こんにちは。UMIカウンセラー きし さちこです。
夏休みがそろそろ終わりですね。
学校が少々行きにくい子どもがいると、
ママの「うっ!またあの日々が、、、、」って
ちょっと身構えてしまいそうですね。
わたしも休み明けが近づくと、
なんだかソワソワしました。
宿題や課題は終わってるのかな?
準備はしてくれてるのかな?
始業式の朝、起きてくるかな?
起きてこなかったら、なんて声をかけようかな?
あーーーー。胸がぎゅっとなるーーーー。
私のこころの中は、やっぱり、
「学校に行ってほしい」という思いが大きいんだな。
もし、「学校に行きたくない」って言われたら、
私の思いとは逆なので、とっても戸惑うんだな。
どうしても学校に行かせたくなっちゃう。
新学期前には私のこころはこんな感じなんだなぁって
自分と向きあう事で気づくことが出来ました。
また、子どもの不登校をめちゃくちゃ悩んでいた時に、
「学校に行っても行かなくてもどっちでもいいよ」
ってお母さんが言えたらとっても楽になれるよ。
と教えてもらったのですが、
「どっちでもいいよ」というのはなかなか言えなくてね。
「どっちでもいいよもう!!(勝手にしなさい!)」
こんな風に怒りが乗ってしまう。
あなたが決めてくれていいよ。と
落ち着いて言えね~~~~
なんでかな~~~???
しばし考えてみました。
「学校に行っても行かなくてもどっちでもいいよ」
と言えるようになるには、
学校に行くことも、学校に行かない事もどっちもOKと思えているから言えること。
です。
そうなの。「学校に行ってほしい」と思っているのに、
どっちでもいいよなんて言えないのです。
だって、「学校に行かない」についてはNO!だから。
思いっきり、口からウソを言うことになるので、
こころがモヤる。何だかざわっとする。
やっぱり、学校に行かない事をどう思っていて、どうしたいのかを
自分の中にある思いを見つめてみないといけないなと思いました。
見つめてみると、、、
出てくるのは怖さや心配、不安な気持ち。
「学校に行かない」という経験をしてないので、
この先どうなるのか分からない。
ちゃんと大人になれるのかな?
ニュースで時々引きこもりだった人が事件を起こしているけど、
そうなったらどうしよう、、、。
怖いんだな私。
という事が分かった一方で、
まだ見ぬ将来を怖がっている。
それって、本当に起きる事なの?
もしや我が子がそうっちゃうかも、、、って思うの???
それってさ~、
子どものどこを見て言ってるの?????
はたと、自分が子どもの事を最悪の事をすると決めつけているかのようで、
アカン!!って思いました。
学校に行かない事から、勝手な想像をして怖がっている。
この怖さを何とかしたいから、
学校に行ってほしいって思うんだな。
子どもが学校に行かない事は怖いことなのだろうか???
子どもが学校に行かないのは、どうしてなんだ????
子どもの立場になって想像してみた。
あくまで想像なんだけど、
自分の身を守るためかな??
学校に行くことはとってもとっても疲れる。
そんなことをつづけていると、こころもカラダも持たない。
そんな自分の事を守るために、
学校に行かないという事を選んでいるのかもしれない。
だとしたら、親に言いにくい「学校に行きたくない」を言っている子どもは、
とても頑張っているのではないか?
自分を守るために、親に怒られるのが分かっていても、
そうせざるを得ないのかも。
って思ったらさ~
なんて子どもは頑張っているんだろう。って思えたの。
子どもは自分の身を守るために学校に行かないでいる。
その事に対して、親が親の怖さを何とかするために、
学校に行きなさい!っていうのは、
ひどい話だなと思ったの。
子どもの事を大事に思うなら、
子どもが頑張っていることをサポートしてあげたい。
こんな風に思えてようやく、
学校に行かない事もOKなのかもしれない。
って思えた。
そしたら、
「学校に行っても行かなくても、どっちでもいいよ」
「あなたが決めてちょうだい」
ってスッといえるようになっていました。
こんな話をfacebookグループ「HappyWave友の会」で
お話しました。
毎週火曜日の9:30~ライブ配信をしています。
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