石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと -24ページ目

石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

 

先日、ワクチン3度目の接種を受けた。その備忘録。


1度目の備忘録はこちら→ワクチン接種(21/7/18)

 

 

 

2度目の備忘録はこちら→ワクチン接種2度目(21/8/28)

 

 

 

 

今回もモデルナ接種。

前回の発熱体験を踏まえ、前日までの準備は、2,3日分の食事としてシチューを大量作成。冷凍食品と解熱剤、OS1を購入。

 

それと、問診票の記入。

これがちょっと憂鬱だった。


そんなにたくさん書くわけじゃないのだが、今回、ずっと以前に申し込んだ人間ドックが同じ週にずれ込んでしまい、両者合わせて8枚……(ゲンナリ

 

脱線するけれども、人間ドックの書類が面倒なのは量だけじゃなく、前回どう書いたのか覚えていないこと。

もともと忘れん坊のくせに、このところ年齢も相まって、既往症だとかそれがいつだったとか再検が出たのかその精密検査を受けたかどうかとか……記憶はぼんやりとしかない。

 

前回受けたときに書いた分のコピーを取っといた気がする……と探し始めたが、結局見つからず、無駄な時間を食った。

 

無理矢理何とか書き終えたけど、以前といろいろ相違が出てるかも……。もうこんな徒労を繰り返すのは嫌だ、と今回はしっかりスキャンして保管。

 

それに比べれば、ワクチン接種の問診票は1、2回目共に1年以内でまだ記憶にも残っているし、たったの1枚。

 

が、熱や体調は当日にならないと判断できない。空欄にしておいたがやっぱり当日埋めるのを忘れた……。

 

でも大丈夫。

 

接種会場側ももう慣れたもので、チェック体制は2重3重になっていて、受付時には二人組で、一人が確認、もう一人がダブルチェック。

 

接種時には何やら最重要事項らしき箇所に穴を空けたボード(手作り?)が表れ、それを問診票に重ねると書かれているかどうかが一目でわかるような工夫もあり、書類はきちんと処理されていった。

 

接種自体は、1、2回目に比べるとあっけなかった。


「今日はお風呂は良いですが、お酒や激しい運動はやめておいてくださいね~」と言ってる最中にブスリ、テープが貼られる。


えっ終わったの? まだ構えてませんけど、腰浮いてますけど、みたいな一瞬で終わった。

 

前回、前々回と同じく15分の待機を経て帰宅。

 

4.、5時間くらいで肩が重く首が引っ張られるような痛みがずんずんと。

それ以外は就寝まで特に不調を感じなかったので、お風呂に入って寝た。

 

が、接種後13~14時間もした頃、案の定、体が熱くて起きる。体温計ると38.8。


よろよろと起きてロールパン1つかっ込んでロキソニン服用。一旦37度台まで下がるが、しばらくするとまた38度ラインをうろちょろ。ロキソニンもう1錠。

 

翌日も熱が安定せず、使い物にならない自分。あきらめて安静にしようと思ったが、最近ぎっくり腰をやったので、ずっと寝てたり座ってたりがつらい。

 

そうでなくてもそうそう眠れないし、たまった録画を見ようにも集中力が長続きせず。他に複雑なこともする気が起きず……ヒマ。

 

幸い、夜には熱も引き体も軽くなり、翌々日にはもう普通に戻った。


2回目のときはそこまで4日かかったので大分時短。1回目のときのようにモデルナアームにもならず、首を引っ張られる痛みも2日で消えた。かゆみも出なかった。

 

副反応、大分軽かった……のかな。それでも丸一日、廃人だったな……。

 

(了)

 

 

 ↓「猫」がお題の超短編書きました。4分で読めます。

カラスのおみやげ

 

 

 

 

 ↓「初めての○○」がお題の短編です。14分で読めます。

「ラブソングを君に」

 

 

 

 

 ↓「降りつもる」がお題の短編です。8分で読めます。

「3時間の落ち葉」 

 

 

 

 

↓「おめでとう」がお題の短編です。7分で読めます。

「誕生日の不幸」 

  

 

 

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先日、たまたま見ていたNHKの歌番組に、宝塚雪組前トップの望海風斗さんが出ていた。

 

最初見た時、「あ、女になってる!」と叫んでしまった(ものすごく失礼かと思う……)。

 

