joseの所得3倍増計画

joseの所得3倍増計画

I'm in Canada!

北海道室蘭市(1983/05〜2002/03)→埼玉県さいたま市(2002/04〜2007/08)→東京都文京区(2007/09〜2009/07)→東京都板橋区(2009/07〜2011/10)→カナダバンクーバー(2011/10〜)

 
Amebaでブログを始めよう!
で仕事編の続き。
掛け持ちは体力的に本当にきつくて日本でやったことなかった21連勤(20連勤越え2回)なんてしたりで、実際日本いた頃より働いてた。21連勤の後、1日休んで20連勤した。


あ、言い忘れてたけど10月19日の便で日本帰ります。




~不動産~
5月末に面接をしてもらった不動産会社から運良く採用してもらい6月から働き始めた。日本人の先輩がいたので仕事は日本語で教えてもらったが、他の社員はカナダ人だったので一緒に仕事するときはもちろん英語。主な仕事内容は以下。


シェアアパートメントの管理・運営
マーケティング
請求書作成


一口に管理・運営といってもいろんな仕事がある。電球の付け替えから入居者の不満や要望を聞いたり。契約の際は英語で家賃や契約内容を説明しなければならない。入居者には日本人もいたけどほとんどは旅行や留学での短期滞在者で外国人が8割以上。(日本人が働いてるから安心ってことで日本人もちょっとだけいる。)国籍もバンクーバーらしくバラエティに富んでいて、フランス、スペイン、イタリア、ドイツ、スペイン、台湾、韓国、ブラジル、メキシコ、オーストラリア、タイ、ニカラグア、サウジアラビア、南アフリカ、モロッコ・・・・など。あんまりいろんな国の人が多いから途中からもう国籍とかどうでも良くなってしまった。カナダ人はあんまりいなかったけどいろんな国の人と話して自分の英語が通じることを確認できたことは大きな収穫だった。


マーケティングはクラシファイドのウェブサイトに広告を打つのが主な仕事。広告の内容は自分で考えなければならず英語のサイトには当然英語で打たなければならない。他の人の広告を参考に自分なりに考えて打った。広告を打つと当然反応があり、メールや電話で問い合わせがある。忘れもしない最初の電話は相手が何を言っているのか全く分からないままブチ切れされた。聞き取れない苦しみは語学学校に通っているころから変わらなかったけど、入居時期・人数・期間・予算といった必須情報もどう聞いていいかわからず苦しんだ。その後、なんとか自分でトークフローとスクリプトを考えて対応するようになると徐々に改善していった。6・7月は契約は1件も取れなかったけど、7月に1件、8月に3件、9月には5件も取れた。


また、IT企業での経験を生かして日本人向けにtwitterでのマーケティングを提案して8月から開始した。8月~9月の2か月でフォロワーを600人作ることに成功してツイートに反応してくれる人もチラホラ。反応を見てると思わぬ方向にも飛び火しているよう。このブログを書いてる時点で残念ながら契約には結びついていないけど、それまでになかった方向のマーケティングを開拓できた。(契約取れれば文句なしなんだけど。)ITの面では他にも問い合わせフォームをGoogleDocumentで作成して運用するといったことを提案・導入した。それによりお客さんからの初回の問い合わせで必要最低限の情報を入手出来、メールのやり取りの回数を減らすことに成功。


さらに、カナダに来るときにお世話になった留学エージェントに会社を紹介し、実際に引き合わせることができた。人生初の営業をこんな形ですることになろうとは思いもよらず。twitterと同じくまだ実際に取引というところまで行っていないが、日本時代にカスタマーサポートで会社に引きこもっていたことを考えればカナダで営業なんて信じられないくらいすごいことだ。


6月から5か月という短い期間だったけど(16日が最終出社日)自分なりに精いっぱい取り組み、契約を取るという成果を出した。前職を生かして新しいことも導入できた。渡加前の目標として「現地企業でのオフィスワーク」があったがこれをたった5か月だったけれども達成できたことは大きな収穫だった。日本人上司の方からは「もう少し一緒に仕事したかった」とまで言ってもらえて本当に有難い。(上司の方にはお米をもらったりと公私共々本当にお世話になった)


英語能力に関して言えば、まだまだしゃべりも聞くのも書くのも全然満足できるレベルに達していないし更なるトレーニングの必要性を痛感している。なのでカナダにとどまりたい気持ちももちろんあるんだけど、しゃべりに関しては自分に合う勉強法を見つけれらたので日本でも伸ばすことは可能だと思っている。


カナダでの仕事を通して気付いたことは「俺、案外なんでもできるじゃん!」ということ。学校卒業してからは全然仕事が見つからなくて折れそうになったし、「オフィスワークする」なんて大それたこと口走ったけど無理なんじゃないかって実は思ってた。仕事始めてからは実際大変だったけど工夫してやればちゃんと成果が出た。寿司屋の仕事も最初はきつすぎたし、天ぷらがへなちょこすぎてこんなの無理だ!って絶望してたけど最後は職人さんに褒められるまでに上達した。日本で転職活動してたときは「俺は何もできない取り柄がない」と思ったら、どうしていいかわからず迷走して結局カナダに来ることになったけど、今は自分の能力にある程度自信を持てるようになった。「ちゃんと準備して取り組めば何にでも一定以上の成果を上げることができる」のが自分の能力であると今は言える(と思う)。


というわけで日本に帰ります。
7月5日に書いてからしばらく間が空いたんだけど気付いたらもう帰国間近。時間が空いた理由は書くネタはいっぱいあったんだけど忙しすぎて書く時間(と気力)がなかったから。twitterでは少し書いてたけどほんとにほんとに忙しくて大変だった。というわけで今回は最後の帳尻合わせではないけどここ3か月にあったことを綴ります。


今回は仕事について。


◆仕事掛け持ち
6月中旬から不動産関連の会社で働き始めたんだけどそこの収入だけじゃ生活できなかったので、7月から友人の紹介でキツラノにある寿司屋にディッシュウォッシャー(皿洗い)として雇ってもらった。仕事を掛け持ちすることになったんだけどここから怒涛の日々が開始。寿司屋は週3日火水木で固定、不動産では残りの曜日から3,4日程度働くことになった。


