石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと -31ページ目

石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

ファッションや雑貨のカタログを見るのが好きである。

新聞の折り込みにも、スーパーの安売りなどと共に、そういうカタログが挟まれていることがある。

 

我が家は日本経済新聞を取っているのだが、たまに全50ページくらいの日経マガジンスタイルと銘打った冊子が入る。コートやワンピース、バッグ、靴、アクセサリー、コスメなど、眩しいラインナップ。


こんなのを着こなし、使いこなせればカッコいいなあと、憧れ的に眺めるだけなのだけれど。

 

なぜかというと、これが相当にお高い。

最近腕時計が欲しいなあと思っていたところ、そのマガジンにちょうどざらざらと載っていたので見入った。きれいで可愛くて素敵だなあ、とお値段を見て目が飛び出る。175万とか655万とか。思わず0の数を確認してしまった。

 

ここに載っているコートにせよバッグにせよ、またお勧めの飲食店にせよ、どれもこれもそんなハイレベルでとてもとても。

日経の読者って、そんなにお金持ちばかりなんだろうか。

 

今回初めてビックリしたわけではなく、毎度毎度溜息をついてしまうのである。

もしも清水の舞台から飛び降りる気で購入を決めたとしても、その一品だけで生涯支払いに追われることでしょう……。


でもそういった見目麗しい商品、次から次へと紹介される。紹介されるたびに買うことなんか、無理~。

 

そんなレベルの私ごときが日経を読むこと自体がそもそも間違っている? のかは何とも判断がつかないけれど、負け惜しみ的に吠えてみると。

 

私のちっこい神経だと、655万の腕時計なんぞを身に着けて外出するのは億劫。

どこかにぶつけて表面にヒビが入ってしまったら? 

手を洗ったときに水をかぶって故障してしまったら? 

あるいはそれを避けようと外して手洗いし、その場に置き忘れてしまう可能性も大。

怖い。怖すぎる。下手なホラーよりよっぽど恐怖。

 

そもそもそんな高価な時計をするならば、衣装髪型化粧バッグ全てそのレベルに合わせないとおかしいのでは? それができない自分、とんでもなく中途半端なおばさんに見えるだろうことは容易に想像がつく。


だから要らないのだ、655万の時計。

 

更に言えば、こんな時代、外出する機会がぐっと減った。そんなお洒落な時計、一体どこへ着けていく? 最近は出掛ける先がほぼないので、服も靴も化粧品すらもあまり買っていない(もっとうんと安いやつですら)。

 

それでも飽きもせず、マガジンのそういう高級品を眺めている。眺めるだけで楽しんでいる。目の保養というやつ。

これが結構ストレス解消になるんだから、安上がりです。

 

(了)


 
↓「昼と夜の間」がお題の短編をアップしています。 8分で読めます!
 
 ↓こちらは「あと5分」がお題の短編。11分で読めます!

「メゾン・ド・マウンテン」

 

 

 

 

 

 

 

~~以下の小説サイトに投稿しております~~

 ↓↓↓よかったらお立ち寄り下さい。

 

  エブリスタ

 

 

 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 


 

先日、家のどこかに左足の小指を派手に引っかけた。イテテテテ、とは思ったものの、よくあることなのでそのままスルー。だから柱なのかタンスなのかも定かでない、「家のどこか」といううろ覚え。


これがいつまでも地味に痛む。でも深く考えたくないので知らん顔して普通に歩き、走ったり飛んだりなんかもしてしまった。

 

……何か腫れてない? お風呂でマジマジと見てみたら、右足小指と比べ1.5倍くらいに膨らんで赤くなっている……。いやいや気にしすぎなだけで大したことは……そこそこズキズキ痛い。

 

「足、小指、ぶつけた」でネット検索してみた。結果「骨折」「骨折」「骨折」……。いや、ぼんやり予想はしていたけれど、「足の小指は折れやすい」だの「レントゲンを撮るべき」だのが続々出てくる。

  

しょっちゅう引っかける足の小指。でもそのうちいつの間にか忘れる……はず。しかし世にネットなどという便利なものがあるおかげで知ってしまった。まさかの「骨折」という事態が、十分可能性ありだと。


