が最終会場です)
★ 愛知県陶磁美術館 →
(愛知県瀬戸市南山口町234)
【アール・デコ 光のエレガンス(東京展)】
・テーマ「アール・デコ」の記事一覧 →
今回は、これまでに掲載した
ピカソの「裸婦」をまとめてみました
『ピカソ展』(1998年)
パブロ・ピカソ
《裸婦》
1909年 100×81.2
エルミタージュ美術館
『ポーラ美術館コレクション展』(2010-11年)
パブロ・ピカソ
《裸婦》
1909年 92.5×62.2
ポーラ美術館
『ピカソ、天才の秘密』(2016年)
パブロ・ピカソ
《裸婦》
1909-10年 99.1×78.1
オルブライト=ノックス・アート・ギャラリー
『ピカソ展』(1990年)
パブロ・ピカソ
《裸の女》
1920年 21.5×31.5
個人蔵
『20世紀のはじまり「ピカソとクレーの生きた時代」展』(2009年)
パブロ・ピカソ
《二人の座る裸婦》
1920年 195×163
ノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館
『パリ・オランジュリー美術館展』(1999年)
パブロ・ピカソ
《水浴の女》
1921年 182×101.5
オランジュリー美術館
パブロ・ピカソ
《タオルを使う裸婦》
1920-21年 160×95
オランジュリー美術館
『ピカソ展』(1998年)
パブロ・ピカソ
《渚に立つ裸婦》
1929年 129.9×96.8
メトロポリタン美術館
パブロ・ピカソ
《夢見る人》
1932年 101.3×93.3
メトロポリタン美術館
『カーンワイラー・コレクション展』(1990年)
パブロ・ピカソ
《まどろむ女》
1932年 38×46
ポンピドゥー・センター パリ国立近代美術館
『巨匠と出会う名画展』(2007-08年)
パブロ・ピカソ
《シルヴェット》
1954年 100×81
川村記念美術館
『ピカソ展』(1990年)
パブロ・ピカソ
《画家とモデル》
1963年 130×195
ソフィア王妃芸術センター
パブロ・ピカソ
《画家とモデル》
1963年 130×161
ソフィア王妃芸術センター
『チューリヒ美術館展』(2015年)
パブロ・ピカソ
《大きな裸婦》
1964年 140×195
チューリヒ美術館
こうして並べると、
ピカソの「裸婦」展を見てみたくなりますね~
・テーマ「特集」の記事一覧 →
ピカソの「裸婦」をまとめてみました
『ピカソ展』(1998年)パブロ・ピカソ
《裸婦》
1909年 100×81.2
エルミタージュ美術館
『ポーラ美術館コレクション展』(2010-11年)パブロ・ピカソ
《裸婦》
1909年 92.5×62.2
ポーラ美術館
『ピカソ、天才の秘密』(2016年)パブロ・ピカソ
《裸婦》
1909-10年 99.1×78.1
オルブライト=ノックス・アート・ギャラリー
『ピカソ展』(1990年)パブロ・ピカソ
《裸の女》
1920年 21.5×31.5
個人蔵
『20世紀のはじまり「ピカソとクレーの生きた時代」展』(2009年)パブロ・ピカソ
《二人の座る裸婦》
1920年 195×163
ノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館
『パリ・オランジュリー美術館展』(1999年)パブロ・ピカソ
《水浴の女》
1921年 182×101.5
オランジュリー美術館
パブロ・ピカソ
《タオルを使う裸婦》
1920-21年 160×95
オランジュリー美術館
『ピカソ展』(1998年)パブロ・ピカソ
《渚に立つ裸婦》
1929年 129.9×96.8
メトロポリタン美術館
パブロ・ピカソ
《夢見る人》
1932年 101.3×93.3
メトロポリタン美術館
『カーンワイラー・コレクション展』(1990年)パブロ・ピカソ
《まどろむ女》
1932年 38×46
ポンピドゥー・センター パリ国立近代美術館
『巨匠と出会う名画展』(2007-08年)パブロ・ピカソ
《シルヴェット》
1954年 100×81
川村記念美術館
『ピカソ展』(1990年)パブロ・ピカソ
《画家とモデル》
1963年 130×195
ソフィア王妃芸術センター
パブロ・ピカソ
《画家とモデル》
1963年 130×161
ソフィア王妃芸術センター
『チューリヒ美術館展』(2015年)パブロ・ピカソ
《大きな裸婦》
1964年 140×195
チューリヒ美術館
こうして並べると、
ピカソの「裸婦」展を見てみたくなりますね~
・テーマ「特集」の記事一覧 →


































































