アメリカのメジャーリーグが開幕し、毎日のようにエンゼルス大谷翔平選手の動向がニュースになる。活躍しなくてもとにかく報道される。人気者は大変。
こんなにメジャーリーグが身近になったのは、1995年に野茂英雄さんが渡米して道を作り、後にたくさんの日本人選手が続いたから。でもそれまでは、私は映画でしか知らなかった。
その名も「メジャー・リーグ」という映画。1989年、出演はトム・べレンジャー、チャーリー・シーン、ウェズリー・スナイプス。
続編もあり、2は1994年、3は1998年。2,3にはとんねるずの石橋貴明が出演。
実在のインディアンスを舞台にしているフィクションで、弱小球団が強くなっていく王道のストーリーが小気味いい。しかもあれこれユーモアたっぷり、随所で笑える。
ちなみに、この頃のインディアンスは本当に弱かったらしく、この映画がその後の人気に一役買ったとか。
コロナ禍のこのご時世、おうち時間が増えた中で、久しぶりにこの映画を観直した。
アメリカのエンタメは楽しいんだなあ、と昔も思ったけど、それを再確認。映画にしても、映画に出てくる野球にしても、観客を楽しませようとする精神にあふれている。
ただ、今観ると時代を感じるところもある。
ピッチャーが153キロの球を投げたら「死人が出る」などと言われるシーンがある。山場では161キロを記録して仰天されるが、今や現実に大谷は160キロを超える球を何度も投げる。
また、キャッチャーをぶっ飛ばす迫力満点のプレイが出てくる。でも現在はコリジョンルールができてそれは違反。あの激突の攻防がないと寂しいとか言う年配解説者もいるけど、あれで潰れたキャッチャーもたくさんいたものね……。
他にも、主人公が痛めた膝をアイシングしている場面。……もろ氷水。ビニールに入れた手作りの。今ならスポーツ用の氷嚢があって、みんなかっこよく冷やしている。
そんな風に、当時と今の違いを感じながら観るのも面白いけど、純粋にただただ楽しい映画。古臭い感じもないし、野球を知らない人でも全然OK。
叫べるし笑えるし、気分が沈んだ時にお勧めな映画です。
(了)
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