山口代表が3党党首会談で「非常に国民をバカにした話である」 | 政治家の言質資料館

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19日午後、民主党の野田総理、自民党の安倍総裁、公明党の山口代表の3党党首で約40分間の会談を行った。山口代表の会談後に述べた内容をまとめると下記の通り。

●山口代表の会談での発言まとめ

「「新しい提案がある」と言った輿石幹事長の発言と野田総理との発言はかみ合っていない。野田総理の対応は、これまでの経過を全く無駄にしてしまった。同じ答えの繰り返しなら、これ以上会談をやる意味もない」

●山口代表の会談後の発言まとめ

「8月8日の党首会談で「近いうちに国民に信を問う」と約束してから2か月以上経っているわけだから、どうするのか明確にすべきである。首相の言葉は、これまでの経過を無駄にし、会談を意味のないものにした。しかも、昨日18日の幹事長会談で民主党の輿石幹事長が「野田総理から具体的な新たな提案がある」と言っておきながら何もないのは、非常に国民をバカにした話である」

「8月8日の党首会談の時は野田総理に信頼を置いて合意をした。「政治生命を懸けて一体改革をやりたい」という思いと、実現に取り組む前向きな姿勢を信頼して評価していた。それが2か月経っても、輿石幹事長の言うことと、まるでかみ合わないことを繰り返す野田総理の政治家としてのあり様について認識を変えざるをえない。解散の時期をもう少しはっきりさせない限り、その先の話には進めない」