パソコン講師のバイトに応募したときの思い出を書いてます。(→前回、前々回のお話 パソコン講師の思い出、パソコン講師の思い出2)
一緒に研修を受けた同期が、次々と辞めますメールをくれるようになった。
せっかく仮採用になって実務に就き始めたのにどうして? という疑問より、やっぱりね、という納得の方が先に来た。
私自身、辞めた方がいいかも、という気持ちがふつふつ沸き起こっていたから。
時給が低い、お昼休憩要る? の2点は先週書いた。
その次は、「近所でお仕事」と謳われた募集のはずなのに、全然近所じゃない場所に配属されたこと。いや、向こうの言い分は「近所」。
確かに直線距離は近くなくもない。でも電車だと非常に不便だった。2駅で乗換えてまた3駅で乗り換えてあと2駅。これが乗り継ぎが悪く待ち時間も長い。そのうち1つの路線は年中ダイヤが乱れ、次の路線は元々本数が少なく1本逃すと延々来ない。結局、毎回1時間弱はかかった。
何とか上手く乗り継ごうと乗換口の階段を走る日々。そしてある朝階段を踏み外した。足からイヤな音がした。それでも私が着かなかったら教室が開かない。必死でたどり着いたが……講座中、生徒さんたちの様子見にうろうろするのも辛い痛さ。
その日はずっと痛みが引かなかったけど、夜までの勤務をやりとげて帰った。途中から合流した上司に、都度都度座る度に嫌な顔をされたけど、怪我したとは言えずじまい。いや、そもそも何かを訴えるということ自体、できる空気はなかった。
自分が着かないと教室が開けられない、生徒さんが入れない、というプレッシャーは相当だった。で、時間に余裕を見まくって家を出ることになる。1時間半とか2時間とか。
え、どこが近所配属なのよ。と、腑に落ちなさが募っていく。他にも私の沿線上にはいくつも近くに支部があったのに。
そういうことが言える雰囲気があれば、たとえ結果は同じでも精神衛生上全然違っただろう。細かい「え?」が、どんどん胸にたまっていくだけ。その閉塞感が、かなり応えた。
また、飲食店の深夜営業でも注目されたけれど、ワンオペという問題にもぶつかった。
講座の入れ替え時間が確か10分程度。でも次の講座にきた生徒さんへの応対と、前の講座の人からの質問で大抵つぶれる。トイレにも行けない。行くとしても手提げ金庫をそこに置いたままでははばかられる。そういう1人勤務のシフトの時は本当に気が重かった。
というか、おかしいよね、この体制。最低2人いないとダメでしょ。先の交通遅延とか怪我とか、はたまた親戚の不幸とか。急な不測の事態の時に、ワンオペだとどうにもできないじゃん、……と、どんどん追い詰められ方向に気分が進んでいった。
また続きます。
↓「うちに○○がいます」がお題の新作短編アップしました。13分で読めます!
↓「冷たいあの人」がお題の短編をアップしてます。8分で読めます。
↓「冷たいあの人」もう1本。超短編、1分で読めます!
↓「オンライン○○」がお題の短編をアップしてます。10分で読めます。




