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政治家の言質資料館

日々の政治家の発言をまとめています。


21日、前原国家戦略担当大臣はフジテレビ番組で、野田総理が「近いうちに国民に真を問う」としている衆院解散の時期について発言。

前原国家戦略担当大臣のフジテレビ番組での発言をまとめると下記の通り。

「私の感覚では、年明けに解散して「近いうち」とは言えない。野田総理は約束を絶対に守る人である。(公債発行特例法案の成立、衆院選挙改革関連法案の成立、社会保障制度改革国民会議の設置)3つの条件を挙げているが、終われば必ず信を問うと言っている。それぞれの審議にかかる時間を考えれば自ずと落としどころは決まってくる。野田総理は自分の言葉に責任を持ち信義を重んじる方である。入り口で立ち止まるか、中間で話し合うかの違いだけである」

20日、岡田副総理がテレビ東京の番組収録で19日の3党党首会談で決裂したことを受けて予算編成の対応、野党の対応について発言。

岡田副総理のテレビ東京の番組収録での発言をまとめると下記の通り。

●2013年度予算編成について
「税制改正は3党合意がある。場合によっては2013年度予算編成の税制改正、予算編成の骨格について民主、自民、公明の3党でよく協議してつくることはあってしかるべきである。総選挙も挟むわけで、ガラッと変わるのは避けたほうがいい」

●3党党首会談の野党の対応について
「自民党の安倍総裁は野党の党首として振る舞うのか、将来の首相として振る舞うのかを見極める機会だったが、見事に野党党首らしい演じ方だった。責任を政府与党に転嫁しているだけだ」

●再会談する可能性について
「解散日を特定しなければ何もしないということであれば、やる必要はない。解散時期を明確にしないとその先の話はできないと。それを取り下げていただかないと」

20日、日本維新の会の橋下代表が全国遊説を九州からスタート。鹿児島市、熊本市、福岡市で演説した。今後は月2回程度を予定しているとされる。

鹿児島市、熊本市、福岡市での演説をまとめると下記の通りとなる。

「なぜ、この鹿児島を第一の遊説の地域に選んだのか。良くも悪くも、今の日本を作ったのは、鹿児島の皆さん。基本となる日本の形を作ったのは維新の志士たち。そのときは西郷隆盛と大久保利通だったが今度は皆さん。僕は育ちも悪いし、がらも悪いかもしれないが、けんかだけには自信がある。体制を変えるにはけんかの強さが重要である。政策がどうかなんていうのもそんなに関係ない。既成政党はいいことしか言わない、議員の身分にしがみついてるような政治家、とことん、けんかさせてください」

「3年前の選挙で政権交代で多くの国民は期待したが、政治は何も変わらなかった。徳川幕府を代えたのは西郷先生である。単に政治家のメンバーが代わっただけでは国は変わらない。これからは古くなった体制は根こそぎ変えていくのが政治の役割である。再び日本を立て直すためには、根本の体制を変えなければならない。維新の会は金もない、組織もない、弱小な団体かもしれない、未熟かもしれないが、敵が何万、何十万いようとも、やると言ったことはやり切る自信がある。一度チャンスを与えてほしい」

「我々は高齢者の皆さんにも地域にも負担を求める。既存政党では、今の政治は変えられない。楽なことしか言わない政治から脱却しないと、日本は本当に駄目になる。若い世代が力を込めて日本を立て直すことができるような予算の配り方をする。自立する個人、地域、国家、自立を肝に据えた新しい日本を作っていきたい」

「熊本を制したものが、日本を制する。「橋下は独裁者だ、危険な人物だ」と言われるが、皆さん、こんなチャーミングな独裁者がいますか。いろんなところで批判されている僕ですが、こんなに歓迎していただいてうれしい。「政治家は選挙で票を得るためにいいことばかり言うが、少子高齢化で医療や福祉にどんどんお金がかかるので、高齢者にも一定の負担を求め、若者世代に税金を投入する力業が必要である」