でも……どうしよう。

 

このコロナ禍、できるだけ病院に行きたくない。なのに何で小指なんか引っかけたんだ、私のバカバカバカ。と何度なじっても腫れは気になる。整形外科ならコロナそれほど影響ないかな、と覚悟を決める。

 

整形外科、行きつけの内科病院に併設されているけれど、内科……最も行きたくない。しかもそこは、廊下ほどしかない狭さの待合室が共同で、昔からいつだって座る場所もないほどの、明らかな三密。毎冬風邪を引いたとて、逆にインフルをもらってきそうだから避けていたほどなのだ。コロナ対策もしていると思うが、しばらく近寄っていないので様子がわからない。

 

で、近所の整形外科単独の病院を検索。2件。片方はHPなし、もう片方はやたらに親切丁寧な売り文句と良悪両方のコメントあり。迷った末に、HPなしの方へ。その方が空いていると踏んだのだ。

 

ところが、行ってみたら閉じていた。ドアに「診察は午前中のみ」と手書きの貼り紙が。きっとコロナ対応だろう……。

 

クソ暑い中、真反対の方向にあるもう一つの方へ自転車を走らせた。


大混雑していた。最初に呼ばれるまで1時間、「レントゲン撮りましょう」の一言だけで待合室へ帰され、更に30分待ち。撮ってまた診察室へ呼ばれるまでまた1時間。そして「骨折はしていません。打撲のひどいヤツですね」とのお達し。更に会計まで30分。三密の中、計3時間。収穫なし。いや、安心感を得た?

 

来なくてもよかったじゃん、と思ったが結果論。そしてこの後2週間、様子を見たけどコロナ感染はなかったみたい。ホッ。

 

体の不調があると、一応保険的に気軽に病院に行くのが常だったコロナ前。でもこんな時代になると、なかなか踏み切れなくなった。今回は何でもなかったから良かったけど、受診を渋ったせいで悪化、となり得そうで怖い。

 

次の悩みは、延期していた健康診断をどうするか。今回で取りあえず大丈夫そうな気もしてきたが、毎日まだまだ感染者は多い。考え中。

 

(了)

 

↓「昼と夜の間」がお題の新作短編をアップしました! 8分で読めます!
 
 ↓こちらは「あと5分」がお題の短編。11分で読めます!

「メゾン・ド・マウンテン」

 

 

 

 

 

 

 

~~以下の小説サイトに投稿しております~~

 ↓↓↓よかったらお立ち寄り下さい。

 

  エブリスタ

 

 

 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 


 

 「私は最後がきまらないと書けないんですよ。最後が要るということは、中間が要るし、初めが要るし、ということですよね。『最後がわかっている』ということは、『テーマを俯瞰している』ということです。」(出典:「大阪づくし 私の産声」山崎豊子)

 

こんなすごい作家さんを引き合いに出すなんて、おこがましいにもほどがあるけど。でも、このことだけは同じ。私も物語の最後が決まらないと何一つ書けない。そこから遡って考えないとプロローグすら始められないのである。

 

なので、何年もに渡る連載漫画とか、新聞の連載小説とか、人間業とは思えない、と尊敬している。


もちろん、何となくラストはこういう方面、例えば大団円とか、救いようのない悲劇とか、ざっくりとは決めてあるのだろう。それにしたって、何年ものスパン、膨大な枚数。そこにたどり着くまでは長い道のりだ。

 

私なら、途中で自分がどう書こうとしていたのか忘れ、思い付きで妙な人物を途中出場させたりとかで整合性がつかなくなり、気付いたら思いとは全く違う方向の流れに、だから最初の方で伏線のつもりで入れたエピソードが何も用をなさないただの横道に逸れた雑談でしかなくなって――とか、惨状が惨状を呼ぶ。

 

何度か長編小説に応募したこともあるが、そのようにしてよくドハマりした。エンドマークをつけてホッとし、さあ推敲だ、と読み直して青ざめる。慌てて修正を入れると、次から次へドミノ式にあれもこれも変えないといけなくなり、わけわからん、どうしたらいいの、となる。

