19日夜(日本時間20日未明)に「国民の生活が第一」の小沢代表が、訪問先のドイツにて記者団との懇談で、3党党首会談が決裂により、民主党内で野田総理の退陣を求める動きが出てくるという見方を示した。
小沢代表の発言をまとめると下記の通りとなる。
野田総理について
「野田総理は粘る。2013年度予算案の審議が勝負になってくる。改造した野田内閣が今の状況だと、内閣不信任決議案が出たら通るかもしれない。そういう状況になったら、民主党内から内閣不信任決議案を採決する前に野田総理の辞任を求める動きが出て、「その前にどうするか」「違う人を」という話になるかもしれない」
橋下大阪市長について
「地域主権を目指すことについては本気だと思うが、旧体制の自民党と一緒に何かをやろうというなら維新ではない。既成政党の不満のはけ口への期待感が出ていたが、何を目指しているのかどういう形でやろうとしているのか今のままでは分からず、火が下火になってきている」