のぞ様は宝塚時代、失恋したり殺されたり虐げられたり、つまりかなりの難役を演じられることが多かった男役さん。


お歌、お芝居、ダンスの三拍子そろったトップさんとの評価だったからこそだろうけれど。

私も生の舞台を一度観たが、泣けてしまうほど感情移入してしまった。

 

でも、そのときは男役だったので、当然声も低く、肩幅や体つきもガッチリと調整、歩き方や仕草なども、全部男だった。

 

が、うたコンののぞ様、真っ赤なひらっとしたお衣装(パンツだったけど)、大振りのイヤリング、少し伸びた髪にふんわりカールがかかっていて、お化粧も元々の美しいお顔に優しさと柔らかさを際立たせるようなしっとりした感じだった。

 

今や「素敵なお姉さま」でしかない、と思った。


そして、何といってもお歌。

アンジェラ・アキさんの「始まりのバラード」。


私はアンジェラさんは「手紙~拝啓15の君へ~」しか知らなかったのだけど、こんな素晴らしい持ち歌があるとのぞ様のおかげで知った。

 

のぞ様、退団公演はコロナのせいで延びまくって、おそらく大変な思いをしただろうことは簡単に想像できる。そんな中で、この歌に力をもらえたという。そういった思いをのせて歌い上げたこれは、凄みがあった。

 

男役の頃の声じゃなく、女性の柔らかい声で。でも以前と同じく伸びやかで歌自体がドラマのように何かを訴えてくるようなパワーがあった。

 

思えば、お芝居も達者だと折り紙付きのタカラジェンヌさんで、だからどんなお役でもその感情を客席に伝えることに長けている方なんだなあ、と何度も納得した覚えがある。


つまり今回は、「望海風斗」という女性の目一杯の感情を届けてくれたのだろうな、と思ったり。

 

ちなみに私イチオシの、のぞ様主演公演は「ファントム」。


悲しくて切ない運命を演じたお芝居も感動したし、歌も素晴らしかった。のぞ様はもちろん、相手娘役の真彩希帆さんとの歌うまコンビが本当に耳の保養で。

 

いつか「エリザベート」のトート役で見てみたいともずっと思っていた。

 

退団してしまってから、もう観られないのだなあ、と悲しかったが、こうして前へ進んでいた。お歌も更に進化しているようにお見受けするし、次々新しいチャレンジをされているようで。

 

過去作は過去作で楽しむとして、これからも元気がもらえそう。


(了)

 

のぞ様退団が決まったときに書いたブログがこちら→ 「夢を売る男~望海風斗さんの退団」

 

 

 

 

 

 ↓「初めての○○」がお題の短編書きました。14分で読めます。

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フィクションの物語を書いていて、すさまじく苦しむのがこれ。

 

辻褄が合わない。

 

「完成!」と喜んだ後に読み直してみると、出るわ出るわ、辻褄の合わない箇所があっちにもこっちにも。

 

今まで書いた中でいうと、A子がめでたく意中のB男と結婚したというエピソードが真ん真ん中にあった、とある長編。


A子はその後、昔から憧れていた仕事に転職する機会を得る。

 

でも奇妙なことに。

 

結婚したというのに、その後B男が全然出てこなくなる。どころか、A子はいきなりその仕事のために6畳一間に引っ越して、一人暮らしの貧乏状態の描写があったりして。え、B男、どこ行った? 


しばらくして、急にB男との初対面……? とかなってる。

 

実はこれ、当初A子は独身時代に転職する設定だった。でもいろいろ考えて結婚するシーンを付け加えることにし、時系列に並べ直すとこうなってしまい……辻褄が合わなくなった。

 

こんな基本設定がズレていることに気づかず、何十ページも書いてしまってから、作者は青ざめました。

 

で、修正するのに四苦八苦。

 

案1 結婚したがB男はすぐに事故死。

案2 結婚エピソードを削除。

案3 B男がものわかりがよくて単身赴任を認めてくれた。

 

などと、いくつもの明らかな苦しまぎれ案を試す。

 

結局、案3を採用したが、この話はそんな男は稀だった時代設定。


やっぱり苦しい展開になったが、作者にとっては、B男という人、もはや死亡や削除とするには忍びない存在になっていた。


ので、その時代には稀な「単身赴任女を認める男」という性格に設定し直し、B男登場シーンから全部書き直しましたとさ(最初は時代に合った男尊女卑みたいな面もある設定だった)。