~寿司屋~
7月から9月末まで働かせてもらったのはバンクーバーの寿司屋でも高級に位置する寿司屋。バンクーバーの日本食レストランおよび寿司屋は実は韓国人もしくは中国人経営ってとこが大半なんだけどここの寿司屋は日本人経営で寿司を握る職人さんが3人いる。寿司だけじゃなくトンカツ、すき焼き、うどんなど日本食の他のメニューも出していて寿司を握るカウンターとは別にキッチンがある。(お客さんからの要望に応えていたらどんどんメニューが増えていったらしい。)そこにもコックと調理補助、そして皿洗いがいる。寿司以外のメニューはキッチンが担当。


これがとんでもなく大変だった。午後3時からラスト(大体11時~12時)までの勤務なんだけど途中休憩が30分しかない。日本だと労基法違反レベル。その休憩時間というのは開店(17時)前の賄いの時間。それ以降、回転してからは1分の休みもない!みんなノンストップで働き続ける。しかも夏場は一年で一番忙しい時期でお客さんがひっきりなしに訪れる。最初の2か月は仕事を覚えつつディッシュウォッシャーをしてたんだけど毎日終わる時間にはへとへとでめまいすら覚えることも。体力には自信があったけどこれには本当に参った。最初の一か月で心が折れて何度やめようと思ったことか。実際に他の仕事がないか探して応募も試みたんだけど残りのビザの期間の関係からかほとんど手応えなく、仕事を辞めてしまうと生活できないので辞めるわけにもいかず。


体力的にも厳しかったけど要求される料理のクオリティにも苦しんだ。働き始めてから2、3週間経つと調理の補助もするようになったんだけど一番苦手だったのはえび天ぷら。日本では居酒屋勤務経験もあったからそれなりに料理には自信があったんだけど最初は全然うまく揚げられなかった。天ぷらってデリケートな料理で天ぷら粉の粘度、油の温度、あとは何といっても手際がよくないと本当にうまくできない。ただ適当に天ぷら粉に付けて油に放り込めばいいと思っていたらお客さんに出せるレベルのものができず、何回も突き返されてきた。そのプレッシャーにも苦しんだ。「もう無理・・・」って何回思ったかわからない。8月までの2か月間はこれまでの職務経験でも3本の指に入るきつさだった。


それでも少しずつ慣れ9月からは調理補助に格上げ。苦手だったえび天もコツを掴むと急激な上達を遂げ、最終的に職人さんから褒められるまでに。9月末で辞めたけど天ぷら以外にも包丁の使い方とか、それまで我流で適当にやってた料理の根本からたたき直してもらい、料理の上の上達にも繋がった。異様な忙しさとプレッシャーにも耐え、振り返ると貴重な経験になった。


一番印象深かったのは職人でありオーナーもあるEさんの言葉「準備で勝負は決まる」。Eさんは準備を非常に大切にする人で寿司を握る前はもちろん、すべてにおいて周到に準備してから物事を進める人だった。ほうれん草の胡麻和えというメニューがあったんだけど、俺が仕込みをしているとEさんからそれじゃダメだと注意があった。俺は仕込みの最中に「あ、あれが必要だった」と取りかかっている最中に道具を持って来たりしていたんだけど、Eさんはそうではなく始める前にすべてを準備しなさいと言う。ほうれん草の胡麻和えには大雑把にわけると以下のような工程がある。


洗い→ゆで→冷まし→水切り→巻き→切る


それぞれの工程で当然使う道具は異なるが始める前にそれらをすべて用意する。ゆでるための鍋、さいばし、洗うためのボウル、巻き簾、包丁など。注意を受ける前はそれぞれの工程の最中に必要な道具を用意していたけど、最初にすべてを準備するようになると明らかに完成までのスピードが上がり、料理の質も向上した。


前職のカスタマーサポート時代もユーザに電話する際になるべく想定されうる質問の回答を用意してから対応していたことを思い出した。もちろん時には想定外の質問をされることもあったが、周到に準備してから臨むと大抵のことは上手く運んだ。


ヤンキースのイチローもフェンスによじ登ってのキャッチまで想定して普段から練習しているし、スティーブ・ジョブスもプレゼンの前に何度も何度も繰り替えし練習したらしい。そういう意味でも寿司屋の経験は非常に参考になった。
バンクーバーは本格的な夏を迎え(と言っても夜は肌寒く昨晩は13℃)一年で最も過ごしやすいと言われる季節になった。太陽が出ている時間が長く午後10時くらいまで明るい。日本にいたときは暗くなってから出歩くのがあまり好きではなく6時を過ぎて暗くなってくると行動意欲が薄れていたのだがここではそんなこともない。


バンクーバーには娯楽が少ないと言われるが(ハイキングとか自然と触れ合う以外やることないw)そんな娯楽の少なさを補うためなのかなんなのか毎週のように何かのお祭りが開かれている。特に音楽関連のイベントには驚かされる。6月21日にはMake Music Vancouver(以下MMV)、翌週にはInternational Jazz Festivalが1週間かけて行われたがどちらも素晴らしいイベントだった。


特にボランティアとしても参加したMMVはバンクーバーに来て8か月の中でも最高のイベントだった。150以上のバンド(もしくは個人)がGastownの路上で歌う。拍手と喝采の中、夜が更けるにつれどんどんと人が押し寄せ新年のカウントダウン以来ではないかと思うほどの大勢の人でGastownは溢れかえっていた。世のあらゆる音楽が一世に鳴り響くなか、あらゆる人種が歌い踊り笑い、叫ぶ(たまに奇声)。そんな光景に「こんなハッピーな瞬間があるんだ!」と素直に感動してしまった。


肝心のボランティアの役割は"Sustainability"というものでわかりやすく言うと「ごみの分別係」。MMVは音楽を楽しむのと同時にZero Wasteも目指していてごみの分別を細かく行っていた(と言ってもペットボトルとビン、缶は同じごみ箱と、日本ほどの細かさではない)。僕は"Zero Waste Crew"という肩書をもらいオレンジのスタッフTシャツを来てゴミ箱前(Garbage Binと呼ぶ)に立ってみんなが持ってくるごみをせっせとひたすら分別していた。そんなことをしているとみんな気さくなのでどんどん話しかけられる。


