名古屋 松坂屋美術館
『巨匠と出会う名画展』(2007-08年)



千葉県佐倉市にある川村記念美術館
その代表的なコレクションを紹介する展覧会です。

モダン・アート、ポップ・アート、
前衛美術、抽象美術、日本画…と、
幅広いジャンルの作品が楽しめまーす音符


今回のイチ押しは、こちらキラキラ


レンブラント・ファン・レイン
《広つば帽を被った男》
キャンバスに油彩 1635年 76×63.5
川村記念美術館

レンブラント29歳の時の作品。
明暗のつけ方は言うまでもなく、
衣服の質感が素晴らしいっ。
間近で見ると、白い襟飾りは案外雑に描かれてます。
が、が、少し離れて見てみると、これが超リアル!目
そして何より、人物の表情。
そのひとの内面までもが描かれているのはスゴイ! 
本性をすべて暴かれてしまいそうで、
ある意味、写真に撮られるよりもコワイ…かもタラー
うむむ、さすが肖像画の巨匠!と唸るよりほかありませんな。


あと、尾形光琳の《柳に水鳥》も美しかった~キラキラ


尾形光琳
《柳に水鳥》(右隻)
紙本金地着色 屏風(二曲一双)
18世紀初頭 171×189
川村記念美術館


尾形光琳
《柳に水鳥》(左隻)
紙本金地着色 屏風(二曲一双)
18世紀初頭 171×189
川村記念美術館


そのほかのおもな作品です音符
(展示総数約60点)


ピエール=オーギュスト・ルノワール
《水浴する女》
キャンバスに油彩 1891年 80.9×65.6
川村記念美術館


クロード・モネ
《睡蓮》
キャンバスに油彩 1907年 92.5×73.5
川村記念美術館


ピエール・ボナール
《化粧室の裸婦》
キャンバスに油彩 1907年 50×73
川村記念美術館


モイズ・キスリング
《姉妹》
キャンバスに油彩 1950年 130×89
川村記念美術館


パブロ・ピカソ
《シルヴェット》
キャンバスに油彩 1954年 100×81
川村記念美術館


マルク・シャガール
《ダビデ王の夢》
キャンバスに油彩 1966年 207×275
川村記念美術館


ルネ・マグリット
《冒険の衣服》
キャンバスに油彩 1926年 80×120.2
川村記念美術館


フェルナン・レジェ
《コンパスのコンポジション》
キャンバスに油彩 1933年 59×90
川村記念美術館


ジャクソン・ポロック
《緑、黒、黄褐色のコンポジション》
キャンバス、メゾナイト(硬質繊維板)に家庭用塗料、エナメル
1951年 50.8×139.7
川村記念美術館


橋本関雪
《琵琶行》(左隻)
絹本着彩 屏風(六曲一双)
1910年 147.3×334.9
川村記念美術館


日本の美術館の所蔵作品だってなかなかのモンだぞぉ!と
声を大にしたい内容ですよ。


『巨匠と出会う名画展』
◆2007年12月29日(土)-2008年1月22日(火)
 松坂屋美術館(名古屋)
(名古屋が最終会場です)


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(名古屋市中区栄3-16-1 松坂屋名古屋店 南館7階)

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