 

というように、年がら年中辻褄合わせに苦労している。

 

一番イヤになるのが、年齢。

長い期間の話を書いていると、登場人物たちはそれぞれ年を取る。主人公はともかく、周りの人たちは今何歳なのか。


何も考えずにイメージ先行で書いてしまっているときがある。


例えば、主人公が母と共にお祭りを見に行ったシーンを書いたはいいが、確認してみたらその年にはまだ生まれてなかったはず、とか……おお怖。

 

ちなみに年齢の不備は、タイムスリップものを書いているときに起こりやすい。

後から辻褄合わせをするのはとんでもなく面倒なので、年表をしっかり作っておくとか、書き始める前の準備が大事。

 

これ、仮病を使ってサボる言い訳みたい、と思うときがある。

 

「3日前から腹痛が治まらなくて」なんて言い訳、前日一緒にビール飲み放題をやった相手に言えばすぐバレる。だから「昨日のビールで冷えたらしくお腹壊した」とかに変える。

 

こういう、あっちから見てもこっちから見ても辻褄合うようにする言い訳(つまり嘘)を考えてしまうのは、物語作りの副作用かも……。でもすぐバレてるのはなぜ。

 

(了)

 

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「昭和きんこんかん」

 

 

 

 

 

 

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書き終えたものを読み直すと起こる現象。

 

たぶん物語を創作する人はみんなそうだと思うけれど、とにかく必ずあちこち直したくなる。

 

人物の発言なら、言葉尻に違和感があったり誰が言ったかわからないようなベタな言い方だったり、を。

 

地の文ならば、やたらに長くなっている一文や主語が途中で入れ替わっているような悪文を。

 

構成上、この段落はこっちへ持っていこう、このエピソードはもっと後ろがいいかもしれない。

 

そういった直しをガンガン入れたくなるのである。

 

自分が第三者目線となって読んでみると、引っかかる部分、気になる部分、わからない部分がウジャウジャ出てきて、どうにかしたくなってしまうのだ。

 

私の場合、レトリックとか文体とか、高度なテクニックが使えるわけではなく、とにかく読み手にこちらの意図をすんなり伝えたい、という思いだけ。

 

なのだが、これが本当に難しい。

 

自分だけがわかっている独りよがり、説明しすぎ、逆に説明不足、などを何百回何千回見つけてしまっただろうか。

 

そんな豊富すぎる反省も生かせず、今でも同じことを繰り返し、読み直しては直すのだけれど。

でも、そういう内容的な物ならまだいい。

 

誤字脱字レベルの間違いの何と多いことか。

ワープロの弊害と言ってしまえば言えるけど、もちろん笑えない。

 

ときに、ネットで公表している物語に「誤字報告」という項目で連絡をくださる方がいると、神様のように思える。

 

更に、誤字でも脱字でもない、自分の「書き方の悪癖」にも、毎度毎度うんざりする。

 

3行おきに同じ表現を使っている。直した部分に、以前の「てにをは」が残っていて「○○がは」とか「××をに」になっている等。

 

でも、一番多いのが、修飾語の位置が悪くて文の意味がわかりにくいこと。

 

たとえば、先日書いた文だけど。~「鏡にはすっぽりケープをかぶった頭がロットだらけですっぴんの私が映っている」

 

後から読んでみると「すっぽりケープをかぶった」のは、頭なのか私(つまり首から下)なのかわからん状態。

 

言いたいのは「すっぽりケープをかぶった私。頭がロットだらけの私。すっぴんの私」。

修飾語は全部「私」にかかる、ってことを、作者だけがわかっている。読み手に親切でない。数日後の自分が読んでも、多かれ少なかれ「?」が湧く。本当に多いこのパターン。

 

まただよ、といつも思う。どうして最初書いた際に気付かないんだろうと。

 

読み直して直せばいいや。そういう気持ちで最初は勢いを大事にたたき台として書いている。だからいいっちゃいいのだけれど。でも、何度か読み直して修正した後でもこれはある。

 

何度同じことを繰り返すのだろう……少しは学習したい。もっとサクッとスッキリした文書を書けるようになりたい。……けど、やっぱり今書いている話にもまた見つけてしまった……。