 

そればかりが理由ではないけれど、最近は短編小説を書くことが多くなった。ラストまでの道のりが短い分、そこに向かって忘れる前に真っ直ぐ突き進むことができるのがいい。


でも、一般的に短いから長編よりは楽だろうと思われがちだが、これが奥が深い。

 

短いから、余計なものを書き込む余地がない。エピソードを入れるなら必然性がないと文字の無駄遣い。


例えば、主人公が喫茶店でお茶を飲んだ、というシーンを入れるならば、その窓から殺人シーンを見てしまうとか、ウエイトレスが実は主人公の幼なじみだったとか、とにかくストーリーに影響するものでないと、短い中で収まらないのだ。

 

これが難しい。でも、だから面白い。

 

まずラストを決めて、それに一直線に突っ走るために、必要なエピソードを厳選。


例えば、ラストは主人公が殺される、と決めたとする。

それに向かって犯人とか共犯者とか恨み辛みとか人間関係を考える。そして喫茶店で殺人事件を見てしまう発端が決まり、その共犯者が実はウエイトレスで、主人公の幼なじみだということを利用して近づいてきたという転の部分が整う。その間を厳選エピソードで埋めていく。

 

で、それらを組み立てる際、いかに一つのエピソードが次のエピソードを呼ぶ不自然のない数珠つなぎにするか。

いつもいつもそれを考えながら書いている気がする。パズルのように、ああでもないこうでもないとハマり箇所を探すのである。苦労するけど、うまくいくとこんな爽快なことはない。

 

ただ、ラストを決めて書くのが苦手だとおっしゃる方にも多々出会った。もちろん人それぞれであって、書き方にもタイプがあるのだろう。

 

(了)

 
 
↓「隠しごと」がお題の短編アップしてます。12分で読めます。

「あいつを殺したくない」

 

 

 

↓「あと5分」がお題の短編もアップしてます! 11分で読めます!

「メゾン・ド・マウンテン」

 

 

 

 

 

~~以下の小説サイトに投稿しております~~

 ↓↓↓よかったらお立ち寄り下さい。

 

  エブリスタ

 

 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

近年、映画を映画館で観なくなった。

 

時間を細切れで使う癖がついてしまい、2時間をまとめて、という気力がなかなか出ないうちにさっさと上映期間が終わってしまうからである。最近短いよね……

 

加えて、公開から割とすぐにテレビ放映になる。気付いたら番組表に載っていて、「あのとき見逃したやつだ!」となり、スクリーンでなく画面で観ることが増えた。

 

それでも全然構わない類のものもあるけど、映画館で観たかったな、と思うものもある。基本、私は映画館派なのだけど……。

 

で、コロナの影響もあってますます映画館から足が遠退く。それでこの数か月、ためこんだ昔の録画を見る大会=「おうちで映画」をさんざんやった。

 

そのうちの1つが「ホワイトアウト」。

 

2000年、織田裕二主演のアクションもの。これは大画面で観た方が楽しさ倍増という類い。ダムを占拠して身代金を奪おうとする犯人たちとの戦いだから、映画館の方が自然のスケールの大きさがより生きる。


 

それでも久しぶりに観て、テレビ画面でもなかなかに満足した。外に出る機会が減ったせいもあって、雪山……スキー……いいなあ、とかね。

 

ストーリーも、以前は原作を読んだばかりだったので、お気に入りのシーンが省略されていて残念、とか、雪山を8キロも歩いて助けを呼びに行った苦労が原作に比べ何だか簡単だったなあ、とか、体力ぎりぎりで人ひとり担いでいるけが人を大勢が並んで眺めてないで早く助けに行ってよ、とかいろいろ思ったけれど。

 

そういうのは横に置いといて、素直に楽しめた。


今は日本映画でもアクションがすごいけど、当時は欧米映画に比べて今一つだった。たぶんその認識を打ち破った感がある第一号かな、と思う。


確かダイ・ハードを目指したとか言っていた記憶がある。あの主人公は刑事だったけど、こちらはただダムに詳しいことだけが武器の一般人。そこが面白いところだった。

 