「何をしているの?」

「これはどこに捨てればいいの?」

「トイレどこ?」

「どこから来たの?」

「写真撮ってもいい?」


拙い英語を駆使して必死に説明したり分別のしかたを教えたりするとみんな一様に「Great!!」と言ってくれた。そして僕の写真を撮ってどうするのかわからないけど2,3人と一緒に写真を撮った。中にはSustainabilityの研究をしており「この運動(Zero Waste)に直接関わってるんだ」という人まで。音の響き渡る中、文字通りいろんな人と話しみんなに「ありがとう」と言ってもらえて最高に幸せな瞬間だった。午後10時で終了の予定だったけど、みんな踊り狂ってるので止まらないので結局10時半くらいまで伸びていたw来年バンクーバーに来る予定のある人はMMVに合わせて予定を組んでみてはどうだろうか。



最後にMMVの写真数点とDowntownの大聖堂(カテドラル)で地元のGospel choirが歌っていたStand by meの動画を紹介。



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4月末にFCEの結果が出てたのだが前に書いてたように怠けてたんで報告してなかった。結果から言うと落ちた。言い換えるとC以上の結果がでなかった。「COUNCIL OF EUROPE LEVEL B1」やっぱ甘い世界じゃないです。詳細な結果はオンラインで知ることができる。下記に一部を載せておこう。



$joseの所得3倍増計画

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上の得点グラフを見るとわかるようにトイレ我慢してたReadingの特典が最低点になっている。これはもう仕方ない。コーヒー飲んだ自分が悪い。一番痛かったのはWriting。ここで稼ぐつもりだったのでこの点は予想してなかった。と言っても前に書いたように手応えは最高だったのだがレギュレーション上のミスをしていたためある意味では当然の結果だったのかもしれない。他の Use of English, Listening, Speaking に関してはおおむね予想通りの結果だっただけに本当にWritingのミスが悔やまれるところ。


※後日談としてReadingの配点に関して連絡ミスがあったことが分かった。先生のゴーシャはPart1-3まですべて同じ配点だと言っていたのだが、実は1と2は3の2倍の比率であることがわかった。つまり1と2は3より重要だということ。これは現在も学校に通っているヤクブがゴーシャから聞いたのだという。ゴーシャのアドバイスにより1→3→2の順で解いたのでこれは少し痛いのだが恐らく結果は大差なかっただろう。


全体的にレベルが低いのは明らかで一番良い Use of English でさえもGoodには届いていない。合格には更なる勉強が不可欠ということである。ちなみにクラスメイトの結果は実は数人しか知らない。FB上で未だに連絡を取り合ってはいるのだがそういうデリケートな話題は誰も聞いていない。しかし直接会った数人は全員合格していたようなので(レベルは知らないが・・・)恐らく普段の授業からすればみんな受かっていることだろう。


さてこれで一旦資格への挑戦に終止符が打たれたわけだが、今後またFCEに挑戦するかというとそれはすこし考え中である。IELTSの方が有用な資格じゃないかと考えているためである。


IELTS(アイエルツ)とは聞きなれない資格かもしれないが、ここカナダのESLでは多くの学生が専用のコースを受講しているとても人気のある資格である。人気の訳はIELTSのスコアがオーストラリア、ニュージーランド、カナダへの移民の必要条件となっているからである。興味のある人は下記のWikipediaのリンクを参照してほしい。


http://ja.wikipedia.org/wiki/IELTS


日本はアメリカの同盟国のため英語といえば米語を連想する人がほとんどで勉強もそれに準じるが、世界的に見ればイギリス英語を学ぶ人の方が遥かに多い。そこには歴史的・地理的背景があるわけだが長くなるので、(というかそこまで知らんので)そこは割愛させてもらう。


日本ではまだまだTOEIC,TOEFLが人気だが、すでにお隣韓国ではFCEやIELTSなどのイギリス英語の資格への関心が強まっているようである。日本もゆくゆくはそうなっていくだろうが、将来海外で仕事をしたいと思っている人にはFCE等のイギリス英語関係の資格をお勧めしたい。
前回から3か月の間が空いてしまったが理由はいろいろある。


・怠けていた
・一区切りついてから書こうと思ったもののなかなか一区切りつかなかった
・就活に苦戦
・ブログ移行を検討


仕事を見つけたらすぐに書こうと思ってたらこれがすごく苦戦してしまいあれよあれよという間に3か月が経過。昨日やっと採用の連絡が来たのでやっとブログ更新の気が起きたというわけである。なのでやっと仕事が決定したので、今回はどうしてそんなに苦戦したのか、どうやって就活するのかというところについて書いていきたい。


■カバーレター
この3か月間に応募した数は、16。意外に少ないと感じる人も多いと思う。俺もそう思う。なぜ少なかったのかというと原因は「カバーレター」だ。カバーレターとはレジュメ(履歴書)に添える挨拶状のようなものと思ってもらえればよい。ただこれが実際はレジュメ作成より面倒なのだ。



カバーレターに書く内容は・・・

カバーレターのフォーマット(記載順)
1)応募者の名前と住所
2)日付
3)頭語
4)件名
5)応募先の名前・担当部署・役職・住所
6)前文:応募経緯・希望職種・志望理由
7)本文:募集・希望職種への自己適性・意欲・長所・経験等アピール
8)末文:面接を依頼する内容
9)結語・署名
10)同封物の有無等
引用:http://allabout.co.jp/gm/gc/24846/



これをA4一枚にまとめる。志望動機や自己適性について一枚の紙にまとめなければならないので、これが結構難儀。当然だが自分の言葉で書かなければならないので語彙の貧弱さが如実に表れる。また、当初少し就活を軽く見ていた節があるので汎用性が効くような内容にして何件か応募を繰り返していた。しかし返事すらもらえない状態が続いたので職種ごとに内容を練り直す作業を始めたため一気に応募スピードが落ちたのである。



カバーレターの書き方については上記のAllAboutの他にここが詳しい。まずはフォーマットを真似してそれから自分の言葉で書くように心がける。カナダ人の友達がいれば添削を頼むのもいいと思う。誤字脱字には細心の注意を。

http://www.youth.gc.ca/eng/topics/jobs/cover.shtml

http://www.career.vt.edu/jobsearchguide/coverlettersamples.html

http://www.daijob.com/dj/ja/resume/resume2.shtml

マイクロソフトのサイトからテンプレートをダウンロードすることもできる。
http://office.microsoft.com/en-us/templates/CT010146792.aspx