 

(了)

 

 

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このコロナ禍において、外出が激減。

 

ウインドウショッピングやら外食やら不要不急っぽいものは取り止め、不要でも不急でもない用事は、ほぼオンラインに置き換わった。

 

その分移動にかかる時間労力が浮いて、わーい、と物語を書く時間に充てるようになった。

 

つまり、座ってパソコンに向かっている。興が乗ってキーを叩く手が進めば進むほど座っている。座って座ってほぼ座りっぱなし。トイレに立つときになって初めて○時間も座ったままだった……と気付くことも。


物語を書く以外の時間もほぼそんな調子なもので、これが長期間続いているのが祟ったか、このほどプチぎっくりになってしまった。

 

飲み物をいい加減に飲み込んだせいで、かなりの勢いで咳込んだ。ちょうどそのとき何かに手を伸ばした中途半端な姿勢だった。ぷちんと音が聞こえた気がした。

 

そして左の腰にずっと痛みの素が居座っている。こいつが、私が立ったり座ったり寝返りしたりするたび「おーいここにいるぞ」と主張してくるのである。

 

元々自分、雑でガサツで横着な性格。だから必要でなければ縦のものを横にもしない。立ったり動いたりも最小限にしたいタイプ。

 

食事を運ぶときも多かろうが重かろうがトレーに乗せまくって一度にすませたい……のに、ちょっとずつ小分けに軽くして何度もマメに運ばないと。

 

布団から出たくないから、普段は目一杯手を伸ばしてポチッとしていた加湿器やら照明やらのスイッチ。今は一度ベッドから降りてちゃんと側に行ってからオンオフ。

 

すぐそこの床に落とした物を拾うときも、きっちり一度立って移動してしゃがんで手に取る。間違ってもものぐさに体を伸ばしまくるだけで取ろうとしてはいけない。

 

雑でガサツで横着な自分、何でも丁寧で細やかに手間暇かけるこんな生活、ストレスフル。

 

このところキツくなってきた寒さのせいもあるだろうけど、やっぱり運動不足からの腰の衰えか。

 

今や省略されてしまったコロナ以前の移動労力、少なくとも1日5000歩は下らなかった。それがこのところ百歩単位にしかなっていない。

 

元々ただ走るだけ、歩くだけ、は嫌いなので、ランニングもウォーキングも続かず。こんな怠け者が1人で日々運動能力や筋力維持のための努力をするのはかなり難しい。

 

思いっきり書く時間が取れるのに、それはイコール座りっぱなし、つまり運動不足&腰痛との戦いになるわけで。

 

以前、小説の書き方を習った学校で、「腰痛の持病があるので」と、立ったまま2時間もの講義をしてくれた作家の方がいた。私とそう年齢は変わらなく見えたのですごい体力だと思ったが、作家さんにとっては腰痛とは職業病に近いのかもしれない。

 

でも、職業でもない自分が、そういう病だけがプロと同じでも、全然嬉しくはない。

 

(了)

 

 

 

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「昭和きんこんかん」

 

 

 

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「兄貴とブランコとラジオ体操」

 

 

 

 

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物語を書かない人は「そんなバカな」と思うかもしれないが、書いているうちに「キャラが勝手に動き出す」ことがある。

 

何か事件が起こると、そのキャラらしい反応をする。そのキャラらしいセリフを言い、そのキャラらしく動き回るのである。


ときにはそのせいで、最初に考えていた物語の筋書きが変わっていくこともある。

こうなってくると、そのまま任せた方が話が自然に展開し面白くなっていく、と自分では思っている。

 

で、こういう現象が起こると、書き手はすごく楽。キャラが勝手に物語を引っ張っていくので、キーボードを打つ手がそれを追っかけて行くだけでいいのだから。

 

ところが、これが滅多に起きない。

 

これまで、長編短編小説シナリオなどたくさんの物語を創作してきた。その中で主人公キャラが勝手に動いた実感があるのは、たった1つのシリーズのみ。動いたからこそ自分の中でシリーズに出来たのだと思う。今のところ25話まで書けている。

 

こういう話にしよう、というポイントだけ決めると、その主人公が勝手にああだこうだやってくれて、面白いサブキャラに出会ったり、埋もれていたエピソードを引っ張り出したりしてくれるのだ。