加えて今観る楽しさとしては……織田裕二、佐藤浩市等々皆さん若い。

私のお気に入りは超クールな役所の吹越満さん。

実はクレジットこそ出なかったけど(結構出番多いのに)、少年ぽさの残る高橋一生くんもいる。

そういうお宝的な映画としても楽しめる。

 

おそらくコロナがなかったら昔の映画を観直す機会もそうそうなかった。いいものは何度も観る価値がある。そうわかっていても次から次へと新しいものが出てくるわけで、そちらを消化するだけでいっぱいいっぱいになっていた。一度見ただけではほとんど忘れてしまう困った脳の持ち主だというのに。
 
そういう意味では、貴重な時間だったかなと思う。他にもたくさんの映画を観た。その感想はまた追々書きたいと思う。

ちなみに、おととい封切りの「鬼滅の刃」は映画館で観たい。今や鬼滅が経済を回すとか言われるほどの混みようだとか。収まった頃、ひっそり出掛けたいと思うが、いつになることやら。
 

(了)
 

↓「隠しごと」がお題の新作短編アップしました。12分で読めます。

「あいつを殺したくない」

 

 

 

↓「あと5分」がお題の新作短編をアップしてます! 11分で読めます!

「メゾン・ド・マウンテン」

 

 

 

 

 

~~以下の小説サイトに投稿しております~~

 ↓↓↓よかったらお立ち寄り下さい。

 

  エブリスタ

 

 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

泣きそうだ。


プロ野球はロッテファンの私、今年は15年ぶりの優勝が夢じゃなくなってきたと、どれだけ期待していたか。


コロナのバカ。散々叫んできたけど、バカバカバカ。


今日までに、ロッテ1軍主力メンバー13人が陽性&濃厚接触者として登録抹消(他スタッフ、コーチ6名も離脱)。


その内訳。

投手4人。先発ローテを守って5勝の岩下、中継ぎフル回転の東妻、小野、山本。


外野手6人。待望の怪我復帰したばかりの1番荻野、頼りになる中堅角中、清田はスタメンもあり代打の切り札でもあり、若手菅野も同じ。代走&守備職人の和田、岡。


内野手3人。レギュラーの藤岡、ムードメーカーの三木、ベテラン鳥谷。


どの選手もそれぞれの個性を発揮、それが噛み合って優勝争いの真っ只中だった。なのに1人2人ならいざ知らず、これだけ大量に欠いてしまうのは、あまりに辛い。


その衝撃のニュースの翌日火曜日、試合は予定通り行われた。相手ピッチャーが球界随一と言ってもいい好投手山本由伸だったこともあり、あえなく2安打完封負け……。


が、その次の日水曜日。驚異の粘りを見せて4-1で勝った。

木曜日は恵みの雨(?)で中止。

金曜は勝ち。昨日の土曜は負け。

今のところ首位と1ゲーム差の位置にいる。


改めて見ると、大量に離脱したけれど、外野手は、好調の福田、マーティンの2人が健在。内野手も、井上、中村、安田といったレギュラーが出場できている。


空いた穴は、めっちゃフレッシュな若手か、今年何度か1軍出場した顔ぶれが埋めている。加えてキャッチャーや勝ちパターンのリリーフ陣は丸ごと無事。


全取っ替えじゃなかった。土台を支えるメンバーが残っていて、緊急昇格した若手をリードしながら踏ん張っている。


そういえば、と推測がよぎる。


今回、濃厚接触者として抹消された何人かは、飛行機の座席が近かったとか。

飛行機と言えば、昔、おぼろげながら耳にした話がある。


団体全部で移動しない。二手に分かれて別の機に乗る。これは万が一の事故に備え、半分の戦力を残すための、リスク分散なのだと。


この記憶は古すぎてボンヤリだけど、もし今回のロッテもそういうリスク回避をしていたとしたら。

まだ戦えるメンバーがこれだけ残っていることも納得なのである。


そういう記事を探してみたが見つからなかったので、本当のところはわからない。けれど、だとしたら、こういうことはプロ野球に限らないんじゃないかと思う。


もう何が起こるかわからない今の世の中、一般市民の日常でも、半分とか4分の1とか、とにかく大事なものは少しずつでも残せる方法を考えておかないと。


お財布は2つに分けるとか、通帳とハンコを一緒に保管しないとか、データはあっちにもこっちにもバックアップしとくとか(普通はやってるか……)。


そんなことを思わされた。


ロッテ、頑張れ。

若手もチャンスだと思ってしっかり! 


