№13    メロウに、人生の末路を飾る 《ウェス・モンゴメリー(g)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ギター ご訪問ありがとうございます。
       ジャズギター「ウェス・モンゴメリー」のレコード紹介です。ギター 

ストリングスをバックに、「超党」アルバム

ビートルズをクターヴ奏法で決める

翌年界、ウェスの末路はムードミュージック?!
一句

   “ メロメロに 路を飾る ギターかな ”
⑬『ア・デイ・イン・ザ・ライフ』(67)
《A Day In The Life/Wes Montgomery》
ウェス・モンゴメリー(g)、ドン・セベスキー(Arange,conduct)、ハービー・ハンコック(p)、

ロンカーター(b) 他strings,orche等
《Wes Montgomery Blog紹介⑨~⑫》

 ⑨『Portrait Of Wes』(63)         ⑩『Guitar On The Go』(63)
№9「代理コード??不気味な響きが」          №10「駄盤?惰性・無策が続き・・

⑪『Solitude』(65)                    ⑫『Smokin' At The Half Note』(65)

№11「EUライヴ・デビュー!引篭りの脱却」   №12「名盤!人気ナンバーワン??


「甘いもの」「甘くたらしい物」が大い。
小豆の入った饅頭、一口も喰えず吐き気さえする。
片や、1日たりともアルコールが抜けず、昔々から成人病に・・・・。

 

この演奏、飲み食いに例えたら完璧な「党」。

ウェス最後の紹介は、全作品中最も嫌いな「超甘党」アルバム。

このアルバム、音楽性・テクは超一流。しかし、バックはストリングス。
華絢爛たる演奏をバックに、オクターヴ奏法がピッタシ決まる。

出来は「ロウ」ミュージック。
選曲は映画音楽、ビートルズの曲。

これら全てをトリングスにのせ、オクターヴ奏法で聴かす。
世間ではこのレコードを「ムードミュージック・BGM」で片付ける。

 

絶賛したいのはアレンジ、アレンジャーはドン・セベスキー。

そして、CTIレーベル・プロデューサーのクリード・テイラー。
オクターヴ奏法を起用した音楽性は全作品中ストワン。

だが、アドリヴが腐、これジャズ?? 単なる譜面ミュージック。

 

地元インディアナポリス・引篭りウェスのたな世界。

結果的にヒット作を喜ぶ or 残念? に思うか。

高額ギャラのCTIレーベルに釣られた。と、思うんだが。
 

ウェスは当作品の翌年、68年に界する。
こんな残な作品で終るとは・・・・。と、個人的に思うが。

  一句

     “ メロメロに 路を飾る ギターかな ”

 

ギター豪華絢爛「ムードミュージック」をお聴き下さい  《YouTubeリンク》

《Wes Montgomery Blog紹介①~⑧》

①『Wes Montgomery Trio』(59)   ②『Incredible Jazz Guitar』(60)

№1「「オクターヴ奏法」初々しく幕を開け」      №2「演奏は?迫力ジャケットに負け・・

③『Movin' Along』(60)         ④『Groove Yard』(61)      
№3「病み付きのオクターヴ奏法!」                  №4「業界ブッ飛ぶクラスター爆音

⑤『George Shearing And ~』(61)  ⑥『So Much Guitar !』(61)   
№5「方向転換!主人公変り軟弱に」          №6「染められ、あなたの音は何処?

 ⑦『Bags Meets Wes !』(61)       ⑧『Full House』(62)       
№7「飽きる?取っ替え・引っ替え」                     №8「アドレナリン沸騰!オクターヴ奏法