■就活が難航した訳
しかしそのような作業を進めても一向に状況は上向かなかった。つまり応募しても返事すらもらえないのである。最初は英語力の問題で弾かれているのかと思っていたのだが、どうやらそうではないらしいことに気が付いた。以前に書いたように今回のワーホリの目的の一つに「カナダの企業で働く」というのがあった。なので事務系の仕事に絞って応募していたのだが、そのような仕事に応募するのは俺のようなワーホリだけではない。当然現地民との競争になるのである。事実(事務系ではないが)ホテルのベルマンに応募して面接に進んだ時、ワーホリで来ているのは自分だけだった。結局そこからは連絡は来なかった。



採用に関しては経験がかなり重視されるようで、求人を見ていても「関連する分野で3年以上の経験」が必要と記載されているものが少なくなかった。日本での職務経験はITのヘルプデスクだけの自分が未経験でかつ言葉が通じない国の仕事に応募しているので決まらないのも当然の話なのである。IT系の求人も見たがWEBやDB周りの仕事が多く正直、畑違い&ヘルプデスクレベルの自分にはハードルが高すぎで応募する気になれなかった。今回やっとしてくれたところは未経験だったが「ポテンシャルを見込んで」ということだったので採用してくれた模様。なのでこれからカナダで働こうと思っている人は英語はもちろんのこと、何よりも専門性を追求したほうが仕事にありつける可能性も高くなると思う。



聞いた話では料理人は調理師免許があればかなり優遇されるらしい。またIT周りではNW技術者も優遇されるらしい。何らかの資格を取ってくるといいと思う。当然だが過去の経験や資格があると優遇されやすい。企業にとってみれば英語ダメで未経験なんて現地の小学生以下の存在だろう。



■求人の探し方
求人は主にネットで探した。いくつか有用なサイトを紹介しておく。


Craigslist
http://vancouver.en.craigslist.ca/
バンクーバーというかカナダでメジャーな求人サイト。毎日多くの求人がここにアップされる。実際は求人にかかわらずなんでもここで取引することができ、ボランティアや家、サークルなどなんでも探すことができて便利。


Kijiji
http://vancouver.kijiji.ca/
Craigslistと似たような総合掲示板。使った感覚としてはCraigslistの方が求人も多く使いやすい印象。ただこちらにも求人は多く掲載されている。


人材カナダ
http://www.jinzaicanada.com/
カナダ版日本人向けリクナビといったところ。掲載されている求人は日本人向けのものが多い。今回採用してもらったところはここで見つけた。FB版ではカナダの求人事情やビザ情報などがアップされている。


Jpcanada
http://www.jpcanada.com/
カナダにいる日本人なら知らない人はいないJpcanada。ページ下部に求人情報あり。ジャパレス系が多い。たまに荒れてる。


Twitterにも有用なアカウントがある。Twitterをしている人はフォローしてみるといいかもしれない。


・@OshigotoCA
カナダ国内の求人案件で、「日本人」または「日本語」を必要としている求人情報BOT。 現地の求人情報なので案件詳細の記述はすべて英語です。



もしくは自分の足で稼ぐという方法ももちろん有効。店先に飛び込んでレジュメを渡してくることで職を得た人も大勢知っている。飛び込みの方が熱意が伝わる場合も多い。英語もできないし経験も何もないという人はとにかく熱意をアピールしよう。英語を伸ばしたい!そのためにここで働きたい!という熱意が伝わればとってくれるところも多い。特に夏季は観光客が大勢訪れるので飲食店は人手不足になりやすく狙い目。



※最後に。4月下旬に日本で所属していた合唱団の友人の一人であるKさんがお亡くなりになりました。知らせを受けた際はとても信じられませんでした。Kさんはすでにリタイアされている方で74歳にもなる高齢の方だったのですが、年齢のことなど微塵も感じさせないくらい元気で明るく、20代30代が中心の我が合唱団の中でも人気者でした。同じパートだったこともあり、Kさんには親しみを感じていました。出国前にろくに挨拶もできなかったことを非常に後悔していますが、亡くなられた数日後にバンクーバーで「上を向いて歩こう」「We are the world」を人前で歌う機会があり、Kさんに捧げるつもりで歌いました。改めてご冥福をお祈りいたします。
クラスメイトのその後を報告!


















Teacher & Classmates
ゴーシャポーランドFemale現在再びFCEコースを担当中。ゴーシャに教えられる学生は幸せだな
アンドレアススイスMale2週間ほどカナダを観光した後、帰国予定
ピータースイスMale卒業後、2週間ほどウィスラー等の冬山を巡ってスキーを楽しんでる
リトゥースイスMale試験の4日後に帰国、今頃は仕事探してるはず
マチウスイスFemaleバンクーバーの銀行(もしくは会計事務所)にて3か月のインターン中。6月までバンクーバー滞在、その後1か月放浪の旅にでるらしい
プリシラブラジルFemale試験の2日後にアメリカ旅行へ出発。今は帰国してるはず
ターニャポルトガルFemale試験の翌日帰国。空港に見送りに行った
ヨンジン韓国Female現在アメリカ旅行中。その後いったんバンクーバーに戻ってから4月中に帰国予定
ジョンウン(ジョアンヌ)韓国Femaleケベックの友達のところへ旅行中。その後NYで買い物三昧の予定
ジユン韓国Female帰国済み。大学の勉強で超忙しいらしい
ソフィ韓国Female4月からバンクーバーのビジネスカレッジで6週間マーケティングを学ぶ予定。その後どこかの会社orホテルで6週間のインターン。現在は暇らしくてたまに一緒に遊ぶ。
ヤクブチェコMaleメカニカルエンジニアリングの分野で仕事を探してたが難しことがわかり再度LSCに通うことに方向転換。再度ケンブリッジ検定受験予定。現在通学中。だたし今回はFCEではなく一つ上のレベルのCAE
オリバースイスMale2週間釣りとスキーを楽しんだ後、帰国したはず
ジェシカブラジルFemaleプリシラと一緒にアメリカ旅行したっぽい。最後まで野生爆弾。
スカーレット韓国Male現在アメリカ旅行中。3月29日に帰国予定