 

そういうときの書き手の気分は楽しくてたまらない。読み返してもあまり直しも要らないことが多い。

 

が、これはごくごくレアなケースで、こういうことを目指してキャラ作りをしているはずなのに、なかなか動いてくれない。


動かないからこちらが適当に「こうしようか」と行動させると、物語が止まったりする。ああでもない、こうでもない、と迷宮に迷い込むことにもなる。

 

そういうときは、そのキャラはまだ「生きる」ところまで行っていないのだと思う。

 

こういう風に滞ってしまうときに思い出すのは、物書き講座等でよく教わる「主要人物の履歴書を書け」ということ。

 

履歴書と言っても、いつどこで生まれてどの学校を卒業し、こういう資格を持っています、とかいう、就活用のとは違う。

 

もちろん、方言が物語に関係するならどこで生まれたかは大事だし、学歴に関する話が展開するなら卒業したのがどんな学校かというのも重要。

 

でも結局、その人の信念を決めるような過去の出来事や両親兄妹との関係、どんな人を何故尊敬しているか、逆に何故恨んでいるか等々のことが作れているかどうか。だと解釈している。

 

で、何か起こった時にこの人どう反応する? と考える。

 

例えば道で犬に会ったら頭を撫でるのか逃げるのか睨み合うのか。上司に怒られたら言い返すのかしょげるのか黙って成果を見せつけるのか。

 

などと細かく作り込んではみるのだが、それでもなかなかうまくいかない。

そして今日も四苦八苦しています。

 

(了)



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漫画家さんの業界で、「年末進行」という言葉があると聞いたことがある。


年末年始は出版社も印刷所もお休みになるので、その分早めに原稿をあげなくてはいけないことを指すらしい。

 

昨年末、私もやってみた。

定期投稿しているコンテストが2週間おきの締め切りを年初に迎えるのと、他1月初めに出したいコンクールがあったので、年末年始の用事が立て込んでいた私は、その分前倒しを計ったのである。

 

これが……キツかった。

 

一番作業時間を食うのがベタ書きなので、まとめて時間の取れる日をそれに当てたい。


なのに、その日までにろくなアイディアも出ない、プロットも膨らまない。

せっかくのまとめ空き時間に、ぼやーっとするしかないもったいなさに焦る焦る。

 

仕方なく、過去作の焼き直しで乗り切ろうと、気に入っていてお蔵入りしている且つテーマが合いそうなストックを引っ張り出した。


で、コンクール規定に合わせて書き直したりしていたのだが……結局制限枚数以内に全く収まらない! と放り投げた。

 

そうなってから、ようやくどうにか形になりそうな新しいアイディアが出る。もうまとめて取れる時間もあまりなく、ものすごい勢いでとりあえず叩き台のつもりで書き上げた。


もう1本の方は何とか焼き直しで枚数もクリアしたので、計2本、年末休み前に仕上がったことになる。

 

おお、やればできるじゃないか。

自主年末進行、成功。


この調子で今後も早め早めにベタ書きさえできれば、大分楽にこなしていける。よしよし、……


なんて思ってたけど、その次のお題からしてまた今詰まっている。やっぱり何も出てこない……


またギリギリになるまでそんな状態で、締切直前にアイディアが出て、ものすごい勢いで書かないと間に合わない……予感がプンプンする……。

 

商業誌に連載をしているわけじゃない。誰かから催促されるわけでも仕事でもないし、マスト事項では全然ない。

 

でも、何というか、それだからこそ、1回飛ばしてしまうと次ももういいか、となって書けなくなってしまう気がする。それがイヤなのだ。


苦しいし面倒だしキツイとは言いつつ、自分で自分に引いたラインは守りたい、というか。

 

以前、知り合いのライターさんが言っていたことがある。

彼女はネットに連載を持っていたが、更新は週1回めどと言われていたそうで。でも、毎日更新していた。だからといって報酬が増えるわけではないのに。

 

何となくわかる。


それをしなくても怒られないし誰も困らないけれど、自分に負けたような気になる……んじゃないだろうかと思う。

 

というわけで、早くひねり出したい、次のアイディア。

 

(了)

 

 

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「誕生日の不幸」 

 

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「昭和きんこんかん」

 

 

 

