『Dior et Moi』
フレデリック・チェン監督作品、フランス
ラフ・シモンズ様、ピーター・ミュリエー様、モニク・バイイ様、
フロランス・シュエ様、Diorアトリエ・スタッフ(105人のお針子たち)他
そのドレスは世界を魅了するパリ、モンテーニュ通り30番地に建つ
ディオール本社その上階“メゾン・ディオール"の中枢であるアトリエに、
初めてカメラが潜入撮影期間は、新任デザイナーラフ・シモンズ就任から
パリ・コレクションまでの8週間のみラフの緊張、歓喜、
そして105人のお針子たちが形作るオートクチュールの
美しさブランドに携わる人々のリアルな姿を映し出す!(略)
本作は、全身全霊を傾けてドレスを作り上げる人々の
緊張感に満ちた日々に密着した、
感動のファッション・ドキュメンタリーである。
(Amazonより抜粋引用)
子供の頃、モード・エ・モードが大好きでした。
プレタポルテのではなく、オートクチュールの。
自分が大人になったら着たいな、とかいう現実的な意味ではなく、
芸術品を見る喜び。
ちょうど、イヴ・サン=ローランが絶好調の頃かな。
その高揚感を創り上げるメゾンの政策の過程を拝見する!
それは目まぐるしい、全ての人々のプロの人生が凝縮された場所。
誇り、目まぐるしい時間、一部の妥協もない世界。
リアルで、ショーは他のデザイナーのコレクションを一度だけ拝見しました。
それも充分に興奮するものでしたが、オートクチュールの、
現実の魔法を作り出す工房を拝見する喜びに、感謝の一作。
一年くらい前に「****(みどりの本名)、今どのデザイナーの服が、
一番着たい?」と質問されました。(期待されてた答えはGucciだった?
『ハウス・オブ・グッチ』を絶賛されてらしたから。靴もGucciだったし)
一瞬困った後、「今生まれるんじゃなくて、過去に生まれて、
お金持ちで美人で細い白人さんだったら、Dior」と答えました。
たいそう、がっかりされたのを覚えてます。
今だったら展示会等で盛り上がってるから許してもらえるかも?
実際にご覧になった大先輩に、「あ~、せめて図録が欲しかったんです」
と言ったら、売り切れのままらしいですね。
重版してくれないままで終わるんだ・・・
以前一度記事にしておりますが、画質も悪く、
もう一度書かせて頂きました☆