ということで既に帰国済みの方が半数そしてアメリカ旅行組もちらほら。みんなアメリカ人はバカばっかとかいう癖にアメリカ旅行は結構楽しんでるらしい。グランドキャニオン率も高い。



ほんとにね、ほんとにこの仲間たちは良い仲間たちだったよ。一緒に過ごした時間はたった8週間と短かったけどやっぱり共通の目標に向かって努力をするっていうのは友情を育む。俺はこのメンバーの中で一番話せないし聞けなかったけどみんな我慢強く聞いてくれたし俺が分かるまで説明してくれた。(なぜか途中で「忍者」ってあだ名がついた)。最後の1週間はみんな名残惜しくて写真取り合ったり土産物屋でカナダの国旗を買ってきて互いにメッセージを書き込んだりした。俺がクラスにあんまり貢献できなかったのは本当に申し訳ないけど俺自身はこのメンバーの中でやれたことを本当にうれしく思っている。英語の学習も確かに重要だったけど彼らのような素晴らしい仲間ができたことだけでもLSCに通った意味があったと確信している。今夏にはポルトガルでリトのバースデーパーティーが開かれる予定でヨーロッパ組の何人かは行く予定らしい。この夏といえば俺はまだカナダ滞在中のはず。お金と時間に余裕があれば是非行ってちょこっと成長した英語で彼らとまた語らいたい。





・・・・・・そして俺の近況ですが現在求職中で絶賛ニート中。twitterで少し書いたけど現在Hyatt HotelとVancouver WHITECAPSに応募済みで返信待ち。Hyattは友達の友達からの紹介で結構採用される可能性が高い模様。職種はハウスキーパーといういわゆるベッドメイキングとかする仕事。WHITECAPSはMLS所属のプロサッカーチームで応募したのはイベントオペレーションクルーというスタジアムをセットアップしたり観客を誘導したりする仕事。いずれもフルタイム。以前に書いたように今後のキャリアのために本当はオフィスワークをやりたいと思ってたんだけど現在の英語力ではとてもじゃないがオフィスワークなんてできそうにない。何せ電話をとったとしても何言ってるのか理解できないんだから。日本でだって電話受けもできない新人ははっきり言って不要だろう(電話での会話は対面よりも遥かに難しい)。ただしそんな中でもせめてバリバリの英語環境で仕事がしたいので現在この2社に応募している状態。




「バリバリの英語環境」と書いたのはそうでない環境がたくさん存在しているから。例えば日本食レストラン。当然日本人の留学生がたくさん働いているので会話も日本語。働いている人たちもそれはわかっているのだがなかなか仕事が見つからないので仕方なく日本食レストランで働いてるというケースが多い。また、求人を見るとディッシュウォッシャー(皿洗い)募集の投稿が至る所で見つかる。もちろん日本食レストランだけでなくカナダ人経営のレストランやパブなんかでも募集しているのでそこなら英語環境だろうというように思えるのだが実はそこもそうではないらしい。というのもディッシュウォッシャーというのは本当に数時間ぶっ続けで皿を洗うことのみさせられるため「会話する暇がない」くらい忙しいらしい。もちろん全くないということはないだろうがいくら英語環境でも会話する量が少なければあまり意味がない。(コックであればもちろん会話が必要なのでそんなことはないが俺はコック志望ではない。)



また、サンドイッチ工場兼店舗で働いている韓国人の友人インボの例では、


店長:インドネシア人
店員:カナダ人3名、台湾人、インドネシア人、インボ


という状況で一見恵まれているように見えるが、


インドネシア人店長→英語の発音解読不能で意味不明
カナダ人たち→話す速度早すぎて意味不明 うち1名のおっさんスラングばかり
インボ→第六感で店長の指示を理解し仕事するも解読できてなかったらしく怒られ涙目


という状況らしい。カナダは移民が多いので必ずしも上司がカナダ人であるわけではなく必ずしも英語が流暢であるわけでもない。ちなみにインボの英語レベルは俺よりかなり上ではるかに話せるし聞ける。というわけでなかなか英語環境を見つけるというのは難題なわけである。カナダにいるのに英語環境を見つけるのに苦労するというのも不思議な話だけど。やっぱり一番いいのは地元のコミュニティに入ってそこで友達を作ること。ジョジョに発掘してきてるので次の機会に紹介したいと思う。

先週の金曜に語学学校、土曜についにFCE試験が終了!
後学のために受けた感想をドキュメンタリー風に書いとく。



■当日朝 6:00
試験は9:00開始なので3時間前に起床。
シャワーを浴びて学校近くのスタバで勉強するため7時に家を出る。
スカイトレインの中でWritingのFormal letterの書き方を復習。
Formal letterは書式が整ってないと大きくロスしてしまうから書式の確認が重要。
7:20スタバ着。コーヒー飲みつつリスニング、リーディングの問題を数問解く。
このコーヒーが試験に大きな影響を与えるとはこのとき考えもせず。
8:15頃にピーター、続いてジェシカがやってきたので勉強中止。
昨日は勉強したかい?などと話しつつ8:30へ学校へ。



控え室へ着くと既に2/3ほど集まっていた。
試験のある教室は控室の隣の教室。
受験者はどうやらLSCの学生のみらしい。
ホワイトボードには受験番号が張り出されている。
番号は「0004」。みんな会話したりテキストみたりと試験に備えている。
開始前にトイレに行っておいた。



■試験開始
9:00になり試験会場へ移動。
席は左奥。前にターニャ、後ろにアンドレアス、右にソフィ。
試験官はLSCのオフィススタッフのステイシー。
ショートカットで(かなり)太めのお姉さんである。
最初に身分証を確認、パスポートを見せる。


■Reading(60min)
9:15、Reading開始。
Readingの目標は70%とること。
Part1を15分ほどで終わらせ事前の計画通りPart2を飛ばしてPart3へ。