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「兄貴とブランコとラジオ体操」

 

 

 

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「100年の友」

 

 

 

 

 

 

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この物語に書いたここのエピソードは、こういう裏付けがある、こんな思いを込めた。

そういう裏話が、書いた話の数だけある。


それはストーリーに大いに関係あることも、全然どうでもいい些細なこともある。

 

例えば、最新作短編「誕生日の不幸」 。

 

私が小学生低学年の頃に、祖父の家になぜか1冊だけあった少女漫画雑誌(当時すでに古本だったかも)。そこに載っていた「誕生日が怖い」という読み切りを思い浮かべて書いた。

 

もうストーリーも作者も忘れてしまって、ネット検索もかけてみたのだけどヒットせず。

でも確か、楳図かずおさんばりの絵で呪い系の話で、怖くて眠れなくなるのをわかっていて祖父の家に行くたび読んだ。

 

……という思いとタイトルしか覚えていないのだが、その感覚を「キモ」として書いてみたのがこの「誕生日の不幸」。

だから元のものとは全然違うだろうし、「怖い」方向も全く異なっていると思う。

 


他にも。

「守護神の選択」

 

 

この作品は、ドラえもんを思って書いた。ドラえもんのように爽やかな児童向けな話とは程遠いけれど。

 

もちろんドラえもんは子供の頃に愛読していたしアニメも好きだった。何も考えず、いいなあ便利な道具、あれ欲しいなあ、みたいなスタンスで読んだ。


たとえば、タケコプターとタイムマシンのうち1つ選ぶとすればどっちにする、とか、絶対欲しいのは暗記パンと翻訳こんにゃくだな、とか。

 

でも最近、知り合いが「いつもドラえもんに頼る前提ののび太が嫌い」と言ったので、目からうろこ。そういう見方もあるんだ、と。

 

というわけで、もしドラえもんが助けてくれることに慣れきったのび太が増長したら。そのことにドラえもんが不満を持つようになったら。という考え方で出来上がったのがこの「守護神の選択」。

暗くて何の救いもない話になってますが。

 


それから、

「お迎え百人出来るかな」

 

 

この主人公は、セルフカバー的な感じで書いた。

 

何年も前、イノシシ的な勢いのある、嫌味でかつ破壊力のある元気な女性を書いたことがあって。彼女のストーリーはその後も自分の中でシリーズとして何作も続いたので、キャラがよく走ったのだろうと思う。

 

自分が書いたヒロインをなぞる感じなのだから、同じように走ってくれるだろうと思ったのが間違い。

その当時の自分が若かった、と痛感したのだった。今の私は、あの勢いや破壊力を書くにはパワー不足になっていて、走るどころではなかった……。

 

それから

「礼状の波紋」

 

 

これは、海のボート事故に居合わせた人たちのその後を書いたもの。

 

よく聞く小話「溺れた恋人と親友のどちらを助けるか」といった話を思い浮かべて書いた。でもそういう選択の話じゃなくて、その人たちがどんな思いでそこにいてその後それがどう影響したのか、が気になって書いてみた話。


書いたものどれもこれもに何らかの、裏話と言うほど大げさではないけど、キッカケやキーみたいなものがある。


要は創作って結構、自分の見聞きしたいろんなことを基にして出てくる妄想なんだな、と思う。

 

(了)

 

 

 

 

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書いているときには気づかない。後々読み返してみて初めてわかることがある。

面白くない……ってことが。

 

これはときどき起こる私の中の現象。

 

そこに分類される完成作の中には2タイプあるように思う。

 

1つは、書くことが惰性になって、何となくいつも通りのルーティンを辿らないと気が済まないから書き上げて見直して仕上げるだけ仕上げた、というやつ。

 

思い入れも共感もないので、出来上がったものが面白いわけがない。書いている途中で気づけよ、と思うのだが、放り出すことができず、とにかく完了させることが目標になってしまっているのである。このパターンは早く卒業したい。というか、さっさと捨てる癖をつけたい。

 

もう1つは、気合が入り過ぎてどうにもぎこちなく、ちぐはぐな出来になっているやつ。


これは結構頑張っただけあって、後から自分で「つまらない……」と感じた時のショックは計り知れない。

 

