こんにちは。
つかみです
今日は、桑名市立中央図書館で開催された、
三重大学の川口淳先生の
「激甚化する災害～自分の命は自分で守るために必要なこと～」
の講演会に行ってきました。
周りはやはり伊勢湾台風を経験された、
おじいちゃんおばあちゃんが多かったですが、
未成年のお子さんを持つお父さん・お母さんにこそ聞いて欲しい内容だった！
ということで、私なりに思ったことや学んだ内容をご紹介したいと思います。
まず、私の防災意識度は、
5年前に友達と一緒にお遊び感覚で防災袋を作ったのみ。
(多分賞味期限切れてる)
避難場所は多分最寄りの小学校？
ハザードマップなんて見たことなけりゃ、
災害アラームって心臓に悪いからもっと小さな音で鳴ってくれないかなぁと思っている人間です。
これといって被災した経験もなく、
台風の日は外に出るのやめとこうかな～くらいの意識の持ち主。
災害はニュースで見るもの、という感覚です。
でも、日本は世界の国土の0.25％ほどしかない小さな小さな国なのに、
10年間でマグニチュード6以上の地震は世界に占める18％(300回)と世界一位で、
日本の活火山は111個もあって(世界の7％)
台風の年間平均は世界25.6個に対して日本は11.4個来るらしいです。
国土の小ささの割に、災害にまみれた国なのです。
実際、伊勢湾台風も過去に来ているわけだし、
いつ東海大地震が来るかもしれないし、
災害対策しとかなきゃなー。
というのを、川口先生はあの手この手を駆使して分かりやすく教えてくれました。
さて、皆さん。
ハザードマップって見たことありますか？
私は無いです。
でも、過去の浸水被害などを見ると、ハザードマップと被害状況がぴったり一致する！
実際の資料を見てもおお～！と感動するくらいぴったり一致します。
日本のハザードマップって、優秀なんですって！
マップを見て、自分の住んでいる所、働いている職場が浸水したらどれくらいの高さにまで水が来るのかを把握しておくのが重要だそうです。
自分のところ浸水したら屋根までつかる！となったら、
警報が出たらすぐ非難しますよね。
未来の自分の状況を想像し、事前に適切な行動をするために大変いいアイテムだと思いました。
警戒レベルについても教えてくださって、
何も知らなかった私はなるほどー。となりました。
警戒レベルは、情報を調べ始める目安としては最適だそう。
どのくらいでどう動けばいいか分からない方は、レベル3くらいから情報を集め始め(避難勧告が出ている地域や浸水しやすい地域などは避難をし始め)
避難勧告が出たり、レベル4になったらすみやかに避難、などの例も教えてくれました。
住んでいる地域によって状況も異なりるので、目安として、でしたが、
警戒レベルの意味は知っときたいなーと思いました。
レベル3は、避難準備が整い次第、避難開始
で
レベル4は、速やかに避難
らしいですよ～。
もっと軽く考えてたわ…。
というか、この前の大雨の時レベル4だったけど、うるさいアラームだな…って思いながら寝てたわ。
あともうひとつ驚いたのは、
「警報」の意味。
警報が出るってことは、人命にかかわる気象状況なんですって！
知らんかったわ。
もっと甘く見てたわ。
という具合に、
全体的に、自分の甘さを振り返るいい機会になりました。
人の1日の水の消費量は2.5～3リットル。
3日分は用意しとけよと言われますが、
たぶんそんなにうちにないわ～。
そもそも水のストックの量把握していないわ～。
お父さんお母さんには、
自分と子どもの命を守るためにも、知ってもらいたい情報だと思います。
自分の命を守るためには、
マニュアル化せずに、
危険を感じて
どうしたら安全か考えて
行動する
ことが大切なようですよ～！
マニュアルじゃなくて、プロセスが大事！
勉強でも一緒です。
どんな場面でも「考える力」を養いましょう。
以上、講演会レポートでした。
こんな素敵な講演会を無料で開催してくれる、
(無料ってことは、桑名市が講師代を払って開催してくれてるってことですからね～)
桑名市図書館さんに感謝です。
今回は告知が間に合わなかったのですが、
今後、このブログでは
日頃のブログのほかに
役に立ちそうな講演会を
独断と偏見で勝手に紹介・告知していきますので、
皆さんよければチェックしてくださいね。
大人になっても、勉強です！
自分と家族の身を守る、いろんな情報を仕入れましょうね。
展示会は24日まで開催中です。最後に見せてもらった、伊勢湾台風の被災者が通勤の際に撮った町の状況の動画がとっても良かったです。映像は悲惨さをリアルに伝えますね。
つかみ
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