実はこのとき微かな尿意を感じていた。
たぶん朝に飲んだコーヒーのせい。
ただ本当に微かだったので試験時間内は我慢できるだろうと気にしないようにしていた。


しかし時間が経つにつれ尿意がどんどん膨らんできた。
Part3に集中できないほどになってきたが、足をがガタガタ揺すっていると
少しだけ尿意が遠のく気がしてガタガタガタガタしてたがついに限界に達した。
(後ろのアンドレアスは変な奴だと思ってただろう。)
何とかPart3を終わらせるも残り時間は15分でPart2は手つかずのまま。
トイレに行くと大きな時間のロスになるので行きたくなかったが
行かないとどうしようもないレベルに達したのでたまらずトイレを申し出た。


すぐ行ってすぐ帰ってこようと思ったのだが実はトイレは自由にいけない。
↓のようなプロセスを経てトイレに行ける。
このため行って帰ってくるまで5分もかかってしまった。


トイレを申し出る

試験官が別室のスタッフに電話
↓(この間、やたら遅かった)
別のスタッフが教室に到着

スタッフ監視の下、トイレに行く

トイレに着く(スタッフは外で待ってる)

教室へ帰る


というわけで教室に返ってきた時点で残り10分。
Part2が丸々残っている状態で残り10分はきつい。
何せPart2は1番難しいPartなのだ。


というわけで突然の尿意で集中できないままReadingが終了。
当然手応えは最悪。70%目標のはずが一気に水泡と帰した。



■Writing (80min)
15分の休憩を挟みwriting試験へ。
同じ失敗をしないように休憩前にReading中にも行ったが再度トイレに行っておく。
WritingはPart1,2(120-180words)の二問が出題されPart1は例年formal,
informal letter、Part2はessay,report,story,informal letterなどから選択式。


問題用紙の他にルーズリーフ2枚が配られた。
問題用紙の中に解答用紙も挟まっているが足りなかった場合これをつかっても良いとのこと。


しかしここで大きなミスをしてしまった。



120-150words

問題:
英語圏の友人があなたの国の大学へ留学することになりました。
以下の5つのポイントすべてに言及しつつ彼のメールに返信しなさい。


感想:
充実した内容が書けた。
すべてのポイントを網羅しつつPhrasal verbや難度の高い単語を
織り交ぜて知識をアピールできたと思う。単語数は数える時間が
なかったが150words前後になっていると思う。
(超えてるとまずいがそこまで大きな問題ではない)



120-180words

問題:Essayを選択
昨今、人間はテクノロジーに依存しすぎであると批判する人がいますがあなたの考えを述べなさい。


感想:
Part1と同様、充実した内容が書けた。
Essayの形式を守りつつ少し高度な文法や単語を織り交ぜて書けた。
単語数は160前後かと思われる。もう一文書ければよかったが時間もなかったのでこれで十分。


※便宜上、問題文を日本語で書いてますがもちろん全部英語です。
※Essayでは面白い独自の意見を書く必要はない。
 あくまで文法の使用法や文章の形式、単語の知識を問うているので内容は筋さえ通っていれば良い。
※実はPart2はFormal letterを狙っていたんだけどなんと今回出題されず!
 Part1に引き続きInformal letterが出題されてみんな面喰ってた。
 せっかく勉強してたのに。



というわけで概ね良く書けた。
それなのに何をやらかしたのかというと。


解答用紙の表紙の注意事項に

・ルーズリーフを回答用紙に使用する場合は回答以外書かないこと
・解答用紙内側に灰色の枠があるが解答はこの枠内で記入すること


あったんだけどこれを二つとも無視してしまったwww
ルーズリーフには回答の他に下書きみたいなのを書いたまま
提出してしまい灰色の枠もはみ出してしまった。
「そんなことぐらい」と思うかもしれないけどCambridgeはレギュレーションに
厳しいのでもしかすると「点数なし」とかあり得るんじゃないかとものすごく心配している。
人情見せてくれないとほんとに困る。


ちなみにWriting中も尿意が襲ってきたがReadingほどではなかったので
我慢して終了後にトイレに直行した。この時点で4回目のトイレ。
猛威を奮うコーヒー。


■昼休み(45min)
6人でPacific Centerというショッピングセンターにあるフードコートでランチ。
寿司ロールと味噌汁買ったが寿司つまんでいるときに誤って味噌汁をひじで倒す。
味噌汁が自分のズボンにかかってしまい、みんな残念な子って目で見られた。
幸い他の人に被害なし。


■Use of English (45min)
文法。手応えはいつも通りか。70%以上は取れてると思う。
ただ後でみんなの回答聞くと結構違うのあったりしたので
80%は行ってなさそう。


■Listening (40min)
15分の休憩を挟みいよいよ問題のListening!目標は50%とること!

そしてこれが今までのListeningで一番良かった!(気がする)
尿意もなく集中して聴くことができPart2の数字の引っかけ※にも冷静に対処した!(気がする)
Part4も今までになくはっきり聞こえた!(気がする)
60%くらいとれてるんじゃないかと!


※ダンサーの女の子がラジオでインタビュー受けてる問題。
ダンサーの数を空欄に記入する箇所で引っかけ。
インタビュアーが「グループは何人いるの?」と尋ね

女の子が

「オーケストラ34人、ダンサー36人で合計70人!」

って答えてたので「36」と記入。
ピーターに確認したけど同じように聞き取ってた。
我ながらよくやった。




ここで改めて全教科を振り返ってみる。
Writingのミスを人情で見逃してくれると仮定して手応え的にはぎりぎり受かってるんじゃないかと!
結果は4月30日にWEB上で確認できるので追って報告します。


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予想点
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Reading 50%
Writing 75%
Use of English(Grammar) 70%
Listening 60%
Speaking 50%

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Final Grade 61% → C
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長かった学校と試験がついに終わりを迎えた。
合計で20週間通った学校だけど最後のCambridgeの8週間が一番濃かった。
一般のクラスだと4週間でクラス替えになるんだけどCambridgeはメンバーは
3人増えたものの基本的に同じメンバーで8週間も過ごすからみんなほんとに仲良くなった。
みんなで同じ目標を目指したってことも団結を深めた一因だと思う。
一生懸命勉強したって意味でもクラスメイトと仲良くなれたって意味でも
このコースをとってほんとによかったと思う。




その日の晩はみんなでヤクブお勧めのチェコ料理の店で晩飯食べて、
そのあとRoxyっていうナイトクラブに行った。
このあと帰国やら仕事やら旅行やらでみんなバラバラになってしまうので
みんな別れが名残惜しそうだった。ヨンジンは寂しいって泣いてた。


すごくいいなって思うのがこっちってみんな別れ際に握手とハグするんだよね。
ガシってハグされるとほんとに気持ちが伝わってくるというか胸に熱いものが込み上げてくる。
(男女関係なくハグするので日本人の俺は女性とハグするときはなんとなく躊躇してしまう。)



そして翌日にターニャ、3日後にリトが帰国した。
一人、また一人と帰国していくけど必ず再会しようって約束した。
ヨーロッパ勢は近いので帰ったらパーティーすんぞおおお!って言ってた。
とりあえず今夏、リトの誕生日にポルトガルで集まるらしい。
俺も数年以内にヨーロッパ(特にスイス)行ってみんなと再会したい。
それまでにスピーキング・リスニングなんとかしないと!