そして、登録抹消の皆さん、幸いにも軽症ということですが、どうぞお大事に。はやる気持ちもあると思うけれど、休養十分の完全復帰を願っています。


(了)

 
 

↓「私が泣いた理由」がお題の短編を書いてます。10分で読めます! 

呪いのなみだ池


 

 

↓「あと5分」がお題の短編です! 11分で読めます!

「メゾン・ド・マウンテン」

 

 

 

 

 

~~以下の小説サイトに投稿しております~~

 ↓↓↓よかったらお立ち寄り下さい。

 

  エブリスタ



 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

何年か前、新井素子さんが新聞に載せていたエッセイにあった。年齢計算が苦手であると。

 
新井さんは言わずと知れた著名なSF作家。私も何作も愛読している。SFということは、時間が飛んだりする物語などをお書きになる。
 
で、ストーリーの中で時間が進むにつれ登場人物が年を取る。あるいは回想とかタイムスリップ等で、主人公と周りの人々の年齢が動く。そのときの計算が苦手なのだとか、そんなようなことを書いてらした。
 
それなんである。
私も同じで(新井さんと同等に語るのはおこがましいが)、年齢計算が都度都度狂う。苦手意識は持っていないのだが(いや、その方が自覚がない分深刻かもしれない)、一時期タイムスリップものをよく書いていて、結構な確率で混乱した。書いている方が混乱しているのだから、読み手がついてこられるはずもない。
 
書く前に、一応年表は作っている。
主人公の生まれた年、出会いだとか失恋だとかのイベントがあった時の年齢、そのときの周りの主要人物の年齢、背景の世間の流行や事件など。
 
そんな年表を、一応作ってはいるのである。それを見ながら物語を書いているはずなのに、書き進むうちに何か帳尻が合わなくなっていつも四苦八苦する。
 
例えば……
32歳の主人公が将来生まれるはずの自分の娘に会いに行こうとタイムマシンに乗る。10年後とか20年後とかわかりやすいスパンにすればいいものを、8年とか33年とかに設定してしまい、29歳だった妻は37歳に、あるいは62歳になっていて、生まれていないはずの娘が7歳とか32歳のときに出会うことになる……はず。ここまでは何とか。

が、ついつい入学式を物陰から見る、とか、何らかの資格試験に合格する、等のエピソードを入れてしまう。とすると、入学式は5~6歳のはずだし、その資格試験に年齢制限があることに気づいて慌てる。強引に合うように直してしまうと、他の人の人生まで順序が狂ってしまったりする。そうなると、年齢設定、最初からやり直しである。
 
自分の頭の雑さを自覚するのはこういうとき。本当にテキトーである。嫌になる。書くよりも、辻褄を合わせることの方に苦労することが多い。
 
もう一つ言うと、「時間の流れ」についても指摘を受けたことがある。

サトウキビから砂糖を作ることに主人公が挑戦した話を書いた時。相当苦労して長い時間をかけてようやく作り終えた、という風に書いたつもりであったのに、読み手には一瞬で出来上がったように受け取れてしまったらしく。

主人公の「ようやくできた……」というセリフに、『ようやくと言われてもね』との批評をいただいてしまった。
 
うーん、好きなんだけどな。タイムマシンで時間が逆行したり、長い期間かけて何かを熟成させたりする話。

でも実際書くのは相当難しい……私のザル頭では。
 
(了)
 
 

↓「私が泣いた理由」がお題の短編をアップしてます。10分で読めます! 

呪いのなみだ池

 

 

 

 

 

 

↓「あと5分」がお題の新作短編をアップしてます! 11分で読めます!