「今の政治に必要なのは仕組み自体を変えることである。地域のことは地域が責任を持ち、しっかり自分の足で進んでいく。そういう国の形にしないといけない。既存の政党と、来たるべき選挙で戦わなければならない。そのためにも、今までの民主党や自民党では絶対にできない、平成の世に合う新しい体制に日本を変えたい。九州でまとまるのは九州が生き残る唯一の方策だ。九州が一つにまとまれば東京に遠慮する必要はない」

20日、自民党の石破幹事長は鳥取県倉吉市での講演で19日の3党党首会談で衆議院の解散時期を明示しなかった野田総理について発言。

石破幹事長の鳥取県倉吉市で講演での発言をまとめると下記の通り。

「年内に衆院解散・総選挙をすることは十分に可能である。29日に臨時国会を召集するまでに、何が間違っていたかに気づき、もう一度自民党、公明党にきちんとした会談を呼び掛けるしかない。「悪いのはみんな野党だ」というのは民主党の常套手段だが、さすがにそういうことはもう許されない。13年度予算編成はしないとか、懸案を処理した後に速やかに解散するとか、言い方はいろいろある。誰も何月何日とは言っていない」

「環境整備は政府・与党の責任である。今までは民主党の輿石東幹事長が悪いという話だったが、野田総理は「近いうち」と約束した解散時期について、具体的な新提案をしなかった。これが間のやることか、恥を知れと言いたい。悪いのは輿石幹事長ではない。野田総理は真っ当だと思っていたが、絶対に許せない。国益に反する内閣は倒さないといけない」

20日、自民党の菅幹事長代行は滋賀県大津市の講演で19日の3党党首会談で衆議院の解散時期を明示しなかった野田総理について発言。

「事前に民主党の輿石幹事長が「具体的な新たな提案がある」と言っていたので、当然、野田総理から具体的な形で解散時期が示されると思っていたが、それがなかったので不調に終わった。今まで輿石幹事長は何となく悪そうに見える。野田総理は誠実そうに見えるが、単なる嘘つきという以上に、したたかで悪い人である」

「臨時国会が召集されるが、「近いうちに国民に信を問う」という約束をしっかりと守ってほしい。約束を果たしてもらえば、私たちも赤字国債発行法案の成立などに協力するのが基本的考えである。一日も早く衆議院の解散・総選挙を行って国民の信を得た内閣で来年度予算案を編成すべきだ」
19日夕、民主・自民・公明の3党の党首会談後に、民主党は首相官邸で政府・民主三役会議を開いて、野田総理と岡田副総理、輿石幹事長、安住幹事長代行らが出席。20日午前、安住幹事長代行は読売テレビの番組に出演。


政府・民主三役会議後の安住幹事長代行の発言をまとめると下記の通り。

「今月29日に臨時国会を召集する。会期の幅は約1カ月となる。来週にかけて自民・公明両党以外にも党首会談を呼び掛け、臨時国会の召集に理解を得たい。来週以降、国会の開会に向けて与野党がテーブルについて協議できるような環境をつくっていきたい。来月末までに赤字国債発行法案の成立を期すとともに、選挙制度の改革に関連する法案は定数削減も含め一括処理したい」

「あらかじめ3党で合意しなければ国会を開いてはならないということはないと思うが、できるだけ事を円満に進めなければなかなか法案が通らない状況なので、野田総理からいろいろなお願いをするのではないか。(3党党首会談について)解散の日にちを明確にしないとダメだと言って入り口で問答無用的な対応を取ったことは非常に残念である。野田総理は意を尽くして説明したが、円満な方向に至らなかった。引き続き様々なレベルで話をしていきたい」


読売テレビの番組に出演した安住幹事長代行の発言をまとめると下記の通り。

「自民党の安倍総裁も首相をやったのだから、何月何日何時何分に解散しますなどと首相は口が裂けても言えるわけがない。野田総理の発言を冷静に見てもらえば「政権の延命は考えていない」とまで言っている。「近いうちに国民に信を問う」ということをしっかり履行するといろんな言葉を交え言っている。それに対して入り口で「だめだ、解散」では難しい。野田総理を信じていただいたほうがいい。解散しなければ通さないというのは人質に取っている。物別れになって残念だが、月末には国会召集を予定通りやらせていただく」
19日夜(日本時間20日未明)に「国民の生活が第一」の小沢代表が、訪問先のドイツにて記者団との懇談で、3党党首会談が決裂により、民主党内で野田総理の退陣を求める動きが出てくるという見方を示した。 