クラスメイトのその後については近日中に別のエントリで書こう。
5時間前にSpeaking試験が終わったのでHOTなうちに感想を書いておこう。

■午前中
いつも通りA Bクラスをこなす。
特にSpeakingのためのレッスンはやらなかった。

■13:10
午前の授業終了。昼休み。
ソフィが練習のため13:30に教室に集まろうと提案。
オリバーも俺も同意。

しかし

俺→13:30教室着
ソフィ→13:40教室着
オリバー→13:50教室着

言い出しっぺのソフィがすでに遅刻。
オリバーも余裕の20分遅刻。
しかもオリバーは「今は今までのレッスンのことはすべて忘れてリラックスしようぜガハハ」
みたいなことを言いだし結局特に練習せずwww

■14:15
試験会場控室へ移動
そしてここでサプライズ!
3人で受けるものと思ってた試験が実はもう一人いた!
プリシラ!ブラジル出身!なんでお前今まで黙ってたんだよwww

しかも俺はプリシラが苦手。
性格がうんぬん、ではなくプリシラのポルトガル語訛りの英語は聞き取りづらく
普段の授業でもプリシラの言っていることはほとんどわからなかった。
(ただし先生やスイス人たちは理解していたみたい・・・)

だからペアが発表になったときプリシラじゃないと思って正直ほっとした。
しかしこんな間際になって発覚するとは・・・


■14:20
会場となる教室の隣の教室へ移動。
初老の女性からオリエンを受けパスポートで本人確認。
どうやら4人いるけど2人ずつのペアになって別の教室で試験を行うとのこと。

そしてペアになったのはこれまでに何度か一緒に練習していたオリバーでも
ソフィでもなくプリシラwwww暗雲立ち込める・・・

■14:30
位置関係

試験官
― ― ― 
|  机 |
― ― ― 
プ  俺


そして試験開始


「あなたの名前は?」
「どこの国出身?」
→名前と出身国を普通に答えた 

「家族構成は?」
→家族は4人で両親と姉と私です

「あなたは何をするのが好き?」
→サッカーするのが好きです
 今、バンク―バーのサッカーチームに入って毎週水曜サッカーしてます


と軽い自己紹介も含めた一般的な質問に答える。
プリシラも似たような質問を受けた。


次に2枚の写真を見て比較する問題。
一人一人に別の写真が与えられて1分間話す。
話し終わったらパートナーにも写真に関連する質問がある。


そして与えられた写真は観光地にまつわるもの(と判断)
一枚目はたぶん香港。高層ビル群が立ち並ぶ街並みを
山の上から見下ろす観光客の姿が映っていた。
二枚目は場所は不明だけど海沿いの観光地か。
綺麗な海の色と荒々しい岩が印象的な自然が魅力の観光地。
人工の景色と自然の景色の対比をさせたかったんだと思われる。


と、今だからこんなこと書けるんだけど本番ではこんなこと考えられず。
写真に写っているものは描写したつもりなんだけど「比較」まで考えが回らずタイムアップ。
最後は「あ"ーあ"ー」と言葉にならない言葉を発して終わった。


そして俺の写真に関してプリシラに質問。
何言ってたかわからないけどたぶん良い感じで答えてた。


プリシラの写真はなんだったかな。あんまり覚えてない。
そしてプリシラの1分の後は当然俺にも質問。
覚えてないが意味不明な回答をした(気がする)


次に与えられた問題に沿った複数の絵を見ながら
パートナーと協力して3分で結論を出す問題。
ここでは英語の発音や文法の正確さ、流暢さとともに
パートナーとどのようにコミュニケーションをとって結論を導くかってところが評価される。


今回のテーマは子供の教育。(子どもと言っても高校生くらい)
絵はバンド、携帯電話、スポーツしてる場面、etc…などたしか6個ほどの絵あった。
これらが子供の成長にどのように影響するか一つ一つについて考えを述べ、
その中からもっとも大きく影響すると思われる2つを選べとのこと。


ここでも意味不明なことたぶん言った。
で、プリシラが何か話した後に「あなたはどう思うの?」って聞かれる。
これはこの問題ではお約束のコミュニケーション。
ここではパートナーの言ったことを踏まえてさらに何か付け加えるとかすると
いい評価がもらえる、んだけど正直プリシラの話してる内容は全然わからないwww


「オワタ」と思いながらも必死に何か言葉を発するもプリシラは怪訝な顔w
俺の不出来はパートナーのプリシラにも多少響くと思われほんとに申し訳ないプリシラ…


模擬試験ではここで終了なんだけど 最後に予想外の質問が来た。


「最近大人の間では若者が簡単に生きてる※という批判がありますがこれについてあなたはどう考えますか?」

※live easily と試験官が言ってたのでこのように訳。
 たぶん不真面目とか堕落してるというような意味かと思われる。


プリシラ→流暢に回答

俺→気持ちでは
「そんなことありません。若い人だって一生懸命に生きてる人もいます。そのような批判はいつの時代もありますが批判する世代もかつては堕落した若者の一人だったかもしれません。いつの時代も大人は若者の生き方を否定したがるものです」


と言いたかったけど実際はもちろん言えず。
そして「あ"ーあ"ー 」唸ってたところでまたしても時間切れ。
こうしてSpeakingテストが終わった。
主なミスを書いたけど実際には試験官の話してる内容が理解できず
何回も聞き直したりしたので印象値はかなり悪いだろう。
最後の質問
「最近大人の間では~」は三回聞き直したwwwww



