●坐骨神経痛:鍼灸治療~効果の高い鍼灸治療~
こんにちは、金本です。
今日もご訪問下さり、誠に ありがとうございます!
さて、前回の記事で 坐骨神経痛の原因について
お伝えいたしましたが、今回は、坐骨神経痛の鍼灸治療
についてお伝えしたいと思います。
>> 前回の記事「坐骨神経痛の原因」はコチラ
当院では坐骨神経痛の方に対して、
背骨・骨盤矯正、マッサージ、鍼灸などを行います。
坐骨神経痛の場合ほとんどが骨盤、骨格の状態を整えて
筋肉の緊張を取り除き、経絡の流れを良くすることにより
解消されます。
その、経絡の流れを良くする治療法として、
坐骨神経痛に効く鍼灸治療を行っております。
今までのブログでもお伝えしました通り、坐骨神経痛は、
坐骨神経が圧迫されることによって痛みが発症します。
その坐骨神経が圧迫される部位は、以下の2箇所ありあります。
・大腰筋
・梨状筋
1つ1つ、ご説明していきますね。
●大腰筋
これは、背骨と両足の付け根を結ぶ筋肉であり、
この部位が痙攣して 坐骨神経を圧迫して痛みを発症します。
●梨状筋
梨状筋は、お尻の筋肉を補佐する役割の筋肉。一般的に言うと、
インナーマッスルの筋肉です。
通常、お尻にある筋肉は、大きく分けて、大臀筋・中臀筋・小臀筋
から成っているのですが、梨状筋は、これらの筋肉の働きを助ける
筋肉にあたります。
この梨状筋などが痙攣して、坐骨神経を圧迫し 痛みを発症します。
主に、これらの2つがあります。
坐骨神経痛の鍼灸治療においては、この2つの痛みの箇所を
正確に把握して、坐骨神経痛に効くツボを鍼で刺激し、
滞った気の流れ、血液の流れを良くします。
坐骨神経痛の鍼灸治療が効果がある。
と言われているのは、この、滞った気の流れ、血液の流れを
よくするからです。
実際、サーモグラフィなどを使って痛みの部分の血液の流れを
確認した時、坐骨神経痛の鍼灸治療を行う前、と、後、では、
血液の流れに大きな変化があったのです。
坐骨神経痛の鍼灸治療を行う前は、血液の流れが悪かったのが、
坐骨神経痛の鍼灸治療を行った後は、血流が増加していたのです。
しかし、なぜ、血流が増加するのが良いのか?
というと、血流が増加した、血液の流れが良くなった…
というのは、その部位の筋肉の緊張がほぐれたことを意味します。
筋肉が緊張すると、その部位はガチガチに硬くなります。
よく、首や肩コリが酷いとき、その部位がガチガチに硬く
なることがあると思いますが、その状態と同じです。
ガチガチに硬くなる。ということは、硬くなった筋肉が
それだけ 神経や血管を圧迫することになるため、
血液の流れも悪くなります。
新しい柔軟なゴムホースと、古びて硬くなったゴムホース。
その2つの違い、と思って頂くと、想像しやすいカモ知れません。
坐骨神経痛の鍼灸治療は、この古びて硬くなったゴムホースを
新しい柔軟なゴムホースに戻すのと同じです。
坐骨神経痛の鍼灸治療によって、筋肉の緊張をほぐし、
それまで滞っていた血液の流れが良くなり、血流が増加する。
筋肉の緊張によって圧迫されていた神経が解消される。
それによって、坐骨神経痛が改善されるのです。
また、坐骨神経痛の鍼灸治療によって、血液が増加する。
ということは、血液は酸素を送る役割もありますから、
全身にくまなく酸素を送ることが可能になります。
酸素不足が解消される、ということは、坐骨神経痛の痛みの
元である発痛物質が運び出され、痛みが軽減するのです。
これらの身体のメカニズムからも、また、実際に、
坐骨神経痛の鍼灸治療を受けられた方が、順調に回復されている
結果を見ても、鍼灸治療は効果の高い治療法なのです。
だからといって、一発で坐骨神経痛が回復するか
というと、そうとも言えません。
確かに、慢性坐骨神経痛に比べれば、急性坐骨神経痛は
治りが早いですが、それでも、出来れば最初の1~5回は、
毎日 坐骨神経痛の鍼灸治療を行ってください。
そうすることによって、確実に効果を実感いただけます。
もし、坐骨神経痛の鍼灸治療をご希望の方がおられましたら
まずは、下記のフォームから疑問やご質問をお送りください。
>> 坐骨神経痛の鍼灸治療に関するお問い合わせはコチラ
不安や疑問などを解消された上で、坐骨神経痛の鍼灸治療を
受けられることをお勧めいたします。
次回は、坐骨神経痛の治療の1つ、背骨・骨盤矯正を
お送りしたいと思います。
今日も最後までお読み下さり、誠にありがとうございました!
金本 博明