小沢代表の発言をまとめると下記の通りとなる。

野田総理について
「野田総理は粘る。2013年度予算案の審議が勝負になってくる。改造した野田内閣が今の状況だと、内閣不信任決議案が出たら通るかもしれない。そういう状況になったら、民主党内から内閣不信任決議案を採決する前に野田総理の辞任を求める動きが出て、「その前にどうするか」「違う人を」という話になるかもしれない」

橋下大阪市長について
「地域主権を目指すことについては本気だと思うが、旧体制の自民党と一緒に何かをやろうというなら維新ではない。既成政党の不満のはけ口への期待感が出ていたが、何を目指しているのかどういう形でやろうとしているのか今のままでは分からず、火が下火になってきている」

19日の民主党の野田総理、自民党の安倍総裁、公明党の山口代表の3党党首で、今年8月の野田総理と当時谷垣総裁との党首会談で「来年度の予算編成は行わない」という密約を巡る駆け引きがあった。会談後に公明党の山口代表が明らかにした。

3党党首会談の谷垣前総裁との密約についてのやり取りをまとめる。

●野田総理
「予算と一体で特例公債法案を処理するルールを作りましょう。来年の通常国会でそういう法案を提出するという付則を入れてはどうか」

●山口代表
「谷垣前総裁はあなたが社会保障と税の一体改革関連法を成就したことでここにいられなくなった。谷垣前総裁との間で年内解散の確約があったでしょう」

●安倍総裁
「あなたは谷垣前総裁に「来年の予算編成をしない」と言った。私は引き継ぎを受けている」

●野田総理
「私はそういう認識はない。言った言わないの話になる。概算要求をすることが、予算編成をすることには直結しないという意味である」

●山口代表
「ここに谷垣前総裁を呼んだら困るでしょうね」

●野田総理
「それはちょっと・・・」

19日、参院行政監視委員会は東日本大震災の復興予算が被災地以外で流用されている問題で、昨日18日の参院決算委員会に続いて閉会中審査を行った。

平野復興大臣の発言をまとめると下記の通り。

「復興増税を財源とする事業として適切かどうか進めている。一つ一つの事業が適切か今年の予算の執行停止もあり得るとの前提で審査している。(被災地以外の全国防災対策を認めている復興基本方針について)被災地が最優先ということは基本方針に書かれており、改定は必ずしも必要ない。財源の問題も考えないといけない。被災地が最優先との考えは一貫している。(国立競技場の改修費について)利用者の安全を確保するためで、災害復旧そのものである。(国内立地推進事業費補助金について)被災地との関連が曖昧である」

19日午後、民主党の野田総理、自民党の安倍総裁、公明党の山口代表の3党党首で約40分間の会談を行った。山口代表の会談後に述べた内容をまとめると下記の通り。

●山口代表の会談での発言まとめ

「「新しい提案がある」と言った輿石幹事長の発言と野田総理との発言はかみ合っていない。野田総理の対応は、これまでの経過を全く無駄にしてしまった。同じ答えの繰り返しなら、これ以上会談をやる意味もない」

●山口代表の会談後の発言まとめ

「8月8日の党首会談で「近いうちに国民に信を問う」と約束してから2か月以上経っているわけだから、どうするのか明確にすべきである。首相の言葉は、これまでの経過を無駄にし、会談を意味のないものにした。しかも、昨日18日の幹事長会談で民主党の輿石幹事長が「野田総理から具体的な新たな提案がある」と言っておきながら何もないのは、非常に国民をバカにした話である」

「8月8日の党首会談の時は野田総理に信頼を置いて合意をした。「政治生命を懸けて一体改革をやりたい」という思いと、実現に取り組む前向きな姿勢を信頼して評価していた。それが2か月経っても、輿石幹事長の言うことと、まるでかみ合わないことを繰り返す野田総理の政治家としてのあり様について認識を変えざるをえない。解散の時期をもう少しはっきりさせない限り、その先の話には進めない」