というわけでSpeakingテストは撃沈!
土曜に他の科目のテストがあるからそこで挽回するしかない。
皮算用はよくないけど仮にSpeakingが50%なら


Speaking 50%
Listening 50%
Reading 70%
Use of English 70%
Writing 70%

total 62%


となりまだまだ十分に合格可能な数字。
次のテストまで残り4日。
土日にブログ書こうと思ったらサボっちゃって今日書く羽目に。
明日Speakingの本番試験があるんだけど。

というわけで先週あった模試の結果をさらっと報告しときます。



第二回模試結果
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Reading 40% (87%)
Writing 73% (72%)
Use of English(Grammar) 74% (66%)
Listening 50% (37%)
Speaking 72% (58%)

------------------------------------
Final Grade 62% → C
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Pass A(80%以上) B(76%以上) C(60%以上)
Fail D E


括弧内は前回のスコア


Readingが悪すぎて総合評価は下がったものの、他の科目は軒並みアップ!
特にSpeakingの72%は自分でも驚き!!アンドレアスが無茶振りしまくったからか。
Listeningも俺にしては称賛に値する50%。本番もこれくらい取れればそこまで
足を引っ張らないだろう。


Readingがここまで悪かった原因はPart3にある。
折角Part2で満点を出したのにPart3が全然読めなくて散々な結果に。
Part3の問題数は全体の半分を占める15問。
なのでここを落とすとこういう結果になってしまう。
ゴーシャがいうには【3】に最も時間を割きたいので
【1】→【3】→【2】の順に片づけた方がいいとのこと。
確かにそうだ。本番ではこの順番で対応することにする。


■Readingのpart別スコア

【part1】 3/8 【part2】 7/7 【part3】 3/15



そしていよいよ明日はSpeaking試験の本番!
俺の順番は14:30からなので午前中はパートナーの
オリバーとソフィと一緒に練習に費やすことになるだろう。

模試と同じようにできれば70%、最低でも他の教科の足を引っ張らない60%は取りたい。
ちょいと間が空いたけどいつものようにまずはクラスメイト情報から。
この間に3人増えた。


















Teacher & Classmates
ゴーシャポーランドFemaleこの人が先生でよかった
アンドレアススイスMale最近休みがち
ピータースイスMaleよく見るとジャンレノを一回り小柄にした感じで渋い
リトゥースイスMaleスノボ激うまい/人の名前を大声で呼ぶのがマイブーム
マチウスイスFemale20歳なことにびっくり
プリシラブラジルFemale俺がうまく話せないでもごもごしてても我慢強く聞いてくれる
ターニャポルトガルFemaleバナナのキャラクター"million"が好き
ヨンジン韓国Femaleいつもぴちぴちのパンツ履いてる
ジョンウン(ジョアンヌ)韓国Female声でかい/ダイエット中
ジユン韓国Female27日に帰国してしまうので残念/自称短気
ソフィ韓国FemaleSpeakingTestのパートナー/勉強嫌い/父大企業で働く
ヤクブチェコMale饒舌ではないけどポイントをついて笑いをとってくるナイスガイ/フェデラー大好き
オリバースイスMaleピーターの会社の同僚/釣りが趣味/SpeakingTestのパートナー
ジェシカブラジルFemale野生爆弾の人を女性にした感じ
スカーレット韓国Male最初のCクラスのクラスメイト/CAEのクラスを取ってたけどついていけずFCEに変更



2月7・8日に一回目の模擬試験をしたんだけどその結果が2月9日に返ってきてましたー
報告遅くなってすみません
予想外にいい結果だった


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第一回模試結果
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Reading 87%
Writing 72%
Use of English 66%
Listening 37%
Speaking 58%

Final Grade 64% (-C)
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※1
Pass A(80%以上) B(76%以上) C(60%以上)
Fail D E
※2
前回のエントリですべての科目で60%以上必要って書いたけど勘違いだったらしい
トータルで60%行けば合格



苦手のReadingで予想外の87%!前半の3科目で予想以上の貯金を作り、
最も苦手なはずのSpeakingでも58%という予想外の健闘!
正直Listeningはもう少し取りたかったけどトータルで60%越えは予想してなかった
本番までにすべての科目で10%ずつ上げればB Gradeでの合格も夢ではない!!!
ただそれは現実的ではないので実際にはSpeakingとListeningを
ボーダーラインまで上げることが合格への近道だろう


ただ


Listeningが本当に難しい
この模試以外にも2回Listeningのテストをしてるんだけどいずれも30%台
ゴーシャは「Listeningには時間が必要」っていうんだけど
もうそんな流暢なことを言ってられる時期でもない


こちらに来て4カ月経った現在、4か月前に比べれば「多少」Listeningは上がったと思う
でもまだまだ全然理解できない
生徒同士の会話でさえも理解できないことがしばしば


生徒は当然非ネイティブなのでネイティブに比べればゆっくり話す
だから単語自体は聞き取れるようになってきたんだけど
聞き取った単語を頭の中で文として即座に理解するまでに至らない


もちろん自分がよく使うフレーズは自分の中にすでにインストールされてるので
難なく理解できるんだけど、自分の中に落とし込めていないフレーズや文型を使って
話されるともう「なんぞそれ」。思考停止。
そうなると例え一つ一つの単語は聞き取れても意味がない。


たぶん話してる内容を紙に書いてくれればわかるんだろうと思う(たぶん!)
要は「頭の中で理解」はしてるけど、理解止まりで「使いこなす」という
段階にまでたどり着いているフレーズが圧倒的に少ないんだと思う。


理解したフレーズを「使いこなす」には実際に声に出したりアウトプットを
繰り返すことが第一なんだけど日々の忙しさにかまけてちょこっとサボってしまってた


なので残りの1週間半ではアウトプットを中心に頑張ってこうと思ってます
ちなみにSpeakingテストの日程が発表になって3月6日に受けることになりました
Speakingテストは他の科目とは別日にやるんだけど、なんでも試験の1週間前にならないと
日程が発表されないとか。


なのでSpeakingテストまではあと8日です。(現在2月27日です)

28日に二回目(最後)の模試があるんで結果が出たらまた報告しますー

(ほんとは写真アップしたいんだけどめんどくさいわー)