「メゾン・ド・マウンテン」

 

 

 

 

 

 

~~以下の小説サイトに投稿しております~~

 ↓↓↓よかったらお立ち寄り下さい。

 

  エブリスタ

 

 

 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

ロッテファンである。


ここのところ下降気味ではあるが、何年かぶりに常時貯金もあって、ちょっと機嫌がいあ。

今シーズンは新しい戦力が生き生きと活躍し、勢いを感じる勝ち方が多くて嬉しい。


そういう試合のダイジェストは、何度観ても飽きない。試合後すぐのそれはもちろんだけど、やはりスポーツニュースで確認して悦に入りたいという思いも強い。

 

しかし、最近は眠気に襲われる時間帯がだんだんと早まり、就寝がめちゃくちゃ早い。昔みたいに全てのスポーツニュースを総なめ、というわけにもいかなくなった(泣)。


でもとにかく一番早くに放送するものだけでも、と頑張る。ところがそのスポーツニュース、やる気がまるでない。スポットがズレていると感じることが多々あるのである。

 

例えば、試合を決めたのは流れを変えた1つのファインプレイ、というときも、そこがスルーされて得点シーンしか映さないことがある。


負けたのが球界を代表するピッチャーだったりすると、勝ったチームのプレイは1つも映さず、「○○が負けました」とだけしか伝えなかったり。


ひどいときは、サヨナラ試合なのにサヨナラの映像がない。それまでの切った張ったをさんざんやった挙句にスコア画面に切り替わり「そのあとサヨナラで○○が勝ちました」と一言あるだけとか。

 

いや、そんなのが観たいんじゃない! と叫びたくなるような編集が多いのだ。

事前にそのゲームをざっくり予測して、この顔ぶれなら投手戦になるだろうからこのエースを追っかける目線で行こう、とか決め打ちをしているように見える。


試合内容が全くそうはならなかったとしても、それに沿って編集し、その結果ズレた放送になっているんじゃないか、って勘ぐってしまう。

 

そうじゃなくても、プロ野球は大体6試合あるので、ニュース番組のスポーツ枠内で全部を収めようとすると1試合が1~2分くらい? 


アッサリしすぎ。あれもこれも見たいシーンが割愛されてしまい不満。で、最近はもうそのスポーツニュースは見なくなった。

 

別の方法を見つけたのである。


そもそも早寝してしまうので、もうその日のうちにダイジェストやプロ解説者の感想を聞くのは諦めた。

早寝するということは早起きになるということで、翌朝にシフトしてみたのである。

 

朝も一般ニュース番組のスポーツコーナーのところが多い。が、CSで昔ながらのプロ野球に特化した番組を見つけた。

 

これが、当日夜の放送を翌日の朝、昼、夕と再放送してくれる。枠は1時間あるから1試合10分弱とたっぷり、解説もじっくり。もちろん見どころはしっかり押さえ、更には全球団のその日のファインプレイ、ホームラン、そのときのパフォーマンスまで特集してくれる。テーマソングが昔から変わっていない(と思う)のでわくわく感がそそられる。

 

ネットでもダイジェストは見られるけれど、あるいは録画してもいいんだけど……やっぱりこういうニュースで生感覚で見たいのだ。たとえ再放送であろうとも。

 

(了)


↓「私が泣いた理由」がお題の新作短編をアップしました。10分で読めます! 

呪いのなみだ池


 

↓「あと5分」がお題の新作短編をアップしてます! 11分で読めます!

「メゾン・ド・マウンテン」

 

 

 

 

 

 

~~以下の小説サイトに投稿しております~~

 ↓↓↓よかったらお立ち寄り下さい。

 

  エブリスタ 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

 

 

 

最近バイトに出かけることが激減した。ほぼテレワークになったからなのだが、それでも月に1~2回は出社する。そのときにつくづく思うのは、「忘れている」ということ。

 

出かけるために必要な段取りがうまくできない。日常でなくなったため、忘れているのだ。


お弁当やコーヒーを作って、ついでに晩御飯の仕込みをしておいて、日傘や消毒グッズなどを荷物に詰め込んで、気候に合った服装を決め、着替えて化粧して、家中の窓の鍵を閉めガスの元栓、冷蔵庫の扉を確認。


以前は息をするようにやっていたその流れが、要領よくできない。何かを飛ばして二度手間になったりとか、出かけてしまってから会社の入館証を忘れたことに気付いたりとか。

 

何より電車の乗り方を忘れている。

パスモのチャージ不足で改札に引っ掛かる。

どの辺の扉が空いてたんだっけ? 

