№3 病み付きのオクターヴ奏法!《ウェス・モンゴメリー(g)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

♪♪♪ ご訪問ありがとうございます。

       ジャズギター「ウェス・モンゴメリー」のレコード紹介です ♪♪♪

 

「ゴォン・ゴン・ヴォン」太い・ツイ弦の音が

2音が被さるクターヴ音が動き・駆けづり回る

オクターヴ奏法なければ・・まるでパイス無しのカレー?!

一句

   “ 病み付きに オクターヴ無ければ 激無し ”
③『ムーヴィン・アロング』(60)
《Movin' Along/Wes Montgomery》
ウェス・モンゴメリー(g)、ジェイムス・クレイ(fl,ts)、ヴィクター・フェルドマン(p)、

サム・ジョーンズ(b)、ルイ・ヘイズ(ds)。
《YouTubeリンク:Movin' Along /Wes Montgomery》

《Wes Montgomery Blog紹介》

①『Wes Montgomery Trio』(59) ②『Incredible Jazz Guitar』(60)

№1「「オクターヴ奏法」初々しく幕を開け」  №2「演奏は?迫力ジャケットに負け・・

 

初リーダ作①(59)の翌年録音。
「ゴォン・ゴン・ヴォン」、太い・
ツイが1曲目から鳴り響く。

とてもギターの弦の音とは思えぬ、親指で低い弦を弾く音。
そして、オクターヴ奏法で2音が
さり、音が動き回る。
この音も通常のギターの音とは思えない。
一種の凄味さえ感じる。

この音がクレイのフルートと被る。
ギター&フルート、音質が隣・近所・親近感ある
たもの同士の音。
フルートのジャズが嫌いだが、オクターヴ奏法との相性はイイ。
太く豊かな・「
積感」を抱く音が空間を埋める。
ただ、オクターヴ奏法のアドリヴが少な過ぎるのが残念。

「ゴォン・ゴォン・
ォン・ヴォン」太い固まりの音に驚く。

だが、オクターヴ奏法の無いフレーズは、ドラムの「シャカ・シャカ」音が目立つ。

これには飽きもくるが、まるで「パイス」無しのカレーを喰ったような・・・。

  一句

     “ 病み付きに オクターヴ無ければ 激無し ”