かわいいかわいい、桃ちゃん。
いなくなって一年に、なります。
桃はもともと、別のおうちで暮らしていました。
わけあって、我が家にやってきました。
最初の飼い主さんは、桃をインターネット経由で購入したと伺っています。
当時はまだ、ペットのインターネット販売が認められていたんですよ。
2013年の法改正で、ペット通販は不可能になりました。
桃は東日本大震災からちょうど一ヶ月後に、生まれました。
2011年4月11日、覚えやすい誕生日でした。
10年前の今頃の写真。
みんニャ、若いですね。
三毛猫夏子のことが、大好きでした。
なっちゃんの方は、あまりその気ではなかったようで……
背中の脂が多くて、放っておくと蒲鉾板のように固まってしまう。
定期的なシャンプーが欠かせませんでした。
加齢とともに脂が減る猫も、いるそうなんですよ。
桃は最後まで減りませんでした。
運動が苦手で、動きは緩慢。
あまりにトロトロしているので、ルンバに轢かれそうになることもしばしば。
ルンバの方が止まってくれるので、助かりました。
鳴き声がニャーじゃないんですよ。
プキャ〜と、気の抜けたような鳴き声。
色々と、猫らしくない猫でした。
いくつになっても童顔桃ちゃん。
しかし顔は童顔でも体は普通に歳をとります。
猫って、年中ゴロゴロしている生き物ですけどね。
具合が悪くてゴロゴロしているときも、あるんですよ。
長らく猫と一緒に暮らしていると、それがわかるようになってきました。
末期の腎不全で、一週間の入院。
そこから持ち直して、退院できました。
しかし今度は、心臓病。
これが夏子と一緒に撮った最後の写真に、なってしまいました。
腎不全になると輸液を入れる治療をします。
しかし心臓が悪いと、それが循環していかないものだから。
今度は肺水腫になってしまう。
あちらを立てればこちらが立たず。
その日も昼に猫缶を食べる元気は、ありました。
しかし夕方になると、立ち上がることができなくなって。
夜9時に、永眠しました。
14歳、家猫の平均寿命でした。
生前最後、30分前に撮った写真。
14年は平均的とはいえ。
もう少し長く一緒にいられると、思っていました。
桃は最後の半年まで、病気らしい病気をしたことがありませんでした。
秋生なんて3歳から癲癇持ちで、数年前から糖尿病もあります。
それでも我が家の最長老猫として長生きしています。
わからないものです。
桃はパソコンの邪魔をするのが、大好きでした。
ありし日には、いまはあっちに行ってよ〜と思ったものです。
そういうことがもう、起こらなくなると。
寂しいものです。





















