乗り継ぎは早足じゃないと間に合わないんだった! 

一本遅れたら急行待ちで10分以上ロスするんだったわ……とかとか。

 

こういう「生活の動き」みたいなのも脳が記憶するのか、使わないと格段に衰えると思い知った次第。

 

そういえばその昔、ワープロという機器が世の中に現れたときも似たような感覚があった。


漢字が書けなくなった。

それよりもっと大昔の小学生時代、漢字ノートに何ページも、書き順から留めはねからひとつひとつ注意深く書き綴って、頭に叩き込むというよりは手の感覚で覚え込んだはずなのに。

 

うろ覚え。

何となくこんな感じだったかなという、似て非なるものしか出てこなくなった。

書いていないから。

自分の手で筆記具で紙に記すことがなくなると、手が忘れてしまうのだと痛切に感じたのだった。

 

近々、訳あってしばらく無人だった家屋の掃除をしに行く。まだそう古くもなく、いつもきれいで明るい家だった。けれど空けること数か月で黴だらけになってしまったらしいのだ。


使わないとそうなる。頻度は少なくてもせめて風を通すくらいしておけば、そこまでひどくはならなかったかも。

 

こんな世の中で人と会ったり話したりの機会もぐっと減った。

飲みに行ったり旅行したりもほとんどなくなり。

そういう、人との直接的な繋がり方についても、黴が生えて忘れてしまったりしないだろうか。不安になる。

 

差し当って、ちょっとした訳ありでしばらく自粛していた車の運転……を、黴が生える前に思い出しておきたいのだけれど。

大丈夫かなあ。悩ましい。

 

(了)

 
 
↓「○○、はじめました」がお題の短編をアップしてます。9分で読めます!
 
 
 ↓こちらは「あと5分」がお題の短編。11分で読めます!

「メゾン・ド・マウンテン」

 

 

 

 

 

 

 

~~以下の小説サイトに投稿しております~~

 ↓↓↓よかったらお立ち寄り下さい。

 

  エブリスタ

 

 

 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 


 

先月の14日、宮内淳さんが亡くなったそう。70歳、死因は直腸がんとのこと(9/6 Yahooニュースより)。

 

伝説の刑事ドラマ「太陽にほえろ!」のボンボン刑事である。私の初恋の人と言ってもいい。

 

このドラマでは、若手刑事が殉職して入れ替わっていて、ボンボンは4代目。大阪出身のお坊ちゃまという設定で、だんだん略して「ボン」と呼ばれるようになった。

 

新人だからと失敗を許されたり、先輩みんなに慰められたりがグッとハマる可愛がられ系のオーラ。甘いマスク、あり余るほどの長っがい足。少女時代の私は惚れこんだ。

 

何より好きだったのは、その走る姿。

 

この番組は、走っているときが最も美しいとの信念があったと聞く。だから登場人物がやたらと走っていた。若手刑事はもちろん、年配の刑事も、犯人も女性も。

 

中でもボンは、上半身が全くブレない無駄のないフォームで、風を切り裂くように駆け抜けていた。先輩刑事の方が足が速い設定だったけど、多分実際は宮内さんの方が速かったのではないかと想像している。

 

若手刑事は1年で殉職するのがお約束だったけれど、ドラマの人気が上がるにつれて助命嘆願書が届くようになったという。ひとつ前のテキサスは2年、ボンは結局4年に延びた。

 

好きな人が、それだけの人気者だったことがとても誇らしくて(私の手柄でも何でもないが)、胸を張っていた気がする。

その4年で、顔つきや印象も変わっていったけど、登場当初の前髪を下ろした、まだあか抜けない朴訥とした甘甘のボンが一番好きだった。

 