調べたことを余すことなく使いたくて説明が多い。どうしてもこういう結末にしたいがために強引な展開になっている。だからキャラが変な動きや会話をして、読み手が全然感情移入できない。

気合が入っていただけに、丁寧さを心掛け、考え抜いて書いたつもりだったのに。

 

はあ。

 

まったく力を抜いて、何も考えずに書いた物語の方が面白かった、ということも結構ある。

 

ホント、創作ってわからない。

作者の気合と、作品が面白いかどうか、は比例しないみたい。

 

今は、創作のイロハとか書き方講座とかいろいろと出回っている時代で、その大量な情報に振り回されることもある。

 

それらの「やってはいけない」的なことを考えすぎるよりは、面白ければいい、と思うことにしている。

もちろん、面白さの感じ方は読み手によって違うので、書く自分が面白いと思えればいいと。

 

そういうスタンスで書いているのになあ……

 

自分で面白くない、と思えてしまうとガッカリなんです……。


(了)

 

 

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「昭和きんこんかん」

 

 

 

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「考えるヒーロー」

 

 

 

 

 

 

 

 

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物語を創作するとき、私には躓く箇所がいくつもある。

 

何か書きたい、でもネタが浮かばない。そこであれこれ妄想を浮かべてみるところがまず第一弾のカベ。

例えば、最近取り組んだ「復活」というお題。

 

案1.何かで傷ついた主人公が、出会った人や事件をきっかけに元気復活する。

案2.さびれた場所が、こんなウルトラCで活気が復活。

 

というような案以外に、今までどんな復活が印象的だったかを考えてみる。

 

例えば「ターミネーター」という映画では、主人公を殺しに来るサイボーグが何度でも「復活」して追ってくる。

 

昔読んだ「恐怖の復活」という漫画は、古代のミイラが「復活」し、主人公のことをかつて愛した女と思い込んで、追ってくる。

 

とかとか。

 

そんな風に、思いつくことを並べることだけならできるのだけど。

それがなかなかストーリーの形に膨らまないのが躓きの第二弾。

 

その局面でいつも、昔あるシナリオコンクールに向けての公開講座で聞いた話を思い出す。

 

前年に受賞者した方のお話だった。

あるネタを思いついたものの、それが膨らまなくてそのまま寝かせて何年も経った。あるとき、故郷だったか近所だったかの河川の工事があるとニュースで知った。そのことが、そのネタの背景としてつながる!  とピンときた、というのである。

 

その受賞作は映像化され、うろ覚えではあるが、とても深さのあるドラマだなと思った記憶がある。


たぶん、最初に寝かせておいたネタだけで書いたとしたら、あまり新鮮味も実感もないシナリオになっていたんじゃないだろうか。

 

などと勝手に想像。とにかくそのお話がずっと胸に残っている。

 

だから私は、ネタをどう膨らませてストーリーにするかで躓いた時、その方のように浮かんだネタと「つながる何か」を探す。


社会問題でも日々感じていることでも知り合いの面白話でもいい。そこがくっつくと、なるほどようやく物語が始められる気がしてくるのだ。

 

そのためには、ニュースや新聞で時事ネタのチェックが有効に思える。

自分は何に感動し何に怒りを感じるんだろう、といった感情の整理も。

人と話すこと(特に何でもない雑談がいい)も。

それから読書。

あとは過去の経験。

 

そんな中のどれかが生きてくる。その人は暗にそうおっしゃっていたのではないかと勝手に解釈している。

 

でも、最近の時事ネタは暗いものが多く、人との雑談もままならないご時世。感情が動くことも減って、目が悪くなってから読書もなかなか進まない。過去の経験など日毎にどんどん忘れていく。

 

う~ん……この「つながる何か」を見つけられれば、とりあえずは創作が進んでいくんだけどなあ……と、日々苦しんでいる。

 

で、「復活」ですが、こんな風になりました→「昭和きんこんかん」

(12分で読めます!)

 

「つながる何か」が何になったのか、ご想像ください。

 

(了)

 

 

↓「走り出す」がお題の短編です。14分で読めます!

「兄貴とブランコとラジオ体操」 

 

 

 

 

↓「もう少しだけ」がお題の短編です。12分で読めます!

「100年の友」

 

 

 

↓「変身」がお題の短編です。4分で読めます!

 

「考えるヒーロー」

 

 

 

 

 

 

 

 

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