(続)№9  代理コード??不気味な響きが《ウェス・モンゴメリー(g)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ギター ご訪問ありがとうございます。
       ジャズギター「ウェス・モンゴメリー」のレコード紹介です。
ギター 

理コード?? コードの構成音を変え・・・

不安定・落着かない・気味な感覚に包まれ・・・
ブルー一色のジャケット めぬかれ・・・・

一句

   “ 不気味さや 音が織り成す 色に ”
⑨『ポートレイト・オブ・ウェス』(63)
《Portrait Of Wes/Wes Montgomery》
ウェス・モンゴメリー(g)、メル・リン(org)、ジョージ・ブラウン(ds)。
《Wes Montgomery Blog紹介⑤~⑧》

⑤『George Shearing And ~』(61)  ⑥『So Much Guitar !』(61)
№5「方向転換!主人公変り軟弱に」        №6「染められ、あなたの音は何処?

 ⑦『Bags Meets Wes !』(61)      ⑧『Full House』(62)

№7「飽きる?取っ替え・引っ替え」                   №8「アドレナリン沸騰!オクターヴ奏法


この⑨は、ギター・トリオにありがちな「の良い」ものでは無い。
ドラムが叩きまくり、結構激しくまとめている。

 

ギター&ルガンの協演が珍しい。

①『Wes Montgomery Trio』に続き、2枚目。
ベースの代わりはオルガンのペダル操作が代役。
ウッドベースの力強さ・豊かさが無く、代役のル~イ音が残念。

音の「と重さ」があるオクターヴ奏法とオルガンとの相性は??

と思うが、アドリヴの流れは変らず違和感は無い。

このレコードの特徴、

コードの構成音を変えているのでは これが理コードか
A#1,#2 アドリヴのコードは非常に不安定に響く。
このコード展開、不安定・落着かない・気味な感覚に包まれる。
ジャケット、ブルー一色に染めぬくような感覚に・・・・。

  一句

     “ 不気味さや 音が織り成す 色に ”

 

音譜 「不安定・不気味」なコードの響きを楽しんで下さい  《YouTubeリンク》

《Wes Montgomery Blog紹介①~④》

①『Wes Montgomery Trio』(59)   ②『Incredible Jazz Guitar』(60)

№1「「オクターヴ奏法」初々しく幕を開け」      №2「演奏は?迫力ジャケットに負け・・

③『Movin' Along』(60)         ④『Groove Yard』(61)      
№3「病み付きのオクターヴ奏法!」                  №4「業界ブッ飛ぶクラスター爆音