1年半くらい前に、千葉テレビでの再放送で、殉職シーンを観たばかり。


携帯電話がなかった当時、重傷の身で電話ボックスまで必死で這っていくボンが痛々しくて涙が出た。その1時間に受けたインパクトが強すぎて、録音したカセットを(当時ビデオというものを持っていなかった……)繰り返し繰り返し聞いては泣いた。そんな感想をこのブログでアップしてました。

13日金曜日、ボン最期の日

 

 

 

おそらく(疑似)恋愛にしても、(疑似)臨死にしても、あれが初めてだった。トキメキとか喪失感とかを実感した最初だったように思う。


あの頃、20代だったボンも70歳になっていた。ああ私もアラフィフになるわけだわね……。

 

そんな風に私の少女時代の心を鷲掴みにし、たくさんの感情を届けてくれた宮内さんが亡くなったこと、本当に本当に残念です。

心からご冥福をお祈りいたします。

 

(了)

 

↓「○○、はじめました」がお題の新作短編をアップしました。9分で読めます!

 
 ↓こちらは「あと5分」がお題の短編。11分で読めます!

「メゾン・ド・マウンテン」


 

 

 

 

 

 

~~以下の小説サイトに投稿しております~~

 ↓↓↓よかったらお立ち寄り下さい。

 

  エブリスタ


 ~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 


 

暑い。

暑すぎる。

汗の出ない変温動物になりたい。


毎年言ってるが、毎年つらい。

 

必要最低限のことしかしない、したくない、できない。


となると、なるべく回数を減らして(ゴミ出しとか)、色々見なかったことにして(埃とか)、代替手段を駆使して(テイクアウトとか)……でもどうしようもないマスト事項も(洗濯とか……)。

 

今年の夏は外出自粛やテレワークで、ほとんど家を出ない日もある。これは助かる。汗がドバドバ出ると思考が停止するので、仕事場に辿り着くだけで精一杯、仕事なんぞまるで進まん、となるのが避けられるから。


ただし、そういう日の歩数は19歩とか42歩とか。立ったり座ったりだけでグラつくのを実感、本気で足腰弱ってきていると思われる。

 

増えた在宅時間の有効利用も考えないことはない。でも、5月の時みたく家の整理チャーンス、家事スキルアップチャーンス、運動不足対策チャーンス、とはいかない。5月とは暑さが段違い。とてもとてもそんな前向きになれないのである。


年末大掃除の前倒しとか新メニューへのチャレンジだとか、散歩、階段の上り下り、テレビ体操と、5月にはできたことが、この暑さでは全くやる気になれない。

 

でも5月に色々頑張ったのだから、夏はサボっても大丈夫だろう、余韻がかなり残ってるはず、と一種堂々としていた。

 

ところが。

 

あれこれ整理したはずのタンスや小物入れ。洗濯や虫干ししてきれいになったはずのカーテンやぬいぐるみ。シンクや風呂の水回り。髪染め。体重。

 

stayホーム期間にバッチリやったので使いやすいはず、きれいなはず、整ってるはず。

 

えっ、ぐちゃぐちゃ?

げっ、埃まみれ?

黒ずんでいる?

白髪大変なことに?

3キロ増?

何で?

 

……えっ、stayホームって4ヶ月も前だっけ?

 

いまだにコロナ患者は増え続けているせいで、状況はほぼstayホームなまま。毎日が変わりばえしないので、時が止まっていた……いや時間が飛んでいる。

 

恐ろしいことだな。


コロナをやり過ごすまで、時間だけがどんどん過ぎ去って何もしないまま取り残される……


なるたけ早めに、せめて動ける程度に暑さがおさまることを願う。微力ながら、何かをしたという実感くらいはほしいので。

 

 (了)

 

↓「ひと夏の思い出」がお題の短編をアップしてます。14分で読めます!

「甲子園に真珠が落ちていた」

 

 

 

↓こちらは「あと5分」がお題の短編。11分で読めます!

「メゾン・ド・マウンテン」

 

 

 

 

~~以下の小説サイトに投稿しております~~

 ↓↓↓よかったらお立ち寄り下さい。

 内容、更新してます!!

  エブリスタ 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~